釜山港へ帰れ。一人帰化した女が迷う冷たかった兄弟から25年ぶりの帰郷の誘い
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは
大原敬子:
あなた今、こんないいチャンスを・・そんな瑣末(さまつ)なことで・・
相談者:
うん
大原敬子:
今あなたは・・
相談者:
うん
大原敬子:
向こうから・・
相談者:
うん
大原敬子:
あなたが今まで思った鬱積(うっせき)したものありますね?
相談者:
フフフ(苦笑)
大原敬子:
その晴れ舞台は向こうが作ってるんじゃない?あなた。
相談者:
&#△ですか?
大原敬子:
なぜかというと、
そういう性格の人たちが・・正論を盾にして、「親孝行だから帰って来い」ってことは・・あなたがどうしても必要なんですよ。
相談者:
あーあー
大原敬子:
何を考えてるの、あなた。
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
わたしの出番が来たんですよ、あなた。
相談者:
そうなんです&#△(苦笑)
大原敬子:
ところであなた、国籍は今どちらになってるんですか?
相談者:
国籍、日本。
大原敬子:
日本ですか。
晴れ舞台・・
相談者:
あ、なんで国籍とったっていうと、子供の進学う、を、受験して、中学入ったわね、
大原敬子:
うん
相談者:
で入って準備、いろいろ処理、準備するとき、
大原敬子:
うん
相談者:
見たら、積み荷の中にわたしの名前がないんですよ。
大原敬子:
うん・・そうですか。
相談者:
それで、そのとき、子供も、わたしも、医学部行くつもりで、
大原敬子:
ええ
相談者:
このままではちょっと影響あるなと思って、1年頑張って・・人にも頼まないで、
大原敬子:
あ、すごいですね。
相談者:
翻訳して、
大原敬子:
はい
相談者:
(苦笑)ちゃんとした国籍もらいましたよ。
大原敬子:
あー、頭が下がります。
なぜかというと、
相談者:
うんうん
大原敬子:
あなたの中にね?
相談者:
はい
大原敬子:
一般的な考え方は、な、あなたこう思ってるんですね。まずね?
相談者:
はい
大原敬子:
今回ね?
相談者:
はい
大原敬子:
バチっ!と頭に来たってことはね?
も、あなたが一番帰りたかったんです。韓国に。
相談者:
そう!そう!そう!そう!そう!、そうなんです。
大原敬子:
でしょ?
きっとこう求めたと思うんですよ、
相談者:
はい
大原敬子:
向こうに行った。
相談者:
はい
大原敬子:
したら、「や、よく帰ってきたわね」って。「日本どうだった?」ってね・・
相談者:
はい
大原敬子:
もう、両手でね?
相談者:
はい
大原敬子:
歓迎をしてくれて、
あなたは左うち・・「いやいやいや、大変なの、苦労してね」って、苦労話を気持ちよく、楽しく話したい。
相談者:
あーー
大原敬子:
それをあなた求めていたの。でも・・
相談者:
そう!そう!、そうです。
大原敬子:
でも、「帰って来い」、轟々と言われたら、また・・あの25年前の、あれをあなたは、再体現したと思ってるんですね。
違います、これ。
相談者:
あー、&#△%
大原敬子:
あなたは今まで何に怒りがあるか?というと、
相談者:
はい
大原敬子:
向こうから関心も興味も持たれない・・ね?
相談者:
そうなんです。
大原敬子:
違いますこれ。
相談者:
・・
大原敬子:
平たく言うと、向こうも勝気ですから、言わないんですけど、
頭を下げて・・
相談者:
はい
大原敬子:
謝りたい気持ちを・・
相談者:
はい
大原敬子:
真意にあるんです。それが、親がね?
相談者:
はい
大原敬子:
「こんなになってるのに、なぜ帰って来ないか?」って、どうしても帰って来てほしいんです。
相談者:
そういう気持ちはあるんでしょうか?
大原敬子:
だって会いたくないと呼ばないですよ。
相談者:
わたし感じないんだもん(苦笑)
大原敬子:
いい?
相談者:
わたしが感じないから(笑)・・
大原敬子:
あなたに強制的にはしないです。
わたしだったらでいいですか?
