ローン地獄?未婚男46歳。分かってくれない両親と縁を切りたいが正しいか?
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは、中川です。
相談者:
あ、こ・・よろしくお願いします。
中川潤:
あのお、先ほどねええ?
相談者:
ええ
中川潤:
「親子の縁切って」・・
相談者:
はい
中川潤:
えーと、「別々に暮らしたい」・・
相談者:
えええ
中川潤:
というお、ん、希望をお持ちで・・
「このような考えが正しいか正しくないか?、その意見を聞きたいんだ」というふうなご質問が、冒頭ありましたよね?
相談者:
はい
中川潤:
だけど・・何が正しいか正しくないか?なんてことは・・
相談者:
はい
中川潤:
およそありえない・・でありましてね?
相談者:
ええ
中川潤:
すごく違和感・・が、わたしは・・あるのと・・
相談者:
ええ
中川潤:
ほいから・・あなたのお話の中で、その、とっても、抽象的なお話に終始・・しててね?
相談者:
ええ
中川潤:
「いろいろあって」とか、
相談者:
はい
中川潤:
「意思疎通が図れない」とか。
相談者:
はい
中川潤:
一体、なんなんだろうかな?っていうのはよう分からんのです。
相談者:
ええ
中川潤:
率直に言ってね?
相談者:
・・
中川潤:
ちなみにね?あなたのご両親ね?
相談者:
はい
中川潤:
とりわけ、お、お父さん・・さっき年金のお話は出たんだけど、
年金はある程度の金額はもらってらっしゃるんでしょ?そうすると。
相談者:
そうですね。
中川潤:
いくらもらってるかはご存知なんでしょ?
相談者:
・・い、わたしは知りません。
中川潤:
知らないの?
相談者:
はい
中川潤:
あなた、だって、月に15万から、生活費入れてるんでしょ?
相談者:
はい
中川潤:
で、別にね?・・あの、扶養お・・の義務とかなんとかって言うけども、
相談者:
はい
中川潤:
あの、お父さん別に・・伏せってるわけでもなんでもないんでしょ?
相談者:
・・あの、はい、あの、仕事も行ってます。はい
中川潤:
え?今仕事もしてらっしゃるの?まだ。
相談者:
ま、あの、フルタイムではないですけど。
中川潤:
はい、はい
相談者:
え、ええ、ええ
中川潤:
まだ74だもんね?、当節ね?
相談者:
そうです。はい
中川潤:
だったら別にあなた介護の必要があるとかそういうわけでもなんでもないっしょ?
相談者:
はいそうです。はい
中川潤:
うんだからね?あなたの質問がよう分からんのですよお。
まずその「親子の縁切って」っておっしゃってたんだけども、
相談者:
ええ
中川潤:
例えば、よく、ほら・・あの「子供がもうどうしようもないんで勘当したい」なんていうね?
相談者:
はい
中川潤:
お話が出て来ることはあるんだけど、
そんな勘当なんてえ、制度は、ありゃせんのでありまして、
相談者:
はい
中川潤:
で、逆もしかりでありまして、
あー、あの、親子関係を、自分の意思で・・何が切断する、なんてこと・・は・・
相談者:
はい
中川潤:
あー、やる方法は、ありゃせんのですよ。
要は、あの、事実上の問題としてみんな・・どのように・・振る舞っているか?っていうと、
相談者:
ええ
中川潤:
やっぱり、その、親との間で・・その関係を維持できないということになれば・・
相談者:
はい
中川潤:
例えば子供の立場からすれば・・距離を置いて、ん、関係を持たない・・
相談者:
はい
中川潤:
という形・・を取って、生活をして行く。
相談者:
はい
中川潤:
ん、これが事実上の縁切りですよ。
相談者:
ええ
中川潤:
さっきあなたその、相続の放棄やなんかを絡めておっしゃったけど、
相談者:
はい
中川潤:
そんなもん関係ないすわな。
相談者:
・・
中川潤:
そんな縁切りがどうこうとかっていうことじゃなくて、
相談者:
はい
中川潤:
さ・・さっきからお話出てるように・・あー、穏やかな生活、を取り戻したいと・・
相談者:
はい
中川潤:
いうことが主眼であるならば、家をお出になればいい・・そいで、なんでいかんのかな?、ていう気もする・・のですけどね?
