ローン地獄?未婚男46歳。分かってくれない両親と縁を切りたいが正しいか?

テレフォン人生相談 2020年11月26日 木曜日

休みなく働き、家計に月15万入れているが、分かってくれない、認めてもらえない。
縁を切って暮らしたいが、その考えは間違っていないか?

 

じゃ、一人で暮せば?
と言いたくなるが、父親との共同ローンから逃げたいってことじゃないのかしら。
土地を担保に差し出してるから両親は住む所を失う。

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 男46歳独身 同居の父74歳 母74歳 姉49歳

柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いします。

柴田理恵:
はい
今日はどんなご相談ですか?

相談者:
両親とお、うまく意思疎通とかがですね、取れなくてですね、

柴田理恵:
はい

相談者:
できれば、うちの、両親とお、え、親子の縁を切ってですね、

柴田理恵:
はい

相談者:
別々にこう・・お互い幸せに暮らせればなということで、

柴田理恵:
はい

相談者:
まあ、そういうことができるのか?っていうのと、あと、まあ、わたしの考えが正しいかどうか?っていうのをちょっとお聞きできればなと思いましてですね。

柴田理恵:
分かりました。

相談者:
はい

柴田理恵:
あなた今おいくつですか?

相談者:
46です。

柴田理恵:
はい。ご結婚なさってますか?

相談者:
いえ、してないです。

柴田理恵:
ごきょうだいはいらっしゃるんですか?

相談者:
姉がいます。

柴田理恵:
お姉さんおいくつですか?

相談者:
えー、49歳です。

柴田理恵:
はい
えっと、ご両親ん、は、

相談者:
はい

柴田理恵:
おいくつなんですか?

相談者:
えー、両親共70う・・4ですね、はい

柴田理恵:
意思の疎通が取れないっていうのはどうことなんですか?

相談者:
まあ、わたしのほうからこう、相談とかしてもですね?

柴田理恵:
はい

相談者:
すべて否定されたりですね、

柴田理恵:
は、は、ああ

相談者:
なんか、思い込みで、こう、返されたりとかですね、

柴田理恵:
ふん・・うーん

相談者:
それでもう、まったくわたしの話を聞いてもらえない(含み笑い)ような状態でですね、

柴田理恵:
ほお

相談者:
ええ

柴田理恵:
どんな相談してたんですか?

相談者:
仕事のこととかですね。
このまま続けていいのかどうか?っていうような、こととかもですね。

柴田理恵:
あ、お仕事を辞めたいなとか。

相談者:
そうですね、はい

柴田理恵:
そうことですか?
なんて、言うんですか?

相談者:
「お前が悪い」みたいことを言われてしまうわけですよね。

柴田理恵:
うん、ふふん、んふふん

相談者:
で、結局その、いくら、「こういう状況だから業界的にも厳しいんで」とかっていう話をしてもですね、

柴田理恵:
ふん、うん

相談者:
まったく理解してもらえないっていうか。

柴田理恵:
うーん

相談者:
もう「全部お前が悪いんだから」みたいな話をされてしまってですね(苦笑)。

柴田理恵:
ふうーん。
すいません、失礼ですけど、

相談者:
はい

柴田理恵:
いちいち、その、親に、仕事辞めるとか、そんな相談、するもんなんですか?

相談者:
わたしい・・独立して生活するっていう手段もあったんですけども、

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっとあのお、うちの親が以前、あの、ちょっと仲が悪くてですね、

柴田理恵:
はい

相談者:
あの、ま、一旦わたしも家を出たんですけども、

柴田理恵:
はい

相談者:
姉とか(苦笑)とか、にも話されて、ちょうどその、実家も立て建て直したってこともありまして、

柴田理恵:
はい

相談者:
あの、実家に戻れと。
ていうこと・・

柴田理恵:
はあ・・同居なさってるんですね?

相談者:
そうですね、はい、ええ

柴田理恵:
あ、はあ、はあ

相談者:
そのまま、流れで来てしまいましてですね、

柴田理恵:
はい

相談者:
親も、結構、年もいってますので、

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、あまり、親の収入だけではあ、っていうところがありまして、わたしもまあ、あの、当然、おか、お金を家に入れなきゃいけないってところもありましてですね、

柴田理恵:
あはい、はい

相談者:
そのために結局その・・仕事、をどうするか?って話になると、やっぱりちょっと、親にも相談しなきゃいけないっていうような・・

柴田理恵:
あー、なるほど、そうか、そっか。

相談者:
ええ、はい

柴田理恵:
例えば、今のその、お仕事は・・何年ぐらいやってらっしゃったんですか?

相談者:
今はちょっと短期で働いてるんですけども、

柴田理恵:
あ、はい

相談者:
ええ、ちょっとその前は、3年から4年ぐらいやってたんですけども。

柴田理恵:
あーあ

相談者:
ええ、はい

柴田理恵:
じゃ・・あんまり・・お仕事、長く続けるってわけではないってことなんですね?

相談者:
そうですね、ま、そういう理由もあるとは思うんですけども。

柴田理恵:
お、ね?、親御さんとしてはそのお・・安定して長く、つ、お勤めしてくれたほうが・・

相談者:
はい

柴田理恵:
安心ですものね?