相談者:
た、あん
大原敬子:
わたしは・・「はい!、帰ります」
相談者:
&#△%
大原敬子:
帰って・・
相談者:
はい
大原敬子:
25年前の話をしたときには・・
相談者:
はい
大原敬子:
「あれがあったから、今の幸せがあるんだ」と。
相談者:
あーあー
大原敬子:
カッコよく言いますね。
相談者:
あー
大原敬子:
そして、次の世代の、子供の交流を持ってきます。
相談者:
あ、はい、そうそうそうそう
大原敬子:
そうでしょ?、あなたそれを、ま、自分の中で損得であるんです。
でも自分の小ちゃなプライドが・・
相談者:
はい、そうなんです。
大原敬子:
でもわたしはね?
相談者:
はい
大原敬子:
向こうが、
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さんこんな状態よ」
相談者:
はい
大原敬子:
「帰っていらっしゃい」ったら、も、わたしは、「シメタ!」って。
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
これは・・
相談者:
はい
大原敬子:
わたしの晴れ舞台だと思って行きますね。
相談者:
あーあー
大原敬子:
すうごく優しく笑顔で。
相談者:
あそうなんですか。
大原敬子:
泣きもしないで。
相談者:
あーあー
大原敬子:
で帰りに泣きます。
相談者:
あーそうなんですか。
大原敬子:
こんなきょうだいがいて良かったって。
相談者:
うん
大原敬子:
そのときに、母に対するお土産は何か分かりませんけど、
きょうだいには一切買って行かないです。
相談者:
あーあー
大原敬子:
プライド持って入って行きます。
相談者:
あー
大原敬子:
で、愚痴も言わないです。
相談者:
あーあ
大原敬子:
そこで、きょうだい達は何を感じるかです。
あなたがお土産を持ってったら・・
相談者:
うん
大原敬子:
もうこれでおしまいなんです。
相談者:
・・
大原敬子:
あなたには悔しさもあったわけでしょ?
相談者:
・・あーあー
大原敬子:
お土産も持って来ないこの人が、母に会いに来たんですよ。
相談者:
うんうん
大原敬子:
で、あなたは絶対言葉でしゃべっちゃいけないの。
いかに怒りがあったのかってことです。
お土産を持ってったら・・
「あ、ま、すぐ簡単に来た、この人」だってなっちゃうんですよ。
相談者:
あー
大原敬子:
あなたは呼ばれたんです、招かれたんです。
堂々と行くべきだと思いますよ。そこにあなた・・
相談者:
でも一番心配なのは、そっちより、わたしの子供からね?
大原敬子:
うん
相談者:
なんでえ・・自分はあっちのお、自分の血縁関係の人たちに、会わせなかったなって、言ってないんだけど、
言う余裕もないんです。
大原敬子:
大体ね・・
相談者:
はい
大原敬子:
そうして、先走りする人は、
相談者:
はい
大原敬子:
そういう感情を出してるんですよね。
相談者:
そうなんです。ハハハハハ(苦笑)。
大原敬子:
あなたの中に、感情がですね、自分の意思と・・
相談者:
はい
大原敬子:
子供をうまく結託したいんです。
だから、自分は行きたいと思っても行けないときには、「子供だから」、って子供を利用して、自分の感情を治めてるんです。
相談者:
えー!、そうなんだ。
大原敬子:
あなたは絶対に・・向こうの、親類は・・褒め言葉を言わなくてもいいけど、「どう?」ったら「いいところだよ」っていうことは・・よく祖母言うんですよね、
相談者:
うんうん、はい
大原敬子:
取り返しのつかないことは・・一時的な感情をしゃべってしまうって。でも、自分じゃない第三者が・・
相談者:
はい
大原敬子:
向こうを、お花畑にしたかったら・・
相談者:
はい
大原敬子:
「いいところだよ」って。
相談者:
うん
大原敬子:
人間感情言ってはいけないって、よく、祖母言うんですよ。
相談者:
うーん・・
大原敬子:
そうすっと自分の中に・・
相談者:
はい
大原敬子:
あ、お花畑で、いいところで、「うわー!いいとこじゃない」と思うんですね。
相談者:
あー、そうですか。
大原敬子:
それをあなたが事細かくに、「このおじさんはこうだ、ああだ」ったら、もう、敵対関係ですよ?