相談者:
ええ
中川潤:
・・だから・・あなた・・な、何を迷っておられるのかが、今ひとつ理解できないんですよ。
相談者:
やっぱりこう親に対しても何かしてあげなきゃいけないっていう思いがやっぱり・・
中川潤:
一方であなたね?
相談者:
はい
中川潤:
親と縁を切りたいぐらいな気持ちで・・
相談者:
はい
中川潤:
いる。
相談者:
ええ
中川潤:
・・だけどその縁を切りたい・・
相談者:
ええ
中川潤:
親にはなんかしてあげ・・たい・・と思う。
相談者:
はい
中川潤:
そこは自分で整理しないとダメじゃん?
相談者:
・・
中川潤:
だって、全然正反対なことを自分で言ってんだから。
相談者:
・・ま、そうですね。
中川潤:
両方を立てる方法なんてありっこないでしょうに。まるっきり真逆なんだから。
あなた自分は悪者にはなりたくない。
相談者:
・・
中川潤:
親を捨てたという。
で、悪者にならずに1人暮らし、今の状態から、飛び出して、1人暮らしをする。
相談者:
ええ
中川潤:
そういう方法ってないでしょうか?って、ありっこないですよ?
相談者:
はい
中川潤:
ほうりゃ、あなたね?
相談者:
ええ
中川潤:
自分で縁を切りたい。で、自分なりにそれなりのね?思いがあるわけじゃないすか?
相談者:
はい
中川潤:
それが人に理解されるかどうかは別として。
相談者:
はい
中川潤:
ほいで、自分で、具体的なことは何も分からないんだけど、
相談者:
はい
中川潤:
「常に否定的」だとかなんだとかっていう・・うー、こと。ほいで、「自分が責められる」
相談者:
はい
中川潤:
ね?、そういう状況。これは人からは見えないです。
相談者:
ええ
中川潤:
で、あなたがそれに耐え切れない。
相談者:
はい
中川潤:
ということで飛び出す。
相談者:
はい
中川潤:
で、それを、外の人間から見れば・・
相談者:
はい
中川潤:
「あいつは親を捨てて、勝手なことをしてる」と・・
相談者:
ええ
中川潤:
いうふうに見えるかもしれません。
相談者:
はい
中川潤:
でもそれは甘受(かんじゅ)してやることでしょ?
そこでええかっこして・・人からは後ろ指指されたくない。
で、且つ、自分は平穏に・・1人で暮らしたい。
相談者:
はい
中川潤:
両方が立つ方法が、ないか?っていうのが・・煎じ詰めればあなたの・・オーダーなんですよ。
相談者:
はい。おっしゃる通りですね。
中川潤:
はあ
相談者:
はい
中川潤:
そりゃ、ありません。
相談者:
はい
中川潤:
100%ないんですよ。ほんな分かるでしょう?
相談者:
・・
中川潤:
だから「正しいか正しくないか?」なんて言葉が出てくんですよ。
相談者:
・・
中川潤:
内輪の、ま、夫婦の話とおんなじでね?
相談者:
ええ
中川潤:
親子の間での・・
相談者:
はい
中川潤:
確執があっての話で、
相談者:
ええ
中川潤:
で、それがどちらがいいとも悪いとも・・あるいは軍配を上げられない。
相談者:
ええ
中川潤:
性格の問題なんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
人の心の問題だし、関係性の問題だから。
相談者:
ええ
中川潤:
で、そこで、自分なりに、もう、これが、精神的に耐えられないという道を選ぶのであれば・・
相談者:
はい
中川潤:
そこで、「他人からどう言われようとこう言われようと俺の人生じゃないか」と。
そこで割り切るぐらいの・・根性持たなかったら生きてけませんよお?
