自立している引きこもりに上から目線。思い出した絶縁状態の弟を救いたい新婚姉

テレフォン人生相談 2019年12月6日 金曜日

絶縁状態にあった弟のすさんだ暮らしを知って支援したい。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女37歳 5人きょうだいの三女(長女42歳 長男41歳 次女39歳 次男29歳)父は11年前に他界 母72歳 夫50歳 結婚1年目 子どもはいない

今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談でえす。

相談者:
もしもし?よろしくお願いします。

今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
えっと、絶縁状態の、弟の生活を立て直す支援をしたいんですけども、どのようにアプローチしたら良いか?、相談させてください。

今井通子:
はい
あなたおいくつ?

相談者:
37歳です。

今井通子:
37歳、え、独身ですか?結婚してらっしゃいますか?

相談者:
結婚しています。

今井通子:
はい・・そうするとご主人はおいくつ?

相談者:
50歳です。

今井通子:
50歳・・お子さんいらっしゃる?

相談者:
いません。

今井通子:
・・ご結婚何年目ぐらい?

相談者:
あ、えー今年・・

今井通子:
あ・・

相談者:
です。1年目

今井通子:
今年ですか?おめでとうございます。

相談者:
ありがとうございます(含み笑い)。

今井通子:
・・ということは、お二人でまだラブラブなさ、最中ですね?

相談者:
そうですね。

今井通子:
フフフ(笑)

相談者:
はい

今井通子:
で、にもかかわらず、絶縁状態のお、弟さん?

相談者:
はい

今井通子:
はい。絶縁なる・・状況をなぜこうなったか?を、お聞きしていい?

相談者:
はい。そうですね弟お、とは小学生のお、時代はすごく良好だったんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
えー、弟が中学校に入ってから、ちょっと引きこもり、状態になりまして、

今井通子:
はい

相談者:
で、中学う、3年は、学校、ま、通いつつ・・

今井通子:
うん

相談者:
家庭の中で・・誰とも、あの、良好なコミュニケーションを取れないっていう状態だったんですね。

今井通子:
はい

相談者:
で、高校は寮のある、高校に、行きまして、

今井通子:
はい

相談者:
そのまま家を出る形になって、

今井通子:
はい

相談者:
で、高校卒業と同時に家に、帰って来なくなったという状況です。

今井通子:
あー、だから高校卒業したのに、家に帰らず・・

相談者:
はいそのまま一人で、生活しているっていう感じです。

今井通子:
あ・・一人で生活していることは分かってんのね?

相談者:
はい

今井通子:
はい
えー、で、その生活はどういうふになさってんだろ?

相談者:
ちょ、住所お、は、ハッキリ、今まで、よく分からなかったんですね。
で、あの、戸籍の附票調べると、分かるっていうことが・・去年かな?分かりまして、

今井通子:
うんふふふ

相談者:
それで、弟の所在を突き止めたっていうのが、つい、ホント最近の、ことです。

今井通子:
はい
あ、ちょっと待って!

相談者:
はい

今井通子:
弟さんはおいくつ?

相談者:
29歳です。

今井通子:
29歳。高校卒業してからそうすると、もうだいぶ時間が経ちますよね?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
で、この間(かん)に・・結局、自活してたってこと?

相談者:
そうです、はい

今井通子:
お、すごいじゃないですか?

相談者:
はい、そう思います。

今井通子:
うん
こうなるとちょっと、お父さま、お母さまの方の話になるけど・・

相談者:
はい

今井通子:
あなたのお父さまとお母さまはご存命?

相談者:
はい。えー、母親は生きてますけど父親は11年前に亡くなってます。

今井通子:
あ、分かりました。
・・と、お母さまおいくつ?

相談者:
72歳です。

今井通子:
うん。で、あなた自身は弟さんとあなたの二人?・・きょうだい?

相談者:
きょうだい5人きょうだいです。

今井通子:
おっ!
えー、一番上から、じゃ、男、男性、女性、年齢をおっしゃっていただける?

