46で正社員オンリーの就活なんて変だからバイトと掛け持ちで探して欲しい母72
テレフォン人生相談 2019年8月20日 火曜日
息子は、中学では野球部、大学ではバイトにウインドサーフィン部と活発な様子も伺えるが母親である相談者曰く控えめな性格。
新卒で入った会社を一年もたずに退職。
以後、非正規社員、引きこもりもどきを繰り返しているもよう。
手を頻繁に洗うようになり、病院に掛かったら強迫性障害とかなんとか。
その後、就活するようになったものの、正社員にこだわっているようなので、非正規も含めて探すように言っていると言うのだが・・
パーソナリティ: 今井通子
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女72歳 夫71歳 結婚27年(47年の言い間違い?) 5年前に相談者が家を出る形で別居 夫と暮らす未婚の長男46歳 独立している次男43歳と長女39歳
今井通子:
もしもしい?
相談者:
あ
今井通子:
テレフォン人生相談でえす。
どういったご相談ですか?
相談者:
長男が、正社員希望して、就職活動してるんですが、
今井通子:
はい
相談者:
今の状況からして、アルバイトとか、非正規の労働とか、
今井通子:
はい
相談者:
そういう方にも目を向けて欲しいなっていうことで相談に、伺いました。
今井通子:
まず、あなたはおいくつですか?
相談者:
72歳です
今井通子:
ご主人は?
相談者:
71です
今井通子:
お子さんは、ご長男お一人?
相談者:
次男とお、長女とおります
今井通子:
ご長男はおいくつ?
相談者:
46歳です
今井通子:
ご次男は?
相談者:
43歳
今井通子:
お嬢様は?
相談者:
39歳です
今井通子:
39歳
も、皆さん独立はしてらっしゃるの?
相談者:
この長男以外は独立しております。
今井通子:
ご長男は、一度も結婚されてないの?
相談者:
あ、そうです
今井通子:
ご一緒に住まわれているわけですね?
相談者:
主人と住んでます
今井通子:
ちょっと待って。
そうすると、あなたは別に住んでらっしゃるの?
相談者:
そうなんです
今井通子:
あ、じゃ、ご夫婦が、別居結婚ですね?
相談者:
はい、そうです
今井通子:
あなた方ご夫婦は、
相談者:
はい
今井通子:
ご結婚何年目ぐらい?
相談者:
20う、7年くらいです
今井通子:
27年目
ご長男は、そうすると、ご主人と一緒にずっと暮らしてらっしゃるの?
相談者:
うん、家を出たことはないんですけども、新卒で一度就職はしました。
その後が、引きこもり状態だったり、
今井通子:
ふうん
相談者:
非正規の労働をしたり、アルバイトしたりして、時々仕事をしてるっていう状態なんですね。
今井通子:
ご夫婦が別居されていて、っていうのは、これ何年ぐらい?
相談者:
5年くらいです。
今井通子:
この理由は?
相談者:
二人の性格が合わなかったっていうことで
今井通子:
はい
相談者:
家庭裁判所の調停を受けまして別居になりました
今井通子:
これはどちらから言い出したの?
相談者:
あ、わたくしの方からです。
金銭的に、非常に、合わなかったんですね。
あの、お金を渡してくれない・・っていうかしら、ケチっていうんですか・・
今井通子:
で、あなた自身は、今、じゃあ、お一人暮らしなわけ?
相談者:
そうです
今井通子:
ご主人も、もう、年齢が年齢で・・
相談者:
あ、年金暮らしです
今井通子:
ご長男は、ご主人の年金で一緒に暮らしてらっしゃるの?
相談者:
そうなんです
今井通子:
一回、会社には勤められたんでしょ?、新卒で。
相談者:
あ、そうなんです、ええ
今井通子:
何年ぐらい勤められてたの?
相談者:
その年の年末に辞めましたので
今井通子:
あ、一年もたなかった
相談者:
そうなんです
今井通子:
この理由は何だったか?お分かりになります?
相談者:
あ、人間関係がダメだったんだと思います
今井通子:
お子さんのときはどうだったんだろう?
相談者:
仲間に、自分から入れてえ、欲しいっていうような行動が出来なかったみたいですね。
友達が遊んでてても、その仲間に、あの、入りたくても、側でじっとして見てえ、て、入れて頂戴っていう言葉が、言えなかったみたいなんですね。
小学校のときは、友達付き合いはしてました。普通に。
中学は、あの・・野球部に入りまして、
今井通子:
ええ、ええ
相談者:
熱心にやってたようなんですね。
高校のときは部活は選ばなかったみたいで、帰宅部でした。
今井通子:
お友達はいた?
相談者:
一人い、中学からの、友達がいたみたいです。
今井通子:
ふうん
相談者:
大学はあ、えっとお、えーと、ウィンドサーフィン部に入りまして、
今井通子:
あら!
はい
相談者:
アルバイトにも精を出して、まして
今井通子:
はい
相談者:
あの、就職するときの、スーツも全部、あの、自分で、貯金をして、
今井通子:
はい
相談者:
したような感じで、親には負担を掛けないような・・子どもでした。
今井通子:
あら、いいお子さんだったんですね?
相談者:
なんです
今井通子:
アルバイトは、な、どんなことやってらしたの?
