無言不機嫌アピール夫に疲れた55歳。実は分かり易い大人子どものトリセツ

テレフォン人生相談 2020年3月17日 火曜日

25年前、婿養子に逃げられ、障害児と両親と暮らす相談者の下に婿に来た夫。
結婚前から年上の女に甘えたいというようなことは口にしていたものの・・

休みの日も夫の買い物付き添いなどで自由が利かず、理由を言うこともなく、不機嫌な振る舞いがときに何ヶ月も続く。
気に入らないテレビのチャンネルに耳を塞ぎ、大皿料理に箸をつけないなど、子供じみた振る舞いの数々。
でもダメ出しされたのは相談者。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女55歳バツイチ 夫50歳 結婚25年 女の連れ子の長男32歳 夫との間の次男18歳 同じく長女17歳 父82歳 母79歳 7人暮し

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。

相談者:
お願いします。

今井通子:
あ・・今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
主人、が・・

今井通子:
はい

相談者:
いつも、あの、何が原因か分からずに、腹を立ててる状態なので、

今井通子:
ええ

相談者:
それがあ、あのお、長いときは、も、2ヶ月ぐらい、ま、口を利かないというような・・状態い・・わたしのほうは、声を掛けるけども首を、縦に振ったり横に振ったりというような状態が、ま、長いときは2ヶ月・・え、それをずうーっと、わたしも、あの、なんとかして来たんですけど、疲れてしまいまして、どうしたらいいかなと思って、相談しました。

今井通子:
あなたおいくつですか?

相談者:
わたし55歳です。

今井通子:
55歳、ご主人は?

相談者:
えーと50歳です。

今井通子:
お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
はい。上から32歳男、えー18歳男、17歳女です。

今井通子:
ご結婚何年目ぐらい?

相談者:
えーと、20う、5年目です。

今井通子:

相談者:
一番上の子は、えー、わたしの連れ子です。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
そうするとあなたは、再婚なわけよね?

相談者:
わたしは再婚です。
養子にいただいてましたので、

今井通子:
はい

相談者:
えー、わたしの両親と住んでおりましたので、

今井通子:
はい

相談者:
ま、いろいろ折り合いが悪く、うー、障害の子供が産まれましたので・・それえ、があって、ま、子供を捨てていったというような状、況です。

今井通子:
今の、ご主人とは・・

相談者:
はい、はい

今井通子:
25年前

相談者:
25年前、はい

今井通子:
ん、うん
あなたが、再婚であること、

相談者:
はい

今井通子:
それからその連れ子さんがいらっしゃること、

相談者:
はい、はい

今井通子:
これは、も、ご主人はご承知の上ですね?

相談者:
はい、そうです。あのお・・

今井通子:
で、ご主人は・・

相談者:
はい

今井通子:
初婚?

相談者:
・・初婚です。はい

今井通子:
あ、なるほど。はい

相談者:
はい

今井通子:
えー、25年の、中で、

相談者:
はい

今井通子:
最初のうちを思い出していただきたいんですけど、

相談者:
はい、はい

今井通子:
最初のうちからあんまり喋らなかった?

相談者:
えーと、元々が無口な人でした。

今井通子:
じゃあ、その、機嫌がいい悪いに関わらず、無口はずっと無口な方なのね?

相談者:
そうです、そうです、そうです。はい、そうです。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
で・・特に、その機嫌が悪くなると、1ヶ月っておっしゃったけど、その、

相談者:
はい

今井通子:
ま、まったく口を利かず、ていうような・・

相談者:
はい

今井通子:
状態に、

相談者:
はい

今井通子:
なったのは、いつ頃から?

