受かった試し無いオケ・オーディション。本番に弱いバイオリニスト11回目の挑戦
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
あ・・ちょっと待ってくださいね。
相談者:
はい
今井通子:
あのお、今お話伺ってて思ったんですが、
普通・・人間ってやっぱり、自分良く見せようと思うじゃないですか。
高橋龍太郎:
うん、うん
今井通子:
なんだけれども・・例えば・・相手に・・心地よくさせてあげたいみたいな、
高橋龍太郎:
うん
今井通子:
上から目線はダメですかね?
高橋龍太郎:
いやいや、すごくいいんじゃないすか、すごくいい。
要するに、自分自分っていうよりも、
今井通子:
うん
高橋龍太郎:
相手が気持ちよくなってほしいっていうふうに・・要するに相手との、関わりで自分を見てると・・
今井通子:
うん
高橋龍太郎:
そんな緊張しなくなると思います。
今井通子:
そうですよね。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
うーん
今井通子:
なのでえ・・
相談者:
はい
今井通子:
自分としては最高になるまで、一生懸命練習する?
相談者:
はい
今井通子:
というのはこれは音楽だけじゃなくて、なんでもそうですよね?
相談者:
はい
今井通子:
うん、で、完璧なところまでは、何回か、やってみて、
相談者:
はい
今井通子:
で、完璧にできるようになったなあって思ったら・・それプラス、えーと2、3回?
相談者:
はい
今井通子:
あのお、最初のトレーニングは、非常に大切だと思うし、
相談者:
はい
今井通子:
その力が入りすぎたりして、あと震えが、震えちゃって・・長い音をずっと伸ばすのが出せないとしたら・・
相談者:
はい
今井通子:
それは、あの・・自分自身で、どういう状況になっちゃったかは分かってるわけだから、
相談者:
はい
今井通子:
わざと力を入れてみてえ・・長い音が出せるかどうかやってみるとか、
相談者:
うーん
今井通子:
震えながら・・できるのか?、みたいのを、
相談者:
うーん
今井通子:
試してみるとか。
そういうことも含めて、自分でできる限りのことはしておく。
相談者:
うーん
今井通子:
ていうのは1つなんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
それで自信が持てると思いますがあ・・それだけじゃなくって、
相手がこれを聴いたときに、楽しんでもらえるかなっていう・・
相談者:
うーん
今井通子:
うん。ことを想定した上でえ・・心の中で相手に伝わるようにしたいなあっていう、相手に審査されたいなあじゃなくて。
相談者:
ふうーん
今井通子:
それが必要かな?ってわたしは思うんですけど(苦笑)。
高橋龍太郎:
うふん・・うん
相談者:
うん・・
今井通子:
うん、うん
相談者:
うん、そうですね。
今井通子:
うん・・なので・・お答えは先生がおっしゃったことのほうが、精神科医でいらっしゃるから正しいと思います。
相談者:
(笑)
高橋龍太郎:
いや(苦笑)
相談者:
ふふふ(笑)
今井通子:
うん
高橋龍太郎:
うん
相談者:
はい
今井通子:
それからわたしが言ったこともちょっと、加味して・・
相談者:
はい
今井通子:
うん、これから、トレーニングに(含み笑い)、まず励んどいていただければいいかな?
相談者:
はい・・はい・・
今井通子:
うん
相談者:
分かりました。
今井通子:
ご成功お祈りします。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
はい
相談者:
ありがとうございます。
高橋龍太郎:
はい
今井通子:
はい、失礼しまあす。
相談者:
失礼いたします。
音大と言えどレベルも様々、しかも演奏家になる強い意志無くやってたようなので、メンタルがどうとかではなく、オケのレベルに技術が達してないだけでは?
