母子家庭30年。娘への要求は実はすべて自分がそうありたい
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにち、はい、こんにちは
相談者:
こんにちは
大原敬子:
まずですね?、娘さんの言葉を、そのまま取りますとね?
相談者:
はい
大原敬子:
これ一般的に、めんどくさい!っていうときあるでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
その「めんどくさい」って言葉、「助けてよ」って・・「わたしを守ってよ」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「理解してよ」って。
相談者:
はい
大原敬子:
彼女が求めてるのはその、叫びなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「助けてー!」ってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
でそれ言うと、あなたがまたそれに被って来て・・
「お母さんだってこうしたじゃない?」って、だんだん、だんだん、ひどくなって行くんですね、感情が。
相談者:
はい
大原敬子:
それにお母さんに、対応する・・エネルギーがない。
それが「めんどくさい」です。
相談者:
はい
大原敬子:
ですから、「めんどくさい」は、雑巾絞りますね?
相談者:
はい
大原敬子:
水がもう出ないの、絞っても・・絞ったら、布が、バリバリバリ、と、裂けちゃう状態が、「めんどくさい」という心理状態です。
相談者:
はい
大原敬子:
それから、今お母さまが、「やらなければならないことを、やれるんだから、なぜこんなときできないの?」、「簡単じゃない」って。
簡単じゃないっていうことは、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんが思っているエネルギーなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
簡単なことができないとき、それは、今までがすごく無理をしてたんです。
相談者:
はい
大原敬子:
無理してなんでもない振りしてるから、
相談者:
はい
大原敬子:
「簡単じゃない?」、「前までやってたじゃない?」っていうけれども、もう限界ってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
そのぐらいに、あなたの生活を彼女は守ったんだと思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?もう1つ、「出て行け」って言葉ありますね?
「出て行け」は2つあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
1つは、力があって、「出てけ!」って言いながらも、何かあったら、戻って来たら・・保護しようって頭と・・
「出て行け」と言って、感情で困らせる。
相談者:
はい
大原敬子:
今回はこちらだと思うんです、困らせる。
相談者:
はい
大原敬子:
次は、まさか出て行くとは思わなかったという、想定、外のことが起きる。
相談者:
はい
大原敬子:
慌てます。
相談者:
はい
大原敬子:
そして・・「あー、あのときね?わたしも悪かったわ」って自分で、罪悪感があって、甘える。
「元に戻ろう?」って。
「わたしも、お互いに、1から出直そう」って、この、「出て行け」って言葉の、最終的なものは、感情で・・相手を、さらに困らせるってことが結論なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、今回お母さまが言った「出て行け」は、この子に先ほど、「自立をさせるため」って言いましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
そうではなくって、「わたしだって、目だってこうなのよ」って、「身体もこうなのよ」・・
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは、言わないから彼女が。
相談者:
はい
大原敬子:
当たり前と思っていく。
相談者:
はい
大原敬子:
と、お母さんは、当たり前の人間ってのは、もっと、もっと、もっとを求めるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それを娘が言うことをきいてくれないと、
「分かったわ。出て行きなさいよ」ってやる。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、そこに・・あなたの感情ですよね?
まさか出て行かないだろ。あたしを捨てる・・
相談者:
はい、戻って来ると思っていました。
大原敬子:
そうです。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしは・・「出て行け」って言葉は、神様が授けたんじゃないの?
お嬢さんにとっては・・ここまで言っても「出て行け」というお母さんに、冷めたんじゃないですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
今は・・
相談者:
はい
大原敬子:
彼女は前から出て行きたかった、休みたかった。
耳を塞いでもお母さんいるわけですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
どっか公園の、ブランコでブラーっと何も考えない、居たいなあって、思うときがあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でもお嬢さんは、それができなかった。
相談者:
はい
大原敬子:
それはお母さんの言ったどう1つ、「出て行け」というその言葉を・・今は、いただいて、
相談者:
はい
大原敬子:
彼女は出て行ったんだと思うんですよ?