相談者:
はい
えー、一番上が長女42歳

今井通子:
はい

相談者:
長男41歳

今井通子:
はい

相談者:
次女39歳

今井通子:
はい

相談者:
で、わたし37歳

今井通子:
うん、うん

相談者:
弟29歳です。

今井通子:
なあるほど。
・・で、他の方々は?

相談者:
あ、みんな結婚しましたね。はい

今井通子:
うん・・じゃ、みんな結婚してて、弟さんだけお一人なの?

相談者:
そうだと思います。はい

今井通子:
で、上の方々は、弟さんに対して、その・・絶縁状態?やっぱり。

相談者:
そうですね、弟はもう家族丸ごと・・嫌ってるっていう感じです。

今井通子:
嫌ってる?

相談者:
はい

今井通子:
あ・・要するに嫌ってるから絶縁なの?

相談者:
そうです・・はい

今井通子:
で、あなたとしては一番近いお姉さん?

相談者:
そうです。

今井通子:
だから・・弟さんと、コミュニケーション取りたいなあと。

相談者:
そうですね、ずっと・・気になって、ま、きょうだいみんな、弟のことは心配していたんですけど、

今井通子:
うんふん、うん

相談者:
一人で、暮らしているしい・・

今井通子:
うん

相談者:
いんじゃないかぁっていう気持ちではずっと、あったんですね。

今井通子:
うん

相談者:
でも、あの、つい先月、母方の、伯母が亡くなりまして、

今井通子:
はい

相談者:
そのことを知らせるために、長男が、弟に会いに行ったんですね。

今井通子:
はい

相談者:
そしたら、あの、アパートに住んで、いたようなんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
部屋の中がゴミ屋敷状態で、

今井通子:
うん

相談者:
で、ヒゲもだいぶ生えて身なりも、不、不衛生な、様子だったっていうことが分かって。

今井通子:
ふん

相談者:
これはなんか、支援、してあげないと・・もう厳しいんじゃないかっていう、ことで・・
ただ、弟自体はその、家族の関わりは相変わらず、拒絶して、いるもので、あまり、関わろうとするとまた、引越しでもされて今度、所在が分からなくなったりすると・・何も出来なくなるかもしれないと思って・・

今井通子:
うん

相談者:
どうしたらいいのかなあ?と。

今井通子:
ああー、そういう状況なのね?

相談者:
はい

今井通子:
ただ弟さんちゃんと生きてらっしゃるわけじゃない?

相談者:
ま、ちゃんとお・・

今井通子:
ま、確かにゴミ屋敷かもしれない、ヒゲも伸びてるかもしれない(含み笑い)けど・・

相談者:
うーん

今井通子:
人間その、特にほら、今ね?、あの・・日本だと・・

相談者:
はい

今井通子:
食べる物も、着る物も何もかも買わなきゃなんない時代だから。

相談者:
うーん

今井通子:
野生動物のようには生きられないので。

相談者:
そうですね。

今井通子:
それなりに・・なんか、収入源もあるわけでしょ?

相談者:
まあ。そうですね、今住んでる、住まいもたぶん、6、7年は住んでるみたいなので・・

今井通子:
うん

相談者:
うん、お金は、それなりに・・稼げてるとは思います。

今井通子:
ですよね?

相談者:
はい

今井通子:
そうすると今日のあなたのお・・ご質問というか・・

相談者:
はい

今井通子:
は(わ)、どういうことになりますかね?

相談者:
その、ま・・弟と、関係修復までは行かなくても、

今井通子:
うん

相談者:
支援をお・・受け取ってもらえるようなアプローチの仕方が、何か、あったら・・教わりたいなっていう気持ちなんですけど・・

今井通子:
なあるほどねえ。

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね、弁護士の坂井眞先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)


自立している引きこもりに上から目線。思い出した絶縁状態の弟を救いたい新婚姉」への8件のフィードバック

  1. 間違った歪んだ解釈かもしれませんが・・
    このまま放っておけば 弟が犯罪でも犯しかねないのを兄弟が危惧しているように感じたのは私だけ?

