楽しさを共有できない。話し好き妻がついに嫌いになる聞き役を果たせなかった夫
テレフォン人生相談 2020年7月28日 火曜日
夫婦の会話はなく、時間を合わせる努力もせず、作った食事は別にとるような生活。
3年前に娘が家を出て2人きりなってよりひどくなった。
リセット(離婚の意味かと)した方がお互いのためだと思っているが、まじめな夫に特段悪いところがあるわけでもなく、実家の両親も気持ちを分かってくれない。
昔は相談者の方からしきりに話しかけていた時期もあったが、夫がウツ病になり、言葉を選ばなければいけないようになって会話が減っていった。
ウツは回復して転職も果たしたものの、今ではもう「夫が嫌い」。
同窓会の幹事を務める社交的な相談者。
話し好きなのは聞いてて分かる。
もし夫が妻のおしゃべりの聞き役なら「割れ鍋に綴じ蓋」。
だけど聞いてると「水と油」。
相談者 「
夫は言葉にすごく敏感だから。
本当はお互い嫌なことも口に出して言いたい放題言い合いながら会話をしたいんだけど悪い言葉を使うとすごく怒る。
」
同窓会はね、夫は嫌いとかじゃないの。
鬱で退職して1年休んで再就職間もない54歳の男は今が一番遠いところにいるだけなの。
アンタにも旦那にも、言葉を掛けるとするなら「お疲れ様でした」。
こういうの、あきらめの境地の熟年夫婦は多いんでしょうけど、
まだ51歳という若さがそうはさせじと葛藤している。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女51歳 夫53歳会社員 結婚23年2人暮らし 娘20歳学生
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもしこんにちは・・
今井通子:
こんにちは
相談者:
よろしくお願いします。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
主人との結婚生活についてお願いします。
今井通子:
ああ・・まず、あなたおいくつ?
相談者:
51歳です。
今井通子:
51歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
50・・3歳です。
今井通子:
3歳
相談者:
はい
今井通子:
お子さんいらっしゃる?
相談者:
子どもが1人います。
女の子で、
今井通子:
はい
相談者:
えー、二十歳、学生で、もう3年前に、あの、家を・・出ました。
今井通子:
そうすると、ご主人とお2人住まいね?
相談者:
はい、そうです。今は、2人です。はい
今井通子:
でご主人はあ・・
相談者:
はい
今井通子:
自営とか・・会社にお勤め・・
相談者:
えー、会、会社員です。
今井通子:
会社員でいらっしゃる?
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身は?・・専・・
相談者:
えー、働いてます、はい
今井通子:
やっぱり会社で?
相談者:
そうです会社員です、はい
今井通子:
これ、正社員として?
相談者:
えと非常勤みたいな、感じですけど。
毎月、はい、お給料は入ってます、はい
今井通子:
はい
で、ご主人とどういう?
相談者:
えーとですね、主人と・・娘が出て行ってからまた、特になんですけど。会い、話(かいわ)がなく・・
今井通子:
はい
相談者:
はい
えー、一緒に食事もお、摂ることもなく、出掛けることもなく、
今井通子:
はい
相談者:
そんな生活がもうずっと続いてまして。これから先?・・この人とね?一緒にい・・暮らせるのだろうか?みたいな、暮ら・・うーん、い、このまんまでいいのかな?と、はい
今井通子:
これってあれですかね?
相談者:
はい
今井通子:
でその、お嬢さんが出られたのが、きっかけなの?
相談者:
まあ、それ、を、きっかけに、さらにちょっと、あの、ひどくな、ったかな?って感じなんですよね。
今井通子:
お食事のほうはあ・・
相談者:
ええ
今井通子:
夜が遅かったりで、朝も、急いで行ったりで・・
相談者:
そうですね。
でもあの、ん、時間をね?、ずらして一緒に食べようという努力をすればあ、食べれるんだけど、
今井通子:
うん
相談者:
もう、ちょっとわたしのほうが一緒に、食べたくない・・気持ちになってて。それで・・
今井通子:
あ?!・・あなたのほうが、食べたくない?
相談者:
そうなんですよ、わたしがちょっ・・
今井通子:
あ、そういうことね?うん
相談者:
はい、はい・・ええ
今井通子:
お食事もせず・・
相談者:
一緒にはしてないですね、今別々・・作るのはちゃんと作るんですけど。
今井通子:
じゃあ、夕食は作り置き?
