寄生娘も同罪なのに夫への恨み先行で具体的な離婚へのアドバイスは上の空
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
もしもし?、よろしくお願いいたします。
大迫恵美子:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは
(息を吸って)
大迫恵美子:
えーとです・・
相談者:
なんか思い出したら・・涙が出て来ました(泣)。
大迫恵美子:
あ・・はい
相談者:
ええ
大迫恵美子:
大丈夫ですか?
相談者:
はい・・頑張ります(泣)。
大迫恵美子:
うん・・ま、「離婚していくらもらえますか?」っていう、端的な、ご質問ですけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、それはね?簡単には分からないんです。あの、離婚したときには、財産分与っていうのがあってね?
相談者:
あ、はい・・ええ
大迫恵美子:
たぶんそちらのほうが・・普通の場合は、高額になると思うんです。
結婚してる間に作った・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
財産のね?基本的には半分が・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたの権利だと・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
いうふうに考えられてますのでね。お家はこれは・・
相談者:
夫の名義です。
大迫恵美子:
お祖父さんの・・
相談者:
あ・・
大迫恵美子:
相続財産ですか?
相談者:
そうです。
大迫恵美子:
ああ
相談者:
はい
大迫恵美子:
そうするとそれは、ま、あなたの権利ではないですね。
相談者:
うん・・ええ
大迫恵美子:
まあ、「車を買った」っておっしゃってましたよね?
相談者:
あの、3年前にい・・新車買って。それが、あの、気に食わなくて、280万の車を、買い替えたり。
台湾に旅行に行ったり。
自分の金は自分好きなように、使ってるんですよね。
「なぜわたしに一円もよこさないの?」って、あの、友達なんかに愚痴言ってるんですけども、
「殴られるから黙ってろ」、「黙ってろ」ってみんなに言われて(涙声)・・
だから、一言も喋らないんで(泣)・・好きなようにやらせてるんですけども・・
なんでわたしだけがこんな目に遭わなくちゃいけないのか?と思ったりして(涙声)。
大迫恵美子:
お気持ちはすごくよく分かりますけど。
あなたの今の状況を変えるためにね?ご主人への恨みみたいなことも一緒に混ぜてお話になってしまうと・・あの、解決方法を考えるよりも、そちらのほうの気持ちが勝ってしまうのでね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
一応分けて考えましょうね。
あなたが、今度・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
離婚しようと思ってるならね?
当然その、協議離婚なんか応じないでしょう。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
財産分与の話が、見えて来てるわけですからね。
相談者:
そうですね。ええ、そうですね。
大迫恵美子:
そうすると今度・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなたのほうから裁判離婚を起こさないといけないですよ。覚悟はあるんですか?
相談者:
やっぱりあの・・お金が、掛かるって、言われてるんですよね。だからその、金さえももう今、出せない状態で・・
大迫恵美子:
もしね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなたが本当に離婚を、裁判を考えているならば、
相談者:
あはい
大迫恵美子:
あなたのお住まいのところにもね?、法テラスというところがあると思います。で、そこ・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
に相談に行って・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
弁護士を付けてもらって。弁護士費用立て替えてもらって。
相談者:
はい
大迫恵美子:
え、それを返して行くっていう方法を・・
相談者:
あー、はい
大迫恵美子:
お考えになることができますよ?
で離婚が成立、成立して・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
相手から何某かの、お金をもらうことができればね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そのお金の中から、あー、その・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
立て替えてもらった分を返すこともできるわけですから。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
弁護士をどうしても付ける必要があるときには、そういう方法がありますよ?
相談者:
あ、そうですか。ありがとうございます。
大迫恵美子:
はい
相談者:
&#△%ですね。
大迫恵美子:
それでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、あなたのほうもね?混乱してるとわたしは思うんです。
相談者:
え、はあい。仕事終わって、家に帰っても、落ち着くところがないんですよね。
大迫恵美子:
そうだとすると・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
自分の生活をなんとかしようというふうに考えなくちゃいけないと思うんですけど、
相談者:
はあ(ため息)
大迫恵美子:
それを自分でなんとかしようとは全然考えないでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、ご主人への憎しみとか恨みとかをね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、たくさん募らせていらっしゃるんだけど、
相談者:
はあい
大迫恵美子:
もうね、それが1つのあなたのね、代償行為みたいになっててね?