相談者:
・・あー
大原敬子:
今あなたがすることは・・もしあなたが、自分の実家に帰るならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
舞台を作ってくれた努力があなたが花開いたんです。
相談者:
そうなんですか。
大原敬子:
素直じゃないな、あなたぁ。
強制はしないですよ、わたし。
相談者:
はい
大原敬子:
ただ、「え?、わたしはこんな言い方するけども、あの大原さんのあの言い方?・・ちょっとやってみようかな」と、思ったならうれしいです。
相談者:
いや・・もう、もちろん、ありがとうございます。
大原敬子:
(笑)もちろん
相談者:
そりゃ気持ちもありますし、聞いて、と・・
大原敬子:
うん
相談者:
聞かないと全然違うし、
大原敬子:
ありがたい。
相談者:
気持ちがね、何か、晴れ晴れえ!っていうか、あー、やる気が出るみたいな・・
大原敬子:
ありがたい。
相談者:
気がします。
大原敬子:
ほんとに?
相談者:
うん
大原敬子:
じゃあ・・
相談者:
うん
大原敬子:
専門家の加藤先生伺いますね。
先生お願いします。はい
相談者:
あ、はい、よろしくお願いしまあす、はい
(再びパーソナリティ)
儒教の国。
大原先生の「親に買っても、兄弟はにお土産は持っていかない」という具体的な案はいいと思いました。
きちんとした格好して胸張って帰ってほしいです。
あんまり喋りすぎないようにね(笑)。
日本で立身出世された相談者さん
韓国への里帰りを大原先生に勧められて最後の明るいお声にこちらも安堵したけど、その後ふと私の頭に不安がよぎってきた。
韓国の兄弟たちからお金の無心が
あるのでは?と。
兄弟たちへお土産を渡さない意味もなんだかわかるけど、それを不満に感じる兄弟もいるかもしれない。
大原先生でよかったですね。
読んだだけで音声は聞いていませんが、この相談者の気持ちはわかりやすかった!正直な人ですね。
大原先生の、兄弟にはお土産を買っていかないという、意地、プライドに、なるほど〜そういう考え方もあるんだな、と面白かった。
韓国の実家から逃れたかった一心で、たまたま日本にたどりついただけで、日本がとても好きでの国籍取得というわけでもなさそうだし、向こうの出方次第では、ずっと韓国に留まりそうだね。
すごく心が揺れてるから。
感情が表に出やすいだけなのか
それは?だけど。
旦那も韓国に縁がある人なんじゃないかな?娘も心は韓国みたいだし、一家で移住帰国できたらいいね。
その時は災害も多くて何かとゴタゴタしている日本の事なんか忘れて幸せになってください。
中途半端なままでは誰にも信用されないよ。
すぐに壊れるような自称架け橋
なんて初めから無い方がいいから。
この訛りが懐かしい。東北の方ですね。自分の出身もその辺です。ネイティブの訛りで日本語覚えたんですね、ま当たり前か。二十年前位までは農家のお嫁さん不足解消の為によく来られてましたよ。で決まって販促用のキムチののぼりが家の前に立ってました。
ネガティブなイメージがありましたが相談者さんは屈託のない人柄で聞いてて微笑ましい。実家に帰りたくなりました。
帰らない方が良いと思うのは自分だけか。尼崎や太宰府など、ターゲットを身内ぐるみで追い込んで監禁して始末する事件を思い出してしまう。相談者の実家が不気味でならない。母親も含めて相談者を家族ぐるみで阻害して、今度は「家族」を大義名分にして相談者に国境を越えさせる手間を掛けようとする。自分も金の無心を疑う上に、それ以上の闇が口を開けて待っているとすら疑ってしまう。進学資金を出し渋る程に相談者には価値が無いと言い切っていたのに。今更「家族の一員」と扱う掌返しがひたすら不気味。
相談者は凄く努力をされた方である。それだけに、家族の柵から自由になってほしいと思う。
村八分さんと同じく帰国反対です。
大原先生アドバイスの「兄弟に土産を買わずに〜」は日本人には通じるある種カッコいいやり方かも知れないが韓国人には通用しない。まず買ってこないことをずっと責められると思う。
韓国の儒教的思想は日本人が思うよりもずっとずっと厳しい。年上目上の人の言うことは絶対だし。飛んで火に入る夏の虫とばかりにノコノコ行ったらがんじがらめだよ。
似て非なる隣国。もう一度考え直してー。