反抗期無き息子に不安を覚えるシンママ。突然呼び鈴が鳴って絶賛された振る舞い

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、よろしくお願いします。

大原敬子:
お元気になられて良かったですねえ?

相談者:
あ、はい

大原敬子:
ねえー?

相談者:
はい、嬉しいです(含み笑い)。

大原敬子:
嬉しいですよね?

相談者:
嬉しいです、はい

大原敬子:
あの、ところで、先ほど、加藤先生とお話なさってる時に、メモに何か書いてありました?・・メモを見ながら読んでました?

相談者:
自分がこう、言葉あ、が、あの・・

大原敬子:
うん

相談者:
絡あ、まないように・・単語的に、書いてました。

大原敬子:
それがあなたです。

相談者:
・・

大原敬子:
それがあなたなの!

相談者:
・・はい

大原敬子:
つまりあなたの人生が・・この・・番組に、電話する、ためにもね?・・ポイントだけを書いて・・相手に伝えようという、あなたの精神の、生き方が・・子どもをおかしくするわけがないんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
で、お子さんの成長度は、ホントに順調に・・羨むように行ってるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの心の中に、

相談者:
はい

大原敬子:
夫との離婚という負い目と、

相談者:
はい

大原敬子:
兄という、方の・・ま・・

相談者:
はい

大原敬子:
負い目で、あなたの順調に進んでる階段を、

相談者:
はい

大原敬子:
階段の色を変えてるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
ま、今ちょっと伺いたいんですけども、
生活のパターンをちょっと知、知りたいんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
あの・・息子さんはカーテン、あの、引きっぱなしですか?それとも必ず開けますか?

相談者:
朝起きてですか?

大原敬子:
起きて、うん

相談者:
はい、必ず窓開けえ、て通気性とか、きちんとします。

大原敬子:
すごいですね?

相談者:
ええ、いえ(苦笑)

大原敬子:
すごいですね・・

相談者:
え?(苦笑)

大原敬子:
いや、もう、これを聞いただけで、も、全然違う、これね?・・心が病んでると・・カーテンは閉めきったままなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
怒りがある時もそうです。

相談者:
はい

大原敬子:
辛くなると、朝開けて・・夜閉めるならば・・引きっぱなしでもいいんじゃないか?ってなっちゃうんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
それが心が病んで行くんですね。

相談者:
あ・・はい

大原敬子:
それがないんですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
で次に、あの息子さんがね?、時間の概念なんですけども、時間。

相談者:
はい

大原敬子:
朝は何時頃起きます?

相談者:
6時です。

大原敬子:
え!?自分で起きるの?

相談者:
はい

大原敬子:
6時に起きてどういう行動になるんですか?お子さん。

相談者:
え、あの、学校行く支度しまして、

大原敬子:
ええ

相談者:
えー、わたしい・・は、ま、お弁当とか・・朝ご飯とか作ってますので、あのお・・

大原敬子:
どんなの作るんですか?あなた・・
ちょっと、ちょっとお弁当のおかず、伺いたいんですけども。

相談者:
えー!?(苦笑)お弁当のおかず・・

大原敬子:
ど、どんなおかず作ります?教えていただけます?

相談者:
ま・・

大原敬子:
はい

相談者:
ま、お肉だけにならないようには気をつけてます。

大原敬子:
ええ、他にはどんなの入れます?

相談者:
で・・

大原敬子:
うん

相談者:
ご飯なので、え、混ぜご飯だったりですとか・・

大原敬子:
ええ

相談者:
そういう飽きないようにしてます。

大原敬子:
お子さんが一番好きな食べ物はなんですか?

(ピンポーン ピンポーン チャイム音)

相談者:
シチューが好きです。わたしの作ったシチューが好きです。

大原敬子:
坊やちゃん帰って来たの?

相談者:
あ、大丈夫です。
あっ・・

大原敬子:
ん、好きな食べ物はなんですか?

相談者:
ポトフとかシチューとか・・

大原敬子:
ええ

相談者:
が。
煮込み料理が好きです。

大原敬子:
はあー
それを、二人で、食べるわけね?

相談者:
はい

大原敬子:
どんな話をしてます?