相談者:
置い・・はい、そうです。置いておきます。はい
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
その、あなたは、一緒に食べたくない理由は?
相談者:
もう、主人のことが、まあ、はっきり嫌い、嫌なんですね、もう(苦笑)・・嫌いになっちゃって。
今井通子:
その・・
相談者:
うーん
今井通子:
ちょっと嫌いになったのはなんでえ?
相談者:
・・そうですね、なんか話し方が嫌だったりとかあ、うーん・・
今井通子:
あ、無口じゃなくて、話はされるんだ?
相談者:
は、話はする、けど、そのなんかは、んーなんか・・もうなんとなくう・・嫌になってるのが、こう積み重なって、もう・・
今井通子:
その・・
相談者:
はい
今井通子:
話の内容?
相談者:
え(苦笑)
今井通子:
例えばその内容が・・
相談者:
ええ、はい
今井通子:
自分のことばっかり偉そうに言うとか?
相談者:
あ・・そうですね。「自分がこう」とか、
今井通子:
うん
相談者:
なんかあのお・・いう感じでは話しますね。
今井通子:
ま・・ん・・
相談者:
ええ
今井通子:
割と自己中なのね?
相談者:
あ、そういうとこがあるかも、しれないですね。
今井通子:
はい
相談者:
でも、んー、ま、最初は・・それもね?、よく聞いてたんだけど(苦笑)
今井通子:
うん
相談者:
なんかもうちょっと・・疲れちゃったんですね、わたしがね(苦笑)。
今井通子:
うーん
相談者:
はい、合わせるのに。
今井通子:
・・あなた自身はずっと合わせて来たと。
相談者:
合わせて来ましたね、一応、はい
今井通子:
うん
え?そもそもは何?恋愛結婚、お見合い結婚?
相談者:
あー、お見合い結婚なんですよ。
今井通子:
あーお見合いなんですね?
相談者:
はい
今井通子:
結婚、あ、してから何年?
相談者:
結婚して23年目です。
今井通子:
23年目?
相談者:
はい
今井通子:
その、23年間のうち・・
相談者:
はい
今井通子:
うん。新婚を含める・・て・・
相談者:
ええ、ええ
今井通子:
を、幸せだったなあっていうころは?
相談者:
子どもがいたときは、まあ、幸せ・・
今井通子:
あー
相談者:
でし、たよね。
今井通子:
はい
相談者:
あ娘が出て3年の間に、なんか・・努力をする努力も、したくない感じになって(苦笑)・・
今井通子:
うん
そのことについて、
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は気付いてんの?
相談者:
なんとなく気付いてるので、結局向こうも・・話し掛けようとしないし・・
「どこかに行こう」とかも言うこともなく、たぶん言ったとしてもたぶん断られるんだろうなっていうのが分かってるから、言わないんだろうなと思いながら(含み笑い)・・
あのお、はい・・
今井通子:
そうするとお、ご相談は何になります?
相談者:
主人はですね?
今井通子:
ええ
相談者:
まったく、そのお、暴力振るったりとか・・
今井通子:
うん
相談者:
その・・お金遣いが荒いとか。
今井通子:
うん
相談者:
女性関係があるとか、ないんですね。
今井通子:
うん
相談者:
たぶん、いい人、と言えばいい人なんですね。
今井通子:
ん、はい
相談者:
で、あの、両親に、相談するとね?
今井通子:
ええ
相談者:
「いや我慢しなさい」って言うんですね。大概みんな・・
今井通子:
ふふん(含み笑い)、なるほどね。
相談者:
「我慢しなさい」って・・
今井通子:
はい
相談者:
言うんだけど。
今井通子:
うん
相談者:
いや我慢・・◆#$%□(ため息混じり)、
今井通子:
うん
相談者:
思うんですよね、こんな一緒に、いてね?楽しくない人と、
今井通子:
うん
相談者:
いるよりも、お互い・・1回リ、リセットしたほうがいいんじゃないのかなあと・・
今井通子:
うん
相談者:
あの、日々こう・・考えてしまう・・はい
今井通子:
ま、一緒にいて楽しくないので、自分の人生・・これから先が勿体ない?
