無心から父の葬儀も呼ばれない3浪専門卒無職54歳の饒舌インチキ人生
テレフォン人生相談 2019年2月18日 月曜日
父が亡くなった。
確執から最近は没交渉だったものの、奨学金とバイトで学校に通う息子の負担を軽くしてあげたくて遺産が欲しい。
でも要求する相手は自分を支えてくれた母親。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男54歳 妻50歳 息子23歳 3人暮らし 教員だった父は他界 母は健在
今日の一言: 敵意の中で生きている人と味方の中で生きている人では、全く世界が違います。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
えー54歳です。
加藤諦三:
54歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、結婚してます?
相談者:
してます。
加藤諦三:
えー奥さん何歳ですか?
相談者:
えー50歳です。
加藤諦三:
50歳、お子さんは?
相談者:
23歳です。
加藤諦三:
23歳。今3人で暮らしてんですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい分かりました。
それでどんな相談ですか?
相談者:
えーとですね。あのわたくしい、の、えー父親が、
加藤諦三:
はい
相談者:
え、数ヶ月前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうやら、亡くなったようなんですけど、
あのお・・
加藤諦三:
・・「どうやら亡くなったようだ」っていうのは、どういう意味ですか?
相談者:
えーとですね・・
加藤諦三:
はい
相談者:
亡くなってるのは間違いないと、思うんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
確証のあるような・・連絡を・・わたくしの、実家の家族から、僕がもらっていないっていう事です。
加藤諦三:
という事は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
実家とあなたとの連絡は完全に、あの・・
相談者:
そうです。ここお・・3年、2、3年ほど・・途絶えてます。
加藤諦三:
2、3年ほど完全に連絡が取れてないという事ですね?
相談者:
というか、僕が、拒否してる、たっていう方が、正確な話です。親父と・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
関係が悪かったんです。
加藤諦三:
お、お父さんと、関係が悪かったの。どういう・・
相談者:
あの・・僕の、ま・・あの、育ち、と、それから・・僕の、子どもが産まれてから、しばらく経って、人生を選択するっていう局面になった時の・・
「あーしろ」「こうしろ」っていうものが、
加藤諦三:
はい
相談者:
僕の子どもの代になった時に・・
加藤諦三:
はい
相談者:
同じ事を、言い出したものですから・・ま、僕、長男だったものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
お袋が少し、あの、心臓とかが悪かったものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
家の手伝いをしながら・・学校の勉強をして、部活もやったりとかして来てたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
それをお・・ま、受験が控えて、
加藤諦三:
はい
相談者:
親父が・・ちょうど、その僕が中学、3年生になった頃に、親父は教員だったものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
みんながまだ一緒にやってる「部活を辞めて勉強しろ」とか言い出して、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
で、僕、それによって・・自信を凄く付けてもらったものを・・絶たれる事になったんです。
加藤諦三:
はい、はい、はい、はい
相談者:
それで僕・・辞めて、高校行っても、やっぱり、やってはいけいないって風に言われて、
加藤諦三:
はい
相談者:
うん。どうしても納得出来なくって、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで僕悩んでしまって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
うん。凄い脱毛症になっちゃったりとか・・
加藤諦三:
はい、はい、はい・・うん
相談者:
で、凄い、お腹壊しちゃって、ずっと長い事・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
すごい不調な時期を送って三浪しちゃったんです。
加藤諦三:
ん
相談者:
勉強するにしても、授業を・・
加藤諦三:
うん
相談者:
お腹調子悪くって、集中して聞いてられなくって、
加藤諦三:
うん
相談者:
予備校行ってても、
加藤諦三:
うん
相談者:
全然もう、身に入らなかったんですよ。髪の毛抜けちゃうし・・
加藤諦三:
うん
相談者:
気になっちゃうし。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで・・もう、3浪目で、「もう俺無理だから」って、親に言って、
加藤諦三:
うん
相談者:
専門学校行かしてもらって、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、仕事に就いて、
加藤諦三:
うん
相談者:
結婚出来て、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、子どもが出来て・・経済的には裕福にはなかな、ならなかったんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
でもやっぱり、幸せで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、子どもが・・育って来て、
加藤諦三:
ええ
相談者:
中学、高校来た時に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
親父が・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
うん。子ども、野球をやってたんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
高校、2年生になったぐらいの時かな?
