バイトでエイサー踊って不登校。行っても良し行かなくて良し。ボクどうすれば?
(回答者に交代)
三石由起子:
はい。あこんにちは
相談者:
はい、こんにちは
三石由起子:
あのねえ?・・
相談者:
はい
三石由起子:
あなた誤解してる、ことが、いくつもあって。
相談者:
はい
三石由起子:
1つはね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたは自分はなんて中途半端だろうと思ってると思うんだけど。
相談者:
フハハ(苦笑)そ、うん、はい
三石由起子:
ね?、思ってるでしょ?
相談者:
はい、はい
三石由起子:
それ大間違いでさ・・
相談者:
はい
三石由起子:
あの、あなたはね?、すーんごく、選択の幅が広いっていう事が許されてんのよ、今。
相談者:
はい
三石由起子:
だってね?「行った方がいいよ」っていうお姉ちゃんとね?
相談者:
はい
三石由起子:
「でも行かなくてもいいよ」って、お、おんなじお姉ちゃんが言ってくれてるわけでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
これあなたのお・・手の内にあるわけですよ、選択う、の幅が。
相談者:
はい
三石由起子:
だか、それはね?、中途半端なんじゃなくて、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはどう選んでもいいっていう選択の自由がある事であってね?
相談者:
はい
三石由起子:
それをね?、自分で中途半端だと思うのが錯覚なんだよ。1つは。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、で、もう1つはね?・・あなたは多分アンテナの立て方が間違ってる。
相談者:
はい
三石由起子:
例えば学校というものが・・
相談者:
はい
三石由起子:
イコール友だち・・
相談者:
はい
三石由起子:
友だちと仲良くして、こ、学園生活を楽しむものだ、なんて勘違いしてるとさ、
相談者:
はい
三石由起子:
んなのお・・面白い友だちが、なければさ、
相談者:
はい
三石由起子:
つまらんところだよね?学校って。
相談者:
そうですね、はい
三石由起子:
うーん。あのお、わたし自分の話するとねえ・・
相談者:
はい
三石由起子:
わたし、友だちいなかったのねえ。
相談者:
はい
三石由起子:
で、友だち、欲しいとも思わなかったしね。
相談者:
はい
三石由起子:
なんか、仲良くしてる、の見てもね?・・
相談者:
はい
三石由起子:
くっだらねえな、と思ってたし。
相談者:
はい
三石由起子:
こんな奴らと付き合ってる暇ないぞと思ってたのね(苦笑)。
相談者:
はい
三石由起子:
だから、何もね?、学校っていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
友だちとワイワイするために行くんじゃないんだからあ。
相談者:
そうですよね、はい
三石由起子:
うん、そんな事思う必要はないし。
相談者:
はい
三石由起子:
観光施設で働くのが凄く楽しいわけじゃない?
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっと英語喋れたらいいな、とかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
あっ、こんな表現があるんじゃないっていう、ん・・
相談者:
はい
三石由起子:
あのね?、えーとあなたはね?・・学校に行くとお・・
相談者:
はい
三石由起子:
朝1時間目からあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
夕方まで・・
相談者:
はい
三石由起子:
我慢して座ってなきゃいけないって思ってると思うんだ、多分。
相談者:
あ、はあー、はい
三石由起子:
こお、れが大間違いでね?
相談者:
はい
三石由起子:
例えばさ、明日の時間割りって分かってるわけじゃない?
相談者:
はい、はい
三石由起子:
見て・・例えば・・好きな科目が・・
相談者:
はい
三石由起子:
午前中にあったら午前中だけ行くとかね?
相談者:
はい・・はい
三石由起子:
午後、午後あったら午後だけ行く、それでいいんだよ。
相談者:
ああ
三石由起子:
なんでいいかっていうと・・
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはそれが許されてるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
「高校なんか辞めてもいいよ」っていう、条件もあるわけよ。
相談者:
はい
三石由起子:
で「行ってもいいよ」っていう条件もあるわけ。
相談者:
ああ
三石由起子:
だから明日の時間割り見て・・
相談者:
はい
三石由起子:
おっ、こことここだけ出よう、とかね?
相談者:
はい
三石由起子:
それでちょっとやってみればいいと思うのね?
相談者:
あーはい
三石由起子:
それとね、もう一個わたし言いたい事があってね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの、国語や社会が得意だって凄くいい事だと思うよ。
相談者:
うん
三石由起子:
観光施設で働いたりね?
相談者:
はい
三石由起子:
なんか・・するにはね、とってもあの大事な知識だと思うんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
不得意科目が数学と英語って、これダメです。
相談者:
はい
三石由起子:
なんでダメかっていうとね?
相談者:
はい
三石由起子:
これ怠け者って事なんだよ。
相談者:
あ、そうなんですか。
三石由起子:
両方苦手な人っていないはずなの。両方出来ない人っていないはずなの。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね?わたしこれ、自分が高校の時にね?
相談者:
はい
三石由起子:
うちの高校の先生がそう言ったんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
数学の追試とね?
相談者:
はい
三石由起子:
英語の追試とね?
