ナマポに頼れと妹が出て行って管理費を滞納するも払うお金がありません

テレフォン人生相談 2018年12月1日 土曜日

2年前に父が他界し、母と妹と遺産分割をしないまま、父名義のマンションに一人で暮らしていたところ、管理会社から管理費滞納の知らせが来て、このままだと訴訟を起こすことになると言われたがお金がない。
現在は脳梗塞のリハビリとがんの治療中。

父の遺産の管理は妹がやっていて、マンションの管理費もしばらくは父の口座から引き落とされていたと思うが、それが底を突いたもよう。
妹は父の土地に二世帯住宅を建てて住んでいるが、一時、父が亡くなるまでの間、マンションで相談者と一緒に両親を看ていた。

マンションの支払いは済んでいるが、二世帯住宅の方は父を連帯保証人とするローンが残っていて妹も返済に苦労している様子。
管理会社も妹に連絡がつかず相談者に知らせて来た。

妹は二世帯住宅に戻る際、月6万円を相談者に送ると言っていたが、実行されず。生活保護を貰うようにとも言われた。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女61歳一人暮らし 同い年の夫は7年前に他界 他県に住む妹57歳 母は施設入所中

今日の一言: まず第一に、やるべき事の手順をはっきりさせる事。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、ありがとうございます。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。

相談者:
はい。61歳です。

加藤諦三:
61歳、結婚してます?

相談者:
えっとお、未亡人です。

加藤諦三:
えっと、何年前、ですか?

相談者:
7年前に主人が亡くなりました・・

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
同い年です。

加藤諦三:
それで、今は、お一人で暮らしてんですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。それで、どんな相談ですか?

相談者:
えっとお、2年前に、父が亡くなったんですけれど。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、えーっと遺産、というようなものは、全部妹が持って・・いるんですけど。

加藤諦三:
・・妹さんは・・

相談者:
んー、今わたし・・

加藤諦三:
何歳ですか?

相談者:
57?

加藤諦三:
57歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、なんで、そのお、お父さんが亡くなられた時に、

相談者:
はい

加藤諦三:
全部・・妹さん・・の物に・・相続されたわけですか?

相談者:
あ・・相続はまだしてなくて、

加藤諦三:
あ、まだ何にもしてないんです・・

相談者:
で、手続きもまだ終わってないんです。

加藤諦三:
あっ、そうですか、はい、んで・・

相談者:
わたしが今、一人で暮らしている・・

加藤諦三:
はい

相談者:
えー、父が残したマンションの管理費が突然・・払ってくれてないって事・・が分かって、

加藤諦三:
はい

相談者:
えーとお、ローンは終わってるんですけれども、先日管理会社がみえて、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー、あの「妹さんに連絡しても何も返事もないので」・・「訴訟にしなくてはいけないな」って言われたので。あの・・

加藤諦三:
そうすっと今・・あなたが住んでいるのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あ、あの・・2年前にお父さまが、亡くなられ・・た時の、一緒に、そこのマンションに住ん・・でられたんですか?

相談者:
えーと、とにかくこの家(うち)で、父と母を、デイサービスとかに通ってもらったり、一緒にご飯を食べたりし・・

加藤諦三:
はい

相談者:
したんですけども。

加藤諦三:
はい

相談者:
えー、肺炎に2人共なった時に、病院に行って、そこから・・療養型の病院に2人共入って、その後にホームが見つかったので・・ホームに・・移しました。
それがだから2人でホームにいたのが・・2、3年ん、だと思います。

加藤諦三:
2、3年前。その父親名義のマンションを、

相談者:
はい

加藤諦三:
お父さまが出られたのはいつですか?

相談者:
5年ぐらい前。

加藤諦三:
5年ぐらい前。そうすっと5年間はあなた・・が、その、今あなたが住んでらっしゃるマンションに、いたと。

相談者:
え、えっと去年まで妹と2人で、父母(ちちはは)の世話を・・

加藤諦三:
あ、去年まで、いも、妹と2人でいた。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
はい

相談者:
去年・・

加藤諦三:
はい

相談者:
えー妹は、自分、この・・別の県なんですけども。自分の本拠地に帰りました。

加藤諦三:
で、妹はと、さん出て行ったと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、お母さまは?

相談者:
お母さんも連れて行って、自分の、彼女の・・近くにホームに入れました。

加藤諦三:
あー、はあ、はあ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さまと一緒に出て行ったという事ですね。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
そうすっと・・あなたが1人っていうのは・・去年・・まで、ひと、このおか、妹さんとお母さんが・・出て行くま・・までは3人でいて・・その後1人になったという事ですね?、そえ・・

相談者:
はい。と途中までは・・妹が、

加藤諦三:
はい

相談者:
えと別の県に建てた・・二世帯住宅の、ローンが・・払えなくて、わたしの事が、後回しになってるんだと思います。

加藤諦三:
んで・・そうすっと・・ま、妹が・・本来払うべきなの後回しになってるって事は、今住んでらっしゃる、マンションの名義は妹さんの名義なんですね?

相談者:
・・いえ、まだ何も・・えーと手続きは終わってないので・・多分父の物・・だと思います。
・・ま、亡くなってるんですけど。

加藤諦三:
父の物だけども・・

相談者:
はい

加藤諦三:
管理費は、妹さんが払ってたんですね?

相談者:
えっと止められるまでは払ってたと思います、お父さんの、通帳から。

加藤諦三:
・・ですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで・・あなたが・・去年から1人で住むようになって来て管理費が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「まだ払ってない」という事が言われて来たと。

相談者:
はい途中までは何ヶ月かは、は・・1年弱は、普通に払ってたと思うんですけど。
えーと自分の住んでる家?、父と、父の、土地なんですけども、で、二世帯住宅として父と、共同で建てた家のローンが払えなくて・・それで、それが今、最優先にされているのは・・あ、妹の曰く、えー、「連帯保証人に」父、「父がなっているから」、「これは契約なのよ」って言って・・

加藤諦三:

相談者:
います。

加藤諦三:
あ・・ええ。
要するに管理会社が、あなたに、とにかく、「管理費を払え」と言って来てると。

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
そうですよね?

相談者:
ていうの私今あの、脳梗塞のリハビリを・・えーと退院はしたんですけれども、

加藤諦三:
ええ

相談者:
まだ・・えっと・・ちょっとバイトに行こうかなと思ったぐらいのところで、まだ本調子じゃなくて、あとガンの治療をしています。

加藤諦三:
ええ。その「管理費を払ってくれ」と言われているけれどもお・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
払いたくないんだという事ですね?

相談者:
あ、で、払いたくないというより、自身はお金がないです。

加藤諦三:
分かりました、要するにこうこ・・こういう事ですよね?、ま、今、おっしゃられたような事でもって・・

相談者:
はい

加藤諦三:
管理費は払われていないと。

相談者:
はい

加藤諦三:
それでわたしは今、住んでいると。

相談者:
はい

加藤諦三:
どうしたらいいでしょう?っていう事ですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日は、スタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


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