相談者:
・・えーっと、娘え、が、中学3年生のときに、いじめに遭って、不、不登校になりまして、その頃から、だったように思います。
ま、それまでも、たまに・・子供がなんか、こ、その・・駄駄を捏ねるような感じい、の、大人バージョンみたいって、いうのは・・も・・あの新婚の当初から、それは時々ありました。

今井通子:
うん、うん、うん

相談者:
年上の女がいいっていうのは、自分が甘えたいからというふうなことを、その・・結婚する前に、それは主人が言ってましたので、
あー、そうしたいんだなっていうのは、分かってはいました。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
うん

相談者:
ただ、娘が不登校になってからが・・もうそれが・・一段と、酷くなりました。

今井通子:
ふうーん

相談者:
はい

今井通子:
要するにそうするとあれですかね?、お嬢さんが不登校になったりしたときに、

相談者:
はい

今井通子:
ご主人が、

相談者:
はい

今井通子:
それに対して・・

相談者:
はい

今井通子:
何らかの対策を取ろうとかっていう、あなたに、相談したりとか・・

相談者:
はい

今井通子:
一緒になってお嬢さん励ましたりとかっていう・・

相談者:
はい

今井通子:
その、大人の仕草はしないわけ?

相談者:
あ、一切ありませんでした。

今井通子:
ふうーん

相談者:
はい、あの、反対に、娘に対して冷たい態度を取っておりました。

今井通子:
お嬢さんとか・・

相談者:
はい

今井通子:
上の、連れ子さんじゃないほうのね?

相談者:
はい、はい、はい

今井通子:
あの、じゅ、19歳の坊ちゃん。

相談者:
はい・・はい、はい

今井通子:
と・・産まれた頃から・・

相談者:
はい

今井通子:
ご主人が・・

相談者:
はい

今井通子:
え、坊ちゃんやお嬢さん・・達と、

相談者:
はい・・はい

今井通子:
同じように甘えたがった?

相談者:
そうなのかなという雰囲気は、ありました。

今井通子:
ご主人は、

相談者:
はい

今井通子:
自営?会社員?

相談者:
・・えと会社員です。

今井通子:
会社員?

相談者:
はい
家族構成としてはわたしの両親と一緒に住んでますのでえ・・え・・

今井通子:
ご両親は、おいくつとおいくつ?

相談者:
あ、えーと、父が82で母が79です。

今井通子:
はい

相談者:
だから・・もしかしたらあ、と思、思お、ったりするのは、その、母が・・なんとなく言ってることが当て付けに聞こえてるのかなあと思ったり、
今回は腹を立ててるんじゃないだろうかと、そういうふうに、わたしの中で、ずうっとこう、いろいろ、こ、感じとって行くだけしかできないですね。

今井通子:
・・うんうんうんうんうんうん

相談者:
はい

今井通子:
ということは腹を立ててる、かどうかは・・判明はしてないのね?

相談者:
え、あ・・えーと、それは、あの、態度で、えーっと、いつもの返事をしないときの態度と、腹を立てているときの、態度は、やっぱり、違ってます、あの・・耳を塞いだり、スマホ、しか見ない、テレビを見ない。
テレビを・・自分が見たい番組があっても・・チャンネルを変えないとか。
腹を立てていないときはわたしが、何か見ていようと、お構いなしでチャンネルを変えるんですけど。
お、腹を立ててるときっていうのは・・耳を塞いだりしてます。
あ、聞きたくない、見たくないんだなということは・・あ、これは腹を立ててるんだなっていうのを感じ取れというような・・あの、おー、なんかな、態度!

今井通子:
うーん

相談者:
それは分かります。はい

今井通子:
原因はなんだか分かんないんですよね?それ。

相談者:
は(わ)、ハッキリはその、どれが原因かっていうのは、分かってはないです。

今井通子:
うん

相談者:
腹を立てるというときに、いろいろ話し掛けると・・不機嫌になってドアをバ、ガチャンとか閉めたりする、そういうことが何度かありまし、たので・・今は話すべきじゃないんだろうというふうに、もうわたしが、警戒してしまうんですよね。

今井通子:
うーん

相談者:
あたしが作った料理を、食べないで・・普通は、大皿についでるやつを、自分で取って食べるんですけど、それも、ないので、
あ、腹を立ててるんだなと(苦笑)いうふうに・・い、ま、感じ取ってる状た、いなんですけど。

今井通子:
うんうんふんふん

相談者:
そのうち、えー、ご機嫌を直してくれればと(苦笑)・・そういうふうに、いー、持ってるだけで離婚しようとは思ってないです。
で、ホントは、主人が早く死んでくれればいいという(含み笑い)気持ちも少しはあるんですけど。
今更離婚しても勿体ないなと。遺族年金とか、いろ、そういうのがあるので(含み笑い)、も、それを、も・・もらうまでは、し、えーと、そういうふうな気持ちですね。はい

