教育熱心な父の下で高校で息切れ。ウツを治し接客に就くも一人になると空虚

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、今、先生の、お話ちょっとこう・・補足するような感じになるんだけど。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、単独で存在し得る物ってないんですよ。

相談者:
あーはい

ドリアン助川:
存在って全部、なんらかの関連性ん中にあるの。

相談者:
はい

ドリアン助川:
だから・・自分探しってとっても、いい言葉のように、言われてるけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
自分のな、中だけ覗いたって、暗ーい穴が見えるばっかりで。

相談者:
はい

ドリアン助川:
虚無がやって来るんですよ。

相談者:
あーあ

ドリアン助川:
単独では存在出来ないんです。

相談者:
・・うん

ドリアン助川:
だから・・あなたがその一人になるとやっぱり、全部がひっくり返ってしまうっていうのは、

相談者:
はい

ドリアン助川:
一人・・で自分の心の中だけ見てるからよ。

相談者:
あー、はい

ドリアン助川:
うん。あなたが、好きな物、接したい物とどんどん接してけばいいし、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなたの敵はいないし。

相談者:
はい

ドリアン助川:
そうやって、ちょっとこ、視野を・・切り替えてくれると・・

相談者:
うん

ドリアン助川:
いいかなという風に思いました。

相談者:
・・あー、はい

ドリアン助川:
うん

相談者:
ちょっと、自分ん、の、一人の時間も・・そういった(息を吸って)感動出来る物に、触れて行きたいなと、思います。

ドリアン助川:
感動が義務になっても先生、辛いですよね?

高橋龍太郎:
(笑)そう、そ、それは辛い・・

相談者:
アハハ(笑)

ドリアン助川:
それはまた辛い。

高橋龍太郎:
辛いけど、楽(たの)、一人が楽しいのを、

ドリアン助川:
うん

高橋龍太郎:
身辺にまず集めなさい。そんな感動なんて・・

相談者:
あーあ

高橋龍太郎:
考えたら・・て、大変だから。

ドリアン助川:
うん

高橋龍太郎:
面白そうなの、とにかく集めなさい?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
はい

ドリアン助川:
よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうございます。

ドリアン助川:
はいどうも失礼します。

高橋龍太郎:
はい・・失礼します。

相談者:
はい、失礼いたします。

高橋龍太郎:
はい

 

「教育熱心な父の下で高校で息切れ。ウツを治し接客に就くも一人になると空虚」への6件のフィードバック

  1. 私の長年の虚しさが消えたのは、毒親である両親を堂々と憎むようになってから、です。
    それから、世界が変わって見えました。空って、こんなにきれいだったんだ、と気づきました。
    他人の目が怖かったのが無くなり、人の目を気にする前に、自分から笑いかけてました。
    本来の自分に戻った感じです。

    親に対する怒りの感情を抑えて、小手先の努力をしても、疲弊するだけだと私は思うのですが。
    憎むべき相手をきちんと憎むことで、自分の人生が手に入ると思います。

    1. >匿名さま

      ありがとうございます、勉強になります。
      対象に怒りや憎しみをきちんと自覚した後で、それにとらわれずにするにはどうしたらいいのでしょう。
      怒りや憎しみにとらわれていると、それが障害になってしまわないでしょうか。それとも、自覚した時点で心が晴れるのでしょうか。

  2. わたしも支配的で身勝手な毒母から離れて1年位経った頃、空の綺麗さ、景色の綺麗さに感動した事があります!それまではいつも不安定で、何かモヤモヤしていましたし、達成感も無く、身体も弱くネガティヴでした。仕事や人間関係もトラブルに巻き込まれたり生きづらかったのですが、母親から離れて自分の人生を生きようと心掛けてから人生変わりました!今も不安が無い訳では無いですが絶対自分の人生乗っ取られてたまるか!と口にするだけでも変わると思いますよ

  3. ドンタコスさんとホントに同じです。
    時間はかかりましたが、親に支配された自分もそもそも弱かったんだと自覚し、でも、あんな親の元で、がんばって生きてきたよね、と自分をいたわり続けたら、なんか世界が明るくなりました。
    今は、憎むより、自分の人生を取り戻したい気持ちが強いし、取り戻している実感も強いです。
    spiralspineさんの疑問に対する答えになっているといいのですが、私の場合、自覚した後、十分憎んだから、吹っ切れたのかもしれません。
    加藤先生の言うように、ノートに書き続けて、だんだん自分を客観視できるようになったのも大きいと思います。もちろん、親にされた数々のひどいことを全て書き出し、怒りの感情も全て書き出しました。
    空のきれいさに気づいたのは、そういう苦しい時間が長く続いた後、怒りから一歩抜け出せるようになった時だったような気がします。

    1. >一番上の匿名さま

      ありがとうございます。やはり時間をかけて少しずつ、段階を踏んでということなのですね。

  4. 上のお三方のリスナーさんの意見に勇氣をもらえました。ありがとうございます。
    それとやはりドリ助さんは生き方に迷った若者には適任者。
    竜太郎先生はやはりプロ。

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