たまに飲む仲も父の予想外の反応が怖い。話さずに一気に間を詰める大原流
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは
大原敬子:
今お話を聞いていて・・お話がみんな飛んでるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
すごくあなたの感情も揺らいでるし、煩雑(はんざつ)なんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、大きくまとめると・・1つは、お父さんとの関係を上手く行きたい。でも・・
相談者:
はい
大原敬子:
その上手く行く行かないを執着するあなたの何か?っていうと、お母さんのこともあるかもしれない。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、今日はですね・・すごくシンプルに凝縮しますと、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの心の中をね?
相談者:
はい
大原敬子:
自分自身が、知ることが一番大事じゃないかとわたしは思ったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、なぜそこを絞ったかというと、よく「どう生きたらいいですか?」とかね?・・「どうすればいいですか?」って、「どう」っていう言葉を使う人は、ほとんどが・・感情の、流れで、浮き沈みする人が多いんですよ。
相談者:
はい、そうで・・
大原敬子:
ですから・・
相談者:
はい
大原敬子:
今日は、まず、「どうすればいいですか?」っていう、あなたの心の中を、きれえーにね?
相談者:
はい
大原敬子:
整理しますと。
まずですね?、あなたは、お父さんを好きか?嫌いか?、
相談者:
はい
大原敬子:
どっちですか?
相談者:
んん・・今は嫌いです。
大原敬子:
前は?
相談者:
前は好きぃ・・でした。
大原敬子:
いつ頃まで?
相談者:
子供のときです。
大原敬子:
じゃ、嫌いのほうに行きましょう。
相談者:
はい
大原敬子:
嫌いっていうことは、なぜ嫌いかっていろいろあるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
自分が、お父さんの前で、あるがままに出せないのか?
相談者:
はい
大原敬子:
一緒にいても・・息詰まりする。もうほんとにねえ?、キツい。
3つ目は、
相談者:
はい
大原敬子:
顔色を見ながらいつも・・ビクビクして話している。
相談者:
はい
大原敬子:
この3つの中にはありますか?あなた。
相談者:
1つ目か、3つ目のどちらかだと思います。
大原敬子:
自分が出せないことと、顔色見てビクビクする?
相談者:
はい
大原敬子:
先ほど言いましたよね?
「3ヶ月前に、お酒を飲んだ」って。
相談者:
はい
大原敬子:
お酒を借りと、あなたの中に、リラックスして・・そしてもう1つは、お姉さんっていう隠れ蓑(かくれみの)があるから、
相談者:
はい
大原敬子:
お姉さんの背中から、顔色見ながら・・
あ、酷いこと言ったかな?、ふっと隠れて・・お姉さんの背中に隠れてしまうって、そういう心理状態です。実際は違うけどね?
相談者:
はい
大原敬子:
心ん中は、そんな感・・じで、あったとした、ならば、
相談者:
はい
大原敬子:
3ヶ月前に会って、今日(こんにち)まで引きずってるわけですから。
相談者:
はい
大原敬子:
引きずるって何かっていうと・・あなた好きなんですよ、お父さんが。
相談者:
はい
大原敬子:
それを・・「前は好きでしたけども、今は嫌い」って言うことで、自分の中に・・納得行く方法を持ってるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
冒頭に戻りますけど、
「どうすればいいですか?」ってところに・・もう、激しい感情があって、
相談者:
はい
大原敬子:
もっと言うと・・あなたのほうこそお父さんに、言葉を掛けてほしいんですね、ほんとは。
相談者:
はい
大原敬子:
実家に帰るのもそうなんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
でもお父さんは・・いい顔しなかった。
相談者:
はい
大原敬子:
それを見てあなた震えた。怖くて。
相談者:
はい
大原敬子:
何が震えたかというと、「あ、嫌われた」と思ったんですね、きっと。
相談者:
はい
大原敬子:
そうですか?
