（回答者に交代）

野島梨恵：
はい、よろしくお願いします。

相談者：
はい、お願いします。

野島梨恵：
その方が、ね？夜逃げされたときは・・

相談者：
はい

野島梨恵：
探さなかった？

相談者：
・・探さなかったですね、もう。

野島梨恵：
あーあ、なるほどね。

相談者：
ま・・そう。もうそのまんま、それこそ・・いなくなっちゃって・・なんにももう、それっきりなんです。

野島梨恵：
・・それからはあ・・

相談者：
ええ

野島梨恵：
ま、今日に至るまで・・

相談者：
ええ

野島梨恵：
例えば住民票を取ったり・・そういうふうにして探したことはないわけなんですね？

相談者：
払ってもらおうと思ってなかったから、も、全然、

野島梨恵：
あーなるほどね。

相談者：
はい・・ホントのこの・・電話をさせてもらうちょっと１週間ぐらい前に、そういう話が出て、
で、それから「いい」って言えば・・あの、弁護士さんも知ってますのでね。ん、聞いてみようかな？、うん

野島梨恵：
うーん

相談者：
だけど・・これをハッキリしないことには、前進めないんですよ。

野島梨恵：
うんとねえ・・

相談者：
はい

野島梨恵：
３０年も前だと・・

相談者：
うん

野島梨恵：
まあ、時効に掛かってる可能性は極めて高いと思うんですが、

相談者：
はい

野島梨恵：
だからもうね？あなたがせっかく探して行っても、「もう時効だからダメよ」って言われる可能性は・・

相談者：
はい

野島梨恵：
さあ、相当程度あると思います。

相談者：
あ、そうですか。

野島梨恵：
うん。３０年も前だとね、流石にね。

相談者：
はい、あ、＆#△％

野島梨恵：
ただね？

相談者：
はい

野島梨恵：
その時効っていうのはあ・・

相談者：
はい

野島梨恵：
本人がね？

相談者：
ええ

野島梨恵：
その相手の方が・・ま、「わたしはもうこれ時効だから払わないから」って・・

相談者：
ええ

野島梨恵：
言って初めてね？

相談者：
ええ

野島梨恵：
ま、時効っていうもんが効果を表すのね。

相談者：
ああ

野島梨恵：
その方がね？「いやもう、３０年前に迷惑掛けた」と。

相談者：
はい

野島梨恵：
「もう３０年も前だけど今からでも返すわ」・・

相談者：
はい

野島梨恵：
て言うんだったらあ・・

相談者：
はい

野島梨恵：
それはそれでもらう権利は当然あるわけなんで。

相談者：
あ、そうですか。

野島梨恵：
うーん

相談者：
だって一応・・そういう・・ことやっても・・大丈夫なんですよね？先生ね。

野島梨恵：
うん、別にそれは、大丈夫よ。３０年前のね？

相談者：
ええ

野島梨恵：
ま、「古い話だけども」・・

相談者：
ええ

野島梨恵：
「今になってその方が見つかったから」・・

相談者：
はい

野島梨恵：
そりゃ「請求」・・「します」と・・

相談者：
はい

野島梨恵：
いうふうに言って、「いやもう３０年前に、苦労掛けたね」、「申し訳なかった」って言って払ってくれるんだったら、それはそれで・・

相談者：
はい

野島梨恵：
全然もらっちゃっていい話？

相談者：
あーそうですか。

野島梨恵：
ただそのときに・・

相談者：
はい

野島梨恵：
その方が
「ああ３０年前のこと、今更何言ってんの」と。

相談者：
ええ

野島梨恵：
「も、払わないわよ、時効でしょ」って・・

相談者：
アハハ（笑）

野島梨恵：
言われちゃうとお・・

相談者：
そうです、そうです。

野島梨恵：
それ以上にはあ、

相談者：
ええ

野島梨恵：
進めない可能性がある。

相談者：
そうです、そうです。

野島梨恵：
うーん

相談者：
も、お互い、それこそない物は取れないからね（苦笑）。

野島梨恵：
そう

相談者：
うん

野島梨恵：
ま、ただねえ？

相談者：
はい

野島梨恵：
ま、弁護士的な観点から言うと、探してみてもいいんじゃないのかなとは思うけどね？

相談者：
あ、そうですか。

野島梨恵：
探すだけでそんなにね？

相談者：
じゃ

野島梨恵：
弁護費用バカ高く掛かるわけでもない・・

相談者：
うん。あのお・・

野島梨恵：
ま、人にもよるけどさ。

