肉親も距離置く喘息トランスジェンダに加わる慢性病と騒音。墨汁一滴に準えて涙

テレフォン人生相談 2020年7月1日 水曜日

タイトルの「墨汁一滴」は俳人・歌人、正岡子規の随筆。

トランスジェンダー: 身体と心と周囲の認識、普通は3つ全てが男性か女性かのどちらかで統一しているが、3つのうちのいずれかに先天的に不一致が生じている人のこと。
レズ、ゲイ、バイセクシャルなどの性的指向とは区別される。

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 三石由起子(三石メソード、作家・翻訳家)

相談者: 男48歳無職(トランスジェンダー) 一人暮らし 母と兄は音信不通

玉置妙憂:
もしもし?・・テレフォン人生相談です。
よろしくお願いいたします。

相談者:
え・・よろしくお願いします。

玉置妙憂:
今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
えー、わたくしあの、生活保護っていうもん受けてまして、

玉置妙憂:
はい

相談者:
え、賃貸マンションのほうに、えー、住宅う、扶助って形で住ましていただいてるんですけども、

玉置妙憂:
はい

相談者:
わたしが住んでる・・部屋の、

玉置妙憂:
うん

相談者:
上の方のが、ちょっとうるさいー・・っていう問題、と・・

玉置妙憂:
うん、ふんふん

相談者:
生活保護受けてる、えー、理由が、

玉置妙憂:
うん

相談者:
腰の整形外科の病気で、足のほうにその、影響が出てまして、

玉置妙憂:
はい

相談者:
ちょっと生活に若干、不自由してるってうえで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
えっと2つの問題がちょっと重なっちゃってまして、

玉置妙憂:
あー、そうなんですねえ。

相談者:
ええ・・でその、対応と、

玉置妙憂:
はい

相談者:
あと、対応がちょっと難しいんであれば、

玉置妙憂:
うん

相談者:
その、将来的にどう考えて行けばいいのかな・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
ていうふうな意味でちょっとお電話したんですけども。

玉置妙憂:
はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
ありがとうございます。

相談者:
はい

玉置妙憂:
えー、まずはではあなた様の、ご年齢をお伺いしてもよろしいですか?

相談者:
はい、48です。

玉置妙憂:
ご家族はいらっしゃいますでしょうか?

相談者:
えー、母は、

玉置妙憂:
うん

相談者:
えー、存命ですけどもちょっと音信不通で。

玉置妙憂:
はい

相談者:
え、兄もいますけどもちょっと所帯持ちで今、ちょっと音信不通です。

玉置妙憂:
で、ご自分はどれぐらい前から、今の、生活になられたんですか?

相談者:
腰の状況で悪くなったのがここ3年ぐらいな・・

玉置妙憂:
3年ぐらい?

相談者:
はい、転居的なものありますけども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
今んところ落ち着いてますね。住居的には。

玉置妙憂:
で腰のほうは病院に行ってらっしゃる?

相談者:
え、掛かってます。

玉置妙憂:
で今の、まあ、1つはその・・ん、病気、これからどうしようか?ということもあって、

相談者:
はい・・はい

玉置妙憂:
もう1つは、今住んでらっしゃるお家のお、

相談者:
はい

玉置妙憂:
お2階さん?

相談者:
えっと、えー、わたしが住んでるのは、あの、真ん中の階なんですけど、上のほうの階の方がちょっとうるさくて・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっと、寝るとかにもちょっと支障をきたすような・・

玉置妙憂:
あー、そうなんですね。
どんな方が住んでらっしゃるのかご存知ですか?

相談者:
えーっと、ま、あの、やっぱうるさいっていう内容も、やっぱり管理会社の方とかにも、ちょっと、事情伝えて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの・・相手の方に言って、いただいてるんですけども、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
やはり個人情報とかの関連で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
やはりちょっとお、詳しいことはちょっと分からないんですけども、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ちょっと、恐らく、外国籍の方だと・・

玉置妙憂:
あー、そうなんですねえ。

相談者:
はい、はい

玉置妙憂:
ん、どん、何がうるさいんです・・

相談者:
時間帯ですね。
夜中とか、早、深夜早朝、いえ、深夜1時とか、5時ってのもありますし、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ちょっと寝てても、音と一緒に振動も来るんで、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ちょっと・・目が覚めちゃうなっていうのは、ほぼ毎日のように・・

玉置妙憂:
あー、間に入ってくださる方を通して、一応、うるさいってことはお伝えしてるけど、ってことなんですね?

