自立している引きこもりに上から目線。思い出した絶縁状態の弟を救いたい新婚姉
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
坂井眞:
なかなか難しいですね、これはね。
相談者:
そうですよね。
坂井眞:
ね、あなたが一番そう思ってると思うんだけど(苦笑)。
相談者:
あ、ホントにそうです(苦笑)。
坂井眞:
うん。で、あの、さっきちょっと、お聞きしましたけれども・・
相談者:
はい
坂井眞:
小学校時代は、良好だったと。
相談者:
はい
坂井眞:
家族との関係がね?
相談者:
はい
坂井眞:
で中学に入ってから、ま、引きこもりになってしまって、
相談者:
はい
坂井眞:
で、高校からの寮のある学校に行って。
相談者:
はい
坂井眞:
ま、つまり・・家、家族と一緒に、生活しなくなったわけですよね?
相談者:
そうです。はい
坂井眞:
ま、中学時代も引きこもりだから・・
相談者:
うん
坂井眞:
ま、一緒と言えるのかどうか?っていう問題はあるけれども。
相談者:
あ・・はい
坂井眞:
少なくても物理的には同じ家にいたわけですよね?
相談者:
そうです、はい
坂井眞:
で、高校以来、もう、おー、家から出て・・
相談者:
はい
坂井眞:
えー29歳の、今になるまで、
相談者:
はい
坂井眞:
もう家族とは一緒にいないと。
相談者:
うん、そうです。
坂井眞:
で・・えーとこれは、ひ、一言で説明出来ないと思うんだけど。
相談者:
はい
坂井眞:
結局修復したいっていうと、なんでこうなったのか?っていうとこと・・
相談者:
そうですね。
坂井眞:
関係して来るじゃないですか?
相談者:
はい
坂井眞:
ま、思い当たるとしたらどんなことはあるんですかね?
相談者:
まあ・・そうですね、実は、わたし、5人きょうだいの中で、
坂井眞:
はい
相談者:
きょうだいみんな・・なんとなく・・この、家から・・
坂井眞:
あー
相談者:
出て行きたいっていう気持ちに駆られてた、と思うんですね。
坂井眞:
あはい
相談者:
だからまあ・・ま、わたしも人生相談いっぱい(含み笑い)、聴かせていただいてるので、あれですけど、
坂井眞:
あはい
相談者:
弟はやっぱり、親から望むような、愛情をもらえてなかったことが、なかったんじゃないかな?とは・・
坂井眞:
うん・・なるほど。
相談者:
思いますね。
坂井眞:
そうするとお・・その、出たい・・って、きょうだいみんな思ってたんじゃないかと。
相談者:
はい
坂井眞:
えー特に、弟は・・親からあんまり愛情を受けてなかったんじゃない・・かな?と感じるっていうは・・
相談者:
うん・・はい
坂井眞:
お姉さんから見て弟さんは、何?扱われ方が・・あの、そういう風に見えたの?
相談者:
あ、もう、あのお・・両親すごく・・仕事お、と、そのお、土地の問題とかすごいトラブルを抱えてた・・
坂井眞:
ん・・ああー
相談者:
時期が・・
坂井眞:
うん
相談者:
すごく長かったので、
坂井眞:
うん
相談者:
ま、弟お・・に・・ま、手を、割いても、割いてるっていう印象はなかったですね、やっぱり。
坂井眞:
うん・・なるほど。そうすると・・何か・・虐待的なとか、特別厳しいとか、そういうことはなさそうですよね?
相談者:
そうなんですよ。
坂井眞:
ただ、なんか、あの、み・・近い関係ではなかなかいられなかったみたいなこと・・
相談者:
そうですね。
坂井眞:
ですよね?
相談者:
はい
わたし自身もなんか両親に何かを、相談・・したいとか・・いう気持ちも持てなかったですね。
坂井眞:
うーん
相談者:
迷惑掛けてはいけないっていう・・
坂井眞:
うん
相談者:
思いがすごく・・子どもの時からあったので。
坂井眞:
で、あの、今のお話聞いて・・あの、ちょっと疑問なのは、
相談者:
はい
坂井眞:
あの、「家族全員嫌ってる」ってさっきおっしゃったじゃないですか?
相談者:
はい
坂井眞:
だけどお、どうも話を聞くと別にその・・弟さん、が家族を嫌うような?
