待てない母。障害残し10ヶ月ぶり登校2週目の息子の描写に交錯する心配と焦り
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは、よろしくお願いします。
大原敬子:
あのお、わたしも自分が骨折して感じたことなんですけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
10ヶ月で退院しましたね?10ヶ月入院してから。
相談者:
はい
大原敬子:
そのときお母さんも周囲も、
相談者:
はい
大原敬子:
10ヶ月前の・・我が子の・・行動とか、容態とか、
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
状況で、求めるんですね。
相談者:
うーん
大原敬子:
そしてそこに、もう1つ、ダブって辛いのは・・
相談者:
はい
大原敬子:
同級生がいるってことですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
あっ、あの子たちはああしてるけれども、うちの子はまだダメだという。
相談者:
(ため息)はい
大原敬子:
その辛さはねえ?
相談者:
・・はい
大原敬子:
とってもよく分かるんですよね。
相談者:
・・うん、そうですね。
大原敬子:
今一番大事なことは、
相談者:
はい
大原敬子:
自分が10ヶ月間・・
相談者:
はい
大原敬子:
どおんな苦しいことがあって、どんなに怖いことがあって、
相談者:
はい
大原敬子:
毎日毎日が不安で、
相談者:
はい
大原敬子:
様々なこと感じるんですね。それは・・なった者じゃないと分からない。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、退院したら、もうすべてが終わった形してしまいますけども、
相談者:
・・あはあ、はい
大原敬子:
わたしは・・この坊やちゃんはすごいなあと思って見てたんです。
相談者:
はい
大原敬子:
復学しましたもんね?
相談者:
はいそうです。
大原敬子:
よく、祖母が言ってましたけども、
子どもが・・
相談者:
はい
大原敬子:
はい、元気なりました。
はい、学校行かせましょう・・ときに、子どもの負担ってのはすごい負担なんだって言うんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
だからわたし自分の子どもそうでし、たけども、
まず先生のところに行きますね?
相談者:
はい
大原敬子:
で・・「1週間は来れない」ってはっきり言うんですね、わたし。
相談者:
・・
大原敬子:
そして「ついて来る」って、わたしが。
相談者:
はい
大原敬子:
ついて行くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そして・・3日行って、休むんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「また、2日のちに行きます」って。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、あ・・10ヶ月の重さが分かるんですね、向こうも。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お友だちもそれが分かるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ところが、元気になって帰って来たよってニュアンスになってしまうと・・
相談者:
はい
大原敬子:
彼の階段の上りは分からない、お子さんも、向こうも・・え?って驚くし、本人も、こんなはずではないって焦りがあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ですから、今お母さまがね?・・まず大事なことは・・
相談者:
はい
大原敬子:
元気になってほしい。
相談者:
はい
大原敬子:
自立してほしい、っていう、あなたの願望を・・
相談者:
はい
大原敬子:
そうなる、手順を、踏まなくちゃいけないってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、勉強を二の次にして、まずは・・
相談者:
はい
大原敬子:
このお子さんが健全になるためには・・早退させました?
相談者:
・・させました。
大原敬子:
今もさせてます?ちゃんと。
相談者:
1週目は・・お昼で帰ってきました。
大原敬子:
とお母さん迎えに行きました?
相談者:
あ、迎えに行きました、もちろんです、はい
大原敬子:
そしたらね?今、何週目ですか?
相談者:
2週目です。
大原敬子:
まだ・・半日ぐらいですよね。
あなたは受験とか云々をおっしゃいますけれども。まずお子さんの心が・・
相談者:
はい
大原敬子:
元に戻らない焦りってすっごいあるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
それは人には分からない。
相談者:
はい
大原敬子:
元気になってほしい。心身共にですよね?
相談者:
はいそうです。
大原敬子:
そういうことですよね?、そしたら、
「10ヶ月間、普通お母さん我慢できない」って・・
「あなたよく耐えたわね」って。
相談者:
はい
大原敬子:
スマホで、気が晴れるならね?、「いいわよ」って言ってあげたほうがいいんじゃないの?
