おんぶと車の送りは甘やかしすぎ?登校嫌がる娘8歳にダメ親評価の圧力
テレフォン人生相談 2020年7月21日 火曜日
三石 「悪い子が主人公の本がいい」
これ分からん。
絵本の類かしら?小3だけど。
すぐ見つかると言うんだけど、例えば?
候補はいくつかあった。
いずれも前半に悪い子に見せておいて、それは周囲の誤解で実はそうではなかったというのがお決まりの展開。
こういうの?
相談者はもちろん、本屋の店員も、図書館のスタッフにも分かるまい。
さて、
11ヶ月ほど前からの長女8歳の変化。
朝起きない、
学校に歩いて行きたがらない、
登校前にお腹が痛くなる、
物を投げたり、妹に当たったりする。
思い当たるフシは、
引っ越して学校が遠くなった。
集団登校の班が変わった。
お友達から「ブス」と言われた。
朝起きないときは努めて明るくふざけておんぶして2階から1階に下ろす。
歩いて行けないときは車で送っている。
こうした対応は甘やかしすぎではないか?
でも相談の主旨は、
「ダメな親と思われてないか?って私が気にしちゃってる。
圧迫感とか不安をどういうふうにしていったらいいのか?」
子どもの心配をしているようで、実は立派な親でありたいというのが先にあって、それを番組が暴くところが見せ場なんですが、残念なことに今日の相談者はそれを自覚しているわけです。
誰からの圧迫?
具体的な評価者を想定しているのかしら?
実体のない世間?
引っ越しが影響しているのはそうかもしれん。
学校が遠くなった?
もう一つ。
祖父母とも遠くなったのではなくて?
相談者「お祖父ちゃんお祖母ちゃんからも離れない」
5歳下の夫の両親に対抗心はなかったかしら?
もっと言うと、取られたような気持ち。
引っ越しを主導したのは誰?
圧迫感の正体は罪悪感。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女36歳 夫31歳 結婚10年 長女8歳 次女4 歳
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談でえす。
相談者:
こんにちは
今井通子:
こんにちはあ・・今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
あ・・と今日は・・えっと長女のこと・・で、
今井通子:
はい
相談者:
長女の、に対するちょっと関わり方?
今井通子:
関わり方?
相談者:
はい
今井通子:
はい
あなたはおいくつ?
相談者:
36です。
今井通子:
ご主人は?
相談者:
んーっと、3じゅう、い、歳です。
今井通子:
31歳・・
相談者:
はい
今井通子:
ご結婚何年目?
相談者:
えっと10年ですね。
今井通子:
ご長女は何歳?
相談者:
えっと8歳です。
今井通子:
お子さんほかにいらっしゃいます?
相談者:
女の子もう1人いて、
今井通子:
はい
相談者:
4歳です。
今井通子:
そうすると・・ご長女の、
相談者:
はい
今井通子:
8歳の・・
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんと、どう・・関わるか?
相談者:
そうです。はい
今井通子:
何が起こりましか?
今井通子:
ちょっと朝・・んと、あんまり自分で起きて来なくてえ、長女が。
今井通子:
はい
相談者:
で・・ちょっと学校にも歩いて行けないとか、
今井通子:
はい
相談者:
機嫌がなんか悪くて、物を投げたりとかすることもあるし、
今井通子:
はい
相談者:
下の子に当たったり、する?
今井通子:
はい
相談者:
こともあってえ、
どういうふうに関わったらいいのかな?、という・・感じ・・なんです。
今井通子:
小さい頃はどんなお子さんだったの?
