子育て終えて娘息子と同居する女52歳の不安は片親の劣等感とやがて来る孤独
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はいどうも、こんにちは
相談者:
こんにちは
マドモアゼル愛:
はい・・ま、あの、ラジオ聴いていらっしゃる、方々もね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
えー、「よく分かるわ」思ってくださる・・人も結構いらっしゃると思うし。
相談者:
あ、はい
マドモアゼル愛:
「なあに言ってんの、わたしもっと全然苦労してるわよ、何言ってんの」と・・
相談者:
あーあ(苦笑)
マドモアゼル愛:
「しかも52?、なあに甘えてんの」なんて思う人も、いるんじゃない。
相談者:
(苦笑)
マドモアゼル愛:
そういう、お尋ねじゃないかなって気もするんですよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
具体的に今なんの不幸もないんだもん、だって。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
でも実際あなたとしては今・・確かに・・え・・でも働いてんだもんね、素晴らしいよね、それはね。
相談者:
・・は、はい
マドモアゼル愛:
え、そして、や、や・・それなりのやり甲斐もあるって言うんだから・・いいよね、だって状況が。
相談者:
・・そうで、しょうか・・
マドモアゼル愛:
うーん
相談者:
(苦笑)
マドモアゼル愛:
だからあ、すべてあなたのものの見方なんですよ。
相談者:
・・ああー(ため息)
マドモアゼル愛:
それ、ものの見方の中で・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
一番、間違ってるとこが、もしあるとしたならば、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
・・人生は幸福でないといけないとか。
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
人生は幸せで当然だと、思ってるからだと思うよ。
相談者:
・・あー(ため息)
マドモアゼル愛:
生きることは大変だと思う人にとってみたら・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あと、生きることは・・孤独なんだと・・
相談者:
ふん
マドモアゼル愛:
思う人にとってみたら・・すべて受け入れられることなのよ。
相談者:
・・うん、うん、うん
マドモアゼル愛:
あなた孤独を恐れてるし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
生きることの・・力も知らないし、
相談者:
ふん
マドモアゼル愛:
なので生きるということに対する真剣さ・・
相談者:
ふん
マドモアゼル愛:
というものは・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
感じられない。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
子どもが、結婚するときに、七五三のお祝いがって・・ずいぶん具体的に先のことまで・・
相談者:
(苦笑)
マドモアゼル愛:
心配してくださっちゃってるわけよ。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
心の安寧が、わざわざ自分でかき回してんだから、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
訪れるわけないよね。
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
だから・・これから孤独になると思うのよ。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
そこからあなたの人生がほんとは始まって行くんです。
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
そこが怖くて直面したくないから・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
子どもがいなくなったら・・だから今、子どもがお母さんの存在を・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
忘れて、
だんだんとその存在感がなくなって来て、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
1人で生きて行こうとしている姿を、今見てるわけですよ、お母さんは。
相談者:
はい、はい
マドモアゼル愛:
ね?
それは寂しいことですよ、本当に。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
それがわたしの人生の出発だって・・思い切って考えるしかないんだよ。
相談者:
・・あー、分かりました。
マドモアゼル愛:
そしたら・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
お祝いにどうのこうのなんて、なに、なくなって来るそんなことは。
相談者:
え?ほんとですか?
マドモアゼル愛:
うんだって(苦笑)・・どう見られるかっていうよりも・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
何してあげ、ようか、ていう、前向きな気持ちのほうが大きくなると思うよ。1人で、孤独の中で生きて行く人っていうのは。
相談者:
うん、うん
マドモアゼル愛:
だからねえ?・・形の上の安定を求めると、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
人って・・つまらない孤独に、なって行くのよ。
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
しかし孤独を最初から受け入れて行くと・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
やることに意味が・・見えてくんのよ。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
だからどっちが得か?って考えても、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
やっぱり外見の、形だけ、見せかけだけ・・で、幸福が・・あたかも、あるように思う、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
ま、1つの芝居人生だよね。
相談者:
うんうん
マドモアゼル愛:
これは母さん止めたほうがいいよっていう、きっと・・お子さん達思ってんじゃないかな?
相談者:
ふん・・
マドモアゼル愛:
そいでほんとに嫌だったらだって・・離婚しなきゃ良かったんだよ、だって。
相談者:
・・確かにそうです。
マドモアゼル愛:
うん
違った、生き方をしようとしたんだよね。
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
そしてそのベースになる仕事はちゃんとやってる人なんだよね。
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
だから、いい意味での用心深さもあるし。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
僕はね、強さもあると思うよ。
相談者:
・・あー、強さ・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
ありますかね?
マドモアゼル愛:
あるのよ。
相談者:
ハハハ(苦笑)
マドモアゼル愛:
だからやって来れたのよ、これまで。
相談者:
うん、うん
マドモアゼル愛:
だから、強いから、先のことまで心配できちゃうわけじゃない。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
今必死に生きてる人はそんなこと、考えられないもん、だって。明日、食べるお金がないなんていう人は考えられないもん、そんなこと。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
この仕事が明日クビになるかもしれないと思ってる人は、そんな、先の、孫のことまで考えられないもん。
相談者:
あーあ、そっか。
マドモアゼル愛:
うん
だからまず・・すごくいい・・状態、に、あって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そしてそれはあなたの能力が生んだ、1つの・・安心感のところまで今、ちょっと人生・・失敗でもないんですよ。ちゃんとうまく生きてるんですよ。ほんとに。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
みんな、こ、ほんとは孤独なんだってことが分かると、誰を羨む必要もないし・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
自分を蔑(さげす)む必要もないっていう・・生きてることに対する平等感が出て来んですよ。
相談者:
あー、分かりました。
マドモアゼル愛:
これが、人生を、支えてくれるんですよ。
相談者:
うん、うん、うん
マドモアゼル愛:
生きるという平等感の中で、まあ、しょうがないよね、わたし一生懸命やったんだからという、納得感が、自分の人生、素晴らしいとも言えないけれども・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
まあ・・良かったんじゃないかな・・て辺りで・・みんな・・納得して行くんじゃないかなあ。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
なんか、わたしは素晴らしい人生だったっていうと・・なんか、僕たち、君置いて行くよねって感じ(苦笑)・・
相談者:
アハハ(苦笑)
マドモアゼル愛:
なんかするじゃない?
