学校から帰れば冷蔵庫の中はお酒だけ。困った時の万引きは今も抜け出せず
(回答者に交代)
大迫恵美子:
根本的な問題はあ、あなたの生活をどうしたらいいか?っていうことですよね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
もう、お母さんはあなたを扶養する気はないということなんですね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、そのお家を売ってってことなんだけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それ、お母さんがお家を売ることができるの?
相談者:
・・とお
大迫恵美子:
その、誰の物なの?
相談者:
母親の物?、だと思います。
大迫恵美子:
お祖父ちゃんかお祖母ちゃんはまだ、生きてらっしゃるんでしょ?
相談者:
2人共、認知症で、
大迫恵美子:
うん
相談者:
でも、ずっとその施設に・・いる、ような・・
大迫恵美子:
あの、たぶんお家の名義は、その認知症になっているう、人、の、
相談者:
はい
大迫恵美子:
名義になったままだと思いますよ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
いくら子どもでも、んで、その家に住んでる人でもね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
勝手に売ることはできないので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
認知症で意思表示ができないお祖父さんとか、家の持ち主の人・・の代わりをする、そういう人を選んで付けてもらわないと・・
相談者:
うん
大迫恵美子:
うー、いけないし、
成年後見人っていう人が就いて家を売ることを、ま、認めたとしても・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
そのお金は・・成年後見人の人が管理するのでね?
家の持ち主だった人のためにしか使わないので、家族であっても、お母さんにお金をくれたりね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうことはないと思いますよ。
お、お母さんのお兄さんっていう人も・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
いるわけだから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そんな勝手に家を売っちゃうことできるのかしらね?
あの、いろんな意味でね・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
お母さんの考えてるようなことはできないんじゃないのかな?と思いますけど、
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
と、もう1つ気になることはね?
「家を売るから出てってくれ」っていうね?そっちの話のほうがあ・・あ、意味があって、
あなたに、出て行ってもらって、あなたに、1人でやってもらいたいっていうところに、
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
その話の・・意味があるんじゃないの?
相談者:
はい。その、そうだと思います。
大迫恵美子:
えー、お母さんはあなたと一緒に暮らしてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたの面倒を看て行くことがもう嫌だっていうことを言ってるんじゃないの?
相談者:
あ、はい・・あ、そうです。
大迫恵美子:
あなたねえ?
いろんな、万引きとか、「やってしまうんです」っていうことなんだけど、
そういうことで今まで、いろいろ問題になったことがありますか?
相談者:
母親にはその、そういったことお、は、伝わっていないっていうか・・
大迫恵美子:
ふうん、じゃ、お母さんは知らないのかしら?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ふうん、まあ、じゃあ、お母さんは、要するにあなたが家(うち)にいてえ、あなたに食べさせたりしてくのが、もう大変になっちゃったっていうことなんですかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
仕事が、続かないとか・・病気があってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、仕事ができないっていうことになってくると、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ん、ま、福祉の・・おー、お世話にならなきゃしょうがないのよ?
相談者:
はい・・
大迫恵美子:
まずは福祉に相談して、
お住まいのところの・・お、区役所とか市役所とかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
その福祉のところに行って、
相談者:
はい
大迫恵美子:
事情を話して、
相談者:
はい
大迫恵美子:
これからの生活の最低限のね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ところを、その福祉で面倒みてもらうことを・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
相談したらいいんじゃないかと思いますよ?
相談者:
あ
大迫恵美子:
あなたはどうしてね?お母さんと上手くやっていけないと思いますか?
相談者:
やっぱり・・好かれていない、気がし・・
大迫恵美子:
この頃はね?、お金もあるのに、
相談者:
はい
大迫恵美子:
全然困ってもいないのにね?こういう万引きだとか、こういうのを繰り返してしまうっていうことが、ん、ん、ま、問題になってきてるのでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、そういう、その・・お、傾向、みたいなものが、
相談者:
はい
大迫恵美子:
病気だっていう、そういう、考え方になっていてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、昔はね?(含み笑い)、(カラス?の鳴き声)盗癖っていう問題・・常習窃盗っていうね?、えー、ま、万引きを繰り返すみたいなことですよね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
その頃わたし達、が、言われたことはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
お母さんの愛情が足りないって・・そういうふうに、言われてたんですよ。
あなたの話を聞いてると、そのことを思い出してしまってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
だからあなたの中に・・どっかがね?、何かをほしがってるんだと思うんですよね。あなたの・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
心とか魂とかっていう言葉、部分がね?