相談者:
親から離れない、わたし・・から離れないとか、あと・・んと旦那のほうの・・
今井通子:
はい
相談者:
あの、お父さんお母さんに、ちょっと面倒、看てもら、って、たもんですから、子供・・
今井通子:
はい
相談者:
あの、わたしが仕事してる間に。
今井通子:
はい
相談者:
なので・・お祖父ちゃんお祖母ちゃんからもちょっと離れない、とかやっぱり家族から・・離れなくて・・ていう感じの子でしたね。
あの・・ちょっとおっきなきっかけが・・1年前に引っ越したんです。
今井通子:
・・はい
相談者:
学区は変わってないんですが、
今井通子:
はい
相談者:
30分から40分くらい、子供の足で掛かるんですよ。歩いて行くと。今の、ところが。
なので・・それがちょっと・・原因なのか?、分かんないですがなんか、引っ越して、学校に行き始めて・・なんか1ヶ月くらいしたら、
「お腹が痛い」っていう・・
今井通子:
うん、うん
相談者:
ところから始ま・・
今井通子:
はい
相談者:
って、
今井通子:
はい
相談者:
毎日、支度して、ほかの子と一緒に行くんですけども・・それをちょっと待ってる間に、なると、なんか「痛い」・・ていうことで、
うん・・で・・なんか・・
今井通子:
あのお、お嬢さんは・・
相談者:
うん、はい
今井通子:
それについて、
相談者:
はい
今井通子:
なんか言ってます?
相談者:
・・うん、ちょっとなんかポロっと言われ、たことがあ、なんかそのやっぱりおんなじ、班の・・子に?、「ブス」だとかっていうことを言われ、た?・・ていうことは聞きました。
今井通子:
うーん
相談者:
うん
今井通子:
なるほどね。
相談者:
一言ポロっと・・言って・・くれたときがあって。うん・・でも、なんか、「頑張る」・・とかって、言ってえ・・
なんか一緒に、ちょっと泣いてしまって・・うん、それからまた・・歩いて、行ったり、行かなかったりが続いてました。
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今井通子:
成績はいいの?
相談者:
悪、くない、ですね。ま、テストとかでも100点、取ったり90何点とか・・勉強は、そんなに「いや」とは言わないんです・・うん
今井通子:
いじめに近いようなことはあ、
相談者:
はい
今井通子:
その「ブス」だと言われた以外のことは言ってないんですか?
相談者:
それえは、聞いたことないですね。
今井通子:
ふうん
相談者:
なんか学校のほうでも・・「仲」い、「のいい友達と、いつも賑やかにしてるので、心配ない」とかっていうことは言われ・・てて・・な・・
今井通子:
でその・・
相談者:
うん、はい
今井通子:
「歩くのがいやだ」っていうのは言ってないの?
相談者:
それも言います。
今井通子:
あ、それも言ってるのね?
相談者:
うん、はい
言ってて、
今井通子:
はい
相談者:
なので・・そうなってしまうと、こう、無理に・・なんか「行け」と言っても、なんか・・うちの子の場合、難しくて、なんか、動かなくなっちゃ、うんです。
なので、送ってしまうんですけど、なんかもうそれも、自分が甘やかし過ぎてるのかな?とか・・あと、朝起きて、起きないときは、もうなんかおんぶして、2階から1階に連れて・・って、
なんかなるべくこう明るく振る舞って、とか・・してるんですけど、なんかもう、自分でも疲れ、てしまうときがあってわたしが。
と、あ、と、うんと・・うんと一番ちょっとお聞きしたいのが、やっぱりその・・わたしが、子供を甘やかし過ぎてるのか?、ということ・・を・・ちょっと悩んでるので・・
三石由起子:
うん
今井通子:
それはあれ?・・起こしに行ってるってこと?
相談者:
起こしにい、うんと起こしに行って、そのときに、おんぶしたりい・・学校に車で送ってたり・・ていること?・・
今井通子:
はい
相談者:
が、なんか甘やかし過ぎてるのかな?と。はい
今井通子:
あのお・・
相談者:
うん・・はい
今井通子:
ご主人はなんて言ってます?
