法律は家族の懇願を無視した横暴夫の味方。嫌なら家を出るしかない妻と娘2人

テレフォン人生相談 2020年3月27日 金曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女56歳 夫60歳別居中 長女27歳 次女24歳 3人暮らし

今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもし?よろしくお願いいたします。

今井通子:
今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
4年前に、しゅう、一緒に暮らしていました姑が亡くなりまして、

今井通子:
はい

相談者:
そのあとすぐに、主人が、家を売りたいと、いうことを言い出しまして、

今井通子:
はい

相談者:
家族で、住んでる家だったんですが、

今井通子:
はい

相談者:
あの、成人してる娘たちにも何の相談もなくて、

今井通子:
はい

相談者:
娘たちもちょっとそれに対して、いろいろ、あの、責めたりとか、あとは家を売りたくないので、アルバイト代を家(うち)に入れるからなんとかならないか?ということで、話をしたんですが、どうしても売ることは、止められないということで、主人がちょっと怒鳴ったりしまして、主人が
「こんなんだったら、俺は家を出る」と言って、怒って、出ることになったんですが、
本人は、止めてくれると思ったみたいなのですが、結局誰も止めなくて・・あの、今は別居してる状態で、わたし達は、その前の家を売った、お金で、違う小さい家を、あの、買って、そちらで、あの、主人名義の家なんですが、今3人で住んでおります。
主人のほうが、お金がないので、こちらの家に入りたいということを、言って来たのですが・・どうしても、あの、もうわたし達は、一緒に暮らすことができないので、
もうこれを機会に、離婚調停を、申し立てて、離婚をして行きたいと思っております。
ただその、今日また主人のほうが、メールで連絡をして来まして、荷物をこちらに運ん、び始めたいということで、言って来たのですが、わたし達はもう無理なんですが、どのように返事をしたらいいか、困っている状態ですが。

今井通子:
あなたおいくつ?

相談者:
56歳です。

今井通子:
お嬢さん達お2人は?

相談者:
27歳と24歳です。

今井通子:
ご主人はおいくつ?

相談者:
60歳です。

今井通子:
60歳

相談者:
はい

今井通子:
4年前に、

相談者:
ええ

今井通子:
そのお、お祖母さんが亡くなった。

相談者:
はい

今井通子:
お祖母さんの名義の家を・・

相談者:
ええ

今井通子:
ご主人が受け取、継いだの?

相談者:
・・そうですね、あの、半分が・・姑で、半分が主人ていう形に、なってました。

今井通子:
ご主人一人っ子なのね?

相談者:
いえ、と、あ、姉がいますが、姉は、直接は、関与してなくて、もうそれに対しては、特に、はい、何も言って来てはいないです。

今井通子:
ご主人の物になった・・

相談者:
はい

今井通子:
あなた方が住んでる家を、ご主人が売ろうと、考えて、

相談者:
はい

今井通子:
結論は・・

相談者:
はい

今井通子:
ご主人が売ったの?

相談者:
主人が、売りました。

今井通子:
で、そのお金え、で、

相談者:
はい

今井通子:
あなた達が、別の小さな家に住んだの?

相談者:
はい。最初はその、4人で住む、予定だったんですが、喧嘩になって、あの、主人が、怒って、「俺がじゃあ、出て行く」っていうことになりまして、今3人で住んでる状態です。
ただ名義は主人の名義になっています。

今井通子:
この時点で、

相談者:
はい

今井通子:
あなたのお家は、

相談者:
はい

今井通子:
経済的に困っていたわけ?

相談者:
はい

今井通子:
あの、ご主人は働いてらっしゃんなかったの?

相談者:
いえ、働いてました。はい

今井通子:
家があって働いていたんだったら、

相談者:
はい

今井通子:
そのまま住んでいられたはずなんだけど、なんか原因があったんですね?