相談者:
あ、話は、もう、今日あったことですとかあ・・

大原敬子:
んもう、すごい、お母さん。

相談者:
あ、いえ(苦笑)

大原敬子:
素晴らし・・もう、もう、なんにも言えません。
まず最初お母さまが、メモを取ってるなと思った時に・・あ、一つ一つをホントに細やかく・・出来るだけ?、正確に?、自分の欠点を知ってるからメモを取ったんですね?あなた。

相談者:
はい

大原敬子:
もう自分知ってますよね?・・もっと言うと、自分が一番息子に対する負い目は、お父さんってことですよね?きっと。

相談者:
はい

大原敬子:
だから息子さんはそのお母さんを、もう、あなたの毎日の生活の中で、肌に感じていますもん。
まず味覚がすごいですよね?

相談者:
あ、はい

大原敬子:
それから、その、空気?

相談者:
はい

大原敬子:
入れ替え。

相談者:
はい

大原敬子:
もう、その2つが出来る、五感が出来ていたら、息子さん、絶対におかしくなりません、これ。

相談者:
はい

大原敬子:
とかくね?、テストが出来る、お友だちが多いってのは分かりますけども、
お友だちが多いっていうのは、迎合するの子もいるんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
寂しくって。
でも、この息子さんは、自分で、ホントに一人で生きて行けます。

相談者:
はい

大原敬子:
それは、お母さんのお弁当の中の・・同し物は作れないとか・・

相談者:
はい

大原敬子:
「お子さんは何が好きですか?」って、言えること。

相談者:
はい

大原敬子:
まず子育ての・・どんなに、何が起きても・・

相談者:
はい

大原敬子:
根本は、味覚と・・空気・・

相談者:
はい

大原敬子:
それさえ分かれば・・ハズレは無いんです。もう大手を振って・・

相談者:
はい

大原敬子:
世間の皆さんに、「見てえ!」、「うちの子見てえ!」って。
「すごい子よ!」っていうことをね?、あなたは・・思うことです。

相談者:
はい

大原敬子:
息子さんを徹底的に信じる、ことが大事かな?

相談者:
はい

大原敬子:
息子が居るから生きてけるんでしょ?あなた。

相談者:
あ、それしかないです。

大原敬子:
生きがいはそれしかないでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
そしたら息子さんの、もう、「お母さん学校行って来まあす」って時は後ろから手を合わせることですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
今日も・・事故が無いように・・

相談者:
はい

大原敬子:
元気で帰って来て欲しいって。
それだけでいいんじゃないかしらね?

相談者:
はい

大原敬子:
今、ここに来たのは、あれもあって、これもあって、この道に来たわけでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
この道に来たのが一番心配なのは、子どもですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが笑顔でいることかしら?

相談者:
はい

大原敬子:
それから・・大変だろうけれども・・一品でもいいから・・お子さんの好きな・・食べ物を作ってあげることかしらね?

相談者:
はい

大原敬子:
時間を掛けなくても構わないから。
今、あなたがなさることは、まず1にも2にも自分の健康。

相談者:
はい

大原敬子:
2番目は、子どもが・・無事に帰って来ることが当たり前、じゃないんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
よく帰って、来てくれた、と思うことよね?

相談者:
はい

大原敬子:
感謝ですよね?・・今もピンポンって鳴ってましたけども、
息子さんもう帰って来たんでしょ?この時間に。

相談者:
はい

大原敬子:
で、今何してるの?

相談者:
えっと「大事な話をしているので」・・

大原敬子:
ええ

相談者:
えーと「部屋に居てて」ということを、え、ホワイトボードに書いて・・

大原敬子:
うん

相談者:
麦茶を、渡しました。

大原敬子:
も、あなたね?今、無意識におっしゃいましたね、「麦茶」って。

相談者:
はい

大原敬子:
人間が一番、「あー、この家(うち)に帰って来た」っていうのは、

相談者:
はい

大原敬子:
コップ1杯の何かなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
「冷蔵庫から何かあるから飲んで」って言うことほど、孤独感はないんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で・・共稼ぎしてる場合には・・お母さんが居ないって分かっていても・・テーブルの上に・・コップが置いてあるだけで・・「家(うち)に帰って来た」、って子ども思うんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
あなた、麦茶も渡してるじゃないですか?

相談者:
・・

大原敬子:
すごい!、ホントにすごい!

