家庭内窃盗の初動ミス。エスカレートする外面のいい無職25歳の大胆不敵
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい(咳払い)よろしくお願いいたします。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
はい
(大きく息を吸って)このねえ?、ま、お金に関して、の・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう、不正、的なね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
態度。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいで・・それを認めないと・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いう・・これだと・・社会での・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
追い込まれ方が、早あいんだよね。
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
うーん
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
例えば、性格に問題があって・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そのいろいろあって・・人と会うのが怖いとか・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
言っても、なんか騙し騙し、やっていって、中には・・分かってくれる人もいるとかで、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
えー、人生に追い込まれ・・る前にね?、それほど、人生も、嫌なもん、だけでもないんだなっていうことが段々分かって来たりして、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
生きる縁(よすが)が見えて来るもんなんだけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
この、お金に関してこう・・おー、ぬ、ま、盗み癖っていうかね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
どんなにほかに(苦笑)・・いいところがあっても・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
追い込まれるのが早いよね。
相談者:
はあー
マドモアゼル愛:
実際25だよね?だって。
相談者:
はい、はい
マドモアゼル愛:
早いよね?だからね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これだと、このままだと、人生まったく見えなくなるじゃない?
相談者:
はいそうです。
マドモアゼル愛:
ね?、そいで・・世間では家庭に問題があるとか親に問題があるのかもしれないとかと思われるかもしれないけど、どうも、僕・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういうことと違うと思ってんですよ、実はね。
相談者:
あ、はい
マドモアゼル愛:
本当の原因て、い、いうのは・・ま、これ・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
心理学の世界でもちょっと違うと思うけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
深く・・生きる物がないとき・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう素養を持ってる人は容易にこうなるんですよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
何か人生を賭ける・・何か、自分でこう、これだけは突き詰めたいと・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いうような目標とか、そういうときは、ピタっと止まるんですよ、こういう人って。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なので、もし家庭に原因があるとした、ならばね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でもほかの・・あの、決して僕はそう思いませんよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも・・お父さんやお母さんが・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何か・・途轍も、なく、何か深い物に触れているとか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何か真実を(苦笑)、ま、大げさに言えば真実を追求しているとか。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう・・物をちょっとでも、ふ、何か、あ、そういう生き方があるんだ、というのが分かる、っているだけでもね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こういうことって、なくなるんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なのでね?・・これからどうしろって言ったって難しいけども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
この人は理解力ありますよ。彼は。
相談者:
あーそうですか。
マドモアゼル愛:
ん、うん、話は、だって、分かるわけじゃない?
相談者:
はい、はい
マドモアゼル愛:
ね?、だから・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
機転も利くし、身の回りの世話も焼くし、ってことになるわけよね。
相談者:
はい、はい
マドモアゼル愛:
そこでね、僕はね・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱり深い話をすべきだと思うの。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
例えば「お前がやったんだろ」、「やらない」
「お前がやったんだろう」、「やらない」っていう、そういう、ん、流れに持って行かないで。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「わたしは」・・「こういうことだから」・・
相談者:
うん・・はい
マドモアゼル愛:
「悪いけれども、お前がなんというのは、お前がやったと思っている」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
別にそれ、それだったら、いー、そん、否定しようがなんだろうが「わたしはそう思ってるんだ」って話じゃない?
相談者:
はい・・はい
マドモアゼル愛:
そしてわたしは・・あ、ま、母からすればね?
「お前の人生は行き詰まると思っている」
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
確かにそうだよね?
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
うん、そいで・・お前が、どこかに・・行って仕事ができないと、い、またそこで嫌な思いをすると・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いうのも・・結局は、体裁だけを考えているとか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分が金持ちに見られたいという見てくれだけに・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
つい心が奪われちゃうとか。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう・・その、弱さゆえに、できない・・ま、そこら辺、お母さん考えてみてくださいよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なぜこの子が続けられないのか?って、僕よりもお母さんのほうは見てれば分かると思うのね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ていう、お母さんの、本当の心情っていうの?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
を、深い話をすべきなのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その、いい、悪い、やった、やらない・・「どうすんだ?」っていう、そ、それって表面の話じゃない?