相談者:
うん
坂井眞:
家族全員を嫌うようなエピソードってなさそうな気がするんだけど・・
相談者:
そうなんですよ。ちょっとそのお・・そこが一番わたしも、難しい、と思ってるんですけど、どうも・・弟は、その・・う、勘違いというか、妄想というか・・
坂井眞:
うん
相談者:
すごい大事にしてた猫お・・
坂井眞:
うん
相談者:
が、死んだことがあって。
坂井眞:
うん
相談者:
で、その猫が死んだ時、ちょっと記憶が定かじゃないんですけど、
坂井眞:
はい
相談者:
猫が死んだことをみんなで、笑ったって、いう風な記憶が弟の中にあるみたいなんですね。
坂井眞:
ふうーん・・なるほど。
相談者:
やっぱその、弟が・・家庭から、家族からいなくなった、出て行ったことをみんな良かったって思ってるんじゃないかな?って、勘違いしてるんじゃないかな?って、わたしは・・
坂井眞:
なるほど。
相談者:
&#△%てるんですけど。
坂井眞:
そうすると何か特別な理由があったわけでもなさそうだけど・・
相談者:
うーん
坂井眞:
どっかでそういう誤解が生まれちゃったんじゃないかと。
相談者:
そうですね、はい
坂井眞:
なるほどね・・
相談者:
うん
坂井眞:
そうするとどうもその・・いい関係・・絶縁状態の生活を・・立て直したい。援助を受けてくれるような関係になりたいといっても・・
相談者:
うーん
坂井眞:
何がいけなかったのか?が分からないから・・
相談者:
です・・
坂井眞:
なかなかすぐ・・こうすればいいっていう答えは、出て、来づらい感じがするんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
ただあの、なんか救いに、感じてるのは・・お兄さん、だから上から二番目の方?
相談者:
はい
坂井眞:
が、あの、伯母さんが亡くなった時にちゃんと知らせて・・
相談者:
はい
坂井眞:
会いに行って・・一応話は、して、来れてるので。
相談者:
はい
坂井眞:
で、ま、気には掛け、てらっしゃるわけじゃないですか?
相談者:
はい
坂井眞:
で、あなたもそう言ってらっしゃるし。
相談者:
はい
坂井眞:
あとの二人の、お姉さんも基本的には、そこはおんなじなんですか?
相談者:
そうです、はい、何かしたいと思ってます。
坂井眞:
うん・・で、それはなんかすごく救いの感じがするので、
相談者:
はい
坂井眞:
そういうお気持ちをみなさんが持って、いるんであれば・・
相談者:
はい
坂井眞:
あとはその、なんでこうなったのか?っていうことを・・
相談者:
うーん
坂井眞:
考えながら・・で、そんなのすぐ答え出ないんですけど。
相談者:
はい
坂井眞:
長い時間掛けて、え、こちらの、おー、姿勢は・・ちゃんと、「支えたいと思ってるよ」っていう・・
相談者:
うん
坂井眞:
サインを送り続けるのがまず第一じゃないかなと思うんですよ。
相談者:
あ、そうですか。
坂井眞:
で、今は幸いにして住所も分かってるし・・
相談者:
うん、はい
坂井眞:
一応お兄さん会いに行って、話は出来たんだから、
相談者:
はい
坂井眞:
そのお、このじゅ、10年以上お・・そういう状態が続いていたから・・
相談者:
はい
坂井眞:
いきなり行ってね?、あ「分かりました。援助受けますよ」ってそれはならないと思うんですよ。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん
だからその何年か掛かりでね?
相談者:
うーん
坂井眞:
いやこれ、「こちら家族のつもりでちゃんといて、いつでも受け入れるよ」と。
相談者:
うん
坂井眞:
で「ホントに困った時は」・・あ「支えてあげたいと思ってますよ」っていうね?・・シグナルを出し続けることしか、今は出来ないんじゃないかなっていう気がするんですけどね。
相談者:
なるほど。
坂井眞:
そうやってこう、関係を・・改善して行く・・てことじゃないのかな?・・
相談者:
うん
坂井眞:
で、彼も・・そのお、おー、中学校や高校時代よりは、社会に出てちゃんと、立派に働いてるわけだから。
相談者:
うん
坂井眞:
あの、考え方も、また・・小さいとき、若い時、よりは変わって来てると思うしね?
相談者:
はい
坂井眞:
結局その、向こうが関わりたくないって言ってるとこに、ズカズカと、こう入って行って・・なんかしてあげるっていうのも、向こうにしてみたら・・迷惑だっていうことも、あるじゃないですか?
