一遍に両親失くした男の立ち直りを妻は待てずともアクティブな癒やし方に太鼓判

テレフォン人生相談 2021年3月12日 金曜日

なんとなく薄情妻の流れ。
欠席裁判で傾いた針をせめて正午ぐらいに戻してあげたい。

老い先見えた親を歓ばせたい、安心させたい。
その気持ちや立派だけど、半分は弟への対抗心。
ダシに使われた方はたまったもんじゃない。

誰もいなくなった田舎に帰るなんて誰のためでもない100%エゴ。
妻を思えば選択肢にすら上がってこない。

 

散財の原資は相続で手にした小金。

バツイチなんて野島女史の言葉を借りなくても、どうかしたら未婚よりプラス評価。
しかも舅姑子なしと来てる。

気安く死んじゃいたいとか口にする猫を可愛がる自分大好きおしゃれさん。
野島女史の言うおかしな人まであと2回。

ナルシストだったと次の相手が気づくのは結婚後。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 野島梨恵(弁護士)

相談者: 男37歳 会社員 先月離婚して1人暮らし 1年前に父が他界 その1週間後に母が他界 弟は家庭持ち

今日の一言: 自分の人生を活性化する最も安易な方法、それは他人を巻き込むことです。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
と、37歳です。

加藤諦三:
37歳、結婚してます?

相談者:
えーとぉ、離婚しました、

加藤諦三:
離婚は、どのぐらい前ですか?

相談者:
先月う、になります。

加藤諦三:
あ・・離婚したばっかりですね。

相談者:
う、そうですね。はい

加藤諦三:
で、結婚どのぐらい続いたの?

相談者:
4年間の・・生活でした。

加藤諦三:
あ、4年間続いた。

相談者:
はい

加藤諦三:
で4年間の間にお子さんは?

相談者:
授からなかったですね。

加藤諦三:
あそうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、今、お1人で暮らしてるわけですね?

相談者:
う、そうですね、1人で・・やってます。

加藤諦三:
はい分かりました。
でどんな相談ですか?

相談者:
1年前に、

加藤諦三:
はい

相談者:
父が他界しまして、

加藤諦三:
あはい

相談者:
その1週間後に、

加藤諦三:
はい

相談者:
母が、他界して、

加藤諦三:
はい

相談者:
心にすごい穴が、空いた気分で・・

加藤諦三:
それはなんか、心に空洞ができるでしょうねえ。

相談者:
う、そうですね。

加藤諦三:
どうやって、自分を、立ち直らせて行きました?

相談者:
やっぱり支えてくれた妻がいたので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
ま、なんとか、ま、立ち直れればなと思って・・

加藤諦三:
はい

相談者:
やってたんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
母が他界して、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、半年ほど、将来、の設計がですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
立てられなかったんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
妻がその間(かん)、いろいろ、将来についてどうしたいこうしたいとか・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
話し合いはしたかったんですけど、それに、ま、わたしのほうが・・心に余裕がなくて応じられず、
先月ですね・・

加藤諦三:
あはい

相談者:
と、妻から離婚を切り出されまして、離婚したんですけども、

加藤諦三:
うん

相談者:
わたしはまだ普通に、

加藤諦三:
うん

相談者:
これからも、ずうっと、一緒に、いたいとは思ってたんですけど。

加藤諦三:
うん
で、その間(かん)、奥さんのなんか変化は気がつかなかったんですか?

相談者:
(苦笑)そうですね、気がつかなかったですね。

加藤諦三:
恋愛結婚でしょ?

相談者:
恋愛結婚です。
ただ、付き合った期間が、半年い、ぐらいで・・

加藤諦三:
半年?

相談者:
出会ったそのときにもう父が・・介護状態で、母親も、ちょうど妻と知り合ったときに、

加藤諦三:
はい

相談者:
末期癌の、もうほんと、ⅣのBていうステージで。

加藤諦三:
はい

相談者
そういったことも、理解して・・結婚したんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
わたしの立ち直りがですね・・

加藤諦三:
うん

相談者:
いつまでもくよくよ(苦笑)・・しててえ、
「あなたは将来、どうしたいのか?」って聞かれても・・「ちょっと今は、もうちょっと気楽に?・・生活していたい」と。
そういったことを半年間言い続けていたら・・ちょっと愛想尽かされた、感じですね。

加藤諦三:
はあー

相談者:
ただ、仕事も、その間(かん)もちろんしてて、

加藤諦三:
うん

相談者:
今まで以上、迷惑を掛けないように、しっかり、やって、

加藤諦三:
うん

相談者:
そこまで親の、死を、言い訳に、グダグダしてたってわけではないんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、実際もう離婚は、もうしてしまったので、

加藤諦三:
うーん

相談者:
前向きにポジティブに生きようとは・・笑おうとはしてるんですけど、

加藤諦三:
ふん

相談者:
ちょっと最近やっぱり・・ふと・・いろいろ考えると、もういっそのこと死んだほうが楽なのかもしれないって・・そういう感情が少なからずあるので・・

加藤諦三:
・・まあ、それは分かりますよね。
誰も、自分の、看取って、親しい人がみんないなくなってしまえば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
死にたいっていうより生きるのはもう辛くなって来たってことだね。

相談者:
辛いっすねえ。

加藤諦三:
うーん。そして、半年で結婚したっていうと・・ほんとに親しくなってからあ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚したわけではなくてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
なんかお互いの寂しさがあ、原因で、結びついたっていう点も、あったんじゃなあい?