相談者：
結局う、住民票っていうのは、その・・今までに、いたところから・・あのお、出るときに、ね、最初出たとこの、のは、分かるですかね？

野島梨恵：
住民票が動いていれば・・

相談者：
ええ

野島梨恵：
それは、弁護士であれば、別に、追っ掛けられるけれども。

相談者：
はあ、はい

野島梨恵：
夜逃げだとね？

相談者：
ええ

野島梨恵：
夜逃げして住民票動かしたらさ、

相談者：
ええ

野島梨恵：
普通債権者みんな、ワーッと追いかけて行くでしょう？

相談者：
そうですよね。

野島梨恵：
だから住民票動かさないまんまでえ・・

相談者：
うん

野島梨恵：
自分の体だけどっかに持って行かれちゃうと・・

相談者：
あー

野島梨恵：
探すのは結構難しいですよ？、うん

相談者：
・・結局、あ、そうですよね。

野島梨恵：
だから、たぶん・・

相談者：
うん、うん

野島梨恵：
そのときはあ・・たぶん住民票動かしてなかったんじゃないのかな、その方はね？

相談者：
ああ

野島梨恵：
ただ３０年も経ってもう安心してえ（含み笑い）・・

相談者：
ハハハ（苦笑）

野島梨恵：
住民票動かした、かもしれないよね？

相談者：
ああ、今、前、住ん、最初住んでたとこ・・とこからね。

野島梨恵：
そうそう、だから、それを見てみる、だけでもお・・

相談者：
さ、最初はね？はい

野島梨恵：
うん、住民票取るのなんて、そんなねえ？

相談者：
うん

野島梨恵：
何万円も掛かる話じゃないからあ。

相談者：
はい
じゃ一応あの、役所のほうへ行って、住民票を取ってみます。その人のね、住所分かってるから。

野島梨恵：
うん、なりね？弁護士の先生頼まないと、ダメかもしんないけど。

相談者：
あ・・そうそう、それ、でも頼んでね・・

野島梨恵：
でも・・うん

相談者：
お金もら、もらえないで頼めないですよ（苦笑）。

野島梨恵：
うーん

相談者：
だから、はい。そういうふうにしてやってみます。

野島梨恵：
ちょっと、しら、ま、そこは、見てみてもいいのかなとは思いますね。うん

相談者：
あ、そうですか。

野島梨恵：
うーん

相談者：
はい・・ありがとうございます。

（パーソナリティが質問）

今井通子：
あとですね、先生・・

相談者：
はい

今井通子：
ちょっと待ってくださいね。

相談者：
はい、はい

今井通子：
もし、この方が亡くなっていた場合？・・遺産相続した相続人のほうには・・それって行くんですかね？

相談者：
フフ

野島梨恵：
基本的には行ける可能性はありますけれども、

相談者：
あ

野島梨恵：
も、普通はやっぱりお子さん達は、ね？別に恩義も感じてないでしょうから。

今井通子：
うん

野島梨恵：
時効を主張するだろうなとは思いますね。

今井通子：
あー、なるほど。

相談者：
うん、はあ

今井通子：
そうすると・・この可能性っていうのは？

野島梨恵：
ご本人が生きていて、

今井通子：
ええ

相談者：
はい

野島梨恵：
１４０万払えるだけのお金があって、

今井通子：
うん

相談者：
うん

野島梨恵：
しかも、あなたに対して申し訳ないなって思ってるっていう・・

今井通子：
うん

野島梨恵：
この３つが揃えば、返って来るかもしれない。

相談者：
ああ・・

野島梨恵：
うん

相談者：
そうですか。

野島梨恵：
うん

相談者：
住民票取って探してみます。

野島梨恵：
・・あ・・うん・・

今井通子：
・・うん

野島梨恵：
そこまでされたほうがスッキリするんじゃないかな？あなた・・

相談者：
そ

野島梨恵：
ご自身も、と思うんです。

相談者：
そうなんです。もうね？

野島梨恵：
なんかモヤモヤっとするよりは、

相談者：
そうなんです。

野島梨恵：
探してみて、あ、ダメだったって分かればね？

相談者：
そ、そ、そ（苦笑）

野島梨恵：
諦めつくっていうかね？（含み笑い）うん

相談者：
そうなんです。

野島梨恵：
うん

相談者：
こっちも年取って来てるからね？・・なんか、悔しいような・・

野島梨恵：
うん

相談者：
そういう気持ちがあったんです。はい

（再びパーソナリティ）