相談者:
そう、です。
実家に帰、ったときに、
大原敬子:
ふん
相談者:
すごい・・冷たい顔、と声で・・「なんでいるの?」って言われて・・すごく、悲しかったです。
大原敬子:
うん
「なんで、いるの?」でしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
よく、「なんでそこいるのよ」っていう、ときの、言葉です。心理。
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
え!?・・自分を求めてる、内心は。
相談者:
・・はい
大原敬子:
ホントは心ん中で嬉しいです。
相談者:
はい
大原敬子:
いなくていい人のときは無視してますから。
相談者:
はい
大原敬子:
「なんでいるの?」って言うことによって、自分が、位置を高くして、
相談者:
はい
大原敬子:
で、優越感を味わう。でも、心ん中は嬉しいときには、「なんでいるの?」って言うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたはそのお父さんの心が、見ることできないですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
すと、あなたは、「え?」って顔しちゃう。
相談者:
はい
大原敬子:
そしてあなたは帰って行く。
相談者:
はい
大原敬子:
すると、ずうーっと、「なぜお父さんは、ああいう言う方をするんだろうか?」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「何が嫌いなんだろうか?」
相談者:
うん
大原敬子:
「お父さんにもっと優しい言葉がほしいのに」とか。
相談者:
はい
大原敬子:
そのずうっと引きずって来て今日の電話だったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
すと、もう1回元に戻りますよ?
シンプルに。
相談者:
はい
大原敬子:
どう、お父さんと、接したらいいか?
「どう」ですね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは・・お父さんが好きですか?嫌いですか?
相談者:
好きぃ、です。
大原敬子:
そうです。
そこが自分ではっきりと、好きか嫌いかが分かると・・自分が求めてる物に、対して自分は、すごく大事に・・行動するんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、自分の感情がもう揺れ動いてると・・「こんな言葉で返って来るの?この人は」と思ってね?、自分の心と裏腹な行動をしちゃうんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、また落ち込むんです。
相談者:
はい
大原敬子:
一番大事なことは・・「わたしどうすればいいんだろうか?」とか・・「どう生きたらいいんだろうか?」とか・・「どう」って言葉が出たときは・・自分は、したいのかしたくないのか?
相談者:
はい
大原敬子:
好きなのか嫌いなのか?
心の底の底を訊いていくと・・分かるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
今日それ学んでくださいね?
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっとあなたは、感情を、ぜえんぶ(全部)、払いのけてしまったら・・
相談者:
はい
大原敬子:
無意識な中でわたしは、お父さんの何かを求めていたんだってことは分かりますか?
相談者:
はい
大原敬子:
で、実家に帰るとき、わたしはただ帰ってあげてるんじゃなくって、なんか自分の中で寂しさがあるのかな?とか・・自分が求めて実家に帰ってることも、またこれ・・認めることなんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
親子関係で・・気まずいときは・・
相談者:
はい
大原敬子:
「お父さん」・・「これ昔食べたよね?」って、「これ好きだったよね?」っていうね?
相談者:
はい
大原敬子:
この子が・・お父さんのずっと昔のことを、覚えていてくれたっていうことが、「お父さん大好き」って言葉なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
実家帰りたいなと思ったときに・・
相談者:
はい
大原敬子:
100円200円でいんです、300円でもいいんです。
お父さんの好きな物、或いはお祖母ちゃん中の好きな物ありますか?
相談者:
・・はい
大原敬子:
なあに?
相談者:
おはぎ、フフ(笑)
大原敬子:
おはぎ?
相談者:
はい(笑)
大原敬子:
へえー
それお父さん、お祖母ちゃん?
相談者:
お父さんです(含み笑い)。
大原敬子:
もう最高じゃないですか。そしたらね?・・こんなにビクビクしたり、お父さんが「なんで」っていう言葉は・・お父さんの、口癖ですから。
相談者:
はい
大原敬子:
1回勇気を持って・・わたしに言ったことを騙されたと思って。
相談者:
はい
大原敬子:
もしかしたらお父さんとの・・心の橋が・・つながるかもしれない。
相談者:
はい
大原敬子:
心の糸かな?
それは・・おはぎをいっぱい買ってかないで?