要するにご主人を恨んだり憎んだりすることによって、を、紛らしてるっていうかね?
相談者:
・・あ
大迫恵美子:
あの・・
相談者:
うん(鼻をすする)
大迫恵美子:
ちっともその、そういうことでは解決しないじゃないですか?、ただもちろん、その・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
40年も・・ん、DVの下にさらされてると、その被害者になってる人っていうのは、自分で動けなくなってしまってることが多いのでね?
相談者:
はい・・(鼻をすする)はい
大迫恵美子:
それはもう、あなたのせいで、だけではないんですけど。
相談者:
(鼻をすする)・・はい
大迫恵美子:
ただ、本当にあなたが今の状況改善したいならば・・
相談者:
(泣)
はい
大迫恵美子:
あの、ご主人の悪口を言ってる場合じゃないと思いますよ。
相談者:
ああ
大迫恵美子:
気持ちをもっと外側に向けてね?、自分が何をするかを考えないといけないときですよ。
相談者:
(鼻をすする)
大迫恵美子:
だから弁護士の話をわたしがしたときもね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
なんとなく、上の空ですよね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
その、弁護士のところへ行く、話よりも、ご主人が憎らしい話のほうが重要になっちゃってますよね?
相談者:
うん、ああ、はい。それは、自分でも分かってるんですけども。
大迫恵美子:
あ、そんなの、なんの意味もないですよ。ご主人ってそういう人なんだから。
相談者:
ああ
大迫恵美子:
直らないしね?絶対反省なんかしないし。
相談者:
ああ
大迫恵美子:
絶対あなたにお金くれないですよ。
相談者:
・・あ(ため息)
大迫恵美子:
で、時間が経てば経つほど、ご主人の退職金は減ってっちゃうわけですからね?、それで、その「お金がないから出られない」って言ってるけど、
相談者:
(鼻をすする)はい
大迫恵美子:
今そこにいても、お金くれないんでしょ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
じゃ、おんなじじゃないの?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ご主人のことは・・弁護士に相談して、離婚して・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
財産分与を受けることを・・
相談者:
ああ
大迫恵美子:
考えたほうがいいですよ。
相談者:
ああ
大迫恵美子:
「はあ」ってなんか上の空なんですよねえ♪
相談者:
あっ
大迫恵美子:
フッ(苦笑)
相談者:
ああ、はい、ごめんなさい
大迫恵美子:
いやいやいや・・
相談者:
すいません
大迫恵美子:
全然本気じゃないんじゃないかなと思っちゃうんですよね。
相談者:
はい・・本気&#
大迫恵美子:
あのね?、それとね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなたの問題にね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、すごく心配なことがあるんです。
お嬢さんたちはどういうふうに思ってるの?
相談者:
「こんな親もう、どこにもいない」とか、そういうことを言われてるんですけども。
大迫恵美子:
「あなたと一緒に家出ようよ」って言わないんですか?
相談者:
「わたし達はわたし達の生活やりたい」っていう・・
大迫恵美子:
いやそれどういう意味ですか(苦笑)。もうあの、20歳じゃないんだから。
相談者:
(鼻をすする)うん
大迫恵美子:
やろうと思ったらできるでしょ?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そんなね?たったの5千円しかあなたにね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
生活費を入れないで。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
要するにあなたの今の苦境、の、大半はね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
この2人のお子さんのせいもありません?少なくとも(含み笑い)その、お父さんが10万円入れなくなったときにね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
娘さん2人が5万円ずつ出せばそれで・・その分は足りてるわけでしょ?
相談者:
ええ・・はい
大迫恵美子:
なんでそういう話にならないんですか?
相談者:
「こんな親にお金なんか出したくない」っていう、ところも・・あるっていうかなんていうか・・
大迫恵美子:
そんなこと言われなくちゃいけないような関係なんですか?
で、そんなことをね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
言いながら、なぜ、この家(うち)にいてね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
その、苦しんでるお母さんのお金でご飯食べてるんですか?
相談者:
ちょっとそこが、すごい分からないんですけども。
大迫恵美子:
「分からない」ってどうして分からないままに、しておくんですかね?