相談者:
・・んー、なんか「また、歩かないのかあ」みたいな感じで言われ・・わたし自身がなんかこう、ダメな親と思われてないのか?とかっていうことを、たぶんわたしが気にしちゃってるので
・・うーん・・
今井通子:
ふうーん
相談者:
うん
今井通子:
なるほど。
相談者:
たまに、◆#っても、◆#$%□&▽*+
今井通子:
そうするとお・・今日のご質問をちょっとまとめていただくと・・
相談者:
はい、すみません。はい
えっと、娘に対しての、その関わり方・・が、んと・・甘やかし過ぎてないか?ということと、あと、自分自身のお・・圧迫感とか不安とか、それ、を・・どういうふうに、していったらいいのか?っていうこと、ですね。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね・・
相談者:
すみません。はい
今井通子:
三石メソード主宰でえ、作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
回答者が三石先生で良かった。加藤先生でなくて、良かった。
ほんと、三石先生の言う通り。
我が子も、敏感な子で、幼稚園の時から、一時登園拒否あり。小学1年時も、一緒に登下校、私も校内に残り、休み時間になると顔をみにくる。それも、1ヶ月くらいで、私は帰っても大丈夫になったけれど、高学年になり結局不登校に。対人恐怖症が強く、児童精神科で診察を受けると社交不安障害と診断。でも本人が薬は飲みたくない、と治療はせず。不登校の間、子のやりたいことに付き合った。毎日ボーリングに行ったし、(おかげでとてもうまくなった。)しょっちゅう回転寿司に行った。中学になり、不登校は続くが、部活には参加。本人に学校に行きたいという気持ちが出てきて、中2から登校。発表はできないし、体育も見学だったけど、徐々に元気になってきた。その後、公立高校に進学。全く問題なく学校生活を送り、クラブでも部長をつとめた。アルバイトも続けた。友達もたくさんいる。そして、卒業、就職。
本当に育てるの大変だったけど、内面の成長がすごい。本当に優しいし、精神的に大人になった。当時は、私も夫に責められ(お前の育て方が悪い)、義両親からも否定され、自分を保つのが辛かったけど、「この子は大丈夫。この子はいい子なんだ。」と信じて、やってきた。家族思いで、穏やかで、今、我が子ながら本当にいい子だなぁ、と思う。
相談者さんも、今は辛い、大変かもしれないけど、娘さんが大きくなったときに「お母さん、あの時、こうしてくれたんだよなー、自分を認めてくれてたんだなー」って絶対思い出すし、相談者さんの愛情を感じると思う。
三石先生の回答が全てだと思う。自信を持って、娘さんと過ごしてほしい。否定されず、肯定されて、生きてきていれば、きっと自分から歩き出す。
長くなってごめんなさい。
その通り、子供と真剣に向き合い、甘やかすのはとても大切だと思います。不器用でも一所懸命に子育てすることが、子供に安心感を与えると思います。
ねむこさんの経験、すごいな、偉いなと思う。
周囲が否定の眼差しで見ている中では、誰かにアドバイスをもらったり、自分の方針を決めていたりしても、思うように行動できない、こどもに声をひとつかけるにも、こどもと出かけるのにも、否定的な人に反論するのを我慢するにも、すごくエネルギーがいるはず。自然にできることではない。自分が辛いために、貫くことができず、こどもを否定する側に回ってしまう親もいるはず。
こどもを信じる、こどもが自分は肯定されていると思えるようにするために、膨大なエネルギーを使ったと思う。それは、やっぱり大きな喜びが返ってくるよなあ。
人を育てる大変さと喜びが伝わるお話、ありがとうございます。
塾の先生をしている方とお話しする機会が最近多くて「順子さんは本当に幸せよ」と良く言われます。
皆さん子育てに苦労?難しさ?にぶち当たって悩んでますよ。と。
確かに勉強ができない、しない以外悩んだ事がありません。(これだけで済むのはありがたいことらしいですね。)って言うか、今気がついたけど、これって先生の最大の慰めの言葉⁉︎まあいいか。
ねむこさんも頑張ってこられましたね。
この相談者さんにもきっといい思い出となる日が来ることを祈ります。
順子さんその自分語り、ここでする必要ある?