相談者:
はい
大原敬子:
少なく買って行って。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お父さんの机の上にポンと置くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたはたぶん、お父さんがどうするか?あなた顔色見ちゃうでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
すぐに・・台所に行って・・お茶を用意するんです。急須に入れて。
相談者:
はい
大原敬子:
で、「◆#$よ、お父さん」って・・「食べて」って言うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そのときお父さんは・・「んん?」って言うだけで・・なんーにもおっしゃらないと思いますよ。
相談者:
・・
大原敬子:
だけど、あなたが求めていた・・眼差しは、掛けてくれます。
相談者:
はい
大原敬子:
そしてお父さん自身が・・わたしの好きな物を・・この娘は覚えていたんだってこと分かるです。
要するに、愛はね?
相談者:
はい
大原敬子:
言葉じゃないんです。
「あなたのいろいろなこと覚えてますよ」って。「過去のことも覚えてますよ」って。
それを相手に・・何気ない形で伝えることが愛なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
ほら、「こんなに愛している」、「こんなにお金あげる」っていうのはね?愛じゃないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「わたしに要求を満たしてほしい」っていう、取引なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたがこれから恋愛すると思いますけれども、
自分が好きだと思ったときに・・相手も好きですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
それを売り込みしてしまって、相手が重荷になるの。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが、お父さんをこれだけ想ってるんです。
怯えて、自分を出せなくって。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?そしたら・・「あ、わたしもそうだけども、お父さんも似てるんじゃないかな?」と思うことです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
どうですか?難しいですか?
相談者:
難しいけど、
大原敬子:
うん
相談者:
分かります。
大原敬子:
やってみる?
相談者:
はい
大原敬子:
だって、今、わたし言ったのは・・対話しなくて済むんですよ。
相談者:
・・はい
大原敬子:
おはぎ置いといて。
相談者:
・・はい
大原敬子:
そして、お茶入れて、黙ってればお父さんが必ず喋ります。
相談者:
はい
大原敬子:
それはできます?
相談者:
はい
大原敬子:
きっと、わたしは上手く行くと思うんです。
今日はあなたの心と・・
相談者:
はい
大原敬子:
お父さんの心を1本に絞って、お話しました。
あとはちょっと加藤先生に、まとめていただきますね?
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
過日の「家族と没交渉の保育科に学ぶ19歳」の女性相談者と言い、本件相談者と言い、他人ならいざ知らず、父親に対して話し辛い状況にある若者たちが、意外と多いのかと思う。
「おはぎ作戦」が功を奏することを期待して止まないが、相談者はお酒の席を共にできるということなので、過日三石先生が提案された「おつまみ作戦」でもよいし、いずれにせよチャンスはいくらでもある。
49歳のオッさん。実家暮らしでコミュ障、感情のコントロールが出来ない。こんなのでも父親として慕いたいなんて相談者は幼児みたいだね。
早く自立しなよ。親父の人生はもう終わっているけど貴方のはこれからだよ。
相談者の母親のことの情報が知りたかったです。
何年前に親が離婚したとか・離婚理由など。
編集でカットされたかもしれないが今回の相談に繋がるのかな?って思いました。
離婚で父方に子供が引き取られるのだからなおさら気になりました。
お父様との関係にこだわり、諦めず、こだわるのは、愛情を求めているのでしょうかね。
本当は可愛がってほしいですよね。
誰だって。ちゃんと、十分に。
愛情をしっかり注がれて満たされたほど、順調に自立していくと言われるの、納得です。
子どもの頃から大人の顔色を伺って、気を遣ってきたのかな。
健気ですが、そんな父親に期待して一喜一憂して消耗するよりも、つらいですが思い切って諦めて離れるのもご本人のためかなと思ったりもしました。
ダメンズ好きにならないといいのですが。
>ダメンズ好きにならないといいのですが。
本当にそれだ。「ダメンズ好き」の根本は父親との関係から来ている。成熟しなかった父親を持つ娘は配偶者も父親と似たタイプを選んでしまい、配偶者を父親に見立てて得られなかった関係を創造しようとする。「あの女性は仕事できるのに旦那は‥」というパターンは、わざわざ父親の代理を選んで叶わない夢に向かってせっせと働いているから。
相談者は、普通に「縁の寿命」がとっくの昔に来て、それを認められないだけ。
自分は「縁の寿命」を受け入れられる経済的基盤が気づけなかったので苦労した。30代半ばでやっと経済的基盤を手に入れたので疎遠して、遅い平穏が生涯で初めて訪れた