反抗期無き息子に不安を覚えるシンママ。突然呼び鈴が鳴って絶賛された振る舞い
テレフォン人生相談 2019年7月12日 金曜日
5歳から女手一つで育ててきた高1の一人息子は反抗することもなく、他のお母さんからは珍しがられる。
反抗期がなかった兄は、不登校から後に犯罪に手を染めた。
自我の確立の面から反抗期は大切だと考えていて、父親役として心の準備もしていたのに肩透かし。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女41歳 11年前に離婚 16歳(高1)の息子と二人暮らし
今日の一言: 状況を無視して、既成のカテゴリーで物事を考えない。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願い致します。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
はい、えー40・・1歳です。
加藤諦三:
41歳、結婚してます?
相談者:
11年前に離婚しました。
加藤諦三:
そうすっと今はお一人ですか?
相談者:
息子と、二人暮らしです。
加藤諦三:
はい、息子さん何歳?
相談者:
16歳・・
加藤諦三:
じゅ・・
相談者:
高お・・1です。
加藤諦三:
高1ですね?はい分かりました、それでどんな、相談ですか?
相談者:
んー、息子が5歳の時から、
加藤諦三:
はい
相談者:
母一人、子一人でやって来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
小学生、中学生と、あと今、高校入学しまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし、としては、あの、男の子ですし、
加藤諦三:
うん
相談者:
色んなあ・・問題も・・起こったり、あの反、抗期、思春期特有う・・の、子どもとの関係を、あの・・え・・なんでしょうね?父親、というか、その覚悟というか・・
加藤諦三:
ん
相談者:
えー、決めてえ・・凛として、迎えようと、ホ(含み笑い)思ったの・・考えて来たんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
で・・反抗期という・・一般的に反抗期と言われるのが・・無くてですね・・
加藤諦三:
はい
相談者:
周りい、の、お母さん達からは・・すごく、め、ずらしいがられる、というか驚かれる・・ことが、多いんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
「外出」う、「する時も」、
加藤諦三:
うん
相談者:
「いつも一緒だね」という風に・・言われることが・・あとお、あっ、言葉遣いですとか・・やっぱり周りのお母さん達から聞くのはとてもこうリアルな・・思春期の・・男の子の、あの、在り方あ、だったりを聞くもんですから、
加藤諦三:
ええ
相談者:
うちのがとても・・素直といえば素直、なのかもしれないんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・なんで・・反抗しない、のかな?というか、もうちょっと反抗してもいいんじゃないかな?っていうぐらいにちょっと思う、ってしまうところがありまして。
わたあ、しの、実は、兄が、反抗期というのが・・ありませんで・・
で、引きこもりから・・そのまま大人になってしまい・・えー、犯罪い、にちょっと手を染めてしま・・ったので、
加藤諦三:
ふん
相談者:
大人になって爆発したと言いますか・・
加藤諦三:
あなたのお兄さん?
相談者:
はい、中う、1から、も、いじめに遭ってまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
も、それからあ、そうですね中学校もあまり、ほとんど行かなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
えー、在籍日数足りなくて高校も、行きませんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、定時制に行ったんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
すぐ辞めてしまって、
加藤諦三:
うん
相談者:
アルバイトも続かず、
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、ずっと家に居たっていう兄の姿を見ていて、
加藤諦三:
うん
相談者:
すごくこう、あの・・
加藤諦三:
あ、あなたのお子さんが、今16歳だけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
この、お兄さんならお兄さんと同じようなことの・・なったら怖いなということ?
相談者:
えーと、怖いなというほどまでは行かないんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
反抗期が・・無いっていうー・・のが、その、よく、反抗期っていうのは・・自我の確立とか?、あの、色々な成長の意味で・・
加藤諦三:
うん
相談者:
とても大事なことお、ていうのは、あの・・聞いてますし、わたしも、そうだと思って、父親代わりになって・・子どもと、向き合って行こうとは思ってたんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
どっちかっていうと、こう、肩透かしというか・・
加藤諦三:
うん、要するに・・
相談者:
ま・・
加藤諦三:
あなたの言葉を使えば・・
相談者:
はい
加藤諦三:
素直ということで・・
相談者:
そう、はい・・はい
加藤諦三:
言う事を聞いてるということね?今。
相談者:
はい
加藤諦三:
高校生で。
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
ま、反抗期の子どもを持った親からすれば・・
相談者:
はい
加藤諦三:
「ああ、いいねえ」って・・言いたいでしょう・・よね?
相談者:
はい
加藤諦三:
ことごとく反抗してえ、来るわけですから、
相談者:
はい
加藤諦三:
親の方が悲鳴を上げるという、なんかそれが全く無いということですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それで・・あの、あな、たとの関係で反抗期が無いということですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、高校ではどうなんですか?友だちとの関係。
相談者:
あ・・友だちい、関係、も、あの、先生え・・とお話からも、すごくこう、あのお・・楽しく、高校生活を・・過ごしているという風に・・一応お、ほ、お褒めえ、の言葉はいただいたんですけれども(照れ笑い)・・
加藤諦三:
高校生活楽しくしてるう?