加藤諦三:
はい
相談者:
親父が、「もう、野球辞めさせろ」って・・言い出したんです。
加藤諦三:
ああーあ
相談者:
僕・・親父にちょっとこう、文句言って?
加藤諦三:
文句というよりも、あなたのお、一番心の傷に触れたから・・
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
それなりに、怒・・ったりはしたわけ?
相談者:
怒りましたね。
加藤諦三:
怒・・
相談者:
かなり怒りました。もう・・
加藤諦三:
はい、そうですよね。
相談者:
「それは、ダメだ」って、「ちゃんと生きて来た子どもなんだから、もうちょっと信用してやれ」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、浪人しちゃったんですよ。・・子どもが。
加藤諦三:
・・
相談者:
で・・
加藤諦三:
はい
相談者:
うち、経済的に・・ま・・その、子どものために、数百万、貯めてあったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
浪人が、続いちゃったもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
消費しちゃったんです、全部。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・うん、だから経済的に大変になって来て、親父んとこ行って・・
「申し訳ないけど、お金貨してくれ」って言って。
「ダメだ」って言われて。
加藤諦三:
うん
相談者:
だけどお袋が融通してくれたんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、「あなた、中学校の先生、小学校の先生やって来たけど」・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
「必要な事って」・・「ちょっと違うんじゃないか?」って言って。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で・・まあ、大きい喧嘩になっちゃって。
「あなた、教育者だったけど」・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
「人、たくさん育てたと思うんだけど。それって、ホントにそうなのか?」っていう事言・・ったんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
それでも親父は・・「いいわ」つって、
加藤諦三:
うん
相談者:
「帰んな」って言われて・・
加藤諦三:
うん・・はい
相談者:
うん
で・・それ以来で。
僕、思うには・・
加藤諦三:
はい
相談者:
こんな風な、親父と・・別れ方しちゃったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
僕も・・僕の家族も、間違いなく一生懸命、生きて来たと、思うんです。
で、うちの子ども、凄く一生懸命な・・子どもで、
学校は・・奨学金を、勉強頑張って、無利息のを借りながら、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、アルバイトをしながら、その子どもの・・借りたお金分とか・・その、ホントは親が払ってやらなきゃいけないような、現金、とか、払ってやって、社会に・・軽くして、出してやりたいんで、それだけの努力は、こいつ、十分したと思うんですよ。
だから、相続で、少しでも、もらえないかな?っていう、ただ、お袋は、自分の事を心配してくれて、孫の事心配してくれて、お金を融通してくれた時期もあったもんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのお袋が・・傷つくんだったら止めた方がいいのか?・・そこが分からなくって・・
僕、自営業だったんですけど、
少し仕事を、控えちゃって、収入、ほぼ無いですけれど、
その代わり、奥さんがスキルアップ出来るようにバックアップして、で・・子どもが・・あのアルバイトで今100万ぐらい・・稼いで来てるんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
だから、その、授業とかの支障にならないように、家の管理・・要するに、も、雑用全部です。
もう全く、主婦業プラス、色んな事?、例えば・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
お金の、その、移動とか、全部自分がやってるような状況で、
加藤諦三:
