テレフォン人生相談 2020年10月16日 金曜日
夫がLINEメッセージを相談者に誤送信したことで浮気を知る。
その時は冷静に話し合ったものの、翌日に夫が酔って帰宅した際に口論。
夫が逆ギレの暴言。
翌日に夫は発言を取り消したものの、古い携帯を調べたら、過去の浮気も知る。
当時はちょうど舅姑の介護で大変な時期でもあり、ショックを受ける。
相談者が夫の携帯のパスワードを突破した方法は類推攻撃と呼ばれる初歩的な手法。
このように失敗回数ロックが施されていないと、特に家族や恋人などの親しい人には簡単に破られてしまう。
甲斐性が無いというか、どんくさいというか
浮気のバレ方もそうだし、
バレてからのうろたえ方もそうだし、
相手がセミプロってのもそうだし、
全てがどんくさい。
何よりバレるっていうことそのものが。
お家に帰るまでが遠足。
バレずに終わらせるまでが浮気。
もっとも、今日の相談で分かるように、妻が本気出せば夫の隠蔽工作なんて無駄。
だから大事なことは本気で疑わせないこと。
相談者だって、それまでの夫の怪しげな動きに気づいていながらスルーしてきた。
妻を大切にしない男に浮気する資格はない。
女のカモフラージュは完璧だった。
どんくさい不倫相手のおかげで円満家庭が崩壊する。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女58歳 夫61歳 家庭持ちの娘36歳 同居の息子26歳 義母86歳 4人暮らし
今日の一言: 最愛の人に対する最大の憎しみ。成長するか退行するかです。