内緒の無心に理由も訊かずに応じた恩を仇で返す元嫁。担保を返せの法的根拠
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
あ、すいません、お世話になりますう。
大迫恵美子:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは、ありがとうございます。
よろしくお願い・・
大迫恵美子:
ま、ずいぶん、混み合ってますねえ?
相談者:
そおぉ、わたしも神経擦り、も、擦り切れそうです(苦笑)。
大迫恵美子:
うん
相談者:
お願いします。
大迫恵美子:
調停員の方がね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
え、なんて言ったのかは・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
これはあの、次男の方が聞いて来てあなたに伝えてるんですよね?
相談者:
はいそうです。
大迫恵美子:
ふうん
そうするとまあ、正確に伝わってるのかなあ?っていうのがちょっと分からないんですけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
恐らくね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、お、これを法律的に、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
どういうふうにその調停員が捉えているのかと、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
いうことがね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
わたしの想像では・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
で、ま、そしてたぶんその捉え方は、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
えー、わたしもおんなじ考え方、で、だと思うんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
(咳払い)ま、あなたは先ほどからその「担保に取った」って・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ね?おっしゃってますよね?
相談者:
ええ、はい、はい、はい
大迫恵美子:
ただその、担保の取るっていうのは法律的にはね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
担保に取る・・うー、やり方っていうのが決まっていて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、やり方をしたときに初めてそれが担保として取られたって言えるんですけど、
相談者:
うーんうん、うん、うん、はい
大迫恵美子:
それは、どういうことかっていうとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
お嫁さんとあなたが話し合って、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ま「いくらいくら借り、ます」と。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
で「これについては」、その、「担保にこれを差し出します」と。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
お嫁さんのほうが言ってね、
相談者:
え、え
大迫恵美子:
それで出す。
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、場合によっては、まあ、な、だいぶ溜まって来たのでね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それで「いついつまで返すんだけれども」、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
「それまでの担保としてこれを差し出します」と・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
いうことでね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ま、お嫁さんの、その・・お、心からの同意があって・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
で、あなたと話し合って合意して、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
で、担保が成立するわけなんです。
相談者:
はい
大迫恵美子:
わたし共の世界では、
相談者:
はい
大迫恵美子:
自力救済っていうんですけどね。
自分でその自分の権利をね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
実現するために実力行使をすること。
相談者:
はい
大迫恵美子:
これがあの自力救済なんですけど、
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
あなたのやってることはどうも自力救済にあたるんじゃないのかな?と・・
相談者:
うーん
大迫恵美子:
いう、これはね?、あの、厳に戒められることなんですよ。要するに・・
相談者:
あーあーあ
大迫恵美子:
例えば、あれは悪い奴だとかね?
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ、ええ
大迫恵美子:
あの、それを勝手に私人が、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの・・私的な立場でね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
自分で実現しちゃう。
そういうようなことをあなたがされてるんじゃないのかな?と思うんですけどね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
わたしにはそう見えるし(苦笑)。
相談者:
(苦笑)
大迫恵美子:
恐らく調停員もそういうふに考えてるんだと思うんです。
相談者:
うーんーん?
大迫恵美子:
そうすると、あなたはホントはね?
相談者:
うん・・ええ
大迫恵美子:
そんな物を取ったり、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、押さえたりすることはできないのに、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
今事実上、押さえているという立場なので、
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
だから「返しなさい」って言われてるわけですよ。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
でまあ、おっしゃるように、「自己破産した」「自己破産した」っておっしゃるからね(含み笑い)。
相談者:
フフフフ(苦笑)
大迫恵美子:
あの、ま、要するに自己破産をして、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そのあと免責っていう手続きがあるんですけど。
相談者:
ええ、ええ、はいはい
大迫恵美子:
(咳)
ま、破産して払えないという立場になったあとで、
相談者:
ええ・・ええ
大迫恵美子:
じゃあ、もう、この、借金は払わなくてもいいよっていう手続きがありますので、
相談者:
ああ、はい
大迫恵美子:
それで、もう、その、お嫁さんの借金はみんな払わなくてもよくなったわけですよね。
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ
大迫恵美子:
そうするともうあなた、は、それ、「返してください」っていうことが言えない立場になってますから、
相談者:
うん
大迫恵美子:
だから、もう「借金を返してくれ」とも言えない立場なのに、
相談者:
うん
大迫恵美子:
まあ、その自力救済によって・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
持って行った物返さないっていうことなので、
相談者:
うん
大迫恵美子:
だから、それは、さ、あの、調停員からするとね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
「それは返しなさいよ」と、いう話になると。
相談者:
あー
大迫恵美子:
これはね?、まあ・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
法律的には、まあ(含み笑い)、わたしとしては、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
たぶんそうだろうと思いますし、
相談者:
あ、あ、そういうことね。
大迫恵美子:
非常に法律の、ほうから見ると、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
今の考え方のほうが実にすっきりしてるんですけど(苦笑)。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
まあ、あなたとかね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そのお、ま、もうちょっと一般的に考えると・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
「そんな借金しといて」、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
「自己破産したからって」・・「あれもこれも今度大手振って返せなんていうのは常識外れでしょう!」みたいなね?