いやなんなら、その「2人とも家出てきなさいよ」ってい、いうことは考えないんですか?
相談者:
・・何回も言ってるんですけどもね。
大迫恵美子:
でもじゃあ、あなた1人がね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
この家を出てしまえばね?・・そしたらさすがに2人も・・考えなきゃいけなくなるんじゃないですか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
38と36になってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま収入あるんでしょ?
それなのに5千円ずつしか家に入れないっていう(含み笑い)理由も分からないし。
相談者:
うん・・ええ
大迫恵美子:
娘さんを殴った父親のことを「嫌いだ」って言うんなら分かりますよ?だけど・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
お母さんのことまで貶めるようなことを言う理由があるんですか?
相談者:
ないと思うんですけども・・
大迫恵美子:
ないと思うんだったらね?
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
もうとっくにあなたから気持ちが離れて、一人前の大人としてね?
相談者:
ええ、ええ、ええ
大迫恵美子:
「1人でやっていくわ」って言ってるんだったら、じゃあ、もう・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
これで解散っていうことだっていいわけでしょ?
相談者:
・・うん
大迫恵美子:
じゃ、なんでそこにご飯食べさせてあなたが「お金ない」、「お金ない」って言ってなくちゃいけないんですか?
相談者:
わたしの意思が弱いっていうかなんていうか・・
大迫恵美子:
あの、ま、それはね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
要するに40年間もDVの被害でいるとどうしてもそういうね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
自分でできないような気持ちになってしまうってのも分かるんですけど。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ホントに、状況を変えようと思ったら・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
少なくともその思考過程では絶対にうまくいかないので。
相談者:
ああ
大迫恵美子:
確かに夫への恨み辛みは分かりますが。問題は・・
相談者:
うん
大迫恵美子:
夫だけじゃないですよ。お子さん達はちょっとここで一旦切ってしまうことも考えていいんじゃないですか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、「500万ないと」・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
「ダメだ」なんて言ってないでね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
あの、新しい生活を考えないとダメですよ。
相談者:
あ・・分かりました。
(再びパーソナリティ)
今日は聴いててスッキリしました。
大迫先生はズバリ的確に指摘しましたね・・・
旦那の事だけじゃなくて、二人の娘の事。
娘は母親が苦しんでるのに見て見ぬふり?
助けてくれない娘の異様さが怖い!
普通の娘と母親の関係じゃないですよね。
娘の幼少期何があったのか・・・
もう一度、相談してこないかな~その後が気になりました。
いい歳した娘2人が、たった5000円ずつしか家に入れていないことに驚いた。この方は、掃除も洗濯も、全部してあげているのではないでしょうか?わずかな金額で、生活できるのならよっぽどいい人がいなければ、家を出ていかないでしょう。ご主人もすごく嫌な人だけど、娘が2人もいて何も助けてくれないのも、同じぐらいつらいですね。
クズの代名詞みたいな夫にすがり続け、娘からも蔑まれて、それでも離婚に向けて動こうともしないって、ストックホルムシンドロームのようなものなのか?奴隷根性からぬけだせないのは「殴られるから黙ってろ」っていう周りも相談者みたいな目にあってて我慢してる奴隷のような人ばかりなのか?
他人に話す時に「~していただく」と家族に敬語を使っているのも腑に落ちない。
娘たちは復讐してるのではないかな?自分だけ潤って家族にお金をいれないDV父親や、それに甘んじて変わろうともしない、出来ない母親に。
ばからしくてお金なんかいれない、せいぜいむしり取ってやる、今までの慰謝料代わりに、って思ってるかも知れない。相談者さんはせっかく大迫先生、今井先生にハッパかけてもらえたのだから、自分を取り戻して離婚の準備を始めてほしい。
この人、ひとりになるのが怖くてしょうがないんじゃないでしょうか。憎む相手が居なくなるから。だから夫も娘達も相談者の足元を見て好き放題しているのでしょう。
自分を縛る鎖は自分で外さなければ本当の自由は得られない。
なるほどです。
憎しみさえも、ないよりはマシ。それがなくなったら、からっぽな自分だけが残ってしまう。そんな現実を直視するのに耐えられない。
だからアドバイスは受け入れる気などなくて、苦労を周囲に話して、可哀想な自分に酔っているのが一番気持ちいいのでしょうか。
なんか、空しいですね。
うーん、とりあえず相談者家族がクソなのだけはよくわかった(笑)
ところで、こちらのサイトは悩み相談の内容をいつも象徴的なビジュアルで表現されていて感心します。今回のなんかは、もしかしてオーナーが制作されたりしているのでしょうか?