相談者:
いえ、へ(苦笑)

大原敬子:
もう子どもは・・こやって帰って来た。
本来電話で、「ちょっと向こうに行っててね」っていう時は、僕は邪魔者と思ってしまう子もいるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、そこで、そおっと麦茶を渡すことで・・僕はその電話の中に・・共感出来る、共有出来るものがあるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんと一緒に居る家(うち)に居るってことですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
今・・何気ない電話で、あなたは何気ない麦茶をおっしゃっていますけども・・幼児教育何十、何年間で、驚きました、ホントに。

相談者:
いや、フッフ(苦笑)

大原敬子:
つまり、当たり前のことをあなたが何気なくおっしゃっていますけれども・・それが・・子どもの心を作るんです。
コップ1杯の麦茶・・心打たれました、あたし。
そうしたら今のこの、坊やちゃんのこの状態を、そーおっと包み込みながら・・社会に送り出して欲しいと思いますね。

相談者:
はい(笑)

大原敬子:
先生いかがでしょうか?
ホントに興奮しました(笑)

(再びパーソナリティ)


「反抗期無き息子に不安を覚えるシンママ。突然呼び鈴が鳴って絶賛された振る舞い」への10件のフィードバック

  1. 親から突き放されて育った身としては、へー…と驚きしかない。麦茶ねぇ。
    そして、早く知りたかったなあ…と。

    ムスコ、昼も夜もカーテン開けっ放しです。いつもすごく散らかった部屋なのに、ごくたまに自分で掃除して、めちゃくちゃきれいになってるので、逆に、何事かとドキドキします(笑)

  2. 上の匿名です。
    もう一つだけ。
    相談者さんがほめられる回って、好き。うれしくなる。
    前に、たしか、ご高齢の女性がオシャレにしてるって話の回で、ほめられてましたね!

    1. 私もそれ覚えてます!
      高齢の女性が自分で楽しみを見つけて、初々しい気持ちを持ち続けてらして、
      「お見事でした」って、褒められてましたよね。

  3. でも、帰ってきたら、飲み物をあげるって発想が、私にはなかった。飲みたかったら、自分で冷蔵庫から出して、好きに飲みなさい、って感じで。

    なるほどと学んだ私は、昨夜は、早速ムスコの好きなフルーツを皿に入れて、持っていってあげたら、喜んでました。
    へー、うれしいんだね、と新鮮な驚きでした。

    毒親に育てられると、そういうこともわからないんです。今回はとても勉強になりました。ありがとうございました。

  4. 私もシングルマザーで、息子がいます。
    息子に反抗期らしい感じがないのも同じです。
    相談者さんのようにそのことで悩みはしませんが、自分の子育てに自信が持てたり、反省もしたり、振り返るいい機会になりました。
    自分の母親のダメさにうんざりもしましたが。。。
    私の母親は弁当もろくに作れなくて、片付けが苦手で、靴はいつも汚れてて、おかずには髪の毛が何本も入ってしまうような人で。
    成人の日は、晴れ着どころか1万渡されただけでした。
    非難したことはありませんが、自分が母となり子どもたちと接している今、自分がどれだけ酷い親に育てられたかが分かって、今頃怒り生まれました。
    今更責めても取り返しもつかないし、きっと謝ってももらえないと思うと、諦めて許すしかないと思いますが、ボケる前に言ってやりたい気もします。

  5. ラジオ聞いてて、
    えっ??
    子供に麦茶渡す事が、そんなに褒められるの?とビックリしました。
    私は、子供に麦茶を出す時も、出さない時もあります。状況によります。
    でももし、自分が子供だったら、母親に麦茶を出してもらっても、特に感激はしないと思います。たまにならいいけど、毎回だと、飲みたい時は、自分で飲むからと思いますね。
    いつも母親が麦茶を出すと言うのは、過保護に感じます。
    私の元旦那は、母親が働いているのに、何でもする母親だったから、元旦那は自分では何もせず、まして、人に何かをやると言うことが出来ない人でした。
    まぁ、人それぞれですが…

  6. 物体や現象でなくて「心」ですよねえ。
    思いやる気持ちがそこにありますね。麦茶に。
    「今日も朝から夕方まで別々に過ごしてきたけれども、お疲れさまでしたね。無事に帰ってきて嬉しいよ。あなたがいて幸せよ」って気持ちがそこに乗っかっている。

    景色なんですね。
    実際の景色に心象風景がそのままあるんだなぁと。
    是枝監督の映画ってそういう「風景」を見事に創り出してるんだなぁとなんか思い出しました(笑)全然関係ないけどw

    この息子さんは20年度に麦茶を飲むとき、いい思い出と一緒に飲むんですよね。
    思い出せば五感がざわざわするあの光景の本質を
    大切にしたいなぁって思いました。

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