治らない抜毛症ナゼ?視覚障害を併発も就労に向けて準備‥アクセル全開ヤメて

テレフォン人生相談 2026年5月25日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 森田豊(医師)

相談者: 女45 夫は12年前に他界 同居の娘22

今日の一言: 否定的な人にあなたの価値を判断させるな。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい。
最初に年齢を教えてください。

相談者:
45歳です。

加藤諦三:
45歳。
結婚してます?

相談者:
(吸って)結婚はしていたんですけれども、12年前にぃ、主人、は、他界してます。

加藤諦三:
そん時にはお子さんは?

相談者:
一人おりましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
今22歳になる娘がいます。

加藤諦三:
で、このお嬢さんと一緒に暮らしてんの?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はいわかりました。それでどんなことでしょう、か?

相談者:
わたくし自身がちょっと・・両親ともぉぉ、うまくいってない・・かったんですね?

加藤諦三:
・・はい

相談者:
そのことによって、ちょっと、私、小学校の・・高学年ぐらいからあ、抜毛症が始まってしまいましてえ。

加藤諦三:
・・

相談者:
主には、髪の毛を抜いてしまう症状なんですがあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
実はちょっとそのう、主人を、亡くした後からあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
鬱病になりましてえ。

加藤諦三:
ああ

相談者:
治るのに、大体、8年・・ぐらいかかったんですが、一番ひどい時は、

加藤諦三:
はい

相談者:
髪の毛を抜く症状だけではなくってえ、カミソリで、自分の腕を切ってしまったりとか

加藤諦三:
ああー・・

相談者:
いうことは、ありました。

加藤諦三:
・・はあ、はあ。
で、今日の相談っていうのは、そのことですか?

相談者:
4年前から目の病気によってえ、目がほとんど見えなくなってしまったんですがあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
今は、あの、その、目の症状が落ち着いたことによってえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
視覚障害があってもお、仕事ができるようになるための就労移行センターに通ってえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
勉強はしてるんですがあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
仕事が、そもそも、元々あのううう、なかなか続くことが、でき、ない・・人なんですね。

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
しかも、私自身が髪の毛を抜いてしまうとかあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
そういう精神的な不安・・定な、部分・・も、まだ、あって。
今、だいぶ、こう、鬱病は良くなっていてえ、

加藤諦三:
あい

相談者:
カウンセリンも、10年ぐらい受、け、て、その中で、「自分は・・自分のありのままでいいんだ」っていう、受け入れるっていうことをするようにはして、だいぶそういう意味では、良くなってるはずなんですけどもお。

加藤諦三:
うん・・

相談者:
治らないってことは、何かもっと本当は深い部分があるのかなあ?って・・ちょっと思ったりしてます。

加藤諦三:
フーフー(鼻息)
ああ、そうですか。
一般的な判断をしていけばですねえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい頃になんらかのあなた、

相談者:
うん

加藤諦三:
その・・自分の攻撃性を、外に向けられないでえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
例えば、

相談者:
はい

加藤諦三:
両親に対してえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
攻撃性を、自分に向けてっていう、

相談者:
あ・・

加藤諦三:
そういうところはなかったんですか?

相談者:
そうですねえ。
全部自分が悪いって思ってました。(鼻吸って)あの・・

加藤諦三:
うん、だから、自分が悪いというふうに、

相談者:
はい

加藤諦三:
思わされていたっていうことはないんですか?

相談者:
あると思います。
実をいうと、学校でも、いじめがあったことがあ・・あるんですけどもお。
も、それは小学校の・・低学年からあってえ。

加藤諦三:
うん

相談者:
ずっと隠していたんですけどもお、ある時先生に、が・・気づいてくださってえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
親に、話してくれたんですけれどもお。
その後、両親からはぁ、

加藤諦三:
うん

相談者:
「親にこんな思いをさせる、お前が悪い」って言われました。

加藤諦三:
むしろその・・親が原因じゃないんですか?

相談者:
ズ(鼻吸って)そうですね。

加藤諦三:
本当は、あなたはね?

相談者:
(涙声)はい

加藤諦三:
親・・に対する、憎しみがすごいんですよ。

相談者:
(涙声)・・はい

加藤諦三:
ところが、親を憎むのが悪いんだっていうふうに一方で思い込まされて・・

相談者:
はい

加藤諦三:
その攻撃性を自分に向けて・・

相談者:
はい

加藤諦三:
髪の毛を、抜いてしまうという。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、本、当、は、親に対する憎しみがあるんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
それを、自分の方に、向けざるを得なかった、幼少期っていうのがあるんじゃないですか?

相談者:
(吸って)そうです(涙声)・・

加藤諦三:
そうですよねえ、これねえ、

相談者:
(涙声)はい

加藤諦三:
フロイドが言ってんですけれどもねえ?