相談者:
あの・・昼間の時間ではオッケーになってます。
それで、「この時間には寝ようね」って話をしてあります。
大原敬子:
(何かを言おうと息を吸う)
相談者:
で、あの、ま、それに、「寝れなくて」・・そのあと「スマホ実は見てたんだ」って言ってました。はい
大原敬子:
いい子ですね。ちゃんと言ってますもんね。
相談者:
はい、そうです。
大原敬子:
ね?、あの試練に立ち向かって、
相談者:
はい
大原敬子:
戻ってきて。
相談者:
はい
大原敬子:
そして・・社会復帰を少しはじめて、
相談者:
はい
大原敬子:
徐々に、徐々に・・学校生活に・・慣れさせることが一番大事だと思うんですね。
相談者:
はい、&#△%
大原敬子:
これ準備なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お母さんが元気になってほしいってのは、そのときに・・元気になるってことは・・お母さんが、
相談者:
はい
大原敬子:
僕を理解してくれるときに元気になるんですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
辛いこと分かりますよ?、でも、元気になって当然だと思うときに・・なんか完全にね?傷口治ったらね?
はい、元の通りになる、という心が怖いんです。
相談者:
・・
大原敬子:
ならないです、これ。
相談者:
ならないです。
大原敬子:
そうです!
相談者:
なってないです。はい
大原敬子:
それを理解してあげるんです、あなたが。
「焦らないで行こうね」って。
相談者:
はあ
大原敬子:
今、同級生のように・・わたしの受験、ていろいろありますね?・・その中に、ハマるような子になって欲しいことがあなたは自立であり、元気でしょ?
相談者:
いや、そうではないんですけど、
大原敬子:
いや、具体的に言って。
じゃあなたの元気になって欲しいはなんなの?
相談者:
この若い力は必ず回復に向かっているってことを・・わたしも本人も実感してるので・・ちょっとでも・・学校に・・行けれるといいなっていうふうに、考えました。
・・で、行って、2時間で帰って来てもいいんです。
・・いいんですけど、1日いっぱい頑張った、それはホントにすごいことだと思うし、頑張ったなあって、いっぱい褒めました。
たら次の日は、「頭痛いからいいや」って・・言うんですね。で、家(うち)にいるよりも、やっぱり学校に行ったほうが・・外の空気吸うだけでも刺激がおっきい・・だから、ちょっとでも行ってほしいなっていう・・ま、わたしの欲なんですけど、
回復して欲しいから、そういうふうに思っちゃうんですけど、そういうことが1回2回じゃなくて・・割とあるというか(ため息)・・
大原敬子:
・・
相談者:
・・
大原敬子:
・・
相談者:
もしもし?
大原敬子:
はい・・驚いてしまって。
あなたの思う気持ち、皆さんおんなじです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
人に仕向けることは簡単に言えますけども。
相談者:
はい
大原敬子:
自分がその立場になったことはありますか?
相談者:
・・
大原敬子:
あなたは・・話は、飛んでしまいますけど、夫との関係上手く行ってます?
相談者:
やあ、悪くはないと思いますけど、
大原敬子:
いや悪いですよ。
相談者:
&#△%
大原敬子:
これだけ思いやりないですもの。
あれだけあの子は頑張ったんだと。
相談者:
はい
大原敬子:
それは認めると。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?、だからね?・・「2時間でもいいですけど」っていう、言い草はないでしょ?って、わたし思ってんの。
頑張ったってことが、ホントに思ったら、言えないですこれ。
相談者:
うん・・
大原敬子:
これでもしご主人さまと、こんな会話あったら・・わたしが・・夫だったら嫌になっちゃう。
なんと冷たいだろうと。すべて自分の物差しで・・自分の世界観で・・
相談者:
はい
大原敬子:
「分かってるのよ」、「頑張ったわね」って、言ってるわりには・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたはなんなの?ってこと言いたいんです。
相談者:
・・
大原敬子:
あなた評論家じゃないんですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
「あの子はこんなに頑張ったんですよ」・・あなた、そんな評価いらないんですよ。
なぜその子の心にあなたは、添ってあげないの!?
相談者:
・・
大原敬子:
その冷たさです。
相談者:
・・
大原敬子:
わたしは冷たいって言いたいんです、それ。
相談者:
あーあ
大原敬子:
もう坊やちゃんが可哀想で可哀想で。
相談者:
・・
大原敬子:
で「家(うち)にいるよりも学校に行って」って、何言ってんのよ、あなた。
一番楽なのは家ですよ。
相談者:
はいそうです。
大原敬子:
・・それをあなた何?「学校」って言ったでしょ?おっしゃったでしょ?
相談者:
家に・・ずっといても・・つまんない・・なあっていう・・
大原敬子:
だってお母さんがそんな雰囲気だったら、わたしもつまんないです。
相談者:
はい
大原敬子:
ただなぜ!、そんなに今・・急ぐの?