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
うん。この子の未来を思えば・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お前はきっとこうなると思う、っていう、母の話は・・重たい話になるよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
否定したっていいんですよ。
「わたしはそう思ってんだ」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
だから・・そのこと自体が・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
深い物に触れたことになるわけよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そして始めて・・自分がやっていること、このままじゃまずいっていうことに・・やっぱり気づいていく。今は・・この方法しか彼が生きる・・やり方がなかったんじゃないかな?と思うのね。
相談者:
ああ
マドモアゼル愛:
人前に行くと見栄を張っちゃって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
未来を作れないんですよ、だから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうすっと、許してくれる側の人にいる以外の人生がないんですよ、今。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だからお祖母ちゃん、もしくは前は彼女だったわけよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも彼女には、すぐ見破られて・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
捨てられちゃったわけですよ。
相談者:
あ、はい、そうですね。
マドモアゼル愛:
ね?、だから、結局甘えさせてくれて・・不正すら許してくれるようなところでないと、生きていけないっていうことになるわけですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これもちゃんと「お前はそういう世界でしか生きていけなくなると思う」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「でもお祖母ちゃんは今85だ」と。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
それで、「わたし達はそういう生き方を許さない」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「そうすっとお前はどうやって生きていくんだ?」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱり投げかけですよ。
相談者:
投げかけ?はい
マドモアゼル愛:
うん、だからいい悪いじゃなくて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
深い話にしてもらいたいんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
・・そうすると・・彼は、一々「その通りだ」と思うはずなのよ。
相談者:
あーはい
マドモアゼル愛:
うん
そうすっとやっぱり・・考えの視点が?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
目先から、人生とか、生き方とか、今後、っていう方向に始めてそのとき向かっていくような気がするんですよ。
相談者:
あーあ、うん・・なるほど・・
マドモアゼル愛:
だからお母さんも、深く考えてもらいたいの。目先の前・・結局・・目の前にある・・その、お魚を猫が奪っちゃうような・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう人生しかなかったんですよ、彼にはね?今。
相談者:
あーあ、はい
マドモアゼル愛:
それが・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
結局残ったもんは、それだけの世界観だからですよ。
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
「こういうケースって一生直らないよ」って、みんな言うんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
深い物に触れたときって、変わるんですよ、人間って。
相談者:
あー、そうですか。
マドモアゼル愛:
うん。だから・・
相談者:
あ、そ・・
マドモアゼル愛:
例えば・・これが生き甲斐だっていう物を持てば・・ピタってこういうことはなくなるんだよね、ほんとはね。
相談者:
あーあー
マドモアゼル愛:
ん、せめてだからお母さんが、「お前のことを深く考えてるんだ」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そして「このままではわたしはこうなると思う」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
本人だって、わ、頭がいいから分かりますよ、「そうかもしれない」と思いますよ。
相談者:
はい、はい、はい
マドモアゼル愛:
・・そうなるとお母さんも彼・・と、同じ・・事実の立場に立つわけだよね。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
そうすっとはじめて彼は・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
変な話、孤独でなくなるんだよね。
相談者:
・・(息を吸って)なるほどお・・
マドモアゼル愛:
うん
「お前がやっただろ」、「やってないよ」
「お前がやったろ」、「やってないのよ」ってうちは、孤独なのよ、彼は。
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
ね?