相談者:
はい
三石由起子:
同じ日の同じ時間に同じ教室でやんのよ・・
相談者:
あーはい
三石由起子:
うちの高校はね?
相談者:
なるほど、はい
三石由起子:
で、一列ずつね?、こう・・
相談者:
うん
三石由起子:
数学の追試の奴と、英語の追試の奴と交代で、座らせて、
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
「両方っていうのは、ただの怠け者だから認めない」って。
相談者:
あー
三石由起子:
で、「あっ、そうなのか」と思って。いや、わたしはね?あの、女子高だったんで、
相談者:
はい
三石由起子:
あの、女の子ってちょっと真面目な、のよね?
相談者:
はい
三石由起子:
そう言われると、あ、確かにそうなのか?
どっちか我慢してでもね?(苦笑)
相談者:
はい
三石由起子:
やれば、追試に引っかからないくらいはなるなあ、と思ったのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
一個や二個くらい努力してもいんじゃないの?、16歳でさ。
相談者:
はい
三石由起子:
今、ほら、お姉ちゃま2人が面倒看てくれてて。
相談者:
はい
三石由起子:
お母さんも面倒看てくれてて。
相談者:
はい
三石由起子:
大の男がさ、
相談者:
はい
三石由起子:
何もしないでえ、高校に通わせてもらってるんだから。
相談者:
はい
三石由起子:
まあ1日に一個くらい努力して我慢してえ、単語くらい覚えてもいいんじゃないか?って、わたしは思うんだよね?
相談者:
うーん
三石由起子:
ん、だからあの・・楽しみのために、
相談者:
はい
三石由起子:
自分が楽しいところだけ・・
相談者:
はい
三石由起子:
カジる事が出来るんだよ、あなた。
相談者:
はい
三石由起子:
そういう選択肢があなたの・・手の中にあるんだから。
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっと我慢してえ・・行くだけ行ってさ、
相談者:
はい
三石由起子:
一番面白いところだけ、1時間、やって帰って来るとかだったら出来んじゃないの?
相談者:
・・うーん、出来い、ると、思います。
三石由起子:
ねえ?
相談者:
え、はい
三石由起子:
朝から・・夕方まで居ようと思うから出来ないのよ。
相談者:
あーあ
三石由起子:
ね?
相談者:
ま、はい
三石由起子:
うん、だから毎日次の日のを、見てさ。
相談者:
はい
三石由起子:
「あ、じゃ、これだけ行ってみよう」とかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
「これ面白かったからこの続きだけ行こ」、とかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
ちなみに・・明日の授業で面白そうなのはなんだ?
相談者:
明日の授業で面白そうなものは・・
三石由起子:
うん
相談者:
何ん、ですかね?・・
三石由起子:
フ(笑)
相談者:
えっと国語とか・・
三石由起子:
国語お?
相談者:
はい
三石由起子:
それ午前中ですか、午後ですか?
相談者:
ああ、午後お、です、ね。
三石由起子:
ああ、じゃそこを、狙って行けば?
相談者:
はい
三石由起子:
そこ・・狙って行って、
相談者:
はい
三石由起子:
それ終わったら帰ってくりゃいいんだよ。それだったら出来るでしょう?
相談者:
はい
三石由起子:
うーん。そういう事をね、毎日やってご覧よ。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん。別に友だちとか先生とか関係なくて。
相談者:
うーん
三石由起子:
うーん・・ね?
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
自分で生活できるだけ稼げる仕事なら高校やめてもいいんじゃないの?
ドリアン氏、久々に10代相手に水を得た魚のよう
夜間高校はどうだろう。全日制高校と違って、社会を知っている人達の集まりだからね。相談者は自ら社会に飛び込んで学ぶタイプだから夜学の方が向いている気がする。
バイトと言うのは期間限定で「非日常的」な世界だから新鮮に写りますし、接する人すべてが相談者様を「期間限定のピンチヒッター、いわばお客さん」として見ているのでそれはもう、毎日が楽しいはずです。
しかし、それを生業にした途端に相談者様はプロとなります。
周りの人間も、相談者様に対する接し方は当然変わってきますし、学生の片手間から専業の職業人として情け容赦なく評価されますので、学校以上に厳しい現実が待ち受けているでしょう。
また、一緒に踊って接客している方々の中に年配者がいなければ、相談者様が歳をとった暁には否応なしに違う世界に飛び込まなくてはならない「現実の壁」に直面します。
その時に、様々な壁を乗り越える力(知力や体力)を身に付けるのが学校なのです。
この人は、女たちに甘やかされすぎて、そんな自分が情けないんじゃないかな。
だったらなおさら、高校を出て稼げるようになったほうがいいんだけどね。中卒だとバイトすら限られるから社会へ出て苦労する。
敷かれたレールを進むだけが人生じゃないのはそりゃそうだけど、
一般的に言って、レールの上が一番走りやすい。
普通高校に昼間通えるというのは、本来贅沢なこと。
もっとも勉強しやすい環境なのだから。
家族のおかげで恵まれた環境にあるんなら、それを生かして数年後、もっと大きな利益を返してやればいいんじゃないのかな。