（回答者に交代）

坂井眞：
ま、１つ・・不思議なというか、突っ込みたいところですね、

相談者：
はい

坂井眞：
あの、あなたは・・「お互い隠し事はしたくないから、必ず事前報告をして、お互い許可をもらうことに、してます」と・・あ、言うんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
事前報告をして・・許可されなかった時はどうすることになってんですか？

相談者：
それは・・日を変えてくれっていうような・・

坂井眞：
今、あの、話題をあなた逸らしたけれども・・
でホテルへ行って？、ま、セックスするってことですよね？ラブホテルっておっしゃったから。

相談者：
そうです、はい、はい

坂井眞：
日を変えたらオッケーって話ですか？

相談者：
あ・・いや、そのことに関しては、もう、絶対・・ダメだと。もう今後も、あの、ホテルなしでも今後ももう会わ・・会うことは許さないって・・

坂井眞：
言って許可すれば全部オッケーっていう・・ことではないでしょ？

相談者：
・・な、ないです、はい

坂井眞：
うん例えば、夫婦っていうのは・・浮気はしませんっていう約束をして・・結婚するわけですよ。

相談者：
はい、はい

坂井眞：
誰か・・他の男性と？ま、奥さんがですね、
「性行為を・・して来ていいですか？」って・・事前報告をして許可すればいいっていう・・そういう話には乗らないところが、あるわけでしょ？領域が。

相談者：
はい、はい

坂井眞：
それ３年間、特定の男性と・・定期的に会うことを、報告したからいいとかいう、い、理屈を言ってるんですよ。
でそれは普通、嫌でしょ？

相談者：
あ、ま、嫌は嫌です。はい

坂井眞：
そういうことは・・

相談者：
ええ

坂井眞：
許可すればいいとあなた本気で思ってます？

相談者：
あーあ、でもその都度、ま・・問い質しててえ・・ま、「そんなことはないよ」ってこう、はい

坂井眞：
本気でそう思ってました？

相談者：
・・いや、それは思ってました。
家内はそのお・・元々セックスが苦手え・・な、人間で。
そのすぐ嫌がるんですね。
セックスに興味がない。嫌いだっていうのもあったので。

坂井眞：
セックスのことだけしか考えなかったの？

相談者：
・・

坂井眞：
セックスしなくても・・自分以外の男性と・・月に１回必ず、会って・・でゲームをやりに行くっていうんだけど。長時間一緒にいるから・・なんだっけ？食事したり映画を観たりって、これデートだよね？

相談者：
そうです。

坂井眞：
で、それセックスしなきゃいいんですか？
そん時何も感じなかったんですか？ホントに。

相談者：
・・

坂井眞：
「セックスします」っていうと急に、いやになるわけ？

相談者：
そうですね。

坂井眞：
あ、セックスだけなんだ？

相談者：
・・うーん、そ

坂井眞：
あとはずっと、あの、他に、ボーイフレンドいっぱい作ってもあなた気にならないの？ホントに。

相談者：
ま、たくさんは、気になりますけどもお・・

坂井眞：
だってたくさんじゃない？３年間・・毎月・・いい大人が、会ってたら。

相談者：
あ、あーそ、ええ

坂井眞：
であなたそれ許可して来て。
「気になりませんでした」、「信じました」って言うけど、
「ホントですか？」って訊きたいわけ。
その許可、を、し続けたことによって３年間、定期的に会う、親しいボーイフレンドが出来てしまったと。
で、そうすっと結局許可受ければなんでもいいんだって話になって、最後に正面から・・
今後言って「『ホテルに行こうと思うんだけどいいですか？』って聞かれちゃった」って。
それを正面から訊かれてるっていうことがおかしいっていうことに・・ホントは、気づいてるでしょ？

相談者：
・・

坂井眞：
だけど、これまで許して来ちゃったから・・
「ダメだ」と言いながら、どうしたもんかな？って。

相談者：
・・

坂井眞：
でわたしが「３年間そういうのを見て、ホントに何も感じなかったんですか？」って言うと。
「妻は、セックスが苦手なの知ってますから大丈夫だと思いました」。
こ、現実見てない感じがするんですよ。見たくない物を見や、見ないようにしてるっていう感じが？・・するんですよ。
裏で、自分が心配してるの分かってるから・・も自分が耐えられなくなってるっていう感じがするんですね。