相談者:
まあ、それはそうなんですけど、はい

柴田理恵:
うーん

相談者:
も、ええ

柴田理恵:
何回ぐらい転職なさったの?

相談者:
5回とか・・まあ、そのたんびに結局その、親からも・・
「なんでお前は辞めるんだ」とか、

柴田理恵:
うん

相談者:
で、新しい仕事みつかっても、「ほんとに今度は大丈夫なんだろうな」とかって言われるわけなんですよね(苦笑)。

柴田理恵:
ま、そりゃ言うわね。
お姉さんはなんておっしゃってます?そういうふうに・・

相談者:
姉はもうほとんど無関心というかですね、

柴田理恵:
うん

相談者:
特にこのことに関して何も言って来ないですね。

柴田理恵:
でも、りょ、お姉さんも、じゃ、安心してますよね?、その、自分の弟と・・ご両親が住んでらっしゃっていうことで。

相談者:
結局その、またわたしが、実家に戻った、ていうのも、姉に、その、言い包められた(含み笑い)みたいなところが、こともあってですね。

柴田理恵:
親と縁を切りたいっていうのは・・ちょっとこう、心、穏やかではない、相談じゃないですか?

相談者:
うん、ま・・結局まあ、いろいろ考えて、そのほうが・・親にとってもわたしにとってもいいのかなっていうような・・

柴田理恵:
どうしてだろうか?、縁を切りたいっていうのはね?、よっぽどの何かがないと・・言い出さないと思うんです。

相談者:
うちの、親もまあ、ちょっと、あの、年が行ってしまってるというのもあってですね?
多少やはりわたしが、助けて、えー、行かないといけない、ていう立場ではあるんですけども。

柴田理恵:
あ、親と一緒に住んで、親の分のお金を払ってあげるってことですね?

相談者:
まあ、そうですね。

柴田理恵:
はい、はい

相談者:
ただ、ただ一方で、わたしの・・1つう、の仕事だけじゃちょっとあの、それが賄い切れないということもありましてですね、

柴田理恵:
はい

相談者:
あのお、休みの日とか、早朝とかもバイトをしてですね、

柴田理恵:
あーなるほど。

相談者:
あの、家計の足しにしてるんですけども、

柴田理恵:
あはい、はい

相談者:
まあ、うちの、親は結局うちにお金が入ればいいぐらいに考えててですね、

柴田理恵:
ふん

相談者:
わたしが、ほぼ休みもなくような働いてるってことは、もう関係ないみたいな、気は使ってくれないようなんですね。

柴田理恵:
ほお

相談者:
も、とにかく家に金が、お金が入ればいいんだぐらいに、思ってるような雰囲気がありますので。

柴田理恵:
それって、いくらぐらい・・

相談者:
はい

柴田理恵:
お、お家に入れてらっしゃるの?お金。

相談者:
15と、5万とかそのぐらいですけど・・

柴田理恵:
あーでも、十分じゃないですか。

相談者:
ええ

柴田理恵:
うん、だって、ご両親は、年金もありますよね?

相談者:
そうなんです。はい

柴田理恵:
はい
じゃそれ、「大変なんだ」っていう、ご相談は・・親御さんとなさったりするんですか?

相談者:
ほぼ休みもなく働いても結局・・そうじゃないとお金が入らないんだ、くらいに思ってる、ような・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
く、空気あるんですよね。

柴田理恵:
もっと感謝してほしいですね?

相談者:
まあ、それはあるんですけどね。

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
ええ、えええ、へへ(苦笑)

柴田理恵:
そういう、話とかは、

相談者:
はい

柴田理恵:
お父さんお母さんとなさったことあるんですか?

相談者:
意思の疎通が取れないっていうのはもう、ちょっと1回・・喧嘩してしまいまして、
えーと、2年ぐらい前なんですけども、

柴田理恵:
あはい、はい

相談者:
それからですね、同じ家には住んでるんですけど、ほぼ、目も合わさずですね。

柴田理恵:
ほお

相談者:
あの、会話も、メールとか書き置きでしかやらないっていうような状況が続いてますね。

柴田理恵:
何が原因でそんな2年間も、親と話(はなし)しないって・・そんな喧嘩なさったの?

相談者:
ちょっと細々したことは忘れてしまったんですけども。何かにつけてわたしをこう、なんて言うんですかね?

柴田理恵:
うん

相談者:
否定的な目でこう・・見て、

柴田理恵:
うーん

相談者:
否定的なことしか言わないというかですね、

柴田理恵:
うん、ふん、ふん

相談者:
積もりに積もって、結局その2年前の喧嘩になってしまったと思うんですけども。

柴田理恵:
はい

相談者:
うちの両親同士が、あまり昔から仲良くなかったってのは、あるんですけど。

柴田理恵:
あー!、両親同士が仲良くなかって?

相談者:
で、その、いきさつもあってまあ、わたしが実家に戻ったんですけども。
ええ、え

柴田理恵:
なんで仲良くなかったんですか?