相談者:
・・回復してほしいなって・・
大原敬子:
早く・・みんなとおんなしようにしたいって気持ちは分かります。
相談者:
・・
大原敬子:
でも、それをするのは、息子さんしかいないんです。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
子どもがやる気になるのは、お母さんだけは分かってくれるときですよ?これは。
相談者:
うん・・
大原敬子:
お母さんだけです、これ。
相談者:
本人が・・「帰って来たい」っていうところでいつも帰って来てました。
「迎えに来て」っていうのでその時間に行ってました。
大原敬子:
あのね?
相談者:
はい
大原敬子:
それよりもコミュニケーションっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
「元気になって良かったね」って、お母さん&#△%は、一日1時間、1時間、1時間で帰る方法と・・
相談者:
はい
大原敬子:
もう1つは・・午前中行って・・次の日休む。
相談者:
はい
大原敬子:
午前中行って休む、って。
相談者:
はい
大原敬子:
「これ1週間やってみて」・・「どっちが楽だかやってみようか」って・・お子さんと、考えながら・・お子さんと決めることなんですよ。
相談者:
ああ、はい
大原敬子:
すと、「うん?、と1週間に1回ぐらい」って言ったら「そう、分かった」って。
「1週間、行けるか」、「じゃあ、頑張ったね」って言えばそれでいいんです。
相談者:
そうですね、分かりました。
大原敬子:
そうすると、「あー、そうか、お母さん1週間でも、喜んでくれてるんだ」って思ったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
・・もっと、階段とか頑張ろうって思うんですよ。
相談者:
・・
大原敬子:
その都度「帰りたい」「帰りたい」は、そのときの、息子さんが、「今日休みたいから早く帰りたい」っていう、感情で、決めてるわけですから。
相談者:
あ、そうだと思います。
大原敬子:
どんどん、どんどん罪悪感残るんです、このお子さんが。
相談者:
はい
大原敬子:
だからぜひね?・・最初が肝心ですから。
相談者:
はい
大原敬子:
息子さんと今日帰ったときにね?
相談者:
はい
大原敬子:
「一生懸命頑張ったけど辛かった?」って・・「お母さんもう1回考えてみるけど」って言ったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
息子さんが思わぬ言葉を言うかもしれない。
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
自分の心を汲んでくれる人のときには、怠けることができないんです、逆に。
相談者:
はい
大原敬子:
その気持ちだけ最後に分かってくださいね。
相談者:
はい
大原敬子:
先生
(再びパーソナリティ)
お母さんが焦る気持ち、わかります。
でも、その気持ちをグッと堪えられないのは、お母さんが楽になりたい、肩の荷を早くおろしたいからなのでは…?
と、思わずにいられませんでした。
我が身を振り返って…。
リアタイで聴いてました。
もう、なんというか、想像力のなさすぎるお母様で、ほんとにお子さんがかわいそうでならなかったです。
私は子供の頃足にヒビが入ったことがあったんですけど、ただのヒビですから、学校行きましたけど、ただのヒビでも辛かったですよ。
みんなは元気に駆け回って遊んでたり、体育受けたり、移動教室もさっさと行っちゃったりするけど、自分はまず教室にたどり着くのも、すごーーーく大変なんですよ。
お子さん、まだ麻痺が残ってるわけだから、車椅子ですよね。私は松葉杖でも辛かったのに…。どれだけ大変でしょうね…階段やトイレや、食事。勉強どころではなくて、生活が大変です。
子供にあるのは、今だけ。コロナ禍で、子供たちの心のケアが心配されたのも、修学旅行も学園祭も、高校野球も、今しかないからです。
大人は、やれ勉強が、進路が、先に先に考えるけど、子供には今しかありません。
みんなの楽しそうな今しかない日常を、不自由な体でただ見つめていることしかできない。今の彼にあるのは、それだけなんです。
そりゃ、学校に行くのはつらいですよ。
このお母さん、見た目は、ちゃんと親としてやってるように見えるんです。
帰りたいというときは、迎えに行ったとか、がんばったねと伝えたとか。
でも、行動の端々に、なんで「普通の」子供のようになれないんだ、という責める姿勢が、すごく出てるんです。
本人もやや自覚してるようですが、それがどれだけ子供に対して、酷いことかは、よく分かってない。だから、大原先生は怒ったんだと思うんです。
言葉と、無意識下の行動が食い違ってる時に、子供は混乱するし、大人を信頼しなくなるって、よく大原先生は言ってますよね。この相談者さんは、その典型ですね。
お母さんもお疲れで、とてもお気の毒に思います。
でも、自分がこの子だったらどう思うだろうか、という目線を忘れないでいて欲しいと思います…。
社会人でさえ長期の病気療養から復帰は時間がかかるのに、身体障害が残った子供なら尚更かかると思う。
何が原因でどんなケガを負ったのかわからないけど、10カ月も入院してたのなら相当な重傷だ。命があって良かったと、やっと退院してもなんらかの障害が残ってたら、誰でも未来への不安と、入院中から続いている社会からの疎外感で、とても正気ではいられないと思う。しかもまだ14歳。
重すぎる現実を前に
これからの事を考えれば考えるほど
出口のない迷路にはまり込んで、
子供は暗闇の中で光を探そうともがいて
心も体も疲れ方は半端ないだろう。
お母さんは「なるようにしかならない」
と思って子供の好きなようにさせておいたらどうかな?