相談者:
あの、何も話してくれないんですが、たぶん借金があったんじゃないかと思っ、ています。

今井通子:
なるほどなるほど。

相談者:
はい

今井通子:
で、借金を返すために、

相談者:
はい

今井通子:
家を売っちゃったと。

相談者:
そうですね。

今井通子:
はい

相談者:
その、前までは、

今井通子:
うん

相談者:
姑がちょっと認知症だったんですけれども、たぶんその・・預金とか、その、年金とかも・・自分で・・やっていたので、そういうときに、たぶん・・もう、お金え、を借りたか何かしてて、結局、もう、あの、姑もいなくなったのでえ、その家を売ってしまおうということになったと思うんですが。
わたし達には特に、相談とかこういう事情があってという話は、ありませんでした。

今井通子:
もう一緒には住めないので、っていうのは・・

相談者:
はい、はい

今井通子:
どういう、理由で住めないの?

相談者:
も、あの、精神的な、ことですね。

今井通子:
住みたくないって話?

相談者:
住みたくないっていう話です。はい

今井通子:
これ親子揃って?

相談者:
そうですね。それであの、わたし、も、元々、仲は良くなかったというか・・結局主人も、あの・・転職も繰り返してたんですが、その、たびにこう女性の影がありまして、
そのときからもう借金もしてたみたいで、カードでお金を借りたりとかしてたみたいなんですが、
わたしもちょっと、子供を2人連れて外に出て、やって行く自信がなかったので、そのままこうずっと、は、やって来たわけなんですが、
長女のほうが、やっぱりあの、主人と精神的なことで、無理みたいで、今もちょっとカウンセリングに通ってる状態でえ、
今、その、ちょっと「こちらに来たい」って主人が言ってるということを娘に話したら、またちょっと、不安定にはなってしまってるんです。とても、もう一緒に住める状態では、ないのでえ・・

今井通子:
ご主人名義の家に住んでらっしゃるあなた方のほうは、

相談者:
はい

今井通子:
誰か働いてるの?

相談者:
あ、3人共働いております。

今井通子:
あ、3人共働いてる?

相談者:
はい

今井通子:
てことは、3人で、こっから出て行くことはできないの?

相談者:
出て行くときに、3年ぐらいしたら、名義をこちらに、くれるという話があったので、それをちょっと信じて、暮らしていたんですが。

今井通子:
2、3年経ったらくれるって言ったの?

相談者:
「娘たちに、家を残してやりたいから、名義を、3年ぐらい経ったら、変えるから」っていうことを、言っていたのでえ・・

今井通子:
それは何?

相談者:
それを・・

今井通子:
口約束?

相談者:
そうですね。はい

今井通子:
あ、か、自分たちが出て行くことはでき、るんだけど、

相談者:
はい

今井通子:
今出て行く、だけの、

相談者:
はい

今井通子:
資力はないっていうこと?

相談者:
なんとかここに・・

今井通子:
そうすると、次の・・手段としては、

相談者:
はい

今井通子:
あなたが離婚をして?

相談者:
はい

今井通子:
この家を、

相談者:
はい

今井通子:
もらおうとしてるの?

相談者:
そうですね。もしそれが、できればっていうことなんですがあ・・それか、もしくは、も、この家を、売って・・半分いただければっていう気持ちはあるんですが・・

今井通子:
そういうことですよね?

相談者:
はあい

今井通子:
ま、いずれにしても離婚して・・

相談者:

今井通子:
資産作るっていう、

相談者:

今井通子:
方向で話をしてる、わけですね?

相談者:
はい、そうですね、はい

今井通子:
はい、それは今、弁護士の先生に、話しますが、その前に、

相談者:
は、はい

今井通子:
夫が帰って来たらどうのこうのという、話もありましたよね?

相談者:
あ・・そうですね。一気に引っ越しじゃなくてたぶん、荷物を少しずつ、運び込んで、自分で、こ、運び込んで、来ようと思ってると思うんですねえ。
もうちょっと会うのも今・・怖いというか・・

今井通子:
うん

相談者:
できれば会い、顔合わせたくないっていうの、ところが正直なところなんですが、
あと、1ヶ月う、う、ぐらい・・

今井通子:
持って来るって、家の鍵持ってんの?

相談者:
家の鍵を持ってるんです・・はい

今井通子:
ああー、じゃあ・・

相談者:
&#△・・

今井通子:
留守のときに入れられますね。

相談者:
そうですねえ・・

今井通子:
なるほど。じゃ、この辺の対策も含めてですね?

