価値観を変えコツコツのつもりが厳しい現実に投げやりにもなる更年期の女
テレフォン人生相談 2019年1月16日 水曜日
女の口から次々に出てくるここ最近のツラかった話。
裏切り、離婚、引っ越し、慢性的子宮疾患、休みがちな仕事、店長からの叱責、職場での孤立、転職、老いた親、ウツ状態で通院・・
引っ越しを機に価値感が変わり(大事だと思ってたものが意味のないものだと分かって)心機一転したつもりが気力が湧いてこない。
問わず語りで話すのは、これまで唯一温かい気持ちになれた出来事が、お腹の中の息子が蹴ったことと、最近インコが掻いて欲しいと顔を寄せてきたこと。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女51歳 1年前に離婚 同居の息子21歳
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし、よろしくお願いします。
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
・・えーっとですね、あの・・
ドリアン助川:
は
相談者:
んーと、ちょっと、あ、あの・・い、元気が出ないっていうの・・生きて行くという事に対して元気が出ないので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
どうしたらいいものか?と思いまして。
ドリアン助川:
生きて行く、のに、前向きになれない?、元気が出ない?
相談者:
前向きになれ、そうですね、「もう」・・「何もかもいいや」・・って思う部分もありますし、
ドリアン助川:
うんー
相談者:
えやっぱり、ちょっと・・「コツコツやって行かなきゃ」って思う部分もありますし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
うん、んどっちかに、い、い、いるんですけども、ま・・う、う、なんかそんな、迷いが、あ、なるべく・・生じたくないので・・
ドリアン助川:
うーん・・ちょっと詳しく教えて下さいね。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
えー、まずあなた様、失礼ですけどおいくつでしょう?
相談者:
51です。
ドリアン助川:
51歳。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー結婚はなさってるんですか?
相談者:
んとあ、去年、1年ほど前に離婚をしてます。
ドリアン助川:
1年ほ、ほど前に離婚?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
えーと、お子さんはいらしたんですか?
相談者:
はい。えっと、1人息子がおりまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
20・・1です。
ドリアン助川:
21歳の息子さん?
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
で、息子さんとは同居なさってるんですか?
相談者:
はいそうです。
ドリアン助川:
うん。息子さん、学生さん?、仕事をなさってる?
相談者:
ん、社会人です。
ドリアン助川:
社会人?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ふうん、毎日帰って来るんですか?
相談者:
帰って来ます。
ドリアン助川:
帰ってらっしゃる?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん
という事は、ま、1年前からは・・えー、息子さんとあなただけの暮らしという事ですけども、息子さんは、も社会人だから昼間いないっていう事ですね?
相談者:
・・そう、ですね、はい
ドリアン助川:
はい
あなたは、仕事してらっしゃるんですか?
相談者:
・・わたしもしてます、あのお、まだ・・今、再就職して半年ぐらいで、ま、不定期なんですが・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
一応しております。
ドリアン助川:
うんー
相談者:
その前にも、あのお・・居たんですけれども1年ほど勤めたところ、で、ちょっといじめのようなものに遭いまして、
ドリアン助川:
あーいじめに遭った?、うん
相談者:
その・・あ、はい
ドリアン助川:
ふうん
えー、どんないじめだったんですか?
相談者:
いじめっていうか、ま、わたし、あのお・・この、その主人との離婚とか何とかという騒動で、かなり身体がストレス浴びまして、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あちこち、ガタが来てしまったんですけれども。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
あの、元々、その、子宮関係、10代の頃からあの、あのお、生理が不順だったり何だりして・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
それで・・調子が悪くて、ただそれは、も、「完治っていうのはしない」・・「ので」、
ドリアン助川:
うん
相談者:
「様子を見ながらですね」って言われて。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ただでも突然、「ちょっと今日は具合悪くて行けません」っていう事が、何度かあったりしたので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
多分怒ってしまわれたと思うんですね、上司の方が。
ドリアン助川:
ん同僚が?
相談者:
え、上司の方ですね。
ドリアン助川:
あ、上司が。はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、まあ、店先で怒鳴られたり、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、仲間外れっていうの、半年以上続きまして。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
でえ・・ちょっとその・・「鬱」う・・「ですね」、という感じで、は言われました。
ドリアン助川:
うん。精神科にも行かれたんですね?
相談者:
ん、行きましたね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
あ・・
ドリアン助川:
じゃ、離婚と・・婦人系の病気と・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
それからまあ、職場でのいじめと・・あと、
相談者:
そうですね、その時に引っ越しもしてるんで・・
ドリアン助川:
うん・・はい
相談者:
引っ越しも、引っ越し先を探すのが物凄く大変で。
ドリアン助川:
ああー
相談者:
あの、だから凄いストレスだったんですけど・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
その引っ越しして新しい場所に来てから・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお・・やっぱり、価値観がもうガラっと変わりましてね?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
今まで大事だと思ってた物が、あの・・全然ホントは大事じゃなかった。例えば・・その、人が持、持ってる物、いい物が・・いい物を持ってるとか何とか、そういう事が、全然ホントは価値のない事だと。やっぱり、大事な人とか・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
大事な物とかそういう思える物が大事なんだなと、思いまして、
ドリアン助川:
うん
相談者:
ちょっと、お、ホントに・・心機一転やり直そうと思ってやってたんですけれども・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
やっぱり身体も、人間関係もやっぱ上手あ、く行かなく、ま、思うように行かなくて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それでえ・・今、あの、自分を騙し騙し、それでも、いや、頑張ろう頑張ろうと思ってやってるんですが・・
ドリアン助川:
はいはい
で、あなたにとっての頑張りって何なんですか?