相談者:
(鼻吸って)はい

加藤諦三:
鬱病のような、自分の攻撃性を向けちゃうようなのはね?

相談者:
はい

加藤諦三:
その攻撃性を、外に向けざるを得ないんだっていう、ここを意識しない限りい、

相談者:
はい

加藤諦三:
よくならないんですよ。

相談者:
はい・・

加藤諦三:
悪いのはあなたじゃないんだから。
悪いと、思わなければ、生きていかれなかったんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、自、分・・の、髪の毛を抜くと。

相談者:
はい

加藤諦三:
これねえ、極、め、て、一般的な、

相談者:
はい

加藤諦三:
症例で。

相談者:
はい

加藤諦三:
さっき、いじめ、られたってえ、言いましたけどね?

相談者:
はい

加藤諦三:
これもねえ、極めて一般的な話ですよ。

相談者:
はい・・

加藤諦三:
いじめは、家庭から始まるんです。

相談者:
(鼻吸って)はい

加藤諦三:
つまり、家庭でいじめられた子どもが、

相談者:
はい

加藤諦三:
学校に行くと、いじめられるんですよ

相談者:
・・はい

加藤諦三:
で、学校でいじめられた子が、社会に出、て、く、とお・・会社でいじめられるんですよ。

相談者:
(涙声)そうなんです。人間関係うまくいかなくって・・

加藤諦三:
そうそう、人間関係うまくいかないという形、で・・

相談者:
はい

加藤諦三:
心の歪みが表現されてるわけですよ。

相談者:
はい・・そこでえ、少しでも、いい立場になりたいって思うからあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
すごく仕事も頑張るんですけどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
結局それが辛くなってきちゃってえ、

加藤諦三:
そうだよ。

相談者:
あの、仕事を辞めるって感じです。

加藤諦三:
だって・・本当の、原因を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
見ないでえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
頑張ってんだもん。
本当の原因は、親だから。

相談者:
・・そうなんです。

加藤諦三:
あなたは、悪くない!

相談者:
(涙声)ありがとうございます。ッハ・・(泣)
ずっと自分がいけないんだと思ってました。

加藤諦三:
そうなん◆#$・・あなたがね?

相談者:
はい

加藤諦三:
「私が悪いんだ」と、思、う、こ、と、を、

相談者:
はい

加藤諦三:
周、り、の、人、たち、が、必要としていたんです。

相談者:
(鼻吸って)そうなんですね・・

加藤諦三:
で、今日の相談は、このことね?

相談者:
はい

加藤諦三:
今日は、スタジオに、医師で医療ジャーナリストの、森田豊先生がいらしてますので、伺ってみてください。

(回答者に交代)

「治らない抜毛症ナゼ?視覚障害を併発も就労に向けて準備‥アクセル全開ヤメて」への4件のフィードバック

  1. いい話が聞けたと思うので、関係各所のサポートを受けながら完治までは行かないまでも、少しでもいい方向に向かえるよう地道にやって欲しい。
    世間体は格言のようにうまくいかないと思いますが、今後何とかいい縁に恵まれて、今出ている病気の療養をしながら仕事に向かって欲しいです。

  2. 相談者は鬱病は治ったと言っていたが、通院して引き続きカウンセリング受けながら、就労移行センターで就労訓練を受けたほうが仕事にも繫がると思う。
    慌てず、焦らず、体調に合わせて頑張ってほしい。

  3. 久々に、これぞ加藤諦三の真骨頂という回
    行動を自覚して改めていこうという森田豊先生のお話もとてもよかったし、ここ最近頻回の「宙船」イズムの〆も、この相談者には効いたろう
    この相談者のことだけに限れば、本当にすっきりと解決してる

    だけど、自分はこの相談者の22歳の娘さんの方がよほど心配だ
    小学生の時にお父さんと死別し、多感な時期に頼みの母親は心を病み、仕事も長続きせず、視力もほぼ失って、とても頼れる状況じゃない
    とてもじゃないが、娘さんにとって「保護と安心」(by加藤先生)が得られる家庭環境だったとは思えない、むしろヤングケアラーだったんじゃないかって気さえする
    この相談でも、相談者は自分のことで精いっぱいで、娘さんのことにほぼ言及がなかったし
    結果として、親に愛されなかった相談者が、傷ついた子供のまま母親になってしまって、我が子を自分よりもさらに劣悪な環境に追い込んでるように見えて仕方がなかった

    視覚障害のある相談者は、目の前の娘がどんな表情をしてるのかを理解するのもなかなか難しかろう
    相談者がいつか、自分がつらい思いをさせてきた娘さんの心持を思いやれるようになってほしい、そうでないとこの娘さんがあまりに不憫だ

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