高レベルの音大なら、まわりの話を聞けば6才で始めた自分のスタートが遅かったことがわかるはずなのに自覚が無さそうなので、あまり有名ではない音大かな、と。
多分メンタルではなく技術が足りないんでしょう。
相談内容を聞いた途端に欠伸を噛むような今井さんの返事に笑った。なんたって今週は半端なかった週間だったからな。レイプだ風俗だネグレクトだセックス拒否だと…
音楽家になりたい人は星の数ほど。
音楽で食べていける人は星座の数ほど。
(※個人的なあてずっぽうの思い込みです。)
プロを目指す人は幼少の頃から並々ならぬ努力をして才能を磨きいろんなチャンスをうかがっている。なんとなく楽器がうまいからでは到底。
残酷だけど運と才能が物言う世界だから努力したからといって、それがどうした。
あきらめて、ただでさえ少ない音楽関係以外は就職してもつぶしがきかず産廃扱いも珍しくはない。
演奏家は演奏を間違っても間違いと思わせない技量と心の余裕が大事で、一度もあがったことが無い人もいる強者の中の強者でなければ一流オケや演奏家は厳しいと思う。
だけど人に聴かせられるような音色を奏でられる相談者さんは心底うらやましい。
まわりが許す限りこれからも素敵な曲をあらゆるシーンで響かせてください。
今井さん、もう少しスムースに聞き取りできないかな。いらいらした。どうも相談内容、及び相談者の傾向によって不要な「なるほどフィルター」が発動するクセがあるような気がする。今回の相談から感じるのは、芸術家に何かコンプレックスがあるのか、だね。
管理人さんのコメントに同意。
こどものスポーツでも、とても才能があるのに、肝心な時に緊張して結果を出せない選手とか、よりによって試合前にケガをして試合に出られない選手とか、たいてい親のプレッシャーのせいだ。
肝心な時に、用意周到にかつ徹底的にがんばることができないのは、潜在意識で成功を避けているからだ。それは、成功したらしたで自分の意を置いてけぼりで、親が先走るのが目に見えてて、それが嫌だから、だと思う。
技術が同程度の場合、薄紙一枚の差を作って選ばれる人間というのは、親ではなく本人が強靭な意志を持って成功をめざしている人間だとつくづく思う。
私は占いが好きではないのですが、身近に算命学の占い師がいます。子供が生まれた時勝手に占ってくれました。
その時に、「この子は芸術や運動にとんがった才能の星は持ってないから」と言われて安心したのを思い出しました。でプールとか普通の習い事と中学受験を選考しました。
確かにとんがった才能の星は持って無さそうです。
近所に引退した野球選手がチラホラ住んでいますが、息子さんたちもちろん野球やってますが、みんな高校、大学まで野球推薦ですがそのあたりで終わってます。
ホントプロって言うのは抜きに出た才能なんだなぁと感じさせられます。
これはここに相談してくるの間違ってるんじゃないのかな。
プロ野球の入団テストに合格するのにここに訊くか?ってのと同じ。
プロ野球の場合、大方の人は高校野球から目を付けられてる。(へたすりゃ中学から)
だとしたら、クラシックの場合海外の〇〇コンクール第〇位とか獲ってるじゃない。
例えばNHK交響楽団の演者の経歴見ても、なーんもない人なんかいないんじゃない?
もしいたとしたら、例えば全国で50人枠があったとして、40人くらいがほぼ輝く経歴を持っていて、残り10枠を輝いていない毎年落ちてる人や新人がひしめき合ってる、そんな感じでしょうに。
そこらの市場調査もできてないのかなあ。
できてればここに相談にこないだろうなあ。
それに大体そんなとこに行こうとする人は、有名な先生にレッスン受けてるだろうに、その先生に「私ここの交響楽団受けようと思うんですが」って普通訊くよね。
その先生が「君はメンタル弱いから、人生相談に相談してみたら?」って言うわけがない。
ということは、この人箸にも棒にもかからないレベルだと思うよ。
少し前の「娘をガチガチに躾したのに、大学入学後にはっちゃけてしまった」高齢出産ママからの相談の対極にある今回。
本件の相談者に反抗期はあったのだろうか。無かった気がする。
モラトリアムがまだ許される内に、演奏系YouTuberでやってみたらどうだろ。いざプロで食っていくなら最大の敵は親のプレッシャーでなくて、大衆の評価。どうせ対峙しないといけないなら、まずはオーケストラよりも遥かに敷居が低いYouTubeでやってみたらどうか。
それにしても演奏家の道も狭き門である。大学で研究者として生きるのも狭き門なのと比較してしまう。院卒の世界も「院卒の4割は10年内に消息不明となる」という世界だが、演奏家も似たり寄ったりなのだろう。
へえー高橋センセー
団塊左翼だったのねぇ