妻にラブホの許可を求められる男「ボクたちは行き先と相手を隠さない夫婦」

テレフォン人生相談 2020年2月19日 水曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 関西なまりの男50歳 妻50歳 結婚26年

今日の一言: 人は一旦行動すると、その行動の正統性を心の中で確信します。

加藤諦三:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
こんにちは、はい

加藤諦三:
最初に年齢教えてください。

相談者:
50歳です。

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さん何歳ですか?

相談者:
え同い年です。

加藤諦三:
何年間ぐらい、結婚してんですか?

相談者:
26年

加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?

相談者:
家内の、交友関係、で、悩んでまして。

加藤諦三:
どんな、交友関係?

相談者:
3年ほど前から、ゲームで、知り合った男性と、会うようになってですね、定期的に続いてて、相手の、土地へ行くか、中間点か・・

加藤諦三:
会ってるというの、これは、デートをしてるという意味ですか?

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
ボーイフレンドがいるということ?

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
で、ボーイフレンドと・・その定期的ってのは・・

相談者:
早ければ月に1回。
長ければ3ヶ月、空く時もあります。
必ず、事前報告、が、あるんですね。
えー、いつ行くか、どこどこで・・誰と、会って来るから、よろしいか?ていう風な・・申し出があって、
不明な時間は作らないでおこうということで、お互い、同性異性関係なしに、家を空ける時には・・事前報告して、許可をもらってから・・遊ぶんですね。

加藤諦三:
相手の男性は、何歳ぐらいの・・

相談者:
年下というのは聞いてるんですが。既婚者で、子どもも・・おるというのは、聞いてます。

加藤諦三:
事前に必ず報告するというのは、例えば、今度、何月何日に・・誰そ、さんと・・どこそこで・・会いますということ?

相談者:
そう、そうです、そうです。「男性と」・・えー、「一対一で会うことは、ダメだ」って言ってたんですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
「そんなことは大丈夫やから」っていうことで、ま、最初許可したのが、ま、3年、ほど前になるんです。
その後度々、申し出があるたびに、

加藤諦三:
うん

相談者:
えー、「お前達、ほんまに何もないのか?」と、問い質してたんですね。あの、ゲームをしてるだけだ・・
長時間一緒にいるもんですから、食事とか、映画を観たりとか、報告は受けてたんですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
チクチクとは、楔(くさび)を刺してたんですが、
「お前ら、ほんまに怪しないのか?」と。
「男が、『もうそろそろ、ええやないか』とか言うて来てないのか」とか。
「浮気は絶対、認めないぞ」とか。

加藤諦三:
うん

相談者:
は(わ)言ってたんですね。
で、「明日」あ、「会って来てもええか?」っていうことを、言われて、
「いいよ」って言った、晩にですね、

加藤諦三:
うん

相談者:
「ホテルへ・・行って来てもええか?」って言われたんです。
要は、「ラブホテル・・で」・・

加藤諦三:
うん

相談者:
「セックスを・・して来てもええか?」っていう・・ことだったので、
ま、「出て行くなら、行ってもええけど帰って来るな」っていうことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら、会うのはやめたんです。
その後・・ずっと、話でけてなかったので、悔い改めて・・やめたのか?

加藤諦三:
うん

相談者:
めんどくさいから、その日はとりあえず、やめにしたのか?

加藤諦三:
ふん

相談者:
どっちなんだろ?っていうのが、ずうっとモヤモヤ、モヤモヤしたまんま来たんです。
いつも、携帯はロック掛けてるので、

加藤諦三:
うん

相談者:
見れないし、自分も見る気はなかったんですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
たまたま触りながら、寝てしまったんですね。僕の・・横で。

加藤諦三:
うん

相談者:
当日も、メールのや、やり取りしてた、ので、ずっと関係は続いてるんです。
恋人のような、あの、メールのやり取りですね。
「愛してます」、「誰々さんが」あの「いつも支えてくれるから」・・

加藤諦三:
うん

相談者:
「わたしは頑張っていられる」とか。

加藤諦三:
うん

相談者:
えー男の方は、「いつでも迎えに行くよ」とか。

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう恋人同士、のような、

加藤諦三:
うん

相談者:
内容で。

加藤諦三:
そもそもあなた、「男性と、一対一で会うのはダメだ」と。

相談者:
はい

加藤諦三:
一番最初言ったわけですよね?
もうちょっと申し出、強く申し出があったんで、あなたの言葉を使えば、許可したということですよね?

相談者:
そうです、はい、はい

加藤諦三:
もうその段階でえ、ちょっとおかしいと・・思いません?
つまりこの段階で許可したことで、
今日(こんにち)までのことっていうのは・・相手から見たらもう当然の成り行きになってますよね?
あなたの奥さんにとって・・段々と、当たり前のことになって来てるわけですよ。

相談者:
はあーあー

加藤諦三:
一旦許可した時に・・あなたの気持ちの中でも・・まさに許したんですよね。
で段々と、だから・・ダメだということが不当なことにあなた、ん、中で、気持ちの中で感じ始めてる。
で、今の段階では、すでにあなた、全然気持ちが変わっているっていうことに・・自分で・・とは思いませんか?