相談者:
はい
加藤諦三:
ほいで、家庭の方でもお、ま、素直だと。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今は、要するに・・「こんなことっていいの?」ってことだね?
相談者:
でえー、わたあ、しがあの離婚後、に、ちょっと、病気になってしまって、
加藤諦三:
うん
相談者:
ドクタースト、ップう、で、仕事から離れてまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、えと、先月あの・・主治医に「とても」こう、「安定してるので」・・あの「仕事」お・・「ゆっくり、戻」・・「っても」・・「オッケーなんじゃないか?」という、先生からの・・診察をいただいて、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、わたしも自分のことを、あの・・段々、前向きい、にあの・・取り組ん、で行きたいのと同時に、息子お、を、や、やはりこう、もう少しこう、強い、あの、男になって欲しい(含み笑い)というか・・あの、いつか、わたしい・・わたしとは別の道を行、行くう、わけですし、
あのお、しっかりとした、あの、自分の・・道い、を、開ける、人間になって、もらいたいので、
反抗期は自我の確立と言われえ、れば・・
加藤諦三:
うん
相談者:
じゃ、うちのは、フ(苦笑)、確立してなくて、
いつも「お母さん、お母さん」なのかな?という風に映ってしまうん、ですね。
加藤諦三:
うん、だから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのことが・・
相談者:
はい
加藤諦三:
一方で嬉しくて、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
一方で、不安だということでしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
ですね?、で、どうしたらいいか?ということね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあの、スタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
親から突き放されて育った身としては、へー…と驚きしかない。麦茶ねぇ。
そして、早く知りたかったなあ…と。
ムスコ、昼も夜もカーテン開けっ放しです。いつもすごく散らかった部屋なのに、ごくたまに自分で掃除して、めちゃくちゃきれいになってるので、逆に、何事かとドキドキします(笑)
上の匿名です。
もう一つだけ。
相談者さんがほめられる回って、好き。うれしくなる。
前に、たしか、ご高齢の女性がオシャレにしてるって話の回で、ほめられてましたね!
私もそれ覚えてます!
高齢の女性が自分で楽しみを見つけて、初々しい気持ちを持ち続けてらして、
「お見事でした」って、褒められてましたよね。
麦茶は、あの、ペットボトルなんです、これ。
それでも、ステキだと思います。
私もその気持ちを真似しよう。
4年も経ってなんですが ^^;
もしやご本人さんでしたか。
でも、帰ってきたら、飲み物をあげるって発想が、私にはなかった。飲みたかったら、自分で冷蔵庫から出して、好きに飲みなさい、って感じで。
なるほどと学んだ私は、昨夜は、早速ムスコの好きなフルーツを皿に入れて、持っていってあげたら、喜んでました。
へー、うれしいんだね、と新鮮な驚きでした。
毒親に育てられると、そういうこともわからないんです。今回はとても勉強になりました。ありがとうございました。
私もシングルマザーで、息子がいます。
息子に反抗期らしい感じがないのも同じです。
相談者さんのようにそのことで悩みはしませんが、自分の子育てに自信が持てたり、反省もしたり、振り返るいい機会になりました。
自分の母親のダメさにうんざりもしましたが。。。
私の母親は弁当もろくに作れなくて、片付けが苦手で、靴はいつも汚れてて、おかずには髪の毛が何本も入ってしまうような人で。
成人の日は、晴れ着どころか1万渡されただけでした。
非難したことはありませんが、自分が母となり子どもたちと接している今、自分がどれだけ酷い親に育てられたかが分かって、今頃怒り生まれました。
今更責めても取り返しもつかないし、きっと謝ってももらえないと思うと、諦めて許すしかないと思いますが、ボケる前に言ってやりたい気もします。
ラジオ聞いてて、
えっ??
子供に麦茶渡す事が、そんなに褒められるの?とビックリしました。
私は、子供に麦茶を出す時も、出さない時もあります。状況によります。
でももし、自分が子供だったら、母親に麦茶を出してもらっても、特に感激はしないと思います。たまにならいいけど、毎回だと、飲みたい時は、自分で飲むからと思いますね。
いつも母親が麦茶を出すと言うのは、過保護に感じます。
私の元旦那は、母親が働いているのに、何でもする母親だったから、元旦那は自分では何もせず、まして、人に何かをやると言うことが出来ない人でした。
まぁ、人それぞれですが…
物体や現象でなくて「心」ですよねえ。
思いやる気持ちがそこにありますね。麦茶に。
「今日も朝から夕方まで別々に過ごしてきたけれども、お疲れさまでしたね。無事に帰ってきて嬉しいよ。あなたがいて幸せよ」って気持ちがそこに乗っかっている。
景色なんですね。
実際の景色に心象風景がそのままあるんだなぁと。
是枝監督の映画ってそういう「風景」を見事に創り出してるんだなぁとなんか思い出しました(笑)全然関係ないけどw
この息子さんは20年度に麦茶を飲むとき、いい思い出と一緒に飲むんですよね。
思い出せば五感がざわざわするあの光景の本質を
大切にしたいなぁって思いました。