姪を中2まで育て両親看取った実家の独女に死別太りの姉が恩知らずの一言

テレフォン人生相談 2020年8月7日 金曜日

コメント欄に、釣りか?と思える書き込み。
でもマジだったら教えてあげないといけないし、ここはあえて釣られよう。

加藤諦三の今日の一言。
賄賂というのは、もちろん比喩表現。
何を比喩しているかと言えば、不正な授与、不正な報酬。
(受け手が公務員であれば送り手も含めて双方が犯罪)
あってはいけないこと、やってはいけない行為。

渡す方は見返りを期待して渡し、貰った方はお返しとして良きに計らう。
これが依存関係であって、愛情とは程遠いわけだが、愛情と勘違いするから関係はややこしいことになる。

ちなみにアスペルガーの人の特徴に、比喩表現、皮肉、お世辞、社交辞令が伝わらないというのがあります。
字ヅラをそのまま受取ってしまうからです。

 

さて、
役割を失った独女が人生の意味を考えあぐねている。

結局、姪たちを預かったのはいくつの時からいくつまでかしら。

相談者 「中学校2年生ぐらいまで育てました、どちらも」

どちらもって・・6つ違い。
引き離したとでも?

 

姉の一言に傷ついたようだけど、もっと聞きたくないことを姉は思ってる。

たとえ母親失格だとしても、一家に次世代をもたらしたのは姉。
これでもって姉自身が気持ちの上で相当のマウント。

感謝してるかなあ・・
ま、してるだろうけど、それは両親との合わせ技。
どうかしたら孫との楽しい暮らしをさせてあげたぐらいに思ってても不思議じゃない。

親の看護だって同じ。
感謝してたとして、それは姉の中では実家暮らしと相殺してる。
犠牲を払った妹とは思ってない。

だからこその姉のセリフ。
これ以上、姉の生活に口挟めば、上で示した腹の中を言葉にしてぶつけられよう。

4つ違いの姉って修学も重ならないし、もう圧倒的な、ザ・姉。
そして性格が反対ときてる。

親の手に余る長女に
手のかからない次女。

両親にとって心配の種は長女

だったの、ずっと、若い時は。
だけど、どっかで逆転。
晩年の両親にとって心配の種は次女。
姉もそう思ってる。

そして、

加藤諦三 「相談は寂しさを受け入れてどう生きて行くか?ということですか?」
相談者 「そうです‥」

心配は杞憂ではなかった。

さて、
お姉ちゃんにお盆はどうしようかメールでもしてみようかしら。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女56歳独身 両親は他界 姉60歳 姉の娘36歳と30歳

今日の一言: 見返りをもって愛情を与えるとき、その愛は賄賂である。カレンホルナイ(*)

(*)Karen Horney: 精神科医 独 1952年 67歳没

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