教育熱心な父の下で高校で息切れ。ウツを治し接客に就くも一人になると空虚

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ、はじめまして高橋です。

相談者:
はい・・あ、よろしくお願いいたします。

高橋龍太郎:
1年間入院したっていう時に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どういう、その、症状が・・ま、例えば入院、して、えー「こういうところをこう変えて行きましょう」っていうようなことで、1年間の入院になったの?

相談者:
えと、入院自体は3ヶ月で、

高橋龍太郎:
あ、入院は3ヶ月?

相談者:
で、そ・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
その、あと、あのお、復職プログラムっていう、あの、病院の中のプログラムで、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま、その、認知行動、療法・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ていうような形で、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
受けさせてもらって。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
で、トータルで・・その、復職う、までに行ってたのが1、2年掛かったっていう感じですね。

高橋龍太郎:
あー、そういうことか。うん

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうするとお、認知行動療法お、をメインに復職プログラムをやった時に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ま、過去の振り返りい、をやって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから、ま、大体、職場に合わせて・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えー、自分の・・取扱説明書みたいのを、作ったりするわけだけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その時に振り返ったポイントと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから自分は・・えー、職場環境っていうか社会に・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分を順応させてく時にはどういうことがポイント、っていう風に・・まとめ上げたの?ユアプログラムでは。

相談者:
えーとですね・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
やはり・・先ほどちょっとお話したように、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ちょっと父い、がかなり、教育う、に、厳しいというか・・

高橋龍太郎:
うん、うん、うん

相談者:
あのお、絶対的に、人間としてこうあるべきっていうのが、

高橋龍太郎:
べき論だね?うん

相談者:
ですね、あるので、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま・・父親の、考えと、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
その、あなたの考えは全く別の物っていうところで、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま、僕自身も(息を吸って)うん、本当は・・あまりこう、形、にこだわらず・・僕の感情から出る・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こういうことが楽しかった、こういうことが嬉しかった・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
っていうのを・・

高橋龍太郎:
うん、うん

相談者:
こう、素直に表現して行く・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ていうことが、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま・・ちょっとずつ出来るようにはなったので。

高橋龍太郎:
うん、でその時に・・「べき」ではなくて、あなたの本音で・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分が・・小っちゃい時、から、自分のその成長期い、を振り返った時に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分はどんなことが楽しいっていう風にその場ではまとめて行ったの?

相談者:
僕う・・は、やはり、その・・人のために、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
何かを、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こう、自分ん・・が、こう・・表現することが、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
その、誰かにとってすごくこう・・感動してもらえるような・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
例えば、絵を描くことであったり・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
何か、こ、表現をすることで、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こ、人が喜ぶことっていうのが、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
うん、アーティストは自分ん、としても、喜びになるんだなっていうことを・・

高橋龍太郎:
うん、うん、うん

相談者:
気付いて。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
(息を吸って)で、ま、そこで・・ま、あの、人をはん、人の話を聞くっていうことも好きだったので、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
(息を吸って)その人が、どういうことを考えて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
いるか?、ことっていうのを僕が聞き取って、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
人が喜ぶ、ための自分が出来る・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
表現っていうものを、

高橋龍太郎:
うん、うん

相談者:
(息を吸って)して行きたいのかな?っていう風に・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
気付いて。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
で、ま、そこで、僕あの、接客う、の仕事に入ったんですけれども。

高橋龍太郎:
ん?なんの仕事?

相談者:
あ、接客う、ですね・・

高橋龍太郎:
あ、接客業?

相談者:
あの販売接客・・

高橋龍太郎:
うん、はい、はい

相談者:
そこではやはりあの、その、お客さんの、お話を聞いて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
で、こういったものが欲しいっていうのを、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま、自分、なりに、こう分析して、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
じゃ「こういった物が、ありますよ」っていうのをご案内して、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
で、こ、喜んでくれるっていうことが・・自分の中で喜びになったっていう・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ところで、ま・・その、仕事としてはすごく・・あの、接客の仕事は向いてるのかなって・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
思って、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
あの、続けてはいたんですけども・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
その、やはりなにかこう・・自分一人の時間になった時に、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
なんか、折角そういう・・なんか、せ、ちょっとした成功体験があっても、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
何かこう帳消しになるように・・なんていうんですかね?自分の中で・・だからなんなんだ?っていう風な・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こう、思考が・・こう、一人になって来ると入って来てしまって。