相談の内容が、そのお、焦点が絞られてないようですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあのスタジオに心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
自分は働いて自活してるし、親と絶縁してるわけでもないけど、この男性の持つ甘えや敵意には、自分と似たところがあって、聞いていて苦い気持ちだった。
敵意って、なかなか、持たずにいられる環境にいる人、持たずにいられる自信を持っている人って、多くないような。
自分の自信のなさ、自尊心の低さに、敏感に触れて敵意が生まれちゃう。
それに、素直になりすぎたら、悪意をぶつけられることもあるし。
彼がこれから、自分の本当の状況を理解して、敵意を外して、家族のために社会に出られるのか、ハードルは高いなと思う。
社会の中で働く人でさえ、彼と同じ問題を抱えていると思うから。
今思えば私も敵意の中で成長しました。
やっとこの5年ぐらいで実両親と姉妹以外には持たずにいられるようになりました。
まだまだです。
書き起こし、コメントと管理人さんには本当に感謝しております。ありがとうござます。何もお手伝いできませんが、今後ともよろしくお願いします。
私も、自分のこと言われてるようだった。責められて育ったから、親から自立した後何十年も、いつも責められてる気がしててた。
口下手だったから、言い訳できなかっただけで、心の中では、自分を正当化しないと、生きて行けなかった。
自分が敵意を持ってるということを自覚したら、見える世界は変わって行くんだろうか。
親と同じにおいのする人は、心が拒絶する。何もされてなくても、なぜか心が固まる。
その癖をなくしたいと思う。
被害者意識が強すぎて
自分が攻撃性を持っている
ことに気付いていない。
栗はイガで身を守りたいだけ
キズ付けるのが目的じゃない
息子を守ったくだりは美談にきこえるが、たまたま自分の怒りが合致あっただけ。息子を思い遣っての行動ではない。この人はいつも自分中心。偶然の賜物。
我が身を省みるために
定期的に聴いています。
自分をごまかさないこと、自分に都合の良い理屈を言わないこと、他者のせいにしないこと・・鉄則です。だって周りもまんざらバカじゃないんだから、すぐに見抜かれるもン。
自分だけが責められる側にいると思わないで。言い訳する前に働いて。
みんな必死で生きているよ。
確かに、相談者の父は、
教職者でありながら、独裁的な人で、
相談者や孫に対する育て方は良くなかったとは思う。
相談者は、その当時、それに反抗する力もなかっただろうし、それだけ独裁的な父親に従うしかなかったというのも仕方ないと思うし、それを恨みに思っていても、敵意を持っていても仕方ないと思う。
相談者が息子を守った部分は、立派だと思うし、父親に『ほんとに教育者なのか』と噛みついたことも間違ってはない。
でもしかし、相談者は、3浪の後、専門学校に通わせてもらったわけだ。
それだけ独裁的な父親が、3浪させてくれたというのも、それはそれで愛なのではないかと思った。そんな父だったら、現役じゃないとダメだ!1浪してダメなら働け!くらいいいそうなのに。それを3浪+専門学校(2年)まで行かせてくれた。
なのに、相談者は、54歳になる今、ぐじぐじ、自分は働かず、息子と妻を働かせて、被害者面して、甘ったれたこと言ってる。
回答は簡単だ!
お前が働け!
家事さえも面倒くさくなっちゃんたんでしょうが。
えらそなこと言えないから小金でも出して息子に喜んでもらおう
少しでも役立てて欲しい(悪く言えばデカい顔したい)と思ったんでしょうが、
その小金は母からの無心。しかも息子は要らないと思ってますよ。
ムダなことで悩んでいます、しかも全力で。
私自身、心当たりがあります。他人のことになると視界良好です。
何をしても支えてくれる人がいるならいいと思う。けど言い訳とかもうやめて聞いてる方が恥ずかしいから!
ひどい親が残した、そのお金をもらいたい、と思うんですねー。
私の両親は、ひどい親ですが、私は、お金はいらないから、縁を切ってほしい。状況からして縁を切ることもできないし、借金を残してたり、葬式代さえ用意してなかったりしそうな親です。お金が少しでもあったら、酒飲んで使っちゃうし、娘が苦学生だろうが、びた一文も出さなかった親ですから。
これで、もしお金を残してたら、ニートの兄弟二人に譲らないといけないし。
相談者さん、働いて、自力で息子を育てあげたら、自分に誇れるし、堂々と、親の文句も言える、と思います。
どうかがんばってください。
ただただインチキで怠惰で自己中心的なだけの男だと思う。
たいぞう先生に「敵意」「不安」なーんて言葉を与えてもらったら、またそれを理由や免罪符にしてしがみつきそう…
ぴったりなサムネ
周りの家族はこんな感じだわなぁ相談者に
彼だけが、自分は普通中の普通人であると疑いもしない恐怖
爆弾岩が現れた!!
→どうする?
→逃げる
→しまった!、まわりこまれた!