  2. いろいろと想像をかきたてる。
    11年間も本気で探そうとしなかった。母親の元にきょうだい4人が集まれば、誰かが「あの子はどうしてるだろ」とか言っただろう。
    「関係の修復は無理でも支援を受け取ってほしい」と、ことさらに金銭的援助をしたがるのは何故か。
    長男が末弟を訪問したとき、どんな会話がされたのか。下手に関係修復を図って、また行方不明になるのが心配、ってかなりこじれてる。
    もしかして子ども時代、末弟をいじめていなかったか。年齢からいって、上の4人からすると手の掛かる幼い末弟を邪魔に思っても不思議じゃない。
    可愛がってた猫が死んだのを笑った、って誤解する事自体、気持ちが通ってた間柄とは思えない。

    援助より、まずは会いに行ってほしい。つれない態度をとられても諦めないで。
    いつか、実家でみんな揃って食事したり酒を飲んだりできる日が来るといいけど。

  3. はじめは、優しいいいお姉さんやなと聞いてたのですが、だんだんと、なぜ急に皆が援助してあげたいとか言い出したのか不思議でした。今井先生が、最後に、上から目線でと言われたことも、自分はまったくそう思ってなかったので、そういわれればそうだなと思えてきました。しかし、年の離れた弟さんは、みんなにまったく連絡を取らずに、生きてきたというのは、驚きでした。なんとなく、弟さんは、まったく連絡などは、必要としていないし、これからも、交流は、なさそうだなと思いました。

  4. お父さんが亡くなられた時、五人兄弟のうち次男さんだけ未成年でした。
    家族の中では 恥かきっこ の位置だったのでしょうか。なんだか彼だけ一家の中で浮いている印象を受けました。家族から無意識にナチュラルに仲間外れになっていたのかも。
    子供を産むだけ産んでさっさと死ぬ親は嫌いです。

  5. 管理人さんのコメで思い出した。
    歪んだ家庭のストレスの鉾先は一番弱い者に向くってアドバイスあったなぁ

  6. 久しぶりに管理人さんの書き込みが!

    何だかいろいろ妄想しちゃうんだけど、父親の死因は?弟は葬儀には出た?そもそも死を知ってた?
    中学生時代に「引きこもり」とは言ったが学校にはちゃんと通ってたらしい。男が思春期を迎えて家族との接触を疎んじるのは珍しくないけど、そのまま寮のある高校に進学するとは普通じゃない。
    高校生の頃は実家にたまには帰って来てたのか。その頃はきょうだい達は実家を出てたのか?
    母親はどう接してた?

    坂井先生は丁寧な回答に終始してたし、今井先生は相談者の視点に疑問を呈して終わった。
    もう少し詰めてほしかったな。

  7. 相談者自身の家族構成が気になる。旦那とそこそこ年が離れているし、晩婚である。やたら含み笑いが多かったのもひっかかる。
    ぶっちゃけ、この相談者の弟と似ている境遇の者である。弟は、髭伸び放題散らかし放題で自由を満喫している。虐待の可能性は分からないが、少なくとも弟と他の兄弟とではかなりソリが合わなかったと思う。
    自分は結局、人生の三分の一はソリの合わない家族と付き合って時間を無駄にした。長らく疎遠にしていた家族から連絡が来る時は「選挙」「宗教」「介護」など、とにかく自分がまた手ゴマにされかかっていると思っても過言ではない。そして自分自身の家庭が上手く行っていないから疎遠の血縁者にすがるのである。
    兄弟は他人の始まり。家族とは、たまたま血縁があるだけの他人。弟よ、逃げろ。相談者は、初めて弟の気持ちが分かったのかどうか知らないが、自分の家庭に目を向けろ。弟にしたらいらぬ世話。

  8. 最初の行に五人きょうだいの三女とありますが
    五人きょうだいの三番目で次女が正しいのではないでしょうか

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