お悩みが深くて大変なのは察しますが「うん、うーん」という返事の多用は感じが悪いですね。自戒も込めて。
同感ですね…
書き起こし拝見しただけで何か違和感持ちました。 実際聴かれた方、どんな感じでしたか…?
ねむこさん、貴重な体験談ありがとうございました(._.)
私はリアルタイムで聴いていましたよ。「うんうんうーん」は、かなり耳障りでした。たまに入る「はい」にホッとするほどに。
管理人さんが音声データのリンクを貼ってくれてます。よろしければお聴きになっては?
私も聴いていました。そして5分で聴くのをやめました。
書き起こししてもらえるので、後からゆっくり読めて助かります。
ねむこさんの実体験によるお話し、説得力がハンパじゃない。感動した 😌
コメントに返信くれたみなさん、ありがとうございます!
私は、夫、義両親が味方じゃなかったので、市の教育相談などに、定期的に面談させてもらってました。その臨床心理士さんがすごくいい人で、そこでは、夫などにはこう言われる、とか、全て本音を吐き出してました。そういう場がないと無理でした。
学校のスクールカウンセラーさんはダメでした。人がダメなんじゃなくて、コロコロ変わるんです。毎年ってくらい。
私が気をつけていたのは、子どもに否定的なことを言わない!子どもが、嫌、ということは無理にさせない。わがままで嫌と言ってると思いがちですが、そうじゃなくてその子にとっては本当に無理なことだったりします。何なら、どこまでならできるか、ハードルを下げる。小6の半年間は、給食だけ食べにいってました。毎日友達数人がきてくれて。卒業式の練習も見学して流れを把握して、当日も参加。相談者の娘さんも、送迎で学校行けるなら、それで良し!我が子も、登校分団が苦手でした。
我が子の場合は、ありがたいことに友達に恵まれたのが大きかった。不登校でも土日は幼なじみが誘ってくれて、遊んでいた。部活だけのために登校しても、友達が「よっ!今から部活かー!頑張れよー!」って声かけてくれたり。みんなが普通に声かけてくれていた。
我が子のことがあって、
「学校へ行くことって、当たり前じゃない」って実感して、成績がどうとか思わなくなりました。学校行くだけで素晴らしい!頑張ってる!
不登校になる子は、真面目で優しくて、人に気を遣ってしまうタイプが多いです。集団が苦手だったり。相談者の娘さんも、敏感な気質なのだと思います。なにか、好きなこと、得意なことを見つけられるよう、手助けしてほしいです。一緒に料理とか、絵を書くとか、楽器とか、スポーツとか、何か一つ得意なことがあると、すごく自信になるんです!だから、なんでもやらせてみるといいと思います。やってみて嫌だったらやめればいいので。気軽な感じで。
あとは、一人で抱えこまないで!信頼できる人ににめぐり合うまで、いろんなとこを探して、相談してください!
親が楽になれば、子どもも楽になります。
相談者の娘さんは、登校渋りの状態で、今ゆらいでる時期だと思います。もし、不登校になった時は、それまで、ずっと我慢して我慢して、頑張ってきて、でももう頑張れない、限界なんだって、思ってほしいです。
もちろん、ずっと通えることを祈ってます!
相談者さん、前向きな未来を想像して、過ごしてほしいです!
相変わらず相談者さんたちの言葉遣いのことで、自分たちに一つでも気に入らない事があると 今日は相づち 他人さまの人格を否定する人たち ああ恐ろしい。嫌気がさして遠ざかって、久々に覗いて見たけど覗かなければ良かった
よ!
ねむこさんのコメント、現在、子育て中の者にとても参考になりました。ありがとうございました。
私の勝手な印象として、三石先生は、現実的で対処療法、あるいは応急処置。すぐ効く。
加藤先生は、患部を深くえぐって、そもそもの原因を取り除く。
どちらも、大事な気がします。
私の場合は、加藤先生のやり方が、痛いところを突かれて、心の痛さがひどかったけど、最終的にはちゃんと治っていったので、向いていたのかなと思います。