相談者:
ええ、そうですね、はい

玉置妙憂:
ふうーん
もうずうっと・・

相談者:
いや、その音は、ここ半年、ぐらいですね・・

玉置妙憂:
半年ぐらい

相談者:
はい

玉置妙憂:
ふうん、上の方、変わって始まったのかしら?

相談者:
えっと、わたしより前に住んでらっしゃったようなんですけども、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ちょっと、転居してひと月ぐらい経ってから、なんかその音が目立つようになってきたかな?

玉置妙憂:
あー、え、で、実害は?

相談者:
毎日なると、やっぱストレスが掛かってえ、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっとイライラしちゃいますし、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ほかの、友人とかと話してても、

玉置妙憂:
うん

相談者:
「ちょっとイライラしてるよね」って言われちゃって・・

玉置妙憂:
半年前にい・・引っ越しされたばっかりだとお・・生保のほうに言っても引っ越しは、ん、もう1回は無理ですかね?

相談者:
ですね、ちょっと・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
その前、わたしも、ちょっとほかの病気を持ってましてえ、で・・

玉置妙憂:
うん、ほかの病気?

相談者:
高血圧と、

玉置妙憂:
はい

相談者:
喘息持ってるんです。

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、喘息う、の、えー、ことで、ちょっと前のとこから転居したんです、あのお・・環境が悪いっていう意味で、役所にお願いして、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
転居させていただいたんで、ちょっと今回に関してはちょっと、今以上に、ちょっと、厳しいんじゃないのかな、っていうふうに、やっぱり役所から言われてまして、

玉置妙憂:

相談者:
1階に住んでて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっと排気ガスが、ちょっと部屋ん中入ってきちゃうのでっていうの・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
やっぱ言ってて、お医者さんとかの意見書とかいただいて、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あのお・・提出したら一応、やっぱ時間掛かりましたけど、転居お、を、許可するっていうふうには・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
言っていただいたので。

玉置妙憂:
そうですか。

相談者:
ええ

玉置妙憂:
転居は、今回の、その1回だけですか?

相談者:
初めてです。

玉置妙憂:
ま、今日はこれから先生に、あの、どう、対応したらいいかということ?

相談者:

玉置妙憂:
が、メインですか?

相談者:
と、やっぱその、腰のほうの、

玉置妙憂:
うん

相談者:
足のほうのやつもちょっとお、ここ最近先生にちょっと・・えー、厳しいっていうか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
今後的に考える上でちょっと、マイナス要因の話を、されてしまって・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そおの問題を我慢できる問題に、その問題も来ちゃったんで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっとそこでもちょっと、考えちゃうかなっていう問題になっちゃったんですけども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
腰のほうがあ・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
えー、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)(*)っていう病気で、

(*)脊柱管狭窄症:
文字とおり、背骨の中心を縦に走る部分が狭まり神経を圧迫することで生じる痛みや障害。
長く歩くことが出来ず、少し休むとまた歩けるようになるというのは代表的な症状。
原因は老化、長年の作業負荷、無理な姿勢によるものとされ、50代以上の発症が多い。

玉置妙憂:
うん・・はい

相談者:
先生にやはりその、「筋萎縮とか痛みに関しては」・・「申し訳ないけど」、も「諦めてくれ」と。

玉置妙憂:
うん

相談者:
「もう痛み一生続きますよ」って言われちゃって、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっとそれで、も、考えちゃったんですよね、今後・・この痛みとか付き合っていく上と、その、騒音とかっていうのを、両方なっちゃうと、&#・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
これ以上やっぱキツくなっちゃうなっていうふうな・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なっちゃって・・
えっとですね、あ、これちょっと、1つ、言うこと忘れてしまったんですけども、

玉置妙憂:
はいはい

相談者:
わたし性別的に、

玉置妙憂:
はい

相談者:
トランスジェンダーなんですよね。

玉置妙憂:
うーん、はい

相談者:
で、トランスジェンダーで、ちょっと仕事とかってのがあ・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
今までちょっと就職希望でやってたんですけども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっと、やっぱ就職とかも、これから先も厳しくなっちゃうんで、それちょっと今、言うの忘れてしまったんですけども。

