18年前はビビった継父も今や喧嘩上等。捺印を強いられた母の相続を蒸し返す
テレフォン人生相談 2019年5月9日 木曜日
18年前に亡くなった母の相続に納得できない。
義父から何某かの書類に捺印を迫られて怖くて応じた。
土地の売却代金3千万のうち1500万は貰ったものの、預貯金等は知らされていない。
相続人は、長男、次男(相談者)、義父(母の再婚相手)。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男54歳 妻45歳 母は18年前に63歳で他界 小4の時に再婚した義父75歳 兄は実父の実家に引き取られている
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、こんにちは・・
柴田理恵:
こんにちは
相談者:
初めまして、よろしくお願いします。
柴田理恵:
よろしくお願いします、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
はい、えっと相続の問題で、
柴田理恵:
はい
相談者:
まだ勉強不足で、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、心配ばっかりです。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと、あなた今おいくつですか?
相談者:
はい。54歳になります。
柴田理恵:
はい。えっと、ご結婚なさってらっしゃいますか?
相談者:
はい
柴田理恵:
奥さまは・・何歳ですか?
相談者:
九つ下ですね。
柴田理恵:
あ、はい、分かりました。
相談者:
はい
柴田理恵:
相続の問題って事はご両親、ですか?
相談者:
はい、ちょっと時間が経ってるんですけど、
柴田理恵:
あはい、はい
相談者:
やっぱり、納得出来ない、気持ちがあります。
柴田理恵:
ああー
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと、ご両親ん、は、両方共、お亡くなりになられたんですか?
相談者:
えーと、まずう・・わたしの本当の母が、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、当時・・ガンの時に亡くなったんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
で、もう・・
柴田理恵:
え・・
相談者:
変な話ですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
明日死ぬっていうとっから、聞かれて。
で、家を行ってみたら、も、身体が小ちゃくなってしまって・・
柴田理恵:
あ、はい
相談者:
で・・あの、病院行ったんですけどね。
柴田理恵:
はああ
相談者:
その日、亡くなってしまったんですね。
柴田理恵:
亡くなってしまった?
相談者:
はい
柴田理恵:
お、おいくつでしたんですか?
相談者:
63歳で・・
柴田理恵:
63、ああ
相談者:
亡くなりました。
柴田理恵:
何年前ですか?それ。
相談者:
今、もう18年前ぐらいの事なんですけど。
柴田理恵:
ああー
相談者:
はい
柴田理恵:
それで、お父さまっていうのは?
相談者:
はい、あのお、義理なんですが、
柴田理恵:
はい
相談者:
わたしが小学校4年生の時に一緒になった人で。
柴田理恵:
ああ、はい
相談者:
はい、母は当時、離婚されて、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、ま、わたしと母で、二人で住んでたんですね。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
で、お兄ちゃんは居たんですけど。お爺ちゃんが、長男の方を引っ張ってしまったんですね。
で、泣く泣く、あのお、わたしと・・母で・・移動して・・
柴田理恵:
あ・・
相談者:
で、住んでたんですね。
柴田理恵:
なるほど。
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと・・つまりあなたの本当のお母さまは、あなたの本当のお父さんと結婚なさってて、
相談者:
はい
柴田理恵:
えっとお兄ちゃんと・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
あなたがいらっしゃって、
相談者:
ええ
柴田理恵:
で、離婚・・された時に、
相談者:
はい
柴田理恵:
お兄ちゃんは、
相談者:
はい
柴田理恵:
お父さま方に行かれたって事ですね?
相談者:
そうです。はい
柴田理恵:
はいはいはい。う、じゃ、そのお父さん、の・・
相談者:
はい
柴田理恵:
相続の事でしょうか?
相談者:
義理の父が、
柴田理恵:
うん
相談者:
「ここに判子押せ」ってい、く、怖い事を言われたんですね。
柴田理恵:
あ、じゃその義理のお父さんっていうのは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、ご健在なんですか?
相談者:
はい。えっと、75歳になります。
柴田理恵:
75、今、元気なんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
でその・・何に「判子押せ」って言ったんですか?その義理のお父さんが。
相談者:
まず、あのお、大きなお金を、まず・・母が亡くなった後に、
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、「お前には4千万渡す」って話から始まったんですね。
柴田理恵:
4千万っていうのは・・お母さまがそれだけ持ってらっしゃったって事ですか?
