父82歳が自転車で追突。被害者の通院11ヶ月超も終わる気配なし。負担いつまで?
(回答者に交代)
大迫恵美子:
はい、もしもし?
相談者:
はい、あ、よろしくお願いします。
大迫恵美子:
あはい、よろしくお願いいたします。
お父さんの方、ま、保険にも入ってなくて・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
結局、ずっと、おー、実際の掛かった費用を払ってる形ですね?
相談者:
そうです。
最初は・・なんか、相手の健康保険を使っておったんですけども、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
あの・・交通事故の場合は・・それは適用出来ないということで、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
なんか保険ん、で自己負担分だけは・・払、ってて・・その、残りの分は・・請求書が、保険組合の方から来てます。
大迫恵美子:
はい、そうですよね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、その、治療がね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
必要なものなのか、どうなのか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それと、その・・まあ、今回の、この、おー・・自転車事故でね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
発生している因果関係のある、ものなのかどうなのかと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
いう辺りはとても難しい話なんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
えーなかなかそこの・・話をね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、当人同士で・・あの、着けるのは結構難しいでしょうね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、一応こちらは、加害者っていう立場なので、
相談者:
そうなんです。
大迫恵美子:
ねえ?、あの、「いや、あんたもういい加減にしたらどうだ」なんていうことは、な、口が裂けても言ってはいけないことですし。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そうすると、どういう、話の向きでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの・・ま・・「これからずっと払い続けて、行かなきゃいけないんでしょうか」なんていう話を持ち出したらいいのかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
確かにその・・なかなか治らないということに対して、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それ、ずうっと、お、「どのぐらいで・・治りそうだとかってお医者さん言ってますか?」みたいなことは、その2ヶ月前の時に、聞きました?
相談者:
・・分からないようなことを・・おっしゃってたようです。
大迫恵美子:
うーん
相談者:
はい
大迫恵美子:
・・今、その、この段階で・・打ち切るみたいな話、を、する、うー、と、ま、それなりの悶着(もんちゃく)はありますよ。
でも、そういうことしないと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
恐らくは、ま、領収書送られてくればね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
払い続けなきゃいけないですよね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、それとね?もう一つあの、あの一般論としてお伝えしときますけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
例えばもう、ここで・・「もう、いいでしょ」ということで、
相談者:
はい
大迫恵美子:
「示談しましょ」って、言ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、例えばその、おー、ある程度、うん、一回の、りょ、うー、治、治療費がこのぐらい、だとしたらそれの、5、10回分とか、5回分とか、ま、まとめてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
払って、も「これで終わりにしましょうよ」みたいなね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それは一応は、あり得ますけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ただ、実は、そのお・・「痛い」って言ってたことが・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あとからこういう後遺症が出て来た・・なんてことになると・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
それは・・その示談には含まれないので。
結局また・・そっちの後遺症の分は払わ、払わなきゃいけなくなるってことはありますよ。
相談者:
示談、したからといって・・そこで切れてしまうわけではないのですね?
大迫恵美子:
うん、その示談の段階で分かってたことについてはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、も、「これで、終わりにしましょう」って言えるんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、ま、お互い、医、医療の面では素人同士ですからね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
も、これで大丈夫と思ったと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
言っても、実はそのあと、後遺症が出て来ちゃったってことになると・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
その示談ではカバーし切れない、隠れた損害があらわになったということで、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そっちはまた別の話だってことになっちゃうんです。
相談者:
あ、そうですか・・
大迫恵美子:
うーん・・だからそういう意味で、あんまり慌ててねえ、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その・・示談してみても・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
結局解決にならないってこともありうるってことは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお・・頭入れとかなきゃいけないことなんですよね。
相談者:
あ、分かりました。
大迫恵美子:
うん・・例えば一回の・・治療費って、すごく掛かるんですか?
相談者:
先方が仮払いというか・・あの、病院で負担してる分は、月5000円程度でした。
大迫恵美子:
あーあ
相談者:
で、そのあと、その残りの本来その保険・・で、充当されないでいうか組合い・・が立て替えてる分っていうのがそれえ、よりも多い額が、あると思います。
大迫恵美子:
あー、うーん、ま、結局ね?その「痛い」と、言っても・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、その治療して意味がないことは・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、もう、それは治療しても・・しょうがないので、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
その分をずっと治療続けたからって弁償しなきゃいけないってわけではないんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その症状固定っていうことならね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それによって、もう治療のしようがありませんよっていうことならば・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
そこで終わりなんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そこを、いつにするかなんですよね。
相談者:
よく、あの保険屋さん、とかはなんか、症状固定(*)、ということで、ある時に、打ち切ったりするってことをチラっと聞いたんですけど。
(*)症状固定:
これ以上治療を続けても改善が期待できない状態であると判断すること。
リハビリは含まれない場合が多く、その時点の症状に基づいて損害賠償額が決められる。
大迫恵美子:
ええ、そうなんですよ。
だからそれはね?、その、そこ、なんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、保険屋さんだってね(含み笑い)
相談者:
はい
大迫恵美子:
もちろん、保険、あなたみたいに保険に入ってない人も払うんだってのも、ま、理屈はまったく同じなんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
保険屋さんの場合は、ま、冷徹にね?