相談者:
えっと、コンサート会場の整理ですとか、商店の電器屋さんでの、下・・請けとか・・
今井通子:
で、その、新卒でえ・・会社に入られて、その一年以内に人間関係で辞められちゃったっていうところは・・
相談者:
そのお、中の一人の方が、
今井通子:
はい
相談者:
重役のお嬢さんだったらしいんですね
今井通子:
はい
相談者:
それ以外の女子社員は結局その、重役のお嬢さん側について、
今井通子:
はい
相談者:
の、お昼休みを、持ち回りで、あの、電話当番してたらしいんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
全部自分に押し付けられて、外食に行けなくなったらしいんですね、昼休みに。
お昼の弁当買ってきて、自分が、昼休みの電話、当番になっちゃったとか言ってました。
今井通子:
パワハラ、プラス・・
相談者:
そうなんですよね。
今井通子:
どちらかというと、逆う、セクハラみたいな(苦笑)
今井通子:
そう、そうなんですねえ
今井通子:
うん
相談者:
後で聞かされて、もう、悔しい思いをしまして・・
今井通子:
うん
相談者:
その後、あの、引きこもりになりまして・・
会社を辞めてインドに旅行に行くって言って、パスポートを見せて、んん、明日とか、明後日とか行くって言い出したもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
主人と二人で大反対しまして、
今井通子:
はい
相談者:
でも翌日、わたしは、「も、行きたいなら行きなさい」って言ったんですけれども、もう、前日に、じゃ、親が両方とも反対したので、行くのを止めたって言って、結局、そのまんま引きこもりになったんですね。
今井通子:
で、引きこもって、お家にずっといらしたの?
相談者:
いえ、えー、ときどきい、非正規の仕事をしたり、アルバイトをしたり・・
今井通子:
あ、完全な引きこもり、っていう・・も、部屋から出ないとかっていうことではないのね?
相談者:
半年くらいは、
今井通子:
はい
相談者:
社会との接点っていうんですかね、
今井通子:
はい
相談者:
を、持たずに生活してるような感じですね。
今井通子:
そういうふうに見えたかもしれないけど、ひょっとしたら、親に対する抵抗し・・だったのかな?
相談者:
あー・・
その後はですね、あの、すっごく、あのお、潔癖症みたいになりまして、
今井通子:
はい
相談者:
よおく石鹸、が、早くなくなるんですね。
今井通子:
ええ、はい
相談者:
何回も石けんで、一日手を洗うもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
メンタルクリニックにも、あの、行くようにもなりました。
今井通子:
ご自身で?
あなた方が、勧めて?
相談者:
◆#$%自分で見つけて来たような・・
今井通子:
あ、なるほど、なるほど、はい
相談者:
はい
あと、
今井通子:
この、メンタルクリニックにいらしたときに、
相談者:
はい
今井通子:
症状を
相談者:
ええ
今井通子:
なんか、お医者さんから、
相談者:
はい
今井通子:
あなた方が聞いたっていうことあります?
相談者:
強迫性障害とかも言われました
今井通子:
あ、はい
そのお、後、
相談者:
正社員になったことは、ないんですけど、アルバイトとか、せ、非正規労働とかは、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、ときどきしてました。
製造の現場、みたいなところですね
今井通子:
お食事は家で取られてた?
相談者:
あ、もちろんそうです
わたしが全面的に作っておりました
今井通子:
たとえば買い物?
相談者:
はい
今井通子:
身の回りのものとか
相談者:
はい
それは自分で行ってました
今井通子:
自分の身の回りもの、ものを、買うぐらいの、お金は稼いでいたということ?
相談者:
そうみたいです
今井通子:
そして?
最近になって、正社員になりたくなってえ、正社員の働き口ばかりを探してるっていうこと?
相談者:
そうなんです
正社員オンリーで、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、職業安定所に通うようになりまして、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、ま、年齢は年齢ですので、
今井通子:
はい
相談者:
ん、正社員は無理だから、
今井通子:
はい
相談者:
あの、アルバイトとか、あのお、非正規労働とか、
今井通子:
うん
相談者:
両方を、あのお、掛け持ちで探した方がいいんじゃないの?って、あの、親が言っても、全然受け入れてくれなくって
今井通子:
はい
相談者:
今だに正社員オンリーで、職探しをしてるもんですからあ、46歳で正社員オンリーで、しょ、仕事を探すってことは、願いがね?、変なので、両方掛け持ちで、探した方がいいって言うんですけども、聞き入れてくれないんですね。
だからそこんところ、
今井通子:
そ・・はい
相談者:
本人が考えが変わるように、どう、言ったらいいのか?って言うことを・・教えていただければと思うんですね。
今井通子:
今日はですね、心についてのエッセイストとしておなじみのマドモアゼル愛先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、よろしくおねがいします
今井通子:
先生よろしくおねがいします
(回答者に交代)
39-46才の子供がいて結婚27年ってどういうことなんでしょうね?
本人の言い間違いで、結婚47年じゃないでしょうか?
高齢者あるある・・
相談者はなんか他人事的な相談だし、結婚年数とか変だし問題は46歳の息子だけではなさそう。
愛先生の回答にほっとしながら聞いていましたが、全く相談者の心には届いていない様な相づちでした。
頑張って正社員になる努力さえ認められない息子さんが、これ以上傷つかなければ良いと思います。
生き方を否定されて、自信を無くしていたのに、立ち上がろうとする息子をまだ押さえつけようとする母親がいることが残念です。
愛先生のいう通りだと思う。私の母も70台前半なんだが、何てことないことに一々文句付けたりしてくる。それが長いと親に信頼感なくなる。
子供はさ、自立したいんだよ。それに向かってもがいてる様を黙って見守ってほしいんだよ。それを「お前の為」という全否定で心を殴られて、挙句おかしいなんてさ。それって長男を馬鹿にしてるよね。存在自体を軽んじてるよね。って思います。
ご長男さん。私も40台で仕事を探しています。お互いに条件は厳しいけれど、いつか縁ある会社と巡り合えることを信じて頑張りましょうね!