相談者:
そうですね。母親がそういう末期癌ってなって、

加藤諦三:
うーん

相談者:
弟がいるんですけど、弟はもうすでに孫を、見せれてたんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
孫を見せたいっていう気持ちもすごい焦りの中であって、

加藤諦三:
うーん

相談者:
結婚するっていう、一つの、おっきい要因だったかもしれないです。

加藤諦三:
だから、恐らくう、30過ぎて、

相談者:
はい

加藤諦三:
1人でいて・・寂しさを紛らわすために・・結婚したけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの心の奥の底の底のほうでは・・自分の孤独っていうの通説に感じ始めたんじゃないの?

相談者:
おっしゃる通りだと思いますね。
妻も、いろいろ離婚するときに、

加藤諦三:
うん

相談者:
出会った当時、は、ま、やって行けるんじゃないのかって・・その程度のやっぱり、情熱しかなかったみたいで、

加藤諦三:
うん、あの、要するに女としての満足を求めながら・・

相談者:
うん

加藤諦三:
そっちのほうが中心で・・結婚したけれどもお・・

相談者:
はい

加藤諦三:
実を言えば・・満足は・・

相談者:
うん

加藤諦三:
もっと不満になっていた。

相談者:
そうだと思います
あー

加藤諦三:
・・ですから・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この結婚ね?大変失礼な言い方ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたのほうとしては、より孤独を、心の底の底では確認してしまった。

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さんのほうは・・女としての・・

相談者:
はい

加藤諦三:
欲求不満が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
もっと確認されてしまった。

相談者:
はい

加藤諦三:
もう別れたいと。

相談者:
・・あ

加藤諦三:
で、あなたのほうからすればそういう状況ですからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
死にたいっていうことは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
その感情は恐らくあなたの無意識の中の孤独感・・の表現だと思いますよ?

相談者:
そうですね、あの・・離婚して、3ヶ月の子猫をちょっと、迎え入れて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
子猫に救われてるっていうのは(含み笑い)恥ずかしながらまあるんですけど・・

加藤諦三:
いやあ、恥ずかしながらなんてこと、ことないよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
動物と・・人間との関係の研究っていうのはずいぶんあるんだけども、

相談者:
はい

加藤諦三:
心臓病なんかのお・・患者の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
治療がうまく、行くか、深刻化するか、犬を飼ってる人と、犬を飼ってない人との違いを・・ま、研究ってのはあるんですけどね?

相談者:
はい

加藤諦三:
犬を飼ってる人のほうが、

相談者:
はい

加藤諦三:
病気になったときも治りは、早いし、退院なら退院の期間が短いとかね?

相談者:
はい

加藤諦三:
動物と人間との心の触れ合いっていうの物凄く大きいんですよ。

相談者:
そうなんですね。

加藤諦三:
ええ
だからあなた今、あの、猫が一番大切なんじゃない?

相談者:
う、そうですね。その子が・・ま、幸せに・・いてくれればっていうか、ま、元気にいて、もらえるように・・

加藤諦三:
うん

相談者:
糧では、ありますね。

加藤諦三:
うん
だから、今日のそうすっと相談というのはあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
離婚は成立しましたと。

相談者:
はい
ただその心の穴がですね・・

加藤諦三:
はい、そ・・こ、心の問題として、死んだほうがいいというほど苦しいと。

相談者:
う、そうです。はい

加藤諦三:
どうしたらいいでしょう?っていうことですね?

相談者:
う、そうですね、ちょっと前向きに、なれるようなポジティブな、なんかアドバイスをいただければという・・

加藤諦三:
あーそうですか。

相談者:
ところです。

加藤諦三:
ポジティブな、アドバイスを、いただけると思います。

相談者:
アハ(苦笑)

加藤諦三:
そうなるように、あの、弁護士の野島梨恵先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「一遍に両親失くした男の立ち直りを妻は待てずともアクティブな癒やし方に太鼓判」への3件のフィードバック

  1. 今日の一言〜自分の人生を活性化する最も安易な方法は、他人を巻き込むこと〜
    ってお母さんのことだったのか。

  2. 相談の終わり辺りで、相談者が再婚の希望を仄めかしたところにゾワっとしたのは私だけだろうか。管理人さんが指摘した「欠席裁判」はKBCラジオの「テレフォン人生相談、でした」コーナーのことかと。川上と波田陽区らパーソナリティーが意気揚々と「もうちょっと相談者を待ってあげれば良いのに」という詭弁に、私も違和感あった。この人達、地獄に堕ちれば良いのに。
    相談者元妻が葬儀の手配、役所への手続き等多忙な一方で、相談者はただボサッとしていた。これでは離婚されても仕方ない。両親の看病、田舎移住後の近所付き合い。これらも相談者はどれだけ関わったのだろう。それを考慮すると、再婚希望な点にゾッとする。単に自分を介護してくれる人が欲しいだけだろうな、と。今後「舅姑無し家つき」という面が利いて再婚できたとしても、大事で相談者は動けるのか。妻が忙しく動く一方で、相談者が猫遊びと筋トレに勤しむ(現実逃避してる)のでは。
    それにしても、野島先生の「結婚二回は普通の人」には笑った。離婚案件に強い野島先生が言うくらいだから、実際そうなのだろう。それでも、相談者は結婚に向いて無いと思う。

  3. 自分磨きという言葉を男性が使ったのは初めて聞きましたが
    なかなかオツなものですね。

    猫を飼っているものとしては、猫が居るのに死にたいとか言うな!しっかりせえ!と言いたい。
    まとめると元奥さんには甘えすぎて去られたと思うのだが
    猫にまで甘えるんか!っちゅう話ですわ。

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