相談者:
まあ、世に言う、性格の不一致ではあるんですけども(含み笑い)。

柴田理恵:
さっき「縁を切りたい」っておっしゃってたんですけど、

相談者:
はい

柴田理恵:
具体的に、どうなさりたいですか?

相談者:
えっと今あ、一戸建ての家に住んでるんですけども、

柴田理恵:
はい

相談者:
親としては、わたしに、相続させたいっていう意味で、その今の家を建てたんですけども、

柴田理恵:
はい

相談者:
そのお、わたしが相続を放棄してですね?、で、わたしがこう、家を出ていこうかなと。

柴田理恵:
相続放棄なんかしなくても、出てきゃいいんじゃないんですか?

相談者:
親もお・・結局、ま、今後、生きてくためにいろいろ・・必要な、お金とかがあるでしょうから、

柴田理恵:
うん

相談者:
まあ、そういった物は・・あげてからこう出て行ったほうが・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
ま、わたしができることとしてはそういうことしかないのかな、と思いましてですね。

柴田理恵:
あの、お家の名義っていうのは、誰のもんなんです?

相談者:
はい

柴田理恵:
名義?

相談者:
い、今は父親とわたしですね。
もう建てた時点で、あの、父とわたしの名義になってました。全体の、3割4割ぐらいは、わたしが、あのローンも払ってました。ええ

柴田理恵:
土地は誰のもんですか?

相談者:
父親ですかね。

柴田理恵:
じゃ、それも全部・・お父さんにあげて・・

相談者:
はい

柴田理恵:
それで、縁を切りたいと?

相談者:
今わたしはそう考えてます。なんだかんだ言ってもわたしも・・親に対してなんか・・思いがあるんだとは思うんですけども。
やっぱり親にしてあげなきゃいけないことがあるんじゃないか?っていうこと考えて、まあ、そういう結論になったんですけど。

柴田理恵:
うん&#△

相談者:
はい、ええ

柴田理恵:
お姉さんは、そ、に、その話はしてらっしゃらない?、してない?

相談者:
今わたしの中で考えてる・・

柴田理恵:
うん

相談者:
だけの・・話ですから(苦笑)。

柴田理恵:
はい

相談者:
そのこと自体も、まあ、どうなのかな?ていうことで、ちょっとご相談させていただいたんですけども。

柴田理恵:
えー、今日の回答者の先生は、弁護士の中川潤先生です。

(回答者に交代)


「ローン地獄?未婚男46歳。分かってくれない両親と縁を切りたいが正しいか?」への7件のフィードバック

  1. 自分だったらお金に困ってるわけでもない嫌味な両親に追加でバイトしてまで15万も渡し続ける生活は絶対嫌だわ。ぱっと聞きは中川先生みたいに斬って捨てればいい話かなと思ってたけど、その15万削るだけでこの相談者は絶縁しなくとも心身共に楽になるんじゃないかなと思った。どういう状況なんだろう。

  2. 色々言ってるけど
    自分に自信が無く親から自立出来て無いのだろうね。
    女性とも縁が無さそうだし
    家から出ても寂しくて
    今度は親の介護を理由に又、家に舞い戻りそうや。
    家をでるエネルギーも金銭も無駄になるからジッと家に居た方が良いと思う。

    1. 100%同感です。
      人生相談に出て来はる男性は、幼稚でなさけない人が多いなぁと思う。

  3. 部下で50歳超えてるのに新築の家をローンで買おうとするやつがいて、退職金で繰り上げ返済とかすると老後長いから大変だぞ!って言ったら、息子が引き継いでローン払うってことで銀行がOKしてくれました、って言ってた。
    お前は良いけど、息子は足枷はめられたも同然、ってその時言ったけど、よく似たケースだなあ。
    (自分の人生に掛るお金は自分で用意しなきゃ、ですね。)

    親と折りが合わなきゃ、出て行けばいいよ。
    親は親の人生、子供は子供の人生。

  4. 管理人さんの添付画像…
    表のは、相談者さんが脳内再生している自分の姿で、実際はこんな感じだろうと言う中の写真…なのかな?😏

  5. 中川先生の言う通り家庭の本来の中身は見えない。
    相談者の悩み自体は理解できるものの…
    親目線で考えれば単純な話でもある。
    仕事は長続きせず、家庭を持つ事も無さそう。
    だったら家を改築して残してやろうか。
    身の回りの事は母が身体が動くまで世話するから。
    ただ、ケジメとしてローンは少し負担しろ。
    15万円は何が何でも稼いでこいよ。
    その代わり父もギリギリまで働くから、と。
    そんなところではなかろうか。

    相談者はそもそも改築&ローン契約の時にどう考えてたの?まさか勝手に組まれたわけじゃなかろうに。
    世話焼きすぎの親と甘ったれの息子かと感じました。

  6. 住宅ローン。その存在は実際聴いていて気づかなかった。ローン地獄から逃れたい、というのもあるのか。最も、相談者が職業を転々としているのに銀行はよくローンを認可したな、と妙に感心する。でも、この人は容量オーバー迎えちゃった。氷河期世代特有の「職歴の無さ」と中年クライシスが合わさってショートした感じ。

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