相談者：
あーあー、はい、はい、あー

坂井眞：
で、客観的に見るとね？、メールのやり取りを見て、

相談者：
はい

坂井眞：
どうも完全に、恋人同士だなって思ったわけじゃないですか？

相談者：
はい、はい

坂井眞：
そうすると法律、家からすると、あ、もう夫婦関係これ破綻してるよね？って感じるわけですよ。

相談者：
・・

坂井眞：
離婚の危機ですよね？

相談者：
・・

坂井眞：
であなたとしてはそういう法律問題にして行きたいのか？
別れないでいるとしたら、そういう関係続けさせて別れないっていうのは、ちょっと考えにくいんじゃないですか？って僕は思ってんだけど。

相談者：
うーん

坂井眞：
それとも、別れるんだったら、どういう話にするのか？
みたいな整理になって来るんですね？、法律的には。
まずあなたが・・この３年間、自分がして来たこと。
それから奥さんがして来たこと？・・相手がして来たこと？、それをちゃんと正面から見て、

相談者：
はい

坂井眞：
で自分達の夫婦関係が今どうなってるんだろうか？ってこと、ちゃんと・・現実を見ないと・・これ話、なかなか進んで行かないと思いますよ。

相談者：
は、はい、はい

坂井眞：
許可すれば、いいと言えない問題もあるんだよ、ということを抜きにして話してるからおかしいんですよ。

相談者：
ああーあー

坂井眞：
だって、あなたがもしね？

相談者：
はい

坂井眞：
傍観者の立場で。
ある夫婦がいて。

相談者：
はい

坂井眞：
奥さんがある男性とデートをすることを旦那がずっと、許して来た挙げ句、３年経って、奥さんが正面切って旦那さんに
「わたしは」あの「いつも会う彼と会って来ますけど、今度ラブホテルへ行ってセックスして来ていいですか？」って、正面から訊かれてるっていう夫婦を見た場合にね？

相談者：
はい

坂井眞：
おかしいと思いませんか？って・・でちょっと離れてみたら・・

相談者：
＆#△％

坂井眞：
そんな状況はおかしいじゃない？・・なんでこんな風になっちゃったんだろ？ってこと、ちゃんと考えなきゃいけないんですよ。

相談者：
そうですね。

坂井眞：
それが分かった上で、じゃ、どういう道があるんですか？っていうところで、
もう離婚するしかないかもしれないし。

相談者：
・・

坂井眞：
奥さんが、あの、それ、やっぱ間違ってたと思って・・そういう関係をやめればいいのかもしれないけど。

相談者：
はい

坂井眞：
恐らくこういう関係、続いてったらあなたきっと耐えられないでしょ？

相談者：
ん、そうですね。

坂井眞：
奥さんがその人とのそういう関係続けながら・・絶対別れないとかいう気持ちはあるんですか？

相談者：
いや、家内のほうに・・相手の男との、恋愛感情はないと思ってたんで。

坂井眞：
思ってたのはいいけど、今違うことは分かったでしょ？

相談者：
今違うので・・

坂井眞：
だからそんなこと聞いてないんですよ。だからまたそこで問題から逃げてるの。

相談者：
・・

坂井眞：
そんなことは聞いてないですよ。
「恋愛感情があることは分かりました」ってあなたおっしゃったじゃないですか。

相談者：
はい、はい

坂井眞：
だったらそんな話今してもしょうがないでしょ？
あることが分かったんだけど、それでもいられますか？っていう質問ですよ。

相談者：
あ、これ以上続くようなら・・耐えられないですね。

坂井眞：
でしょ？

相談者：
はい

坂井眞：
だとしたらそういう道が見えて来るし。
で、正面からこういうこと聞くとそうやって話を逸らすから、も、そういう姿勢はやめたほういいですよと。

相談者：
うん、うん、うん

坂井眞：
正面から、今の起きてる、状況を、理解した上で、じゃ、わたしはどうしたいんだろ？っていう風に考えないと、物事が前に進まないですよっていうことが言いたいの。

（再びパーソナリティ）