相談者:
・・なるほど・・
坂井眞:
今・・彼も、だってちゃんとアパート借りて自分で生活、してるわけだから。
相談者:
あ、そうですね。
坂井眞:
あの、こっちがそういうつもりがあるからといって、向こうは余計なお世話だと思うわけで。
相談者:
はい
坂井眞:
そうは言っても、もし一人で暮らしてらっしゃって、身体壊したりなんかしたら・・
相談者:
うーん
坂井眞:
ホントに助けてもらわなきゃいけない時もあるかもしれないじゃない?
相談者:
そうなんですよねえ・・
坂井眞:
うん・・だ、そういう時に、やれることはやってあげるっていうことじゃないかなと思うんですけどね。
相談者:
うん・・はい
(再びパーソナリティ)
間違った歪んだ解釈かもしれませんが・・
このまま放っておけば 弟が犯罪でも犯しかねないのを兄弟が危惧しているように感じたのは私だけ?
いろいろと想像をかきたてる。
11年間も本気で探そうとしなかった。母親の元にきょうだい4人が集まれば、誰かが「あの子はどうしてるだろ」とか言っただろう。
「関係の修復は無理でも支援を受け取ってほしい」と、ことさらに金銭的援助をしたがるのは何故か。
長男が末弟を訪問したとき、どんな会話がされたのか。下手に関係修復を図って、また行方不明になるのが心配、ってかなりこじれてる。
もしかして子ども時代、末弟をいじめていなかったか。年齢からいって、上の4人からすると手の掛かる幼い末弟を邪魔に思っても不思議じゃない。
可愛がってた猫が死んだのを笑った、って誤解する事自体、気持ちが通ってた間柄とは思えない。
援助より、まずは会いに行ってほしい。つれない態度をとられても諦めないで。
いつか、実家でみんな揃って食事したり酒を飲んだりできる日が来るといいけど。
はじめは、優しいいいお姉さんやなと聞いてたのですが、だんだんと、なぜ急に皆が援助してあげたいとか言い出したのか不思議でした。今井先生が、最後に、上から目線でと言われたことも、自分はまったくそう思ってなかったので、そういわれればそうだなと思えてきました。しかし、年の離れた弟さんは、みんなにまったく連絡を取らずに、生きてきたというのは、驚きでした。なんとなく、弟さんは、まったく連絡などは、必要としていないし、これからも、交流は、なさそうだなと思いました。
お父さんが亡くなられた時、五人兄弟のうち次男さんだけ未成年でした。
家族の中では 恥かきっこ の位置だったのでしょうか。なんだか彼だけ一家の中で浮いている印象を受けました。家族から無意識にナチュラルに仲間外れになっていたのかも。
子供を産むだけ産んでさっさと死ぬ親は嫌いです。
管理人さんのコメで思い出した。
歪んだ家庭のストレスの鉾先は一番弱い者に向くってアドバイスあったなぁ
久しぶりに管理人さんの書き込みが!
何だかいろいろ妄想しちゃうんだけど、父親の死因は?弟は葬儀には出た?そもそも死を知ってた?
中学生時代に「引きこもり」とは言ったが学校にはちゃんと通ってたらしい。男が思春期を迎えて家族との接触を疎んじるのは珍しくないけど、そのまま寮のある高校に進学するとは普通じゃない。
高校生の頃は実家にたまには帰って来てたのか。その頃はきょうだい達は実家を出てたのか?
母親はどう接してた?
坂井先生は丁寧な回答に終始してたし、今井先生は相談者の視点に疑問を呈して終わった。
もう少し詰めてほしかったな。
相談者自身の家族構成が気になる。旦那とそこそこ年が離れているし、晩婚である。やたら含み笑いが多かったのもひっかかる。
ぶっちゃけ、この相談者の弟と似ている境遇の者である。弟は、髭伸び放題散らかし放題で自由を満喫している。虐待の可能性は分からないが、少なくとも弟と他の兄弟とではかなりソリが合わなかったと思う。
自分は結局、人生の三分の一はソリの合わない家族と付き合って時間を無駄にした。長らく疎遠にしていた家族から連絡が来る時は「選挙」「宗教」「介護」など、とにかく自分がまた手ゴマにされかかっていると思っても過言ではない。そして自分自身の家庭が上手く行っていないから疎遠の血縁者にすがるのである。
兄弟は他人の始まり。家族とは、たまたま血縁があるだけの他人。弟よ、逃げろ。相談者は、初めて弟の気持ちが分かったのかどうか知らないが、自分の家庭に目を向けろ。弟にしたらいらぬ世話。
最初の行に五人きょうだいの三女とありますが
五人きょうだいの三番目で次女が正しいのではないでしょうか