そうすっとやっぱり、嘘でも多少なりとも真実に触れてるから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分というものをスタートさせる基盤っていうか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
土台が、おぼろげに・・これまでじゃダメだなっていうことが分かって来ると思うの。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
その役はやっぱお母さんしかできないよ。
相談者:
あ、そうですか。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
大役っていうか(苦笑)・・
マドモアゼル愛:
大役ですよ、そりゃ、しょう、そう、そうよ、勿論。
相談者:
あ、う、はい、そうですよね。はい
マドモアゼル愛:
それから、お姉さん達。
相談者:
はい・・お姉さん、はい
マドモアゼル愛:
「お姉さん達は『わたし達のお金は盗ってない』って言ってる」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「偉かったね」と・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
言ってあげなさいよ。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
うん。「お姉ちゃんのお金を取ってない。偉かったね」と。
相談者:
はい。あ・・
マドモアゼル愛:
それは。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから・・これも彼の気持ちが分かったことになるじゃない?
相談者:
あー、はい
マドモアゼル愛:
ね?
世の中には・・俺が知らない世界があったんだっていうことを・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
分からない限り・・次の・・足場の、彼は見つけることできないと思う。
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
そのお役は、やっぱお母さん頑張ってもらうしかないなと。
相談者:
あ、あー、はい
マドモアゼル愛:
そのとき、お母さんの・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
正直な思いを伝えることだと思います。
相談者:
・・あー
マドモアゼル愛:
「お前がやったんだろう」、認めさせるんではなくて。
相談者:
なくて、はい
マドモアゼル愛:
お母さんの、正直な・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
思いを伝えることだと思います。
相談者:
あはい
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
分かりました。
マドモアゼル愛:
はい、え
相談者:
でもやってみます。
マドモアゼル愛:
え、ぜひね、また・・
相談者:
もうありがとうございました。
マドモアゼル愛:
え、とんでもないです。あのお、柴田先生にまた聞いてみたいと思います。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
愛先生は悠長なこと言ってるなあ。
アルコール依存とかに置き換えるとわかりやすいんじゃない?今回の話はそういう依存症を説教だけで治そうとしてるようなもの。説教されて強い意志で自力で依存症を克服できる人なんてそういないって。そういう一握りをこの息子に当て嵌めようとしたって変わるわけがない。だからみんな「こういうのは治らないよ」って言ってアルコール外来に行って強制力のある手段で治しに行くわけ。
この相談で言えば、窃盗の対象である祖母の財布を金庫にでも閉まって断つべき。その上でご飯も提供しないとか強硬な手段に出ないと働きに行かないでしょう。それか盗んでる証拠をきっちり抑えて認めさせて、窃盗症のメンタルクリニックを受けるとか。もう25なんだから説教の時期は過ぎた。それでも親としての責任を全うするなら「お前は認めないけど私はやったと思ってる」で済ませてる場合じゃない。
回答者としては、はっきり治りませんとも言いにくいんでしょうが、まずこのようなケースでは治らないと思います。犯罪者になりませんように
絶対伝わってない・・・
お金を盗む人は泥棒です。犯罪者です。
社会の中で生きづらいと思っている個性的な「変わり者」ではありません。
いつか他人のお金に手を出すでしょうね。
この手の話の時、
絶対、財布とか目の届くところに置いてる。
まず、金品は、絶対盗られないところにしまうこと。日々の食料品代だけを財布に入れるようにして、あとは金庫にいれること。
マド愛は、悠長なこと言ってるけど、なかなか本当に改心するのは難しいと思う。
治らないよね。こういう人。
しらを切り通すとかよっぽど。
恐らく小さい頃に片鱗は見えていたはずだけどなあ。
ちょっと手遅れ感。
簡単にお金を盗んでいて、しらばっくれている人をいまさら、改心させられる人はいないと思う。もう25歳の立派な大人。働くこともせず祖母のお金をくすねる。悩んでる様子は、よくわかるけど、ずっと前から(盗み癖)は、わかっていたのに、、。息を吸うように、盗んでしまう人を諭すのは、難しいと思う。
うちも息子27歳が同じような感じです。
祖母の預金を勝手に引き出し、姉の部屋に入って本やゲームを持ち出し…いまは家出して車中泊してます。
2年前くらいに難病に罹患してることがわかり、期間雇用だった仕事も続けられず解雇になり、1年ほど無職です