相談者:
こんな、辛い家庭なのになんか・・み、いいのかな?って思ってみたり・・
今井通子:
うん
相談者:
リセットを・・できるもんなら・・し、したい、けど、
大概の人は皆このままね?・・我慢してるのかなと思ってみたり・・
今井通子:
うん
相談者:
はい、その辺が相談、かもしれないです、はい
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい・・大丈夫ですかね?わたし。
今井通子:
アハハハ(苦笑)
相談者:
(苦笑)はい
今井通子:
えー、今日はですね?
相談者:
はい
今井通子:
シンクロの銅メダリストで、メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京先生がいらしてますので・・
相談者:
はい、はい
今井通子:
伺ってみます。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
自分の事ばかり喋って話し相手の様子も気にしないのでは相手は無口になるしかないんじゃないかな、出会った頃はそうでなかったはずなんだけど。
ほかに自分の話を楽しそうに聞いてくれる良い人でも見つかったんではないですかね。
誰か他に気になる人出来たのではないかと。
比べる誰かがいないと…今さら…ずっと気がつかなかった?
子育て終わって、一緒にいて楽しい夫婦なんているのかな?
私はいないと思ってる。たまにいるけど気持ち悪く見えるのは嫉妬ですかね?
子育て終わった世代の思ってるより多くの人が婚外セックス(不倫という言葉よりこっちの方がしっくりくる)を楽しんでいる。バレないように細心の注意を払って、大人の付き合いで。
そして夫は夫、妻は妻として家族として付き合っていく。
これが長寿で離婚を積極的に選択しない日本人の生き方かも。って思う今日この頃です。
51歳は更年期ですよね。
不倫すると更年期吹っ飛ぶよ!!と言った友達を思い出しました。
いい歳して肉欲に明け暮れ繁殖行為にうつつをぬかす。
まるでボノボ。
回答内容より
ウルべさんって紹介された時点でテンション下がってしまう
ウルベさんが相談者と、その相談者以上に旦那さんの立場と心情を考慮した回答をした事に、、、
驚いた回だった、、、。
子育て終わっても仲良くしてます。
お互いの好み、趣味趣向、ほぼ一致しないのは確認済み。
だから、自分が楽しかったこととか、さず、会話は連絡事項と意味なくボケ、ツッコミです。
旦那様と自分の楽しみは共有できるのはあるのかなぁ。出来なくても、自分がたのしければ、それで良いです。
ウルべさんの回答、別におかしくないと思うんだけど。アンチがわめきたいだけなら他に場所を作ったら?
そうかな
アンチが喚くって表現は大袈裟
普通にテンション下がるって本人の意見を言ってるように読めたよ。他の場所作ってまで叩くほどのアンチは居ないはず。
アンチじゃないけど私もウルヴェかーってなる。
でも時々相談者のタイプによってガツっとハマる時もある。
今回とても良かったなぁ。
今回はウルベさんだったけど、そんなにガッカリ感なかったです(笑。
って言うのも、自分基準で幼い相談者だから、この程度の掘り下げでも解決の糸口になったと思うから。
子育て終了後の夫婦の関係、そりゃ変わりますよね。
お互いに自分の楽しみ・生きがいを探しつつ、子供達が安心できる実家を維持して行くのが私の方針です。
自分も子供があと一年足らずで社会人になる。他人事ではない。しかし相談者と異なる点がある。その特異性のお陰(?)で夫婦氷河期は今のところ免れそう。自分も主人も同窓会に行ける程に充実した学生時代を送っていない。また、どちらも親類と疎遠。だから、お互いが最後の助け。傷を舐め合うどころか、舐める暇なんて無い。
健康に気をつけながら、子供が社会人になった後も、主人の話をいろいろ聞いてみたいと思った。まだまだお互い労働者でありつつも、お疲れ様と言ってあげたい。
相談者夫婦は、旦那が繊細な人。相談者は社交的‥というか、世間体に則った「型に嵌まった幸せ」が好きな人だと見た。上の方の言う通りに自分中心の人。管理人さんの言う通りに水と油。旦那の鬱も、相談者が一つ噛んでいるはず。旦那の話に耳傾けるという気配が無いから。むしろ旦那の方が我慢していた。