お向かいから知る空き巣犯は妻の姉。解決は警察沙汰か胸に仕舞うかの二択のみ

テレフォン人生相談 2020年11月28日 土曜日

以前から妻の服や着物やアクセサリなどが失くなっていて、妻は姉を疑っていたものの、相談者は取り合わなかった。

お向かいの奥さんの話から犯人は家の鍵を持っている妻の姉に違いないと確信に至る。
鍵を交換したら被害は止まった。

妻の姉に訊いてもトボけるだけ。
姉夫婦を訪ねたら逆ギレ門前払い。
警察に訊いたら受け付けてはくれるようだが、品物が返ってくる可能性は低いと言われてしまった。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 野島梨恵(弁護士)

相談者: 関西なまりの男70歳 妻65歳 二人暮らし 妻の母は2年前に他界 妻には兄と姉がいる

今日の一言: 問題を自分の望む型で解決しようとするときには、穏便というのは無理です。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい・・もしもし?

加藤諦三:
ははい・・はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、すみません。

加藤諦三:
はい、さ・・

相談者:
ちょっと相談お願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
70歳です。

加藤諦三:
70歳、結婚してます?

相談者:
はい、あー、家内と、一緒です。今、2人だけで住んでおります。

加藤諦三:
あ・・結婚して、あの奥さん何歳ですか?

相談者:
65歳です。

加藤諦三:
65歳

相談者:
はい

加藤諦三:
で、ずっとお2人で暮らしてたということですね?

相談者:
はい、はい・・

加藤諦三:
はい分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
それでどんな相談ですか?

相談者:
あの、実はその、盗難っていうかね、あの・・

加藤諦三:
あ、盗難事件?

相談者:
はい。あのお、我が家に・・家内の姉がですね・・あの、入って来ましてね、

加藤諦三:
・・

相談者:
で、鍵を開けて入って・・ほんで何日か、あの・・かけて、着物とか・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、ワンピースとか・・ま、半コート、オーバーとか・・ま、いろいろ持ち出してるようなんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
ほんでそれを分かったのはお向かいの・・奥さんが、

(ピピッ、ピピッ・・)

加藤諦三:
はい

相談者:
「よう見かけました」と。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい。「&#△%ありましたよ」と・・

加藤諦三:
はい

相談者:
そのように聞いてま・・

加藤諦三:
向かいの奥さんが、「おみかけしましたよ」・・

相談者:
&#△%

加藤諦三:
ということは・・その着物を、などを持って出るのを・・向かいの・・

相談者:
あ、いや、入るのですね。でてるのは、そのお、かちょう(?)でないと分かりません。
「入るのを見てる」て、言うてはりましたね。

加藤諦三:
向かいの奥さんが・・あなたの・・奥さん・・

相談者:
姉とは知らないんですけど「よく見かけたね」・・あの、「人が・・何日も入ってましたよ」って「毎日のように来てましたよ」ということを・・

加藤諦三:
あ、そうすると・・奥さんのお姉さんが、というんじゃなくていい、よく・・あなたの家に・・入っている・・

相談者:
そうそう、「女の人が来られてた」と。姉とは知りませんけどね、本人は。

加藤諦三:
入(はい)・・はい

相談者:
向かいの方も・・いうことで、

加藤諦三:
よく出入りしてたのを見かけたと。はい、それで?

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、それが誰だか?は、分からないということですね?

相談者:
そうそう、ご本人、あの、言うていただいてる方はね?
ただ、「よう見かけた顔です」と。ま、この辺・・

加藤諦三:
見かけた顔だということね?はい、それで?

相談者:
はい、はい
で、鍵を開けて、ほかから侵入された形跡がないので、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、鍵開けて入ってるしかないんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
ほんで、その鍵は、

加藤諦三:
うん

相談者:
家内の、母、義理の母が・・あの、近くにおりましたので・・鍵1つ渡してたのを・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、たぶん、今は、ま、亡くなったんですけど、その鍵を回収してないので・・たぶんその鍵を持って・・入ってるんだと思うんですよ。これは、ま、仮定ですよ?分かりませんけどね。100%・・分かりません。

加藤諦三:
入ってるんだということは、あなた・・自身は・・この出入りしている方を、一度も見ていないわけですね?

相談者:
あ、見ていません。

加藤諦三:
はい

相談者:
家内も、あ、直接は見てないと思います。

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
ただ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
もうあの、着物、着ようと思って・・包装紙をこの、開けたら、無いと。

加藤諦三:
はい、はい、はい

相談者:
で、おかしいなあということで、

加藤諦三:
んはい

相談者:
調べていったら、も、5点も6点もあるんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、いろいろ品物もなくなって、おかしいなあということで、
んで、向かいの奥さんにたまたま会うて、家内がですよ?

加藤諦三:
はい

相談者:
お話を聞いたら・・「よく見かける、人が毎日のように・・来てましたよ」・・という話を・・聞いたもので、家内がね?
で、そういう・・

加藤諦三:
はい、はい、毎日のように来ていた?

