120人中80番で狙う偏差値45の公立。リビング離れない中3長女にアセる父親
テレフォン人生相談 2021年2月4日 木曜日
中3の冬休み明けに相談することじゃないような気がしないでもない。
在宅勤務の影響かしらねえ。
家に居ていいけど、娘たちの方は見ないで。
奥さんだけを見て。
求められたときだけ父親やって。
偏差値45は120人中なら83番。
80番の娘さんは合格します。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男43歳 妻41歳 長女中3 次女小5 三女小3
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
柴田理恵:
はい、今日・・
相談者:
よろしくお願いします。
柴田理恵:
はい
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
・・長女お、の、受験勉強のことについてなんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
中学校3年生なんですけど今。
で、高校受験がもう、間際に来てるんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、勉強してないわけではないんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、相当、親として見てて、足りないなというふうに?
柴田理恵:
はい
相談者:
は、思ってまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
なんですか、もう今更ちょっと勉強させえ、ることは無理かな?とは思っては(含み笑い)いるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
こう、どういうところにその原因があるのかな?とか?
柴田理恵:
ああ
相談者:
そういうことをちょっとまあ、感じてます。
柴田理恵:
ああ、えっとあなたおいくつですか?
相談者:
わたしは43歳です。
柴田理恵:
43歳、奥さまは?
相談者:
は(わ)、41です。
柴田理恵:
ふんで、えっとお子さんはその中3の・・
相談者:
はい
柴田理恵:
女の子さんですね?
相談者:
おん・・
柴田理恵:
うん
相談者:
そうですね、3姉妹なんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
中3と、小、5と小3ですね。
柴田理恵:
じゃあ、長女の方の、受験なんて、初めての経験ですし、あれですねえ
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
あ、勉強・・しないって言ったって、
ある程度・・頑張ってらっしゃるんでしょ?
相談者:
(苦笑)いえ・・うーん、まあ、あの、3年間塾とか、家庭教師には行ったことがなくて、
柴田理恵:
はい
相談者:
まあ、親も、わりかし放任では、あったんですけど、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、とはいえ、一応その「塾とか行ったほうがいいんじゃない?」っていうのは、1年生に1回、2年生に1回ぐらいは言ったことはあるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、本人は、ま、絶対に行かないというような?
柴田理恵:
あーあー
相談者:
ま、頑として聞かない感じでして、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、それ以上別にそれ、ま、それ言うことはないんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
いずれは受験勉強し出すだろうなというのは、ま、思ってはいたんですけど、自分の経験も踏まえて。
柴田理恵:
はい
相談者:
・・で、まあ、12月の、ま、冬休みに入るときに、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、それまでも、もう、ほぼ勉強癖っていうのはないんですね、宿題・・しか。
柴田理恵:
うん
相談者:
宿題はまあ、してるんですけど、
柴田理恵:
あはい、はい、はい
相談者:
それ以外の勉強癖っていうのは、ま、元々なくて、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、ま、その冬休みに入ったときに、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま・・自分は、この「冬休みは勉強頑張る」と。
柴田理恵:
ふん
相談者:
急に宣言し出して、
柴田理恵:
ほお
相談者:
でえ、ま、「友達と誓ったから」と・・
柴田理恵:
ふん
相談者:
いうことをまあ言ってたんですね。
ま、ところ・・
柴田理恵:
ふうん、すごいじゃないですか。
相談者:
ま、ところがあ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、蓋開けてみると全然してなくて、
柴田理恵:
エヘヘ(苦笑)
相談者:
1月の3日、か4日ぐらいの時点で・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「どれぐらい、進んでる?」って言ったら、宿題がまだ半分も終わってなかったんですね。
柴田理恵:
あーあ
相談者:
まあそこでちょっとまあ、自分も・・「そんなんで高校、受かるの?」っていうふうな?
柴田理恵:
うん
相談者:
ことはちょっとまあ言ったんですけど・・
柴田理恵:
うん
相談者:
で、やっぱりこう・・「毎日何時から何時は」?
柴田理恵:
うん
相談者:
「勉強する時間として決めたほうがいいんじゃない?」とか?
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、そういうことはまあ、言ったんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、なかなか定着しなくて・・
柴田理恵:
あの、本人はなんて言ったんですか?、そういうと・・言ったら。
相談者:
ま、黙って聞いてて、ちょっと泣きながら?