相談者:
はい。義理の父と一緒に・・料理をやってたんですね。
柴田理恵:
・・料理屋さん?
相談者:
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柴田理恵:
ん?
相談者:
はい、料理屋さんやってたんですね。
柴田理恵:
はい、はい、はい、はい・・はい
相談者:
で、わたし、後を継いでやってたんですけどね。
柴田理恵:
あ、はいはいはいはい
相談者:
ええ
柴田理恵:
うん
相談者:
で、まあ、わたしも結婚したし、
柴田理恵:
うん
相談者:
家がもう一つ、当時・・いい時代に、買っ・・買ったらしくて。
柴田理恵:
はい
相談者:
もう一つの家が出来た時に、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、義理の父と母が、あの、引越したんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
まさか、その、ガンで亡くなるっていうの、知らなくて。
柴田理恵:
うん
相談者:
で「明日死ぬ」って、それから始まっちゃったんですね。
柴田理恵:
つまり、病気の事を、ほとんど知らされずに、
相談者:
ええ
柴田理恵:
あと、危篤になってから初めて・・
相談者:
え、はい
柴田理恵:
お母さんの・・病気を知ったと。
相談者:
はい
柴田理恵:
で、その時に、遺産相続の話とかも・・ろくにしないまま、
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さんが亡くなって、
相談者:
はい
柴田理恵:
義理の、ち、お父さんが、
相談者:
はい
柴田理恵:
あなたに、「4千万だけ渡す」って・・言ったと。
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
でも、もっとお父さんは持ってってるって話ですか?
相談者:
そうですね、まずあの・・あの、もう一つの家が、あの、料理をやってた、場所が・・
柴田理恵:
はい
相談者:
雨降ると壊れてしまうような家になってしまって。
・・で、どうしたらいいか?と思ってその時に、電話したら、義理の父が、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、「あそこ全部壊して土地にして」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「やりましょ」っていう、ことになったんですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
で・・3千万ぐらいの・・土地が出来たんですね。
柴田理恵:
うん
相談者:
そいで・・半分ずつの感じで、1500万はもらったんですね。
柴田理恵:
ふうん
相談者:
で・・それがもう、相続、というイメージだったんですけどね。
柴田理恵:
ふうん
相談者:
無理矢理、判子押されたって事が・・ずっと計算してみたら、「絶対違う」っていうのに気付いて、
4千万って言ってんのに、1500万で済んじゃってるから・・じゃ、あと2500万が・・ま、返して欲しいなとかね?、そういうのも思ったんですけどね。
柴田理恵:
その4千万って何ですか?その・・
相談者:
4千万・・
柴田理恵:
お母さんが最初に渡す4千万っていうのはどういう、ところから出て来たんですか?
相談者:
まず、通帳の、通帳も見せてくんないんですよね。
柴田理恵:
・・うーん
相談者:
であと・・もう一つの家だって、今思うんですけどね?
あの、母が亡くなったお金だったら、あの・・
柴田理恵:
ん
相談者:
わたしだってもらう立場はあるんだなってのが段々分かったんですね。
柴田理恵:
ふうーん、えっと・・
相談者:
はい
柴田理恵:
売った、お金、を・・
相談者:
はい
柴田理恵:
1500万は、
相談者:
はい
柴田理恵:
あなたは、もらったわけですね?
相談者:
もらった、はい
柴田理恵:
ふん、ふん、ふん
相談者:
で、足りない分が、やっぱり、騙されたと思いました。
柴田理恵:
「足りない」っていうのはその・・口約束みたいな形で、「4千万あげるからね」って言われた、その事でしょうか?
相談者:
ま、それは主ですけどね?
柴田理恵:
てことは・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
今日のご相談は・・相続をね?
相談者:
ええ
柴田理恵:
もう一度やり直したいっていう事でしょうか?
相談者:
そうです。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
絶対納得出来ません。
柴田理恵:
はい、分かりました。
今日の回答者の先生は、
相談者:
はい
柴田理恵:
弁護士の坂井眞先生です。
(回答者に交代)
この相談
ワザワザ弁護士に相談しなくても
素人の私でも判断できるよ。
坂井先生も仰ってたように30も過ぎた大人が
怖くて確認もせずハンコ押したなんて通じる訳ない。
母親が亡くなる以前から色んな積み重ねが有ったんだろうな。
こんな横暴な男と再婚した母親の責任かもね。