シャッター アイランド。夢想と現実、過去と現在の壁が崩れた女の脳内ストーリー
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたでしょうか?
相談者:
はい、分かりましたあ。
今井通子:
あのお・・夜・・来てるかどうかっていうのは、ドアのところに・・なんか紙挟んどくとか。
相談者:
あーあ、そうですか。
今井通子:
なんかね?
相談者:
ええ
今井通子:
そういう、あの、お嬢さんとちょっと相談なさって、
相談者:
はい
今井通子:
証拠見つけが・・る、ことしたほうがいいかもしれない。
相談者:
あー、そうですか。
今井通子:
うん
相談者:
なるほどね。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
ま、いずれ出ちゃおうと思われているんだったら、
相談者:
はい
今井通子:
うん
その辺をきっちりやった上でえ、
相談者:
ええ
今井通子:
うん、少なくとも、ご主人と対決するのは、暴力ということもあるんで、
相談者:
はい
今井通子:
しっかりした証拠を見つけてからのほうがいいと思います。
相談者:
あ、分かりました。
今井通子:
はい
相談者:
すいません。
今井通子:
はい、じゃそういうことで。
相談者:
はい
今井通子:
はい、失礼しまあす。
相談者:
ありがとうございます。
(内容ここまで)
外出を見計らって家で密会する二人。
ご近所さんの耳打ち。
目が合って逃げた女。
毎日遅くもならず帰宅し、土日も家に居る夫。
出しっぱなしの着た覚えのない服。
私のモノをあさる女。
極めつけは、
寝てる間に同じ寝室で‥
そして、
「家を出たい」
フム。
夫はすでに他界している可能性すら出てきた。
相談を聞き終わって、タイトルにも入れたこの映画を思い出したのは相談者とディカプリオが重なったから。
よかったら観てみて。
きついシーンもあるから勧めはしない。
ドンデン返し映画にジャンルされている。
ドンデン返しは好きなんだけど、困ったことに多くがそれを売りにしていること。
どうしても騙しを探してしまう。
だって、ドンデン返しはそこでびっくりするからこそ楽しいんであって、その前に気づくなんて最悪。
騙せる自信があって売りにするのならまだしも、その手法は出つくし感があって、探しながら観てしまうと気づいてしまうことも少なくない。
全部夢だったとか許せない設定もあるが、これはどうだろ。
ネタバレはしないけど、これを思い出したということそのものががネタバレかもね。
ただし、ドンデン返しは2つある。
1つ目はなんとなく想像がついたが、2つ目はアタシもきれいに騙された。
手法は古典的なんだけどね。
オリエント急行殺人事件で使われたみたいな。
さて、
テレフォン人生相談で辻つまが合わない相談は珍しくもないが、それを辻つまの合う話にするときのやり方は、ドンデン返し映画の騙しを探す手法と同じだ。
それは前提を疑うこと。
相談者の言質を受け止めないといけない番組の限界でもある。
今日の両女史はギリギリそこを守りながら回答してみせた。
ある単語を飲み込んで。
被害妄想。
これも、
あり得ない話の穴はどこ?30年前に逝った夫の退職金が振り込まれた口座が無い
最近蒸し暑い日もあるので、ちょっとホラーチック!?な話でで少し涼しくなった…
多分このご主人は遠い昔、ちょっと浮気したことがあったのかも?で、その時の悔しい気持ちを消化出来ないまま歳をとった相談者さんの脳内に、浮気相手の亡霊が現れたって事なのか?
まことしやかに「困ってるんですぅ〜」と話す相談者さん、なんとも哀れで可哀想です。
んー?
なんだか訳がわからない話ですよね。
旦那の会社の人や、近所の人から、
旦那の浮気の噂を聞いたっていうけど…、
同じ部屋で妻が横に寝ているのに、浮気相手とそこで行為をする???
そんなことありえる?
相談者も寝ていて気がつかない???
服の場所が変わっていたの類いの
話も含めて、
相談者の思い込みが強すぎて、
妄想なのでは…。と思うほど。
結局、人からの話や自分の推測ばかりで、浮気(未遂)の事実をつかんだのは、一度だけらしいから、
とにかく証拠を集めるしかない
でしょう。
ホントに、相談者のいる横で浮気を
してるんだったら、寝たフリして、
録音するか、パッと起きて写真とるか。
この相談者に限らず、テレ人にかけてくる人で多いのは
「~らしい」という推測話。
推測は主観も入って、何の確証もないそんな話にアドバイスもできない。
やはり事実を積み上げることでしか、
解決には至らないと思う。
この相談者も、浮気が事実なら、
証拠を集め、慰謝料請求し、財産分与して離婚すればいい。
明らかに妄想でしょうね、話がちぐはぐすぎておかしい。
私の親も相談者様と同じ年齢の頃に有り得ない妄想を話し出して、診察してもらったら認知症の一環として出てくる妄想性障害という診断でした。
脳内に涌く妄想のドーパミンを投薬で治療しましたが、治療のベースにのせるまでは相談者様と同様、ずっと真面目に妄想を実話のように語り、警察に相談に行ってしまったり大変でした。
どうか娘さんが母親の異変に気付き、病院に連れて行ってあげてほしいです。
長引くほど妄想のドーパミンがどんどん膨れ上がってしまい、重症化してしまいます。
うちの親と同じ症状なので他人事とは思えませんでした。
治療のお陰で妄想は治まりましたよ、家族の協力は必須です。
シャッター アイランド、さっそく観てみます。
私の世代なら、アルフレッド・ヒッチコック。
もしくはロッド・サーリング。
古っ‼
先日も”テレビで”ですが認知症の初期で「不倫してる」はよくあるようで・・・ご家族が気づいてくださるといいな、なんてめちゃくちゃ失礼ですけど・・・
他責、疑いは認知症だけでなくある気もしますが・・・(亡父に昔からあって、気づいたら他責気味が似てたから気を付けてるのですが出ちゃうな~…自分で無くした鍵をどこにやったの?って。恥)
シャッター…見ましたよ~普段はわかりやすいむしろB級のが好きかもですが…他もまた彷彿とさせる映画等あればぜひ教えてください。
『ジョーカー』の心理描写もよかったので、こういう系統、興味深くなってきました。