高卒就職前の一人息子が海外行きの夢を告白!‥勤続3年目アタシどうすれば?
テレフォン人生相談 2019年2月2日 土曜日
就職前の息子から海外で働きたいという夢を初めて聞かされた。
その時に賛成しなかったことをエゴだったと反省。
次に息子が話題にしたときにどう対処すれば?
息子は勤続3年目。
一人息子だし、相談者にも兄妹がいないので、本音はそばに居て欲しい。
ちなみに勤務先は海外とは関係ない。
夫は本人の希望を尊重するという意見だが、実の息子じゃないからそういうことが言えると思う。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女48歳 夫47歳 9年前に再婚 息子21歳 近くに住む父80歳 母82歳
今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし?、こんにちはあ
今井通子:
こんにちはあ
相談者:
よろしくお願いしまあす。
今井通子:
はい、こちらこそ。今日は・・
相談者:
はい
今井通子:
どういった、ご質問でしょう?
相談者:
あ、えと、息子の事についての相談です。
今井通子:
はい。あなたおいくつですか?
相談者:
はい、48歳です。
今井通子:
はい
ご主人は?
相談者:
と47歳です。
今井通子:
47歳。
相談者:
はい
今井通子:
えーお子さんは息子さんお一人?
相談者:
あ、そうです。一人です。
今井通子:
おいくつですか?
相談者:
えっと21歳です。
今井通子:
21歳。
相談者:
はい
今井通子:
はい、で、息子さんの事で、どうしました?
相談者:
はい
えっと、現在息子が、高校卒業して、
今井通子:
はい
相談者:
就職して3年目に入ります。
今井通子:
はい
相談者:
で、えっと、3年前に就職して、する前に・・すぐ、息子から・・
「僕には夢があった」っていう話を聞かされて。
今井通子:
はい
相談者:
その、夢っていうのが・・息子が、海外で、働きたいっていう・・夢、だったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、その事を、初めて聞かされてえ、
今井通子:
はい
相談者:
わたしもちょっとびっくりしてえ・・息子の話を、まともに聞けなくって、
今井通子:
はい
相談者:
反対する・・ことだけを・・言ったんですね。息子がなぜ、海外に行きたかったか?っていう事を冷静に聞けなくってえ。
今井通子:
はい
相談者:
で、色々、考えて、ちょっと日にち置いて後日また聞いた時にい・・
今井通子:
はい
相談者:
わたしが、今の主人っていうのが、9年前に、再婚してる相手なんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、その時に、息子が、小学校5年生・・ですかね?
今井通子:
はい
相談者:
その時に、たまたま授業で、海外から来られた先生の話を聞いて・・
「僕は、その先生の話を聞いて、海外で働きたいっていうのが夢になった」って、聞かされたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、わたしとしてはあ・・ま、ホントもう親の勝手え、って分かってるんですけど、一人息子だし・・わたしも一人っ子で、小っちゃい時から親から、
「お前は、俺たちが死んだら天涯孤独になるんだ」みたいな事をずっと聞かされてえ、こ、不安っていうか・・ずっと、寂しいっていうのが、ずっと思ってて。
それで、これで、息子まで、もし、海外に行ったら・・また、一人になってしまうっていう気持ちが大きくなってえ・・
なんか息子の、海外へ行きたいっていう、夢を、素直に、応援できなくって、ずっと・・悩んでます。
で、現在息子は、今その海外に行きたいっていう事は、一切口に出さなくって。今の会社で、頑張ってくれてるんですけど、今後もし、また、息子が
「海外で」やっぱり「僕は働きたい」と言った時に、どうしたら・・「頑張ってね」って笑顔で送り出せるか・・その・・解決策というか、答えを知りたくてお電話差し上げました。
今井通子:
はい・・分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
まずあのお・・
相談者:
はい
今井通子:
息子さんの会社っていうのはあ・・
相談者:
はい
今井通子:
海外とは何か関係のある会社ですか?
相談者:
あ・・全くないです。
今井通子:
全くない?
相談者:
はい
今井通子:
で、ここでは、ずっと働いてらして、
相談者:
はい
今井通子:
今はもう「海外に行きたい」とも言われず、
相談者:
はい
今井通子:
上手く・・ま今、若い人たち、よくほら・・えー半年ぐらい経つと、会社と合わなくって、また・・
相談者:
はい
今井通子:
別なところへ移っちゃったりするんだけど。
相談者:
あ、はい・・はい
今井通子:
そういう事なく・・しっかり・・
相談者:
はい
今井通子:
働いてらっしゃんのね?
相談者:
そうです、はい
今井通子:
はい
で、そういう状態の中で・・
相談者:
はい
今井通子:
今、あなたが、
相談者:
はい
今井通子:
息子さんがもし「海外に行きたい」と言ったら・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、どういうふにして、送り出、したらいいだろうか?って質問を・・
相談者:
はい
今井通子:
される事にしたの?
相談者:
うん、わたしのエゴで、子どもの将来を・・奪う権利はないんじゃないか?っていうのが・・なんかこ、日が経つにつれて、3年経った今になって・・やっとそれがちょっと・・少しだけど、なんか分かる気がしてえ・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい、んちょっと・・
今井通子:
それが今なんですね?