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
一番、その、目先の、ところの、万引きをやめたいなんて、簡単な話では終わらない、じゃないかな?と思うんですよね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
これまでのずうっと23歳になるまでのね?、お母さんとの関係で・・あなたは「お母さんが自分のことを好きじゃないと思う」って。
相談者:
・・はい
大迫恵美子:
そして、「親戚の人も」・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ん「自分のことを、気にかけてくれてないみたい」って・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうふうに、思いながら生きてるって、すごく大変ですよねえ・・
根本的なところをね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まだまだ、お母さんに、もらっておかなくちゃいけなかった物があったのに、って、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それが全然わたしはもらえていないっていう気持ちがありますよねえ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
でもねえ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
たぶんもう、今更その、お母さんにね?、そういうことを言っても・・もう難しいと思いますよ。
たぶん、お母さんのほうにも、そういう、ふうにしなければいけなかった理由があるんでしょう。何かね?
相談者:
やっぱり、酔っぱらったとき、に、父親が・・ひどい人だったみたいで・・
「その人に、そっくりだ」とか。
「わたし(相談者)が産まれる前の人生が良かった」みたいな・・話が・・出てきて・・そういう部分・・があ、やっぱ本音なんだろうなっていうふうに・・
大迫恵美子:
ま、お母さんも、抱えきれない物をね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
持っていて、
あなたにしか言えないんでしょうね、きっと。
ま、お母さんもたぶんね、あなたに、頼って生きてると思いますよ?
それは誰に言ってるって、ま、あなた言ってるんじゃないんですよ。
自分に言ってるっていうこともあるの。要するにね?自分が失敗したっていうような・・こともあるし、自分が、間違ってたって思ってる部分もあるのよ。
子どもは自分の一部なのでね?、あなたに言うっていうことはもう自分に言ってるっていうこととおんなじなのよ。
相談者:
あー
大迫恵美子:
それはあなたにとって(含み笑い)、堪らないっていうことは分かりますよ?
あなたはあなたなんだから。あなたはお母さんじゃないのでね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あ、まあ、そういう関係ならばね?お母さんと、ホントにあなたは別れたほうがいいのかもしれないと思います。
ん、そういう関係は断ち切ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたも1人で、生きていったほうがいいんだけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
・・あなた自身が、と、あの、お母さんからもらっていない物が、あってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分の中に・・空っぽのところがあるので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それを埋める、努力をどうやってするのか?
そんな、万引きだとかね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そんなことで、目の前の、こと・・満たしてても、絶対に、続きませんから。
相談者:
はい
大迫恵美子:
心理的なね?お医者さんの助けも必要なんじゃないのかなと思います。
ま、その、点も含めてね?福祉の人と、相談して、ま、生活保護を受ければ、医療の補助は出ますので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、そういうその病気の部分、を治すという・・う、ことも一緒に考えられるようにね?、福祉の人と相談したらどうですかね?