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
うん
だから・・すごく有名な人でも腰が低い、とか、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
すごくお金持ちでも腰が低いとかっていうのは好かれるのはそういうことだと思うんだよね。
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
どっかに、平等感を持ってるからなの、生きることに対する寂しさの。
相談者:
うん・・そうですね。うん
マドモアゼル愛:
うん
それをやだ、やだと思ってたのが、あい、これまでのあ、今のあなたで。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
それは、そういうもんなんだってところから・・
相談者:
ああ
マドモアゼル愛:
自分の、人生を見つめると・・あなたの味が出て来るような気がすんですよ。
相談者:
(苦笑)
マドモアゼル愛:
それがみんなが、受け入れてくれるように思うんです。
相談者:
うんうんうん
マドモアゼル愛:
ね、ま、理想的な話になってしまったかもしれないけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ま、ん、事実を言ってると思うんです僕、はい
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
好きな人は今はいないと。
相談者:
いません。
マドモアゼル愛:
ご飯を食べたり?・・お酒を一緒に飲めて、友だちから・・始められたらいいとか、そんなことも考えないで。
相談者:
(苦笑)
マドモアゼル愛:
ある日突然(苦笑)、ある日突然なんか・・ぅあっと心を奪われるようなことだって・・そうなると出て来るかもしれないしね。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
ほんとに、何が起こるか分かりませんよ、人生って。
相談者:
(苦笑)
マドモアゼル愛:
ね。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
はい、あの、これからのプログラム?を、心配もいいけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
楽しみという意味でも、何が起こるか分からないと思います。
相談者:
(笑)
マドモアゼル愛:
ね。
はい、笑ってくださってありがとうございました。柴田先生に・・
相談者:
ありがとうございます。
マドモアゼル愛:
ね?また聞いてみましょう。
(再びパーソナリティ)
リアルタイムで聴いて、そしてツイッターも見ていたが、「相談者は法を犯した訳でも無いのに非難されんといかんことかな」と小首傾げた。ツイッターもYouTubeのコメント欄でも相談者の不幸を願ったり「311に流す放送がそれ?」と辛辣な内容のコメントが多かった。「聞いてくれるだけでいい」「はいどうぞ!」的な相談はテレ人で珍しくないし、ライトな内容もあって良いと思う。
相談者に関して言えば、一枚絵にあるように「空の巣症候群」かな。あとは「一般的な家庭」に成れなかった劣等感もあるように見える。不安は期待の裏返しで、実家暮らしの二人の子供に、名実共に巣立ちして欲しい期待の現れかも。
相談者を批判する人は、そういう相談者の「期待」が鬱陶しく感じられるのかもしれない。
私も空の巣症候群なので相談者さんの気持ちわかります。私は結婚する時に母子家庭だったので、婚家の両親への見栄のために母親は無理してお祝い金出したり必死でした。でもそれは平成の話で、もう令和だよ!取り越し苦労はやめて、前向きに生きていきましょう。応援します
子供がいなくて、夫も死んだ私から見れば
贅沢な悩みだけど、人それぞれ悩みありますよね
今まで人生というもの、孤独というもの、死というものを考えぬかずに、他人との関係や娯楽でごまかしごまかし生きてきてしまったせいですね。
そういう現実を知らなかったか、あえて見ないように生きてきたかはわかりませんが、まさにこれからが「ほんとうの意味での」相談者の人生が始まるんだと思います。とある瞬間にふと訪れる「このままひとりで死んでいくのかな」の心の悲鳴と闘いながらいきていくしかありませんね。
なんか棘のあるコメントだね。
一日一日必死に生活してると孤独や死なんて考えてなんかいられないよ。
ましてや娯楽でごまかして生きてきたせいとか、シングルマザーで頑張ってきた相談者には当てはまらないと思うが。
婚カツしたらいい
棘のあるコメントですねっての匿名さんに同感です。
人生や哲学考える時間は若者の特権で、生活追われてたらそんな考える暇はないですよ。匿名さんが言われるように、仕事から帰ったら家事して子育てしての毎日ですよ、寝るだけが幸せでしたよ私も。
考える暇がないまま 人生終われたら良いんですが‥
この相談者のように いったん考えちゃったら 気付いちゃったらどうすればいいのかな?マド愛のアドバイスのようなやり方で本当に 心 落ち着きますか?
よしみっちゃんさんのコメントに棘なんか感じないよ。
あれこれ言う人は気にしすぎ。シンママに限らず子育て中の人は、子供のことだけを考えて生きてる人がほとんど。娯楽や人生考えることくらいあるよ。自分の事はあとまわしってだけで後でとりかえすよ。シンママだっていろいろ。むしろ旦那や親戚の事考えずにすむし、恋も自由だよ。
この相談者さんは恵まれてるよ。