相談者:
はい、はい
大原敬子:
そしたらあなたがすることは、出て行ったのは自分が、確かに言ったと。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃ、今、娘が元気でいるとあなたが思って、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが今、毎日の生活を、泣かないで、
相談者:
はい
大原敬子:
きちっと、生活できていますか?
相談者:
できてないです(涙声)。
大原敬子:
力も何もない人でも、愛の守りはあるでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは愛の守りがないんですよ。
相談者:
・・はい
大原敬子:
「出て行け」って言って&#感情で困らした。
でも、守りがあった場合には、あの子が帰って来たならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
冷蔵庫は綺麗かな?・・シンクは綺麗かな?って・・
相談者:
はい
大原敬子:
玄関は?・・大掃除しとこうって。
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんって・・1人でも、こんなに綺麗ねって、思ってくれるだろうかっていう・・
相談者:
はい
大原敬子:
愛の、守りを・・
相談者:
うん
大原敬子:
あなたは今してないんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
ですから・・今、あなたは、あなたの生活を・・きちっとするってことはどういう意味かっていうと、
相談者:
うん
大原敬子:
食事を摂ってるだろか?
相談者:
はい
大原敬子:
寝る時間?起きる時間?・・お掃除?
相談者:
はい
大原敬子:
普通の生活を、わたしは今、1人で、できているかってことです。
相談者:
・・
大原敬子:
それを初めて自分が、実践で、生活してみると・・できないときに、「あらー?」って、「娘はこれを見てどう思っただろう?」
娘さんの、あなたに対する気持ちもあなたは理解できると思いますよ?
相談者:
はい
大原敬子:
今、してないでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
娘さん帰っても部屋は汚れてるでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
それで、お母さんですか?
相談者:
はい
大原敬子:
それで、「娘が自立してほしい」って言えますか?
相談者:
はい
大原敬子:
今現在、しばらくは1人で生活したわけですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
一応できるんですよね?
相談者:
はい、できます。
大原敬子:
そしたら、今、あなたが・・第三者が来ても・・小綺麗に・・部屋の中が、風通しのいいように、できてるかどうかなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それが、あなたが、母なる愛は、子どもを待つ姿勢の母親なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、帰って来たら、ホントに黙って・・食事を出してあげて・・
「帰って来てありがとう」でいいんじゃないの?
相談者:
はい
大原敬子:
できます?
相談者:
はい、頑張ります。
大原敬子:
何なさいますか?お母さま、今日から。
相談者:
帰って来てもいいように、
大原敬子:
うん
相談者:
部屋、片付けて、綺麗にして・・いつ帰って来てもいいようにします。
大原敬子:
それを、無理しないでね?
相談者:
はい
大原敬子:
ただ、「頑張ります」はいらないです。
相談者:
はい
大原敬子:
娘を思いながら、1枚1枚を・・今日1枚、明日1枚。
相談者:
はい
大原敬子:
そのとき時間が過ぎて行きます。
相談者:
はい
大原敬子:
そうして自分の心も癒されますから、
その間、母よぶ心で・・「元気でいてね」って。
「お母さん今日、新聞紙1枚片付けたよ」って。
「今何食べてるの?」って、言葉を掛けるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
これが、言霊(ことだま)です。
相談者:
はい
大原敬子:
子どもは必ず信じますから、ぜひですね、お嬢さんの恨みこ、辛みではなくって、帰って来たときに、どうしてあげようかな?と思いながら、
相談者:
はい
大原敬子:
気持ちのいい、お部屋を作っといてください。
相談者:
はい、分かりました。
大原敬子:
先生いかがでしょうか?
(再びパーソナリティ)
大きいお腹で戻ってくるかも。
それなら それで 新しい依存対象が出来て、親娘で協力し合うのかも…
そして歴史は繰り返す。
娘が、労災から掛かってるってどういう意味?もしかして労災年金受給者なのかな?
だったら一人で生活できるかも
娘さんと連絡はとれているのでしょうか?少しづつでも良い方向に行くことを祈っています。
この母親と居たら心身とも余計病みそうや。
帰らない方が賢明やと思う。
ただ娘もかなり病んでそう。
大原先生は例え話を使う事が多いけどいつも分かりづらい。
愛先生の例え話の方が的を得ている気がする。