相談者:
そうですね、ま、何もないって、いうのを、信・・じたのでえ・・

加藤諦三:
信じたわけじゃなくて信じたかったっていうことでしょ?

相談者:
・・

加藤諦三:
今、なんか、あれだよね?あなたは、生きていて面白くないよね?

相談者:
今は面白くないです。

加藤諦三:
本当の自分を認めてないから。
であなたが1回・・彼女に対する許可するたんびに、そして実際に彼女がデートに行って帰って来るたんびに・・あなたの気持ちはどんどん、どんどん変わってったんです。
で、自分が自分がどんどん嫌になってったの。
だけど嫌になった自分も認めないの。

相談者:
・・

加藤諦三:
今なんかあなた、もう・・どうしようもないでしょ?、正直な話。

相談者:
そうですね、お、わ、悪いことし、たがる、ことしかしてないですね。

加藤諦三:
つまり、今あなた僕との話の中でも・・

相談者:
はい

加藤諦三:
本当のことは言ってないんです。

相談者:
・・

加藤諦三:
あなたはずうっと自分でない自分で・・ずっと生きて来てるんですよ。
あなたの今日の、相談というのはあ・・今後どうしたらいいでしょうか?ってことですね?

相談者:
そうです、はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのスタジオに、弁護士の坂井眞先生がいらしてくださってんので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「妻にラブホの許可を求められる男「ボクたちは行き先と相手を隠さない夫婦」」への10件のフィードバック

  1. 坂井弁護士は、いつも割と面白みに欠ける回答だったが、今日の相談者に対しては、「お前、寝言言ってんなよ!」という感じで追い込んでたね。気持ち良かったよ。
    確かに今日の相談者にはイライラさせられた。
    ひょっとして、お互いさまで回答者もしっかり外でやってたりして。
    そんなわけないか。

  2. 自分の妻が他所の男と遊びまわるのを止められないなんて、何かおかしい。相談者は口が裂けても口外できない秘密でもあるのだろうか。

  3. かなり編集されていそうなので、かえって想像を逞しくさせる。
    坂井弁護士、やたらムキになっていたようだけど、何なんだろう。

    お互い、家を空けるときには事前に報告しあおう、っていう取り決めは別におかしくはない。
    男と会う、と妻が言ったときに浮気につながらないと信じて許したのも別に分からなくはない。
    ただ、浮気がほぼ確定してからの煮え切らない態度はおかしく思える。
    相談者の相談の真意は「離婚を回避するにはどうしたらいいか」ということだったんだろうな。

    それにしても、彼氏とセックスしてきていいかと旦那に訊く妻。これは理解不能。

  4. 不倫をテーマにした相談者の夫婦関係や人間性は殆ど何かがおかしい。
    普通の感覚ではない。
    恋は盲目と言うが、この妻も彼に夢中で周りが見えていないし言動もまともじゃない。
    先生方が話した様にこの相談者は自分の気持ちと向き合って心を整理して妻と話し合い、妻が行動を改めなければ探偵を使い証拠を取って妻と彼に制裁を下したらどう?
    妻の本性が分かるのでは?

  5. 本当にそんな事しようと思ったら、絶対そんな事、口が裂けても言わないと思うけどなぁ…
    あまりにも夫が自分に無関心なので気を引こうと刺激的な冗談が過ぎたとか?

  6. 不明な時間を作らないってのは結婚当初からのルールなのかしら。
    若いカップルのような束縛ルール…ルールさえ守っていれば大丈夫、という安心感で心を誤魔化し続けてしまったのですかね。

    いつもながらタイトルの付け方とアイキャッチのセンス、本当に良いですよね!

  7. たった今、ウルヴェがお昼のワイドショーのコメンテーターだったと知りびっくり仰天。テレ人辞めても大丈夫です❗ウルヴェさん。

  8. 事前通告なんてレアなケースなので妄想を逞しく考えました。

    妻は金持ちの家の御嬢さんで綺麗な人。(50だが)
    離婚されても実家に力があるので、いつ別れてもいいわ、と思ってる。

    相談者は真面目な公務員みたいなタイプ。
    判を押したような生活、真面目だが面白みのない人。
    日ごろから妻の圧力に負けており、反撃する力もない。

    そのような関係で生活を続けてきて、負け試合の理由を自分の心の中で消化してきた。

    という想像通りだったら、確かに現状どうしようもないですね。
    先生方の仰る通り、桶狭間をやってきっぱり結果だすのが一番いいかなあ。(私ならそうする)

  9. 本当に珍しく坂井先生がムキになってる。
    基本坂井先生は夫婦間のSEX問題には割と意見するよね。
    相談者は人が良い悪いのレベルじゃなく大馬鹿者。
    嫁も頭が軽い馬鹿だし。似たもの夫婦で良いのかも。
    多分坂井先生の助言効果なく嫁の言いなりだろう。

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