価値観を変えコツコツのつもりが厳しい現実に投げやりにもなる更年期の女

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは、すいません先生あのいつも聴かしてもらってます。
なんか凄い懐かしい感じがして、初めてお話してありがとうございました、お願いします。

大原敬子:
ありがとうございます。

相談者:
はい

大原敬子:
そんな方にですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
(咳払い)わたしが・・言ってしまっていいかどうか分かりませんけども、

相談者:
どんどん言ってやって下さい。

大原敬子:
そうですか。

相談者:
はい

大原敬子:
あのね?、生きて行く事は・・

相談者:
はい

大原敬子:
ね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
そんなに辛いと・・「わたしは今、元気が出ません」って。

相談者:
はい

大原敬子:
生きるっていう事は・・大変おこがましいんですけども・・元気であるって事ではないんですよね・・生きるって事は。

相談者:
うん、はい

大原敬子:
あなたは今・・欲望で、しっかり生きているっていう、証明をまずしますね。

相談者:
はい

大原敬子:
まず・・「元気がない」っていうのに・・

相談者:
はい

大原敬子:
電話をしようという、この行動。

相談者:
はい

大原敬子:
すんごいエネルギーですよね?

相談者:
・・そうですね。はい

大原敬子:
ね?、あの、一致しませんよね?心と。

相談者:
えそうですね(苦笑)

大原敬子:
でもあなたの行動は・・電話なさってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
でね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
次にですね、就職を、前の仕事も、前の仕事と、これ・・仕事を2回ぐらい変えてますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
わたしが今伺っ・・2回も、変えられるぐらいに・・あなたは、前向きに生きようとしてるんですよ。

相談者:
ありがとうございます。

大原敬子:
そ、思いません?

相談者:
はい・・思います。

大原敬子:
元気がなくってもう人生どうでもいいと思ったら・・まず電話はしません。

相談者:
はい

大原敬子:
電話をしようっていうエネルギーはないんです。
となるとわたしは一体何かな?と思ったんです。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの心の中に、今日なさる事は・・

相談者:
はい

大原敬子:
心の中を・・整理する事ではないかと思ってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたの中には・・

相談者:
はい

大原敬子:
物凄い激しい後悔と、

相談者:
はい

大原敬子:
憎しみと、

相談者:
はい

大原敬子:
未練の・・るつぼに入ってるんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
・・というのは、離婚ですよね?

相談者:
・・そうですね、あのお・・主人はわたし・・世の中ではじめて信じられる、人に出会ったなと思ったんですよ、だから・・物凄いショックでした。
で、今は・・思い出すと&#$%するんですけど、1個・・憎しみに、悔しさ思い出すと、物凄い事になっちゃうんですよね、&#・・

大原敬子:
なっちゃうでしょ?物凄く(苦笑)。

相談者:
はい

大原敬子:
それは何か?っていうと・・憎しみではなくって・・

相談者:
はい

大原敬子:
好きだっていう事なんです。

相談者:
・・はあ・・

大原敬子:
わたしね?

相談者:
はい

大原敬子:
ほんっとに、わたしも、あなたみたいな性格ですから・・

相談者:
はい

大原敬子:
その時ある日、方から言われたんですよ。もうすっごい憎しみでね?

相談者:
はい

大原敬子:
それを言葉に出してしまったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
「何するか分からない」って言った時に、

相談者:
はい

大原敬子:
拍子抜けしたんですよ、こういう事言ったんです。
「それはあなたは幸せだ」って言うんです。

相談者:

大原敬子:
「そんーなに好きな人が」・・

相談者:
はい

大原敬子:
「この世の中で」(苦笑)、「出会った事は凄い」って言うんですよ。

相談者:
・・なるほど(苦笑)

大原敬子:
なるほどと・・

相談者:
はい

大原敬子:
世の中にはね?

相談者:
はい

大原敬子:
もう、どうしようもなく思い出したらね?「もうどうしようもない」って・・

相談者:
はい

大原敬子:
「許せない」っていうのは・・「それほど好きだった人に」・・

相談者:
はい

大原敬子:
「人生、何人に出会えるか」って言われた時に、

相談者:
はい

大原敬子:
わたし・・唖然としましたもんね。

相談者:
はい

大原敬子:
・・ご主人さまの・・もう、振り返ってもどうにもならないご主人さまの中で・・あなたが、あれは、「もう別れても良かったです」・・
「でも、これをしておきたい」っていう事で、非常に、整理が出来てないまま・・今日(こんにち)まで来たような気がするんですね。

相談者:
・・

大原敬子:
で、何とか生きようっていう、あなたの中にあるんです。あなたの身体と・・行動は・・

相談者:
はい

大原敬子:
「生きてね!」って、「毎日頑張ってね!」って言ってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
で、あなたの心の中の・・過去の物の整理が出来てないために・・

相談者:
はい

大原敬子:
心と身体が喧嘩してるんです、今。

相談者:
・・ああ

大原敬子:
身体は「前に行け」って言ってるんですよ。
「電話もしなさい」って言ってるんですから。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、言葉から出るもの・・

相談者:
はい

大原敬子:
は(わ)、「わたしダメなの」って言ってるの。

相談者:
・・

大原敬子:
身体が解離してますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
・・どうなります?・・絶対前に前進してませんよね?