痛烈な大迫先生の「うわの空ね」がまさに図星。
解決策を本気で聞きたいというより、「大変ね、よくやってるわね」ってただ言ってほしいのか。
娘さん達も言ってくれないみたいだし。お金も入れて“いただけない”らしいし。
そして、最後まで強烈なデモデモダッテに対してラスト、今井先生の「戦ってない。頑張ってないのよ」が炸裂。
これまたその通りだと思いました!
そう、間違った方向にばかり頑張って、
「頑張ってるのに!」
「私ばっかり!」。
人生一度きりなのに、こんな人生もあるんですね…。
なるほど、普通の母娘関係だったら母親の苦労を見て見ぬふりなんか出来ない。
姉妹揃ってそんな薄情だって事は、子供時代からこの両親を恨んでるって事なのか。
月5000円で家事・食事提供の格安な下宿って感覚なんだろう。
そんな下宿人は追い出した方がましと思うが、一人で生きていく自信が無いのだろうな、この相談者は。
被害者意識って気持ちよくて、中毒してしまうのですね。周りの人は、「この人、意識低いなぁ」で、優越感に浸れるし、うまく需要がまわってるわ
相談された内容にビックリ! 娘さんに!
私が働き始めたのは50年も前のことですが、その頃の給料はせいぜい3万円もあったか無いかの頃でした。
しかし、母は毅然として「半分は家に入れなさい」と言ってきました。
「あなたは、ご飯も食べるし電気も水もガスも使うし、お部屋も一部屋使ってるわよね」とのこと。
私は不満たらたらでしたが、納得し了承しました。
6年後、結婚のため自宅を出る時、母が私名義の通帳を渡してきました。それは、今まで渡してきた給料の一部でしたが、けっこうな金額となっていて思わず涙したことを思い出しました。母が全額を自由に使っても良かったはずです。
今はもう亡くなった母のことを思い出しました。
相談者さんは娘さんに言えなかったのですね。
それは何故ですか?。
よいお話を教えていただきありがとうございます。お母様の愛情を感じますね。嫌がられることでも、はじめに毅然として言ってあとで、感謝されるなんて今はこういう対応はなかなかできませんね。
コメントありがとうございます。
「学業までは親の責任、そのあとはあなたの責任」と言う我が家の不文律のようなものを母は持っていたのでしょうね。「嫌ならお一人暮らしをどうぞ」という事でしょう。
母は子離れをしようとしたのと、ケジメは必要と考えた。
やはり、一本筋が通っていた人でしたね。
でも、私はダメダメな子供で母のようにはできなかったです。
恩とか、感謝を一切感じない人間っているんです。
ここの娘たちもそういう人間なんでしょう。
こんなに、世話してるのに。私がこれだけがんばってるのに。
心の中では、恩を感じているはずだ。親子だもの。そう思いたいのでしょう。
暴力夫の娘です。遺伝子って怖いです。
只々夫への恨みつらみをそうですかそうですかと聞いて可哀想に大変ですねと労って貰いたいだけなのかも。
おそらく明日からもこの人は同じ日常を繰り返すんだろうなぁ…と思ってしまいました。
先生方のアドバイス、少しでも行動に移せるといいけど。
大迫先生のお話は、本当によかったです。普通の人が思っているところをぐいぐい、意見しておられました。同じ弁護士でも、野島先生だと、的外れな上から目線で偉そうに話していたのでしょう。質問者さんが、少しでも、行動に移してくれたら良いのですが、なんとなくそのままな感じがします。
大迫先生の回答(快刀)には、いつも感心させられます。夫婦間の問題を様々見てこられた経験があり、その知見をもとにアドバイスされ、時として相談者の無意識の闇をえぐり出すところが、痛快です。
いつも楽しみにしています。
同じ弁護士でも
大迫先生に当たるのと野島さんに当たるのでは
大きな差だよ。
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