相談者:
母親に、その、生活保護っていう話をしたことがあるんですけれど、すごく反対というか・・
「それくらいなら、死んだほうがいい」みたいな考え、なんですけれど・・
大迫恵美子:
お母さんが言ってることは、あの、あなたにちゃんと働いてほしいってことなんですよ。
お母さんの見ているあなたあ、の、姿っていうのは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
甘えてるとかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
わがままだとかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
幼稚だとか、
そういう判断をしてるんですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、たぶんその、どこかではね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分の娘を、世間に対して自慢したい。
相談者:
はい
大迫恵美子:
ちゃんと「うちの娘は」、あ、そ、あの「働いて」ね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「親孝行にわたしのこともいろいろ考えてくれてる」・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
人に言いたい。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういう・・ようなことを想像して、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そうじゃないからね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
苛立って。
で、あなたがそれができないことに対してね?、ま、いじめるような気持ちもあってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
「この家を売るからもういられないから出てって」なんて言ってるんんだけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
できないでしょ?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたは自分の、人生のことをまず考えて、
で、何ができて、何ができないのかをね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
冷静に、判断しなきゃいけないですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
お母さんが、気に入るようにね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そんなこと急にできないですから。
(救急車の音)
だって、あなた自身がお母さんからもらってない物があるんだもん。
相談者:
はい
大迫恵美子:
23年分の・・ね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
お母さんとして・・子どもが育って行くように・・しなくちゃいけないことがあったんですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
子どもは、お母さんがすごく愛してくれてるっていう感覚がないと、
相談者:
はい
大迫恵美子:
全然、前に出て行けないの。
相談者:
はい(小声)
大迫恵美子:
その部分がね?あなたにはたぶん、足りないんじゃないかなと思います。
相談者:
はい(小声)
大迫恵美子:
でも・・お母さんはそのことが分かる、人ではないのでね?、あなたは今のところからスタートするしかないんだけど、
自分はどうやったらちゃんと生きていけ、いけるのか?、自分は、何が今できて、何ができないのか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
そっからスタートしないとダメですよ。
相談者:
・・
大迫恵美子:
ま、可哀想だなと思います、ほんとに。
相談者:
あ
大迫恵美子:
だって23歳で、そんなことを自分から・・1人で始めてかなくちゃいけないから。
でも・・自分のことだからね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
自分でやらなくっちゃ、誰もやってくれないですよ?
(再びパーソナリティ)
子供の時からまともに食べさせて貰ってないみたいだから、身体が弱そうな感じ
一人で生きて行けと言われてもどうしていいかわからないと思う。思い余って電話してきたんだろうな。とりあえず公的機関に電話かけまくってみるしかない?
相談者さんは苦労されましたね。先ずは、刑務所送りにされないように行動してみてください。
玉置先生が、個人的に今日の相談者さんのお話をもう一度聞いてあげる事が可能であったらぜひ助けて差し上げて欲しいと思った。
冷酷弁護士さん今日は少しおとなしめな感じでちょっと安堵した。
相談者さん今は本当に辛いと思うけど、何で私だけ?ってくじけたりやけになったりすると思うけど
自分を変えたくて電話をされたと思うので、今日から本当に
どうか頑張って!
必ず道は開ける!
エールをおくります!
本来、相談者の様な人が「こども食堂」を利用するのがいいと思うのだが、残念ながら彼らには情報は届かない。
その環境から縁を切らないと助かる道に入れない
でもその手段を得る方法がない
助かる道に入らないとその手段がえられない
靴を買わないといけないのに履き物が一足もない
こういう、隙間に落ちた人って沈んで消えるしかないのかな
万引き依存症の治療を頑張ってほしい。
自らの強い意志も欠かせないと思う。
間違っても、法に触れるよりマシだからと、お酒やパチンコ等に鞍替えしたりしてはいけない。
あらゆる依存症にかかりやすい体質だと思う。成長期の栄養不足やストレス(愛情不足等)のせいで。
よく似た状況の父と息子のご一家を知っております。
アル中の父親がとうとう体を壊して入院され、精神的に不安定で仕事に就けない息子さんを心配したご近所の民生委員の方が尽力されて、生活保護を受ける事になったとか。
そういった立場の方を頼って、暗闇の毎日から抜け出せますように。
引きこもりの方の支援と似ているので、少々イレギュラーですが、そういう方面も探ってみてはどうでしょうか?
引きこもりの方は、まず支援者の協力のもと、親から離れて住み、それから生活保護を申請します。
役所に軽くあしらわれても、あきらめず、洗いざらい事情を話して、どこの誰に相談すればいいか、たくさん情報をもらってください。
上の方のおっしゃるように、民生委員の方にも相談してください。
どうか、相談者さんの周りで、親身になってくださる方が現れますように!