柴田理恵:
うん
相談者:
「うーん」、ま、「分かった」いうよな?
柴田理恵:
うーん
相談者:
感じのことだったんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・で、もう1回話し合って、
柴田理恵:
ふん
相談者:
あの、まず「高校に行きたいかどうかの確認をしたい」と・・
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
いうことをぼ、くのほうからあ、言って、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、それは、も「行きたい」と。
柴田理恵:
うん
相談者:
で、じゃあ、今のままやったら、落ちちゃうかもしれないよね?っていうことで、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、本人、模試とかも受けたことがなかったので、
柴田理恵:
うん
相談者:
だから親もそんなに本人の、出来を把握もしてなかったので・・
柴田理恵:
うん
成績はいいんですか?
相談者:
いや良くないですね。
柴田理恵:
はあ、はあ、はあ
相談者:
あの、だから120人ぐらいの、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、生徒がいる学校なんですけど、
柴田理恵:
うん、はい
相談者:
その中で80番目ぐらいとか・・
柴田理恵:
80番目ぐらい?
相談者:
だから・・狙ってる学校は、
柴田理恵:
うん
相談者:
近所の、
柴田理恵:
うん
相談者:
3つぐらい・・その公立高校で・・
柴田理恵:
うん、あ
相談者:
選択肢があるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
その中で一番低いレベルのとこなんですよ。
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
で、まあ、偏差値でいうと、一応、ま、その40、5とか・・
柴田理恵:
ふん
相談者:
(苦笑)それくらいのとこなんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
そこに行ける可能性も、その、内心点とかいろいろ考慮すると、
柴田理恵:
うん
相談者:
どうなのかな?っていう、ところでして・・
だから・・
柴田理恵:
はあ、私立う・・の、学校は受けてないんですか?
相談者:
いやいや、私立の、高校の受験が2月の中旬にあります。
柴田理恵:
に、あ、あ、あるんですね?これから。
相談者:
そうそう、2月の中旬にあるんです。
柴田理恵:
あ、はい、はい、はい、はい、はい
相談者:
だから、もう、あと10日ほどで、
柴田理恵:
うん
相談者:
受験がある土日に、
柴田理恵:
うん
相談者:
宿題以外の勉強をちょっとしようとしないっていうのが・・その高校に行きたいという本人のお、も、あのお、明確な目標あるにも関わらず・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、その、勉強をしようという行動を取らないので・・
柴田理恵:
うん
相談者:
それがもう自分にはちょっと不思議でしょうがないというか・・
柴田理恵:
あー、奥さんはなんておっしゃってるんですか?お母さん。
相談者:
・・ま、「本人のことやから」?
柴田理恵:
うん
相談者:
もう「本人、がそうやって言うんやったら仕方ないんじゃない」とかっていうようなこと・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
言ってますね。
柴田理恵:
お母さんは割とこう・・あったかく見、見守ってるって感じなんですか?
相談者:
まあ、そういうことになるんですかね?
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
ま、僕が、なんか子供よりも・・心配、心配、心配っていう感じですね。
柴田理恵:
あー、あの・・ごめんなさい、なんでそんなに勉強させたいんですか?
相談者:
・・せめて高校には入ってほしいと思ってるからです。
柴田理恵:
うん、うん
入れる高校、だったらいいですね。
相談者:
そうです。
柴田理恵:
うん
相談者:
で、一番レベルの低い高校を選択してるんで、
柴田理恵:
んうーん
相談者:
それ以下はちょっとないんです。
柴田理恵:
はふうん・・
相談者:
・・心配ですよね、本当に。
柴田理恵:
もし、私立に受かったりして・・したら、私立にも、行かせて、あげたいなとも思ってらっしゃるんですね?
相談者:
もちろん・・
柴田理恵:
うん
相談者:
私立でも、ど・・こでも行ってくれればいいとは思ってます。
柴田理恵:
うん、ふん、ふん、ふん
相談者:
ただあ、目標があって、それに対してその行動を取るっていうのが?