「いや会社とか」その、「こういう場合には、こういう基準がありますよ」みたいなことで、
相談者:
はい
大迫恵美子:
「症状固定です」って言っちゃうと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、言われた方は頭に来ちゃう、わけですけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ま、そこで、揉めますけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
一応、そういう、基準を言いやすい立場にあるわけなんですよね。
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
保険屋さんだから。
相談者:
はい
大迫恵美子:
だからそれとおんなじような態度をあなたが取った時に・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そのリアクションを、あなたが、受け止めることが出来るかどうか(含み笑い)っていう問題なんですよ。
相談者:
あーはい
大迫恵美子:
だから、要するに「もう、症状固定でいいでしょう」と。
相談者:
はい
大迫恵美子:
「11ヶ月も経ったんだから、そんなに電気治療ばっかりやったって、もう」・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
「ダメなんじゃないですか?」みたいなことをね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、それ・・どっかで切り出すと、いうことなんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それは保険屋さんが「症状固定です」っていうのと同じことですけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そのお、ね?、考えた、ら、分かるように・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
「なんて人だ」っていうことになりますよね?
相談者:
うん、そうですね。
大迫恵美子:
加、加害者のくせにっていうことになりますよね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そこがねえ?あの、この問題の、一番難しいとこだと思います。
相談者:
あはい、ま、わたし相手ともち、揉めても別にい・・縁もゆかりもない人間なんで(含み笑い)
大迫恵美子:
うん
相談者:
もう、どうでもええ、て、言えばばいいんですけどお・・ただまあ、あのお、わたしの負い目としては、ま、こっちが加害者っていうか・・
大迫恵美子:
うーん、ですよね。
相談者:
一方的に悪いってのがあるので、
大迫恵美子:
うーん
相談者:
あの、もう、「もうそろそろ止めてくれ」って・・もう、あの、言いかけてるんですけど、
大迫恵美子:
うーん
相談者:
ま、それも言うと、一つあかんなと思って、
大迫恵美子:
うーん
相談者:
それは言わないように、してるんです。
大迫恵美子:
やっぱり、そこ・・あのお・・ピシャっとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、事務的に・・やれ、ない立場なので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、そこをどう考えるかっていう問題ですよね。
相談者:
その手続きを例えば弁護士さんにお願いするとか、そういうことは可能なんですか?一般的に。
大迫恵美子:
あ・・それはもちろんね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、弁護士を頼んで通知してもらうってことはできますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
ただ、あの・・結局弁護士は代理人ですから・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういう、感情的なドラブルっていうのは・・それは、あなたか、あなたのお父さんかにね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
向かうっていうのは、そこはもう、う、ちょっと防げない部分はありますけどね。
相談者:
あ、それは先方が直接こっちに言うて来るとか、そういうことですか?
大迫恵美子:
いや、そ、それはまあ、「弁護士がついてるから止めてください」って言えばいいことなんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
恨まれたりとかね?、そういう、ことはあるかなと思いますけどね。
相談者:
あー、あ、そうですか。ま・・あえて恨まれようが何しようが、もう、それはいいんですけど。
大迫恵美子:
あ、そうですか(苦笑)
相談者:
(苦笑)あのお・・
大迫恵美子:
ま、そうだとするとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、その、なかなか事務的に・・ま、トラブルなく進めて行くには、
相談者:
はい
大迫恵美子:
間に人を入れるっていうのは、一つの考え方ですよね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
弁護士を入れて、やってもらうっていうこと、が、ま、精神的には楽かもしれません。
相談者:
はい
大迫恵美子:
はい
相談者:
あ、そうですか。
大迫恵美子:
はい
相談者:
あー、分かりましたあ・・
(再びパーソナリティ)
プリウスミサイルの次はチャリンコアタック
ムカシのワカモノは成っとらん。
まぁ向こうも馬鹿じゃないから、
いたずらに引き伸ばしているだけな訳がない。
通院するために無駄に時間かけて、
一円も得していないんだから(もちろん損はしていない)。
おそらく症状固定→示談を知っているはずだが、
どこまでがどれくらいの金額になることを想定しているか。
この腹の探り合いが肝となるので大迫女史は一番危惧している。
・通院にかかった時間
・いつまで通院を続けなければいけないかという不安
・この怪我に伴ってできなかった行動や日常生活の不具合
・症状固定となった際の、以後の後遺症発生時との示談金額
チャリ同士でそこまでとも思うが終わらせたいのなら
・赤い本、青い本など知ってるような人間
→その基準入れて弁護士入れて粛々と終わりにしたほうがいい。
弁護士費用入れて50-100万くらいだろうか。
・そんなの知らない人間
→1年たったんでこれでお願いしますと
見舞金10万とか入れて丁寧に頭下げれば終わる話だと思うけどな。
40歳の主婦はどこまで事故の被害者が
金になることを知ってるんだろうかな。