相談者:
究極な事を言えば、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、死ぬ間際に・・いい人生だったと思えるような・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
思える事になるように・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
目の前の事を、一個ずつやる、それで・・真面目にコツコツやる。で好きな事を、突き詰めて行く、とか。
ドリアン助川:
はい
相談者:
自分の身体とか心に、気持ちのいい事を、やりたいです。それで真面目に、生きて行きたい・・
ドリアン助川:
い・・
相談者:
誰にも迷惑掛けないで。
ドリアン助川:
うん。いい人生を、んま、作っていきたいって事ですよね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うん。で好きな事を、ん追求したい・・好きな事って何なんですか?
相談者:
歌を歌う事とか、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ピアノを弾く事とか。
ドリアン助川:
あ・・うーん
相談者:
そんな事、あのお、ペットと、戯れる事とか。
ドリアン助川:
はい。ペットはいるんですか?
相談者:
ペット、小鳥が、いますね。
ドリアン助川:
小鳥?
相談者:
小鳥が、そうですそれで小鳥、があ、わたし・・ん、小さい時から好きなんですけれどもね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの・・今までで、すう、わあ、これ、暖かいなって、思えた事が、2つ、あって、
ドリアン助川:
はい
相談者:
1個は、息子がお腹の中で、わたしのお腹を蹴ってる時。
ドリアン助川:
はい
相談者:
「あ、自分は一人じゃないんだ。この世に」って思いました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
あと・・小鳥が、セキセイインコなんですけれども、わたしのところに来たら、あの、もっと掻いてくれって首を掻いてくれっていってね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、頬っぺたに、自分の顔をす、擦り付けて来たんですよ。
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
「あ、この子はわたしのこと好きだ」と思ってね?
ドリアン助川:
うーん
相談者:
あの、初めて、無防備に、あ・・こういう好きっていうの、気に入られるって思いましてね。
ドリアン助川:
はい・・
それいつ頃の・・
相談者:
・・それがもう・・
ドリアン助川:
いつ頃の事ですか?それ。
相談者:
それここ半年ぐらいですね。
ドリアン助川:
あ・・最近の話ですか?
相談者:
え、そうです。
ドリアン助川:
ふうーん。なるほど。
で、今そのお、今日電話をして来て下さった理由なんですけども、
相談者:
あはい
ドリアン助川:
漠然とした言い方ですけども、心が辛い状態にあるわけですよね?
相談者:
・・んあ、そうですね。
ドリアン助川:
うーん
生きて行く気力が湧いて来ない。前向きになれない、という。
相談者:
はい
ドリアン助川:
そういう状態になる時ってのはどういう時ですか?
相談者:
・・実家の、両親が、かなり、年・・を、老いて見えまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、歩くのもやっとの感じで。
ドリアン助川:
はい
相談者:
それで・・うん、そこからかもしれないですね、それで急に、わたしが、するべきだった事ってもう、取り返しがつかない・・時間、的に取り返しがつかなくて・・どうやっても・・間に合わないんじゃないかっていう風に思います。
ドリアン助川:
両親に対する思いという事ですか?
相談者:
あ、そうですね。
ドリアン助川:
うん
相談者:
それも・・んー、それ、それがきっかけで多分・・あのお、色んな後悔が押し寄せてるんだと思います。
ドリアン助川:
うん
この50代というところに入ってって、
相談者:
はい
ドリアン助川:
でまあ、離婚も経験されて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、こっから先、向かって行く、まあ、こっから老いてくわけですよね?
相談者:
あはい
ドリアン助川:
でその中において自分の・・方向性というか・・或いは・・生きて行く方法というのが今、見えなくなってるという事でしょうかね?
相談者:
ん、そん、そんな感じですね。
ドリアン助川:
そんな感じですかね?
相談者:
はい、ばい
ドリアン助川:
ま、これはねえ?、あなただけではなくて・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
実にたくさんの方が悩んでる、ような気もします。
相談者:
そうですよね、はい
ドリアン助川:
昔はあのお、倫理社会というね?、科目で・・
相談者:
はい・・はい
ドリアン助川:
えー、10代のあのお、まあ、非常の、こ、苦悩し始める、心の事をですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ゲーテとかシラーがあの「疾風怒濤の季節」なんて言ったって・・
相談者:
あーはい、はい
ドリアン助川:
え、今はあのお、なんと、この、40代、50代も・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
第二の疾風怒濤の季節なんて言うらしいんですよ。
相談者:
そうですね。はい
ドリアン助川:
ですから・・たくさんの方が、お悩みだと思うんですが。
相談者:
はい
ドリアン助川:
今日の、お悩みというか、をシンプルに言いますと、50代というところで、どうやって生きて行ったらいいか分からない、それに押し潰されてしまいそうな日もあるという・・
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
ことですね?
相談者:
そうですね、はい
ドリアン助川:
分かりました。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーそれでは今日の先生紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
幼児教育研究の大原敬子先生です、よろしくお願いします。
相談者:
あ、はい、&#△%
(回答者に交代)
社会人のお子さんを
相談者の手元に、そして人生に残してくれたことは
元旦那さんとの出会いは意味があったかも
インコの話、イルカの話、とてもよくわかる
動物って、偶然なのか、お見通しなのか
参ってる人間を慰めにくることがあるね
与えよさらば与えられん
終わりの間際に満足してたい、それ悟りの境地か欲の果てか
種も蒔かずに木の実を食べたい
過度に動物を愛でる人の目の奥にある闇
シンデレラ、鏡よ鏡。世界で一番美しいのはだぁ~れ
鏡が喋ることはない
答えたのは貴女の中にある虚栄心
ワンちゃん、ネコちゃん、動物が慰め語りかけます
・・さて?誰が喋ってるんでしょう?
己の為なら毒を盛る