お母さんの心配も焦りも分かるような気がする。
でも今はケガと心の回復を信じて見守るスタンスでいてはどうだろうか?
子供の事では母親が責められがちだけど責めていい方向にむくのか甚だ疑問。この国では母親をケアするという概念があまり育ってない気がするのは私の勘違いであればいいのに。
10ヶ月も入院してて、復学してまだ2週間でこうも焦るとは、全く堪える事の出来ない母親だなと思う。
半身が不自由って、そりゃ体力も落ちて、日常生活がかなり辛いハズ。
元の生活に戻るまでには、入院期間以上の時間がかかることも覚悟するべきでしょうに。
心と体が元気になれば、止めたって家から出ていくのが若者なんだから。
それがまだ難しい状態である事を理解しようとしない、この母親の心にポッカリ暗い穴が見える気がします。
お母さん焦りすぎですが、先生キツすぎませんでしたか?相談者さんがなるほどと納得して助言を受け入れるためには逆効果では?
リアタイで聞いていましたが先生がすごい勢いでした!一旦受け止めたり寄り添う過程がないどころか、決めつけ、少しでも反論しようものならすぐカッとなって敵と見なし早口で責める責める。息子さんの辛さは勿論、お母さんなりの漠然とした不安も、どちらも受け止めた上で助言してくれたら相談者側も受け入れやすく、そうなんですねわかりました!やってみます!となるかもしれないところを、これではご本人なりに悩んで電話してきたお母さん、ますます追い詰められて助言など突っぱねて、どうしたらいいっていうの?そもそもあなた(息子)が学校行かないから悪いんでしょ!って悪循環になってしまいそうで、息子さんが心配になりました。
「お母さんも辛いんだね。でも息子さんの心の中はこうかもしれないよ、求めるハードル下げてみて」とか「今息子さん辛いんだよ。気持ちに寄り添った優しい見守りを」とか「今こそ愛情を持って接して」とか「急ぐほど逆効果だから気長に」とか言い方あるし世の中いくらでも回答が転がっているのに、よりによってたくさんの人が聞く電波で叱責?
夫婦関係も「いや悪いですよ」じゃないでしょ。疑ってるならそれはそれで「本当?お母さん抱え込んでない?ご主人と腹を割ってどこまで話せてる?」とか「ご主人あなたの気持ちわかってくれてる?」とか言い方あるでしょう。
回答者なのに反論されるとすぐカッとなって大人げなく感情ぶつけるの、聞いていて苦しくなります。
「あなたがそんな雰囲気なら家もつまらない」とか何様。悩んでる電話なんだからそりゃ明るくはないでしょう。どん底の気分かもしれないし、泣きたくなるのをぐっとこらえているのかもしれない。言いたい事はわかるけど言い方が。
最後は無言。「驚いてしまって」とか失礼すぎる。馬鹿にしてるのか。
先生、プロでしょ?
私は1つでも多く建設的な意見が聞きたい。どうしたらいいか?知恵をくれる番組じゃないの?相談者を叩き、喧嘩を楽しむエンターテイメント?
大原先生さすがにそれは…が続いて、相談者さんや息子さんが心配になってしまいます。
お母さん自身も現実をまだ認めて受け入れたくないのでしょうかね。どうかご夫婦で支え合って、息子さんのありのままを理解し受け入れてあげて下さい。まだまだお若いのに試練と葛藤の中にいる息子さんを応援したい気持ちでいっぱいになりました。
管理人さんの冷静なコメント好きです。いつもありがとうございます。