相談者:
ん、そうで・・
今井通子:
はい
相談者:
でも、正直言うと、先生やっぱ・・わたしのほんとエゴなんですけど、やっぱり息子を海外には行、行かしたくない気持ちの方がやっぱ正直あります。
今井通子:
うん
相談者:
で、子どもは、わたしが反対するから・・その気持ちを隠してるのか?・・「お金を貯めて僕は海外に行くよ」と息子は・・3年前にハッキリわたしに、断言・・っていうか、言ったからですね、心のどこかで・・やっぱりその夢は簡単に捨てきれないんじゃないかな?っていう自分もいて。
どうしたらいいのかな?と思ってえ・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
悩んでます。はい
今井通子:
で、この事については、
相談者:
はい
今井通子:
ご主人とは相談してるの?
相談者:
あ、しました。
今井通子:
で、ご主人何ておっしゃってんの?
相談者:
あ・・主人は「子どもの夢を」・・「一概に、親が反対していいのだろうか」っていう、ような意見なんですね。
今井通子:
うん
相談者:
でも、わたしとしては、言っては、い、い、いけないんですけど、いつも主人の言葉を聞いて思うのが・・
やっぱり、ホントの子どもじゃないから・・
今井通子:
そうですね。
相談者:
そう簡単に、言えるんじゃないの?・・
今井通子:
うん
相談者:
ていうのがやっぱあってえ。
もし、わたしの中で、その日本にいても、どこいても危険っていうのは伴うんですけど、もし、なんかあった時っていうのが一番多くてえ・・出来る事なら、ま、近くに、いて欲しいなっていう、ホントのわたしの勝手な思いが強くってえ・・
今井通子:
はい
相談者:
でもお、やっぱりそれを、ホントにもう成人した・・息子を、そんな、親が・・自分の、エゴっていうか気持ちだけで・・縛るのはやっぱ出来ないん・・
今井通子:
うん
相談者:
だよね?っていう自分と葛藤してる毎日です。
今井通子:
なるほど。
で、息子さんは・・
相談者:
はい
今井通子:
要するにその、今のお父様との関係は?
相談者:
はい
わたしが、間にワンクッション入ってこう、会話をしてるみたいな感じで、
今井通子:
うん
相談者:
もし、わたしが居ない時、ま、喋っては、いるんですけど、やっぱり口数は・・少ない・・感じですね。
今井通子:
簡単にいうと、仲良い?仲悪い?
相談者:
あ・・どっちかというと仲悪い方です。
今井通子:
あ、悪い?
相談者:
はい
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
で・・今はじゃあ、ご実家じゃないんですか?
相談者:
あ、そうです。
自分たち3人で、別棟に暮らしてますね。
今井通子:
はい
あ、じゃ、ご実家はご実家であれなんですね?
相談者:
そうです、両親・・
今井通子:
お、お近いのね?
相談者:
そうです、はいもう、すぐ何かあっても行ける距離でえ・・はい
今井通子:
で、お父様とお母様っていうのは・・
相談者:
あ・・はい
今井通子:
あなたの方のご実家?
相談者:
あ、そうです、はい・・自分の・・
今井通子:
はい
相談者:
実家です。
今井通子:
で、お父様はいくつ?
相談者:
えーとですね、は、えーと80です。
今井通子:
80歳・・
相談者:
はい
今井通子:
お母様は?
相談者:
82です。
今井通子:
82歳。
相談者:
はい
今井通子:
・・あなたは、なんか・・
相談者:
はい
今井通子:
仕事されてる?
相談者:
あ、仕事してます。
今井通子:
は(わ)パートですか?それとも正社・・
相談者:
あ、パート、パートで。
今井通子:
パートで?
相談者:
はい
今井通子:
あのお、あれ、学校の先生が、あの、息子さんが5年生の時に、
相談者:
はい
今井通子:
その海外のっていうのは、どおういう感じだったんですかね?
相談者:
あ・・となんか・・5年生の時に英、会話か何かが始まって。
今井通子:
ええ
相談者:
その時に、多分、イギリスだったと思うんですけど・・そこの先生が来られて、その、イギリス・・での話みたいなのを聞いて・・
今井通子:
はい
相談者:
それがずっと自分の中で憧れに、なってたみたいなんです。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、要するに今後・・息子さんの方に、先に話し掛けんじゃなくて息子さんから・・
相談者:
はい
今井通子:
「これから海外行く」って言われた時の・・
相談者:
そ、ですねえ、えっと、もし、息子がホントに、「行く」って言った時に、わたしはどうしたらいいのか?っていう事をお願いします。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね・・
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で、作家で翻訳の三石由起子先生が・・
相談者:
あ、はい
今井通子:
いらしてますので、伺ってみたいと思います・・
相談者:
あ、はい、よろしくお願いします。
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
英語力のなさを自覚したんじゃない?
幸せな相談者ね、と意地悪を云いたくなった。自分の親の近くに住み、息子のむずかしい年頃に再婚して、自分は幸せ。でも息子の気持ちは考えずに生きてきてるでしょう、お母さん。自分勝手だわ。小学校の時にみた夢は大きすぎて、たとえ現実離れしていても、お母さんときちんと話したかったんじゃ無いかしら。
「泣いてすがって」と言う三石先生のアドバイスを額面通りに実行しないようにネ。
なかなか子離れして成長して行けないような相談者さんですね。
息子さんが自分の人生を切り拓いて行けますように。
『聞けなくってえー。』『気がしてえー。』『思ってえー。』
何歳になろうと、語尾伸ばした喋り方が自然で当然なものと思ってる人間はあまりにも多い。