相談者:
はい
中川潤:
あなた八方美人すぎるんだよ。はっきり言って。
相談者:
・・
中川潤:
だから・・どっちかを選びなさいよ。もうええかっこし続けるのか?
相談者:
んん・・
中川潤:
その代わり・・あなたあ、が今・・負担に感じておられる部分、これは引きずることになります。
で、そうじゃなくて・・出ることを選ぶんであれば、何を言われようと・・「罵倒されようと何言われようと、そんな物は、俺に人生に、なんでお前がせっ・・」「ほんなことを言うんだ」と・・
相談者:
はい
中川潤:
いうぐらいの・・気構えで・・割り切ってしまう。背負うってことですからね?
相談者:
・・ええ
中川潤:
でないと・・あのお、あなたのお、今後の足取りがさあ・・いつまで経ってもヨタヨタする・・人生になってしまいますよ?
いつまで経っても結論出ませんよ?
相談者:
そうですね。
中川潤:
せっかくあなた・・
相談者:
ええ
中川潤:
まだこの先ね、ひと花もふた花もある年じゃないですか?
相談者:
・・分かりました。
(再びパーソナリティ)
自分だったらお金に困ってるわけでもない嫌味な両親に追加でバイトしてまで15万も渡し続ける生活は絶対嫌だわ。ぱっと聞きは中川先生みたいに斬って捨てればいい話かなと思ってたけど、その15万削るだけでこの相談者は絶縁しなくとも心身共に楽になるんじゃないかなと思った。どういう状況なんだろう。
色々言ってるけど
自分に自信が無く親から自立出来て無いのだろうね。
女性とも縁が無さそうだし
家から出ても寂しくて
今度は親の介護を理由に又、家に舞い戻りそうや。
家をでるエネルギーも金銭も無駄になるからジッと家に居た方が良いと思う。
100%同感です。
人生相談に出て来はる男性は、幼稚でなさけない人が多いなぁと思う。
部下で50歳超えてるのに新築の家をローンで買おうとするやつがいて、退職金で繰り上げ返済とかすると老後長いから大変だぞ!って言ったら、息子が引き継いでローン払うってことで銀行がOKしてくれました、って言ってた。
お前は良いけど、息子は足枷はめられたも同然、ってその時言ったけど、よく似たケースだなあ。
(自分の人生に掛るお金は自分で用意しなきゃ、ですね。)
親と折りが合わなきゃ、出て行けばいいよ。
親は親の人生、子供は子供の人生。
管理人さんの添付画像…
表のは、相談者さんが脳内再生している自分の姿で、実際はこんな感じだろうと言う中の写真…なのかな?😏
中川先生の言う通り家庭の本来の中身は見えない。
相談者の悩み自体は理解できるものの…
親目線で考えれば単純な話でもある。
仕事は長続きせず、家庭を持つ事も無さそう。
だったら家を改築して残してやろうか。
身の回りの事は母が身体が動くまで世話するから。
ただ、ケジメとしてローンは少し負担しろ。
15万円は何が何でも稼いでこいよ。
その代わり父もギリギリまで働くから、と。
そんなところではなかろうか。
相談者はそもそも改築&ローン契約の時にどう考えてたの?まさか勝手に組まれたわけじゃなかろうに。
世話焼きすぎの親と甘ったれの息子かと感じました。
住宅ローン。その存在は実際聴いていて気づかなかった。ローン地獄から逃れたい、というのもあるのか。最も、相談者が職業を転々としているのに銀行はよくローンを認可したな、と妙に感心する。でも、この人は容量オーバー迎えちゃった。氷河期世代特有の「職歴の無さ」と中年クライシスが合わさってショートした感じ。