高橋龍太郎:
うん、うん
でも・・方向性はたぶんそれで・・間違いないと思うけど。
あなたの中の・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ま、行ってみれば人に、えー、奉仕する、気持ちとか・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
或いは人の心を、カウンセリングする、カウンセリングマインドとか、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
優しそうだし、そういう領域が、あなたの中の・・基本的な領域だと思うし、本来、そこに、たぶんあなたは満足感を、得られるんだろうけれど。
ね?、まだ、年齢的にも十分若いし。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたはそのつもりでいれば・・んー、もう色んな領域あるよ、今ね?例えば・・
僕の、えー、患者さんやなんかで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
少し鬱に苦しんでても、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えー、少し、絵が描けるので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今、学童のサービスってスタッフ全、ホントに少ないの。

相談者:
あー、はい

高橋龍太郎:
あ、で、特に男性は少ないの。

相談者:
・・あー

高橋龍太郎:
だ、だから、えー、幼稚園児とか学童お、の、人を相手に・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
絵を描きながら、学童と一緒に遊ぶ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう領域で、例えば、自分が持っている気持ちを・・前に出して行って、
ま、小っちゃな子だけど、感謝されてっていうようなことをやって、

相談者:
あー

高橋龍太郎:
症状がメキメキ良くなってる人が・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
この前いたりして。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だから、病気、とは言いながらも・・

相談者:
うん

高橋龍太郎:
やっぱり人との繋がりの中で人間は回復して行くからね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
逆にいうと・・あなたにとって一番、危機は・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お家でポツンと一人いる・・それが一番あなたにとってリスキーだから。

相談者:
・・そうです、はい

高橋龍太郎:
ね?そういう時は・・自分の内側に入り込まないで、そこに・・外部の、世界の物・・例えば本でもいいし。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
音楽でもいいし。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分の、ネガティヴな内側と対話するんではなくて外部にある・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう自分をなんらかの形でブラッシュアップしてくれるような、そういう存在といつも対話するようにしてると、エネルギーを失わないで済むよ?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
色んなその・・人のために尽くす仕事って今の世の中物凄くたくさんあるの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうやって、外部との繋がりと、お家に帰っても、外部との繋がりを忘れないようなしくみを自分の、身辺に置いとくってことがすごく大事。

相談者:
あーあ、そうですね。

(再びパーソナリティ)

「教育熱心な父の下で高校で息切れ。ウツを治し接客に就くも一人になると空虚」への6件のフィードバック

  1. 私の長年の虚しさが消えたのは、毒親である両親を堂々と憎むようになってから、です。
    それから、世界が変わって見えました。空って、こんなにきれいだったんだ、と気づきました。
    他人の目が怖かったのが無くなり、人の目を気にする前に、自分から笑いかけてました。
    本来の自分に戻った感じです。

    親に対する怒りの感情を抑えて、小手先の努力をしても、疲弊するだけだと私は思うのですが。
    憎むべき相手をきちんと憎むことで、自分の人生が手に入ると思います。

    1. >匿名さま

      ありがとうございます、勉強になります。
      対象に怒りや憎しみをきちんと自覚した後で、それにとらわれずにするにはどうしたらいいのでしょう。
      怒りや憎しみにとらわれていると、それが障害になってしまわないでしょうか。それとも、自覚した時点で心が晴れるのでしょうか。

  2. わたしも支配的で身勝手な毒母から離れて1年位経った頃、空の綺麗さ、景色の綺麗さに感動した事があります!それまではいつも不安定で、何かモヤモヤしていましたし、達成感も無く、身体も弱くネガティヴでした。仕事や人間関係もトラブルに巻き込まれたり生きづらかったのですが、母親から離れて自分の人生を生きようと心掛けてから人生変わりました!今も不安が無い訳では無いですが絶対自分の人生乗っ取られてたまるか!と口にするだけでも変わると思いますよ

  3. ドンタコスさんとホントに同じです。
    時間はかかりましたが、親に支配された自分もそもそも弱かったんだと自覚し、でも、あんな親の元で、がんばって生きてきたよね、と自分をいたわり続けたら、なんか世界が明るくなりました。
    今は、憎むより、自分の人生を取り戻したい気持ちが強いし、取り戻している実感も強いです。
    spiralspineさんの疑問に対する答えになっているといいのですが、私の場合、自覚した後、十分憎んだから、吹っ切れたのかもしれません。
    加藤先生の言うように、ノートに書き続けて、だんだん自分を客観視できるようになったのも大きいと思います。もちろん、親にされた数々のひどいことを全て書き出し、怒りの感情も全て書き出しました。
    空のきれいさに気づいたのは、そういう苦しい時間が長く続いた後、怒りから一歩抜け出せるようになった時だったような気がします。

    1. >一番上の匿名さま

      ありがとうございます。やはり時間をかけて少しずつ、段階を踏んでということなのですね。

  4. 上のお三方のリスナーさんの意見に勇氣をもらえました。ありがとうございます。
    それとやはりドリ助さんは生き方に迷った若者には適任者。
    竜太郎先生はやはりプロ。

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