相談者:
来ていたと。ほんで・・それから、まあ、あの、2ヶ月、前かな?・・もう、人に相談しとったら、
「もういや、鍵変えたほうがいいんちゃうか」言うて鍵を変えたら、その後はそういうことはなかったんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、いろいろと調べていくうちに、いろいろ被害が大きなっていくから、いただいた高級なお着物もあるんですけどね?

加藤諦三:
はい

相談者:
それも、ないと。

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、これはもう放っておくわけにいかんし、

加藤諦三:
はい

相談者:
ほんで家内も電話したり、あの、相手のとこへ、したりするんですけど、とぼけて「知らない」と。

加藤諦三:
はい
相手というのはこのお姉さん?

相談者:
姉さん、はい、はい

加藤諦三:
はい

相談者:
で「知らない」ということで・・

加藤諦三:
知らない?、はい

相談者:
で、ま、先般・・わたしも一緒に、行ったんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
でも全然・・

加藤諦三:
一緒にどこ、どこに行ったの?

相談者:
えーと、姉の、家ですね。

加藤諦三:
あーあ、はい、お姉さんの家に一緒に行った。はい

相談者:
はい、はい。ご主人もいてるんですけどね。

加藤諦三:
はい

相談者:
・・門前払いで、「何しに来たんや」と。

加藤諦三:
・・あー、はあ、はあ、は

相談者:
でもう・・ま、家内が夜中に電話したり(含み笑い)してるもんやから、
「警察呼ぶぞ!」っていうようなことも言われて(含み笑い)、

加藤諦三:
・・うーん

相談者:
逆にね?「ああ、いいですよ」と。

加藤諦三:
と・・あの・・

相談者:
で・・

加藤諦三:
あなた、あなた「門前払い」ということですけれども、

相談者:
そうなんです、はい

加藤諦三:
今まではそういうことはなかったんですか?

相談者:
結構、行ったこともなかったし。わたしあんまり、あの・・家内の姉のきょうだいの話だし、

加藤諦三:
うん

相談者:
実際、どうかな?という疑問もあったのでね、

加藤諦三:
うん

相談者:
口出し、しなかったんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
最近にお向かいの方、奥さんの話で・・実際・・人が入ってるのが分かったために、

加藤諦三:
はい

相談者:
これはちゃんと、わたしもね?

加藤諦三:
はい

相談者:
うん、ま、家内のほうも一概(?)とか、そんなことやなしに、これは、実際入って来て盗られてるなと。

加藤諦三:
ふん

相談者:
ふんで、あのお、そこでちょっとまあ、警察の方へ、電話したんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、きょうだいだら、受付けすると。

加藤諦三:
うん

相談者:
ただ・・証拠が不確定やと。

加藤諦三:
うん

相談者:
も、向かいの方が見てもらっとるんでね?

加藤諦三:
うん

相談者:
入った姿を。

加藤諦三:
・・

相談者:
んな「顔を」・・まあ、「会わせば、分かると思いますよ」と。

加藤諦三:
うん

相談者:
「それやったら、まあ、あの、受付しても構いません」いうことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
言うてもろたんですけど、「ただしい」・・あの、「物は返って来る可能性は」あり、「ないですよ」と。

加藤諦三:
物が返って来る可能性はない。

相談者:
うん。んで、わたしもちょっとそれで、も、躊躇し・・どうしたもんかなと。

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、家内はやっぱり、その・・どっちかいうと物を返してほしいと。大事な物だし。

加藤諦三:
はい

相談者:
いうことでね?

加藤諦三:
はい

相談者:
考えあぐんで、それでいつも、き、あの、聴かしてもうてるラジオで、これで・・ちょっとご相談しようかなと思ったんですけどね。

加藤諦三:
はい、あー
そうすっと・・要するに大事(おおごと)にはしたくないけれども、向かいの奥さん・・

相談者:
ま、や、やむ得ない、最悪はやむ得ないと思いますけど、

加藤諦三:
向かいの奥さんの、あの、話からするとお・・

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに・・あなたの奥さんのお姉さんの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
やったことに違いないとあなたは思っていると。
んで、

相談者:
はい・・思ってます。ま、あの・・

加藤諦三:
思ってると。

相談者:
鍵も・・ある・・

加藤諦三:
だけど、それも警、警察に、連絡をしたと。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど、まあ、いろいろと難事件で・・ま、本当に盗難、あの、盗んだとなるためにはあ・・裁判まで行くと。可能性があると。

相談者:
そう、そうですね。&#△%

加藤諦三:
だからそこまでし、てけ、あの、しないで・・

相談者:
はい

加藤諦三:
返してもらえる方法はないのか?ということですね?

相談者:
はい・・はい、何かいい方法はね?

加藤諦三:
うん

相談者:
と、は、案じてるんですけど。

加藤諦三:
はい分かりました。今日はあの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
スタジオに弁護士の野島梨恵先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、ありがとう・・はい、すいません。

(回答者に交代)

「お向かいから知る空き巣犯は妻の姉。解決は警察沙汰か胸に仕舞うかの二択のみ」への1件のフィードバック

  1. テレフォン人生相談は聞くが、妻の訴えには聞く耳もたなかったんだな。

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