元妻にアプローチする男が本質突かれ口ごもる。浅い反省に釘刺す野島梨恵
(回答者に交代)
野島梨恵:
もしもしい?
相談者:
あ、もしもし?
野島梨恵:
はい、えーと、お話を伺いました。
あなたは・・なんで・・彼女と・・再婚したいんですか?
相談者:
・・あのお、(ため息)、やっぱりまだ・・好きという・・感情ですかね?
野島梨恵:
まだ好き?
相談者:
はい
野島梨恵:
うーん
相談者:
&#△%
野島梨恵:
まだ好きならあ・・
相談者:
はい
野島梨恵:
なんで離婚しましたあ?
相談者:
んん・・正直、僕も・・そうですね・・
野島梨恵:
なんで、
相談者:
はい
野島梨恵:
「別れよう」ってなったときに・・
相談者:
はい
野島梨恵:
ま、「離婚しよう」って感じになったときに、「いやまだ好きだから」、ていうふうにそのときは思わなかったあ?・・それともそのときもまだ好きだったけれども、別の理由で別れた?
相談者:
ん・・そうですね、好きだったっていう感情もあるんですけど、
・・・・んん・・んん、て、ま、嫌いになってた部分も・・も、あったので・・
野島梨恵:
・・うーん
相談者:
・・
野島梨恵:
なんか、ね?
相談者:
はい
野島梨恵:
あなたのお話を伺っていると・・気になってんのが、じゃなんでね?・・別れたくない・・離婚したあとでも、こうやって今でも、
「あー、もう1回、一緒になりたい」「やっぱり好きだな」って思うほど好きな奥さん・・に対して、一緒に住んでたときに・・何度も「もう別れよう」なんていうこと言っちゃったのか?
相談者:
・・はい
野島梨恵:
「心にないこと」って・・おっしゃったけど、
相談者:
・・はい
野島梨恵:
聞いてるほうからすると、相手の口から出た言葉なんだから「ああ、そう思ってるのね」と・・いうふうに、まあ、見えますよね。
相談者:
・・はい
野島梨恵:
「あ、別れたいのね」と。
相談者:
・・
野島梨恵:
それそう相手が受け取る、あなたが「別れよう」って言ったら・・相手は、あなたが・・別れたいんだなっていうふうに受け取る。それは分かりますよね?
相談者:
・・&#はい、普通・・
野島梨恵:
うん
相談者:
ま、そうですね。
野島梨恵:
「あ、そう」っていうふうに・・なる・・
相談者:
・・はい
野島梨恵:
で、あなたはそうなってほしくないのに・・なんで・・心にもないことを・・普通、心にもないことって言わないじゃないですか、言うことって心にあることを言うので。
なんで心にもないことを言っちゃったんだろう?
相談者:
・・・・ん、うーん・・ん、&#、そうですね。
野島梨恵:
それは・・
相談者:
あ、はい
野島梨恵:
もしかするとお・・あなたは、こう言えば奥さんは自分ん、の、思う通りに変わってくれるかもしれないとか、
相談者:
・・
野島梨恵:
ね?
相談者:
はい
野島梨恵:
こうふうに「別れよう」って言えば奥さんはちょっと変わってくれるかもしれないっていう、奥さんに変わってほしいっていう思いとか、
相談者:
・・
野島梨恵:
或いはそうふうに言っても奥さんは本気だと取らないで分かってくれるだろう、みたいな奥さんに対する甘えとか、
相談者:
はい
野島梨恵:
そういったものが・・あったんじゃないのかしら?
相談者:
・・はい・・そうですね、ありました。
野島梨恵:
や、むしろそういうあなたの甘えに疲れちゃったっていうのはあるんじゃないのかな?と思います。
相談者:
あー、甘えに・・
野島梨恵:
うーん
相談者:
はい
野島梨恵:
もう1つは、その・・こうふうに言えば奥さんも・・変わって、は、ある意味、反省してくれるだろ、変わってくれるだろうみたいな?、そういう思いが・・もしもあったとすると・・それは・・そういう奥さんをあなたが受け入れていない?
奥さんを変えようとしているっていうことでしょ?
相談者:
・・はい
野島梨恵:
それはまあ・・嫌だったんだろうなとは思います。
相談者:
&#△%、はい
野島梨恵:
な、それを「モラハラ」っていうふうに表現するかどうかは別として、
相談者:
はい
野島梨恵:
ま、そういうところが嫌だったのかな?とわたしは、推測します。
相談者:
・・あー
野島梨恵:
うん
でもう1つはあ・・その「もう1回成長したい」、ん、みたいにね?おっしゃったじゃないですか?