今井通子:
うん

相談者:
どういうふうに、えー、わたしい、も、その・・気持ちを、持って行ったら、ま、気持ちを持って行ったらっていうか・・

今井通子:
うん、ふん

相談者:
発散・・できればと思うんです、けれども、ま・・夫、わたしが友達を作るのも・・主人は嫌がるので・・

今井通子:
うん、うん

相談者:
四六時中休みの日はもう、ずうっと買い物も一緒に・・行かないと(含み笑い)いけないし、
ま、羽目を外せないので、どこでどうやってわたしの気持ちを・・こう、楽にできる方法があるかなあと思って・・

今井通子:
なるほど。

相談者:
ま、それを、はい、はい

今井通子:
はい
今日はですね・・

相談者:
はい

今井通子:
三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので、

相談者:
はい、はい、はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、はい

今井通子:
先生よろしくお願いします。

相談者:
お願いします。

(回答者に交代)

「無言不機嫌アピール夫に疲れた55歳。実は分かり易い大人子どものトリセツ」への10件のフィードバック

  1. うちの夫にそっくりです。
    三石先生のおっしゃるように、ご機嫌斜めの時は好物をつくり、夫の話の聞き役に廻ると機嫌は良くなります。
    でも、時々疲れて「私もわがまま言ってプンプンしたい」とか「愚痴を聞いて欲しい」と思います。
    そう言う器では無いと分かっていても、なかなかねぇ…。
    離婚する力量も無いので、諦めています。
    でも先生の回答で、気分の変化が分かりやすいのは、長所に思えてきました。
    相談者さん、頑張りましょう。

  2. 本当に、本当に、本当に、めんどくさい。
    幼稚で。
    私は、離婚して心からさっぱりしました。
    幼稚な夫と、その夫を溺愛して嫁いびりをする姑、嫁にモラハラする舅。
    離婚で一掃できました。
    我慢することないですよ。

  3. こういう相談聞いた男性は、我が身を振り返って、いったいどう思うんですかね。
    今井先生は、男はだいたいこんなもんだって言ってますけど。
    みんな幼稚で自己中で、自分の子より我が身がかわいいんですか?

  4. この夫婦は、これはこれでお似合い・・って事なんですかね~
    私は先生方の回答を聞いていて無力感を感じました。

  5. 男の方は、障害児を抱えた可哀な女を引き取ってやった位の気持ち。その対価として不機嫌を押しつけている。
    上の世代が片付いたら自分達の関係も片付けてたら。

  6. 上の世代のお二人もムコに来てくれたのに、間に入らず放置したのかなあ。
    そういうのが老人の知恵だと思うのだけど。

  7. 「障害児を抱えた可哀想な女を引き取ってやった」は分かる気がします。
    ついでに「婿養子にきてやった俺様に感謝しろ、気を使え」も追加願えれば。
    相談者さんのご実家がどれほどの資産家か名家か存じませんが、相談者さんが
    「遺族年金勿体ない」と思ってるのと同様に夫も「親の遺産もらうまでは…」だったりして。もらうもんもらって先に姿を消すのは夫の方かも…
    尊敬出来ない、お互いに愛情がない人と暮らすのはむなしいですね。時間のムダですね。他の方もいわれてるようにさっぱりしたほうがいいのではないでしょうか?

  8. いうたらナンだが、結婚時点では夫も25歳、障害児もちのバツイチ30女のとこに婿入りするしかなかったような男のくせに、俺の機嫌をとれってかw
    再婚して健常児ふたり授かって手も離れつつあり、おそらく子供は父親に愛場なくて生活の場も相談者宅。この50男、この家族に要るかなぁ?そろそろ追い出せば?妻実家資産をアテにするような50男が再婚できるかどうかw

  9. 元嫁がこれでした。
    死んでほしいって思ってたのも一緒。
    こういう行動の理由を調べ、人格障害というものを知ってさっさと別れました。

    我慢するか別れるか。
    男は皆そうだって三石先生もここの人も言ってるけど、女にもいる。
    子供のまま大人になった人間が。
    そして、彼らに振り回され疲弊する。
    中身は子供、外見が大人の逆コナン君だから対応に困るのだ。

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