テレフォン人生相談 2020年9月10日 木曜日
マッチングアプリで知り合って1年で結婚し1年半。
妻が行為を嫌がりセックスレス。
子作りのためには応じることになっている。
セックスレスそのものはあきらめているのか、相談は、したいという気持ちの持って生き方。
確かに恋愛モノなんかでも前戯を長々やるものは少ない。
AV鑑賞もそのシーンまで早送りするのがお約束。
着衣のまま、いきなり挿入準備完了も普通。
あのね、それは今から気持ちのいいことが始まるという予感に反応する条件反射なの。
根深いものがある。
倦怠カップルならいざしらず、前戯は義務なのか?
触りたくないのか?
揉みたくないのか?
吸いたくないのか?
舐めたくないのか?
恍惚の表情でヨガる別の妻と会いたくないの?
今日に限れば三石女史のパートは無くてもいいような。
アタシは抗議なんかしないよw(詳細は3日前の月曜日の回)
むしろ、この手の相談のときは細部を訊かないとアドバイスにならないということを刻む意味で良回。
パーソナリティのヒアリング不足かと思いきや、
「妻が痛がる」
「休みの日はずっと一緒」
「『好き』って言い合う」
行為に問題があることを想像するに十分。
ケンカはすべてセックスがらみ。
新婚旅行で一回目は嫌がらなくて、最終日にやろうして大喧嘩。
これなんか分かり易いでしょ。
交際中にすでに幻滅していたものの、新婚旅行という舞台がその気にさせて、応じてはみたけどやっぱり。
鈍感な三石女史?
それはない。
意識的に避けた。
何があったかしらんけど、三石女史は下ネタが苦手。
たぶんねえ、好きじゃない。
映画化までされた華々しいデビュー(*)の後、これといった二作目が出ないことが不思議だったんだけど、ちょっと分かった。
性愛から逃げて小説なんて書けるわけがない。
無知な夫と40年。
やっとの思いで「痛い」と告白した妻に、それでも尚「芝居」と言う爺さん。
今日と同じく今井女史がいてくれて助かった回。
誘う女と妻との間で揺れる挿入命の現役75歳
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男29歳 妻30歳 入籍1年半 妻の両親と二世帯で同居