不倫娘が奥さんに払う慰謝料に不満な母親。ダダ下がり相場における戦術とは?
テレフォン人生相談 2020年12月25日 金曜日
起こし始めてだいぶ経つが、相づちにいちいちビックリマーク!を付けねばならなかったのは初めて。
ふうん、そうなのかあ。
いや、不倫の慰謝料。
離婚慰謝料相場上限が300万というのはよく聞くが、今回のは不倫相手の配偶者に支払う慰謝料。
金額に影響を与える要素としては、不倫以前の原告側の夫婦仲、被害の影響(婚姻継続、別居、離婚‥)、悪質性(期間、頻度‥)など。
いずれにしても、これが低下傾向っていうのは初めて聞いた。
朗報?(笑)
でもなぜ?
昨今の風潮と逆を行っているような。
訴訟を減らしたい裁判所の思惑なのかしら?
たとえそうだとしても、あまり効果はないもよう。
大迫恵美子 「向こうにしてみれば、お金云々ていうよりも、辛い思いをさせられたのでお嬢さんにも辛い思いをしてもらわないと釣り合いが取れないという気持ちが強い」
これはきっとそうなんだろうなあ、と思ってた。
で、これを受けての法廷戦術。
いかに相手方の怒りを鎮めるか?
既婚を知らなかったのなら話は別だが、些末な主張をして相手方と裁判官の心証を悪くするよりも平身低頭で臨めというリアリスト大迫恵美子弁護士。
さらに、こっちの夫にも親友とやらに対する慰謝料請求権があって、もし訴えれば家計としてはプラマイゼロ。
減らしたい裁判所の気持ちは分かる。
相談者: 女70歳 夫70歳 長女46歳 長男44歳 同居の次女41歳 三人暮らし
今日の一言: 能動的な人は放っておけます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はいっ!
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はいっ!、よろしくお願いいたしますう。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
はいっ!・・70歳です。
加藤諦三:
70歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
70歳です。
加藤諦三:
同い年ですか?
相談者:
はいっ!
加藤諦三:
で、今お2人で暮らしてんの?それとも・・お子さん、と一緒ですか?
相談者:
今・・2名ですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
今2人で暮らしてるわけですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは・・いらっしゃんの?
相談者:
3名おります。
加藤諦三:
あーそうですか・・
相談者:
はい
加藤諦三:
何歳ぐらいですか?3人。
相談者:
46歳
加藤諦三:
はい
相談者:
40・・4歳
加藤諦三:
はい
相談者:
41歳
加藤諦三:
はい分かりました。そいで、どういう・・
相談者:
はいっ
加藤諦三:
相談ですか?
相談者:
はいっ
長女、長男、次女ですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
41歳、次女が・・戻ってきました。2週間前に。
加藤諦三:
ということは、結婚していたという意味ですか?
相談者:
はいっ
加藤諦三:
はい
どのぐらい結婚していたの?
相談者:
4年
加藤諦三:
4年?
相談者:
はいっ!
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
いません。
加藤諦三:
いません。
相談者:
はいっ!
加藤諦三:
要するに、1人で戻ってきたっていうことですね?
相談者:
はいそうです。
加藤諦三:
はい、そうすっと今3人で暮らしてるわけ・・
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい、はい
はい、それで?
相談者:
次女がですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
旦那さんになる方のお・・
加藤諦三:
はい
相談者:
親友と、何か不倫をしたっていうことなんですね。
加藤諦三:
あー、はあ
相談者:
それが・・もう1人の・・その旦那のお友達、男子ですけど、その方に、
加藤諦三:
はい
相談者:
その、男子が、相談したそうなんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、明るみに出まして、
加藤諦三:
うん
相談者:
今「離婚したい」って戻ってきたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
その旦那さんは・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの「戻って来なさい」って言ってるんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
「やり直しましょう」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
次女としては、「やり直せない」って言うんですね。
加藤諦三:
要するに、あなたのお嬢さんのほうは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
もう、この結婚が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
破綻してると、夫が好きじゃないということね?