相談者:
はい
野島梨恵:
あなたの言う成長っていうのはどういうことなんだろ?
相談者:
・・あのお・・その、言い合いになった際に・・
野島梨恵:
うん
相談者:
(ため息)あのお、頭がいっぱい、ですね、真っ白になって、
野島梨恵:
うん
相談者
で、もう・・相手を貶めるような・・言葉、を選、ぶんですね。
野島梨恵:
うーうーん
相談者:
で・・あ、なんていうですか、&#△%合い・・勝つためだけに・・発言するみたいなところ、は・・
野島梨恵:
うーん
相談者:
気持ちが&#△%あの、その、冷静になって考えると思います。
野島梨恵:
うーん、それは、とても大事なことですよね。
相談者:
・・
野島梨恵:
相手に、こう言ってやりたいとか、ああ言ってやりたいと思うことって・・99%言わないほうがいいことなんです。
相談者:
あ・・&#
野島梨恵:
ま、そこは・・ね?確かにおっしゃる通り・・一旦、グッて飲み込むっていうのはあ、大事なことだし、それができるようになるのは成長したってことだとは思うんですけど、
相談者:
・・はい
野島梨恵:
ただ・・彼女のほうはあなたが成長したら・・受け入れるつもりはあるんだろうか?
相談者:
・・ふん・・ん、それは・・そ、そうですね、分からないですね。
野島梨恵:
うーん
「君が今そういう気持ちなの分かるけども、僕はまだ好きだし」・・ていう話はまだされてないわけですよね?
相談者:
・・は(わ)、えー・・
野島梨恵:
しました?
相談者:
はい
野島梨恵:
ふうーん。したらなんて言ってました?
相談者:
・・え、あのお、そういう、「今はそっとしておいてほしい」と・・言われました。
野島梨恵:
うーん
相談者:
「放っといてほしい」っていいますか・・
野島梨恵:
うーん・・それを聞いてどう思いました?
相談者:
・・ん、あ、あの、そっとしといてあげたほうが・・今は・・友達として・・会うことが・・
野島梨恵:
うん
相談者:
しかないのかな?と思ってます。
野島梨恵:
うん!・・それでいいんじゃないですか?
「そっとしておいてほしい」って言うんだったら、そっといてしておいてあげたほうがいいし、
もしも、もう一度ね?・・その男女の関係に戻って、
それよりさらにもう少し発展して・・もう一度婚姻するなり・・一緒に住むなりってしたときには・・じゃ自分はどうしてあげられるのか?、逆に言うと前のようにならないためには何をしたらいいのか?・・ていうどうしたらいいのか?ってことをもう少し深く・・掘り下げられたらいいのかなあ?とは思いますけどね?うーん。
相談者:
・・うん・・はい
野島梨恵:
今その離婚されて・・なんとなく寂しいし、やっぱり好きだしって思ってるかもしれないけれども、もしかしたらね?もしかしたらですけども、
相談者:
はい
野島梨恵:
もっと、その・・ね?気の合う女性も出て来るかもしれないんだから、
相談者:
はい
野島梨恵:
ま、前のことは前のことで、
あの、あなたとしてもう少し成長したいと思ってらっしゃることはとても大事だと思うけども、あんまり彼女さんにこだわり過ぎると・・
相談者:
はい
野島梨恵:
元彼女さんも、もしかしたら・・負担かもしれない。
相談者:
はあ
野島梨恵:
うん、だから・・それこそ・・あんまりそうふうに思い詰めずに・・ある意味そっとしておきながら・・ね?遠くからこう・・そっとしておきながら・・今までの結婚生活や、自分の至らなかったことや、もしも今後そういうふうになったら、どうするふうに自分が、しようか?、それができるだろうか?ってことを・・考えられたらいいんじゃないですか?、うーん
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
野島弁護士は普段淡々とした口調の方なのに、今回は声に怒気が込められていた。管理人さんの仰せのとおり、野島弁護士すら怒らせたのでアウトな案件である。モラハラを自覚できているか、他人に指摘されてしまうかで大きく異なる。相談者としては・・・と言うより、モラハラ男が元妻に執着する理由。家事要員とサンドバッグ役の欲求と、元妻が自分より先に行くのを阻止したいがため。本当なら友人として付き合うのもアウト。
野島弁護士が相談者の鍍金を徐々に引きはがす様子が面白かった。「野島先生、やってください!」と思わず叫んでしまうほど。
この相談者のモラハラは、別の人と結婚しても、きっと変わらない。
相談者の会話を読んだだけで、うわっ、こんな男嫌だ、と思った。
元奥さんは、絶対に元サヤには収まらないだろう。
相談者は、結婚しない方がいい。