請われる再雇用。当たり前の日常に30年積み上げた大きさに気づかず転職に揺れる
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今、大原先生のおっしゃったこと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その通りって感じ?
相談者:
はい、その通りだなって思ってます。
加藤諦三:
うん
あなた結構、人とのコミュニケーションっていうのは上手くやるほうですよね?
相談者:
はい、そうですねえ。
加藤諦三:
人に対して、自分の考え方もちゃんと言うほうですよね?
相談者:
はあい、言います、はい
加藤諦三:
で・・1人で・・家で生活していてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
職場で1人で、
相談者:
はい
加藤諦三:
普通、こうだと憂鬱になったり、悲しくなったり心配事とかなんか・・そういうマイナスの感情に、落ち込んで行くことが多いんですけれども、
相談者:
はあ
加藤諦三:
あなた、違うでしょ?
相談者:
はい、そうですね、はい(笑)
ちゃんとまっすぐ、はい
加藤諦三:
だから・・もう少し・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのあなたの得意とする、そういうその、コミュニケーション?
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう場っていうものを・・
相談者:
はい
加藤諦三:
どっかで広げらんないもんですかね?
相談者:
あーあー・・そうですね、はい、時間作って、はあい
加藤諦三:
だから、「時間作って」って言いましたけどね?
相談者:
はあ
加藤諦三:
そこがあなたの本質なんです。
相談者:
うーん
加藤諦三:
「時間を作って」という、この姿勢が本来のあなたの姿勢なんです。
相談者:
あーあ
加藤諦三:
だから、コミュニケーションが上手いんです。
相談者:
はあい
加藤諦三:
つまり、いい体験を、
相談者:
はい
加藤諦三:
するチャンスっていうのは、人生には、何回かあると思うんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
そのチャンスを活かせる人と活かせない人といるんですよね。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけどあなたはチャンスを活かすほうだと思うんですよ。
相談者:
あー、はい
加藤諦三:
ですからこれからも、あなたにいろんなチャンスっていうのが、あると思うんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
それはその、「時間を作って」という、積極的な、心構え。
相談者:
はい
加藤諦三:
心の構えね?
相談者:
はい
加藤諦三:
これが、いよいよ、必要になって来る、年齢ですよね?
相談者:
あーあ
加藤諦三:
だけどあなた・・1つは非常に自意識過剰な、ですよね?
相談者:
はあい、ありますね、はい
加藤諦三:
だからその自意識過剰が・・本来の自分を、見失っちゃう可能性あるんです。
相談者:
うん、うんうーん
加藤諦三:
だけど今、大原先生が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
おっしゃったように、
相談者:
はい
加藤諦三:
今、見失わないで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
人生の選択を、
相談者:
はい
加藤諦三:
賢く・・でき、るために、
相談者:
はい
加藤諦三:
電話を掛けてくださったんだと思うんです。
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
うん
相談者:
ありがとうございます。
加藤諦三:
時間を作ってもっと、人生を広げて、
相談者:
はい
加藤諦三:
素晴らしい・・60歳以上の人生を、過ごしてください。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい、すいませんでしたあ。
加藤諦三:
チャンスがドアを叩いたら、開けること。
人生はこういう選択による枝分かれ。
でもマンネリと飽きには用心した方がいい。
失ってから気づく色々。
困ったことに人は選ばなかった方の価値を過大評価するらしいから。だからアタシの好きな映画のジャンルは時空を超えるやつ。
#teljin #テレフォン人生相談— 読むテレフォン人生相談 (@KtatsMi) May 5, 2020
サラリーマンの世界では60才位に役職定年を迎えるところがあります。仕事、給料が多少減ります。
そんな年代なのに、相談者は今まさにエンジン全開で何処かへ飛び出していく勢いでした。回答者の先生はそこをやんわり指摘されたのかなと思いました。
どっちにしろ遅いリスタートならば、とりあえずあと2〜3年現役ままの給料が頂ける今の会社に留まってもいいのでは?
もちろん、お金の心配なんかないのよってのならば新しい仕事探しもいいでしょう。職場の人間関係に悩んでる人からすると、たった一人の環境って羨ましいでしょうね。
多くの企業で採用されている60歳到達後の定年嘱託再雇用制度では、給与水準が30%~40%減になったり、または給与規則で60歳到達前に既に57、58歳時点で下げられたりする中で、同一水準でのオファーを受けている相談者は、相当恵まれていると思われる。
ましてや慣れた仕事であること、煩わしい人間関係を考慮しなくてよい単独で行う仕事であること、ある程度責任を任されていることなどを考えると、心の問題は別にして、こと条件面に限っては、転職という選択肢はまずあり得ないと思う。
え⁇どんな会社?
鍵を使って開けて、その後何人か従業員くるけどすぐに現場?に行く。
その間1人で事務処理して、一度従業員帰社すぐにみんな退社、そして最後に鍵をかけて帰る。そういう社会生活30年、うーむ⁉︎
それとも、誰もいない一室でただひたすら作業?
相談者の選択より、仕事内容の方が気になるのですが。
仕事内容、私も気になった。銀行の役所内出張所?工事会社の事務員?
なんにせよ、氷河期世代で職場転々とした自分には30年近くも勤められるのが羨ましい。
働きやすかった職場が人間関係が悪化し、派遣だったのですぐ辞めれましたが、その後1人で任される仕事に着いたら、今までのストレスは何だったの?というくらい楽で。1人の職場万歳ですよ!もちろんそんな仕事滅多にないのですが。わたしだったら辞めないで、休みに人と接する趣味とか探すかな!
私がいた職場も、まさにそんな感じでしたよ。
建設関係の下請けの会社です。事務員は私独りだけ。
朝打ち合わせが済むと社長以下数人の社員が、現場に出かけるので
朝から夕方まで独りで、役所への書類作成やら経理やら一人でこなしていました。今は携帯で、連絡を取り合うので会社へは滅多に電話もかかってきません。夕方、現場の人が帰社しない時には、鍵をかけて
帰りました。
20年あまりでしたが、今年、もうそろそろいいかなぁ?と思って、
辞めたい旨伝えたら、社長からは続けて勤めてほしいと言われましたが、思い切って1月末で退職しました。
後悔はしていませんが、辞めた途端に、このコロナ禍で外出も自粛。
とほほ。
私も同じような職場に一人だけの会社に勤めていました。鍵も同じく任されて。ありがたいといえばありがたいですが、なくしたら?と思うと辛かったです。突発的な事故も一人で対応しなきゃいけないし、泥棒が来たら怖いな……って怯えてました。60過ぎても同じように働けるかというとちょっと考えちゃうかも。