相談者:
うん、そう思ったんですよね。
大迫恵美子:
あー(苦笑)、そう、そういう、言い方だと、すると、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
まあ、そのお、調停員が、言葉としてね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
言葉の、ま、言、言い回しとして、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それは一般的な常識ってそういうか、そういう言い方するかもしれないけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ここは一般的な常識がどうこうじゃなくて法律ではこうだっていう話ですよ、っていう意味でね?
相談者:
あー
大迫恵美子:
「常識とは、違う」とか、或いは「常識は通じない」とかっていう言葉を使ったのかもしれませんけど。
相談者:
ええ・・あー、そういうことでですかね。
大迫恵美子:
ええ、だから、
相談者:
うん
大迫恵美子:
その、「そんなこと、調停員が言っていいんですかあ!?」っていうあなたの・・
相談者:
フフフフ(苦笑)
大迫恵美子:
お話も(含み笑い)・・まあちょっとどっかね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
その、伝わってる部分が、半分しか伝わってないのかなあと、思いました。
相談者:
あー、そうですか。
大迫恵美子:
はい
相談者:
じゃあ、もう、な、みんな泣き寝入りってことになっちゃいますね。
大迫恵美子:
ま・・それはね・・
相談者:
泣き寝入りって言ったらあれだけど。
大迫恵美子:
そうなんです、いや、泣き寝入りっていうかね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
泣き寝入りっていう言葉でもいいと思いますけど(含み笑い)、
相談者:
うーん
大迫恵美子:
それはねえ?
相談者:
うん
大迫恵美子:
まあ、やっぱり考えなきゃいけないことなんですよ。要するにね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
あのお、次男の人が結婚して、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それで、選んで連れて来てね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
まあ、それは、別にね?子どもが連れて来た、配偶者を、あの、親がみんな諸手を挙げて大好きってことはないかもしれませんけど、
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ
大迫恵美子:
でも、その・・家族として、いる間はね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
少なくともその、子どもの、母親として、
相談者:
え、はい
大迫恵美子:
3人の孫がね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それは間違いなくあなたの血の繋がった、人なんですから、
相談者:
そうです、うーん
大迫恵美子:
それの母親として存在するとね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あれが気に入らないとか、これも酷いとか、うわっ、ここまでやるか、みたいなね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
ことになったとしても、
相談者:
うん
大迫恵美子:
どこまでね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
それを、他人に対するみたいな態度で取り扱っていいのかどうか?
相談者:
うーんうーん
大迫恵美子:
そこはね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
考えなきゃいけないんですよ。
相談者:
うん、でもね?
大迫恵美子:
ええ
相談者:
あ、「でもね?」なんて言っちゃいけないんだけど、
わたしね、あの子嫁に来てからねえ・・
大迫恵美子:
はい
相談者:
ほん、とにね、庇うにいいだけ、庇って来てるんですよ。
大迫恵美子:
うん
相談者:
味方になって。
大迫恵美子:
あのね?
相談者:
いろんな意味で。だからそれがかえって、よ、いけなかったのかなとも思うし。
大迫恵美子:
いや、ま、あのいけなかったっていうかね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それはもうしょうがなかったんだと思いますよ。
相談者:
でしょう。ウフフフ(苦笑)
大迫恵美子:
だからあなたはね?、ホントによく・・その・・綻(ほころ)びができないようにね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
よく、ま、庇って来たと思いますよ。
相談者:
うーん
大迫恵美子:
ま、その前にね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、本当は、あー、どうしてこんな借金があるのか?っていうことを聞いて、
相談者:
ええ、ええ
大迫恵美子:
それで・・えー、自己破産をさせるようにね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
結婚生活の間に。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、きちんと話ができて、それで、お嫁さんが、ま、反省してね?
相談者:
うーん
大迫恵美子:
ま、どういう理由で、作った借金か分かりませんけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
生活を改めるなりし・・して、
あのお、まあ、離婚しないで済んでいたのかどうかってことも、分かりませんけど、
相談者:
うーん
大迫恵美子:
それはまあね、
相談者:
うん
大迫恵美子:
あの、後の祭りの話ですけど、
相談者:
そうですね・・
大迫恵美子:
ええ
でも、まあ、あなたとしては・・
相談者:
うん・・ええ
大迫恵美子:
やっぱり縁あってね?自分の孫の親になった人なわけですから、
相談者:
ええ・・はい、はい
大迫恵美子:
それはもう、あのお、許せないとか、あの、ね?、それは考えちゃいけないことなんじゃないですかね?
相談者:
うーん・・分かりました。
大迫恵美子:
はい
相談者:
あ、ここであの・・踏ん切りが、つきましたので。
ありがとうご・・
(再びパーソナリティ)
相談者さんの話には何か裏があるように感じました。息子の妻がたびたび借金の申しでをすれば普通は息子に話すでしょう。借金をしまくって自己破産するような女にあっさりと親権を渡す感覚も理解できません。
お金貸して!でも息子には言わないで!
という要求を聞いた相談者さん、
お嫁さんに弱みでも握られていたんでしょうか?
私なら借金そのものを断るか
貸してあげるけど息子に言う事を条件にするか。
またいくら担保だとて
嫁入り道具なんか要らない・・・
国宝級の良いものでない限り。
貸したお金の総額はいくらなのかを尋ねて欲しかった。
相談者は恩を売って、嫁の弱みを握ったとほくそ笑んでいたのでは…