相談者:
・・そうです、なんか、やらなきゃいけない事がいっぱいあるような気がして来ました。

大原敬子:
ないですよ、ほんとは。

相談者:
そうですか?

大原敬子:
ん、絶対ないです。

相談者:
はい

大原敬子:
要するに、ある僧侶が・・

相談者:
はい

大原敬子:
人は騙せても・・自分の心は騙せないっていうのはね?・・鬱の第一条件ですよね?

相談者:
・・そうですね(ため息)

大原敬子:
わたしは今まで、他人に、欺いて来たんですよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
で、自分の中、「これでもいい」、「これでもいい」ってやったんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
でも今は、他人は、「大原はあんな人間だ」と・・思われてま、寂しいけどよ?寂しいけども、

相談者:
はい

大原敬子:
でも、自分の素のままの方が・・

相談者:
はい

大原敬子:
生きている意味があると最近思って来たんです。

相談者:
あはい

大原敬子:
だから、今悩む時、あ、「これ未練かな?」とかね?

相談者:
はい

大原敬子:
色んな事考えます。
「いや、未練じゃない」
「相手が悪かったんだ」と、もう思わないですね。

相談者:
はい

大原敬子:
全部自分ですもんね。

相談者:
・・はい

大原敬子:
今は・・ご主人さまに対するものが、いい思い出か?後悔か?は、分かりませんけれども・・

相談者:
はい

大原敬子:
いずれそこに・・無情感っていうか・・

相談者:
はい

大原敬子:
虚無感っていうか・・

相談者:
はい

大原敬子:
が、来てるんだと思うんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
でも、所詮は・・最後は一人ですからね。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
うん

相談者:
はい

大原敬子:
・・で・・今あなたが知って欲しいのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
わたし・・何の・・あの、ある公演会行った時にはじめて知ったんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
演歌なんですけどね?

相談者:
はい

大原敬子:
砂を、こ、握ったんですって。
そしたら気づかないうちに砂がどんどん溢れて行ったって言うんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、初めて愛する人が、

相談者:
はい

大原敬子:
去った事の事の大きさを知ったっていうような歌があったんですね。(*)

(*)鳥取砂丘:
歌 水森かおり 
作詞 木下龍太郎



失くした後でしみじみ知ったあなたの愛の大きさを

指の隙間を溢れて落ちた砂と同じ幸せは・・

相談者:
はい

大原敬子:
あら?・・どなたもみんなそうなんだあと思ったんです。

相談者:
はい

大原敬子:
だ、その経験を出来ただけでも良かったなと・・

相談者:
はい

大原敬子:
思うんですね。あなたの場合には・・お子さんがいるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
そしたら今の前のご主人さまは、あなたにとって美化しても構わないから・・人生を・・鈴のような・・

相談者:
はい

大原敬子:
足跡(足音?)をつけながら・・

相談者:
はい

大原敬子:
一歩ずつ、一歩ずつ・・ほんの少し・・歩いて行っていただければ嬉しいなと思ってるんです。
わたしはあなたが鬱とは思ってませんし・・元気が出ないんではないんです。
「なんで?なんで?」って、「わたしの思う通りに行かないの?」っていう怒りだと思ってるんです今日。

相談者:
分かりました。
ありがとうございます。

大原敬子:
いえ、先生いかがでしょうか・・

(再びパーソナリティ)

「価値観を変えコツコツのつもりが厳しい現実に投げやりにもなる更年期の女」への2件のフィードバック

  1. 社会人のお子さんを
    相談者の手元に、そして人生に残してくれたことは
    元旦那さんとの出会いは意味があったかも
    インコの話、イルカの話、とてもよくわかる
    動物って、偶然なのか、お見通しなのか
    参ってる人間を慰めにくることがあるね

  2. 与えよさらば与えられん
    終わりの間際に満足してたい、それ悟りの境地か欲の果てか
    種も蒔かずに木の実を食べたい
    過度に動物を愛でる人の目の奥にある闇
    シンデレラ、鏡よ鏡。世界で一番美しいのはだぁ~れ
    鏡が喋ることはない
    答えたのは貴女の中にある虚栄心
    ワンちゃん、ネコちゃん、動物が慰め語りかけます
    ・・さて?誰が喋ってるんでしょう?
    己の為なら毒を盛る

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