相談者:
そう、そういうことですね。
加藤諦三:
そういうことですよね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、その相手の・・方も、結婚してまし、て、
加藤諦三:
相手というのは?夫の親友という意味ですか?はい
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
これが?
相談者:
その妻たる人が・・
加藤諦三:
はい
相談者:
うちの娘に電話やら、メールやら寄越しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
今度は、慰謝料の請求の文書を送って寄越すっていうことなんですね。我が家に。
加藤諦三:
文書を、送って寄越すということで、今、別に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
何かが送られてきてるわけではないんです・・
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、もしその、文書が来ましたら、慰謝料なる物を払うべきなのか?・・
加藤諦三:
あー
相談者:
どうなのか?っていう相談です。
加藤諦三:
あ、あー、なるほどね。
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃあ、今日の相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
こういうことが起きてました、どうしましょう?っていうんじゃなくて、こういうことになるかもしれないけれども・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのときはどういう・・
相談者:
はいっ
加藤諦三:
ふうに対処していいでしょう?っていう・・
相談者:
はいっ!そうです、そうです。
加藤諦三:
そいで、あなたの・・お嬢さん、41歳のお嬢さんは、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう・・元に戻るつもりはない。
相談者:
はい
加藤諦三:
この結婚は終わりと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いうことですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で当然この・・夫の親友という人を好きなわけですよね?
相談者:
いえ・・それも・・別段、続ける、つもりはないそうです。
加藤諦三:
あー、そうですか。
相談者:
ええ
加藤諦三:
そうすると、まあ、これはなんか、ご本人じゃないから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ちょっと・・はっきりしたことは言えないでしょうけど、
相談者:
そうですねえ・・はい
加藤諦三:
まず夫は好きではない、もう。
相談者:
はい
加藤諦三:
でその夫の親友も、それほど好きではない。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、この親友の奥さんから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
慰謝料が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
来そうだと。
相談者:
はい
加藤諦三:
請求が来そうだと。
相談者:
はいっ・・はいっ
加藤諦三:
どうしましょう?ということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の大迫恵美子先生がいらしてんので、
相談者:
はいっ!
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はあい、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
娘が夫の親友と関係。
そのトンデモな行いを親として恥とするでもなく娘だけ慰謝料で割食うのは気に入らないとはどんな了見だろう。
どうせ両先生のアドバイスなど右から左なんだろうな。
はーい、わかりましたー
絶対全然わかってないよなー
返事が元気だった。
ハイっ!
甲高い声で はい!はい!はい!
‥内容が入ってきませんでした(笑)
この親にしてこの娘有りか。
所詮、自分のことしか考えられない自己中だな。
とっとと娘の預貯金から親友の奥方と自分の亭主に謝罪させて慰謝料払わせてリスタートすれば。
「娘だけ割を食うのはおかしい・・・」
現実問題、同じ生活圏で不倫男女が居た場合、女の方が割を食うケースはままある。社内不倫で女は退職、男は左遷に留まる・・・みたいな。芸能界での実例は、東出は仕事が辛うじてあるけど唐田は一年干されてからの場末からの再出発、とか。
案外、娘の方は割り切っているんじゃないかな。だからこそ再就職しているし。相談者の方が煮え切っていない。大迫先生の問いかけに「ハイッ」じゃなくてモゴモゴ。「娘の不倫相手も悪い」に加えて「娘の旦那も、不倫相手の妻も配偶者を繋ぎ留められなかったから悪い」と言いたかったとか。
なんとなく、ただえさえ火傷した娘の背中を打ちそうな勢い。加藤先生の通りに「ほっとけ」な案件。
相談者、やけに想像力の欠けた方かも
自分の長男や長女が逆の立場になったらどう思うか想像できないのか
長男、長女が結婚していない?!
私の方が想像力欠如かもしれませんね
慰謝料相場が下がったのは朗報。
そもそも心が離れたらオシマイなのが婚姻、金とろうなんて卑しいよ。
結婚契約やプリンの定義をコツコツ説明とか小馬鹿にされてて草。