玉置妙憂:
うん、ふん、ふん、ふん、ふんふん

相談者:
先ほど言った、足の状況で、今まで、足い、を使う仕事ができたんですけど・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか先生の話によると・・もう恐らく「上半身を使った仕事のほうがいいんじゃないか」っていうふうに・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
言われちゃいますと、選択肢がやっぱ狭まっちゃう感じもあるんで・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
そこもちょっと、迷いも、ありますね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
はい

玉置妙憂:
お声聞いてると男性の声かなと思ってるん・・

相談者:
はい男性です。男性・・

玉置妙憂:
うん、それだけど・・
ご自分の意識としては?、女性ってことでよろしい?

相談者:
そうですね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
性、自認は女性ですね。

玉置妙憂:
あー、分かりました。
ではそうなるとちょっと、実生活の仕事探しも難しんだってことなんですねえ・・

相談者:
そうですね、はい

玉置妙憂:
ふうーん・・分かりました・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
じゃ、何かこう・・ほんとに・・お聞きするだけでも、たくさんの問題がいろいろと・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
うー、ね?、あのお

相談者:
抱えちゃってるんです。

玉置妙憂:
ほんとにね・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
抱えちゃって。うん

相談者:
はい

玉置妙憂:
じゃ、早速ですが、

相談者:
はい

玉置妙憂:
先生に、その辺りを・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
ね?、どんと聞いてみましょう。

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい
今日、あの、お答えいただきますのは、三石メソード主宰、

相談者:
はい

玉置妙憂:
作家で翻訳家の三石由起子先生です。

相談者:
はい

玉置妙憂:
先生、よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)

「肉親も距離置く喘息トランスジェンダに加わる慢性病と騒音。墨汁一滴に準えて涙」への13件のフィードバック

  1. 三石先生の回答、良かったと思う。
    相談者は、「トランスジェンダーで、腰が痛くて、喘息だから」を、働けない=生活保護を受けてることの言い訳にしかしてない。
     できることを探してない、探そうともしてない。
    ただ、甘ったれてるだけ。
    三石先生の言葉で少しは心動かされたかな。

  2. 管理人さんの「墨汁一滴」で間違いないですよ。
    学生時代に授業の題材で、読んだのでよく覚えてます。

    1. 最初、「墨汁”の”一滴」になってたんです。(^^;)
      分かりにくくてスミマセン。

    1. いえ、恐れ入ります。私がもう少し管理人さんの推敲を待つべきでした。(汗)

  3. トランスジェンダーの性別表記は性自認に合わせるのが基本で、この人はMtF(身体は男性で、性自認が女性)なので冒頭の紹介は女とするのが妥当じゃないでしょうか。
    (本人のセリフで「性、癖(?)には女性ですね。」となっていますが、ここも音声聴くと「性自認は女性ですね。」と言ってますね)

    あと、同じく冒頭に「性的嗜好」とありますが、正しくは「性的指向」です。
    「性的嗜好」は単なるシュミや好み。「性的指向」は恋愛や性愛の方向性のことで、もっと変えがたいものです。
    細かくてすみませんが、本当によくある誤解なので気になりました。

    1. ご指摘ありがとうございます。

      >冒頭の紹介は女とするのが妥当じゃないでしょうか。

      そうした啓蒙は必要だと思うのですが、読者が混乱しないよう、以下のやり取りを優先して、とりあえずこのままとさせていただけないでしょうか。

      玉置妙憂: お声聞いてると男性の声かなと・・
      相談者:  はい男性です。
       
       
      以下訂正しました。
       
      相談者: 性、癖(?)には女性です

      相談者: 性、自認は女性です
       
       
      性的嗜好

      性的指向

  4. 社会へのとっかかりを失って半ば自暴自棄なのかなと思う。最後のセーフティネットである家族と疎遠、社会的に孤立はかなり精神的に来る。トラジェン、喘息、腰痛など属性てんこ盛りの上に、もう一つはありそう。こうやってテレ人に電話してきたくらいだから生きる気力はまだあるはず。

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