相談者:
はい、はい

今井通子:
今日はですね、

相談者:
はい

今井通子:
弁護士の塩谷崇之先生がいらしてますので・・

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。先生よろしくお願いいたします。

相談者:
はい、お願いいたしますう。

(回答者に交代)


「法律は家族の懇願を無視した横暴夫の味方。嫌なら家を出るしかない妻と娘2人」への12件のフィードバック

  1. 元は、ご主人が相続しているもので買い換えているので、半分よこせ!は、無理でしょうね。3人も働いてるのなら、どこか賃貸で暮らしていけるのではないでしょうか?四年前にもめてご主人が家を出たと言われてましたが、それ以前はどのような感じで暮らしていたのか、気になりました。

  2. 「私もちょっと、心の病気みたいのもありますし~」・・とか
    「夫が戻ると言うと、長女が不安定になってきて~」・・とか
    自分たちの感情のコントロールができないのを 夫のせいにしてましたね。
    塩谷先生は、「それは あなたとお嬢さんの側の事情であって」と、バッサリ切り捨てていましたが。

    回答は厳しいものでしたが、相談者の勘違いを正すには仕方ないのでは?。
    それから、今井先生がちょっと驚いて確認されていた家の鍵の件ですが、夫が鍵を持っているのは当然だと思いました。

    家を今まで維持して来れたのは 自分の内助の功だ‼ とか言えないんでしょうかね? 夫と支えあった経験も無いのでしょうか。

  3. 密かに妻との離婚を考えている夫が、妻にお金を渡したくなかったら、お金をすっからかんになるまで使ってしまえば良いってこと?
    何か腑に落ちない回答でした。借金や女の影がちらほら見え隠れしていた頃、さっさと離婚されてたらよかったのでしょうか?聞いていて切なかったです。借金返せて小さな家を買えただなんて、さぞや大きなご立派なお家だったのでしょうか。そんな大きな家族にとって思い出のある大事なお家を家族の承諾もなく勝手に自分の借金返済のために売ってしまった旦那さんを持つ相談者さんに同情してしまいました。酷い夫、父親だと思う。そして厳しい回答。切なすぎます❗年数たっている古い家なら、固定資産税だって12で割れば
    1ヶ月の家賃以下で安いのだから、家を売るべきでなかったと思う。相談者さんが愛想つかすのも当たり前だ。相談者さんの旦那さん 路頭に迷ってしまったあなたの家族の女三人、どうすりゃ良いの?ちょっと酷過ぎる。家位妻と娘にあげてあんたは誰かのヒモになりなさいよ!

    1. 片方だけの話を鵜呑みにするのはどうかと思いますよ。興奮しないでください。

      1. 本当だね
        上の方、やたら鼻息荒いなぁ。
        普段も深く考えずに感情論でギャンギャン言ってそうだねー。

  4. 誰が聞いても実に当たり前の回答だと思いますが。
    だいたい27才にもなって、そんなに嫌な父親ならサッサッとと独立せいよ。
    女3人で嫌な男の家に、家賃も払わないでよく居れるよな。
    いやぁ、厚顔無恥ってこの相談者のことだよね。
    先生が仰ってますよ、何の権利もありませんって。

    1. 同じことを思いました。ご主人が家を出たとき誰一人引き止めなかったのですから、そういう間柄だったと思います。顔も見たくない人なんだから、3人で早く家を出たらいいんです。ご主人は、名義を変更してなくて、よかったとほっとしているのでは?

    2. 全く同感。3人で家を出れば済む話。3人で力を合わせれば、そこそこの所には住めるでしょう。

      1. 3人で出て行っても、この調子なら3人が力を合わせるのは無理っぽくも思いました。今度は3人で揉めそう。そういう人達。

  5. 自分達をメンヘラぶって哀れっぽく装っているが、
    嫌悪している人の持ち家に、固定資産税を払わず住み続けている人達。
    男の方は他に女が出来たかな。

  6. 3人働いていて引っ越し費用程度しかないって、信じられないです。
    余程のブラック企業にお勤めか浪費家か・・・

    1. 多分、パートやバイトレベルの働き方だと思うよ。
      3人で一人分のお給料位のでは?
      結局。離婚したい程の夫、メンタルに支障を来たす父親に
      頼ってるんだろう。

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