柴田理恵:
うん
相談者:
自然な形かなと思うんですけど、
柴田理恵:
ううん
相談者:
うん、目の前の目標に対して、明らかにそれを放棄してるようにしかちょっと見えなくて・・
柴田理恵:
あー
相談者:
うん、つまりこう、親の目の前で、
柴田理恵:
うん
相談者:
リビングで平然とスマホで遊んだりとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
姉妹、と遊んだりとか?
柴田理恵:
うん
相談者:
ていうのを丸一日こう、見せつけるかのように繰り、繰り広げてる、感、じなんですよね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、ま、僕が心配してるはもう、たぶん明らかに分かってると思うんですけど、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、でも、僕もこう言っても、それが、本人の行動に繋がらないので、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、ずうっとこう、黙ってはいるんですけども・・
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
うーん、なんでなの・・ま、せめて、こう、自分の部屋にこもって何か?、まだ、こ、勉強しなくても?
柴田理恵:
うん
相談者:
あれやったらいいんですけど、なあんかこう、あー、よく分からないんですよね、行動が。
柴田理恵:
うーん
相談者:
うん・・ま、僕が1人で勝手に心配してるだけなんですけどね。
柴田理恵:
うん、じゃあ、え、今日のご相談は、娘さんが、なかなか、勉強しないんだけれどもどうしたらいいだろうか?っていうご相談でよろしいですか?
相談者:
そうですねえ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、もう勉強させるのは無理かな?と思ってるんですけどお(苦笑)
柴田理恵:
ふん
相談者:
ただまあ、自分に何かこう?・・今までの対応で?
柴田理恵:
うん
相談者:
よくないところが、あ、ったんであれば、やっぱその辺を今後改めて行かないといけないとは思ってますし、
柴田理恵:
あー・・そうですね。
相談者:
だからそれが次女三女にも繋がって行くと思うんで、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
ま、そういうこともちょっと知れたらなとは思ってるんですけども。
柴田理恵:
なるほど・・分かりました。
じゃ、回答者の先生に聞いてみましょう。
相談者:
はい
柴田理恵:
今日の回答者の先生は、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生です。
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
最近子供部屋の個室でなくてリビングで勉強すると良いとか聞いたことがあるけど、お仕事でお疲れだけど相談者さん娘さんとご一緒にリビングでお勉強を見てあげたら良いのではないでしょうか?
ご両親が教師でご自身も東京の一流大学へ行かれた柴田さんだからこそご自分の中学時代の勉強方法をお話されても良かったのでは?って思った。
勉強しろしろ言われても、今まで宿題だけで済ませた子にはそもそもどうやって勉強すれば良いのかわからないって言うのもあるんじゃないかなあ?
それでも授業聞いて宿題するだけであの成績なんだから、家庭教師でもつけて勉強の仕方を教えてあげれば、かなりアップして勉強が楽しくなるんじゃないかな。
私も図星だと思います
そして 子どもは 親の無意識よむ
まさに その通りだと思います
いまごろ勉強しろと言い出す父親に
子供だけでなく奥さんもビックリしてそう。
勉強しない子供より
お父ちゃんのほうがどうかしてるわ。
今更感に溢れているなあ。子どもの自主性とか目標意識なんてアテにならない。そんなの一部のほんとにデキる子だけ。だからおおらかに構えて完全にまかせる、または将来が心配なら強制的にやらせる、どっちかに対応を寄せなきゃ。今まで放っておいて直前になっておろおろしてたら情けない。高校受験には間に合わないけど高校からでも遅くないからきちんと親としてのスタンスを固めた方がよい。
この父親、自分は家族の為に頑張って無理して働いて帰って来たら、リビングで娘さんがマイペースに過ごしている事が気に食わないんでしょうね。
ー“土日も宿題やらずに過ごしている”。父親趣味はないの?ずっと家にいるのかな?それで娘が気になっちゃうのかな?つまらない大人ですね。釣りでも一人キャンプでもしに行って気分転換しなさいよ。
私からしたら、鬱陶しいオヤジだなと思うけれど、下の姉妹と仲良く過ごして、ウザ父親の小言にも反応してくれるなんて優しい娘さんですよ。
マド愛さん「何も言わない方がいいですよ」その通りです。この偏った父親思考は余計なお世話。
丁寧な言葉を選んでハッキリ伝えるマド愛さんの言葉でスッキリしました。最後の柴田さんの助言もホッとします。