5歳筆頭に3姉妹のママの胸中。暴力の誘惑と心にもない「自分がダメだから」
(回答者に交代)
田中ウルヴェ京:
こんにちは、よろしくお願いしまあす。
相談者:
よろしくお願いします。
田中ウルヴェ京:
今一度確認をしたいのはですね、
怒りを、なくしたいのか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
それとも、怒りはあっても、行動に出ないようにしたい、なのか?、どっちがなんとなく、やりたいほうでしょうかね?
相談者:
ぐ、なくしてしまいたいです。
田中ウルヴェ京:
あ、怒りをなくしてしまいたい?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい。じゃあ、それをまず前提、で、進めて行きますね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
怒りをなくしたい・・が、目的だからこそ、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
怒ってしまうっていうのがあります(苦笑)。
相談者:
うーん
田中ウルヴェ京:
どういうことかというと。
本当は怒りの感情を、なくすことは・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
生きる上で、良くないことだというのが、
相談者:
はあ
田中ウルヴェ京:
所謂正論なんですけど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
その、怒りという感情の、使い方を、が悪かった、お母さまの目の前で、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
被害を受けた、経験をしたから・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
怒りという感情に対して非常に嫌な思い出があるんじゃないかな?って思います。
相談者:
人に、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
例えば・・怒りをぶつけてしまうと、相手え、にとっては理不尽ていうか・・
田中ウルヴェ京:
もちろん
相談者:
な目に遭ってしまうから・・
田中ウルヴェ京:
つまり、怒りのエネルギー自体を、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ぶつける・・以外に、ほかに何できると思います?
相談者:
あー・・
田中ウルヴェ京:
これを・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
感情の、調整力と呼びます。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
調整は、よく日本では・・コントロールなんていう表現で、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
間違って使われてしまって、感情の調整っていうと、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あ、怒らないようにすることねとか、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
落ち込まないようにすることねっていうふうに定義をされてしまうんですけど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
それって全然調整してなくて単なる、抑制なんですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あなたにとって・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
怒りという感情は・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ぶつけるか?、発散するか?・・抑制するか?という3種類しか、どうも、ないようで。
相談者:
そうですね、はい
田中ウルヴェ京:
ね。
それ以外の、調整力というものを、そもそも鍛えて来なかったという可能性はあります。
相談者:
あーあ
田中ウルヴェ京:
はい。なぜかというと、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
怒らないようにする、だと、本当の、怒りの原因をあなたは見つけられなくなっちゃうんです。
相談者:
あ、そうですね、はい
田中ウルヴェ京:
これ・・本当のあなたの怒りの原因て、何だ?とあなたは今思ってますか?
相談者:
・・えー?・・自分がダメだから。
田中ウルヴェ京:
自分がダメだから。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
自分がダメだからっていう回答をするということは、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
多くの場合・・その言葉によって逃げられるからなんです。
相談者:
あーそうですね、はい
田中ウルヴェ京:
ね。
「自分がダメだから」だと、
「そんなことないよ」って言ってもらえるか、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
「ほんとにダメだよ」って罵られるかのどちらかだと皆さん想像する場合が多いのですが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
「どうダメで、何が、どうあるとよくなるのか?」・・て質問した途端に分かんなくなっちゃうんですね。
相談者:
うんうん
田中ウルヴェ京:
つまり、あなたは、本当の原因は何だと思いますか?
相談者:
・・うーん、自分のコンプレ、ックスが刺激されるからですかね。
田中ウルヴェ京:
おー、コンプレックスが刺激される・・何をコンプレックスに持ってらっしゃいます?
相談者:
・・母親あ、の思った通りに生き、てない・・ことですかね・・
田中ウルヴェ京:
あー・・母の思った通りに生きてない。うん
相談者:
で、子どもに対して、愛されて・・自分で、自由に伸び伸び生きてほしいと思いとお・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
賢くう、なんでも、スムーズに・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
器用に生きてもらいたいっていうことの間(はざま)で・・
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
揺れ動い、てます。
田中ウルヴェ京:
うん、うん
ちょっと少し出ましたよね。
あなたの、良いところを最後に少し申し上げてもいいですか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あなたはすごく、自分がどのように、考え感じてるのかを・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
言語化することが上手です。
相談者:
あー・・ありがとうございます
田中ウルヴェ京:
なので・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あなた自身が、できれば・・ちゃんと言葉にするという意味では、つらつらと書き続けて行くことで、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あなたのコンプレックスの原因はなんなのか?っていうことを、まずあなた自身が・・きちっと知る必要はあります。
相談者:
うん、はい
田中ウルヴェ京:
なぜならば・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
琴線に触れ・・
相談者:
うんうん、はい
田中ウルヴェ京:
られると、みたいな話も出ましたが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
つまり・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
琴線自体が怒りの原因です。
相談者:
うーん
田中ウルヴェ京:
ただ注意点は・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お子さんに・・勉強などもスムーズに、とか、
相談者:
うーん
田中ウルヴェ京:
伸び伸び生きてほしいが・・ちゃんと育ってほしい・・
相談者:
うん、はい
田中ウルヴェ京:
というような表現が・・あったんですけど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
・・伸び伸びと生きるために必要な能力は・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
自分で、進んで・・目標を見つけ・・行動の継続ができる、子どもという・・のが一番伸び伸び育ちます。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
その意味では・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
絶対にスムーズな人生などでは・・こんな生き方はできません。
相談者:
・・ふうーん
田中ウルヴェ京:
スムーズな人など、1人も、いません。
相談者:
うーん、はい
田中ウルヴェ京:
あなたの人生、スムーズじゃなかったはずですよね?
相談者:
スムーズじゃなかったです。
田中ウルヴェ京:
うん。スムーズじゃなかったからこそ、学んだことたくさんありませんか?人生で。
相談者:
あります。
田中ウルヴェ京:
ですよね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そちらのことのほう、よっぽどお子さんに、心を込めて伝えてあげてください。
相談者:
・・はい
田中ウルヴェ京:
「ママごめんね、なんか怒っちゃったね」って、「でもこれって全然あなたのせいじゃないのよ」、「なんか少しカッとなっちゃったんだよね、どうしてかしらね」って・・「人生難しいねえ」って。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
で・・
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
お嬢さん達には・・あなたが一生懸命、あなたのコンプレックスと向き合っている、ゴツゴツした人生を生きていることを見せることのほうが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ほんとの意味の伸び伸び生きる、女の子たちに育ちます。
相談者:
んー、ぅん
田中ウルヴェ京:
絶対にスムーズな人生を送らせてあげようなんて思わなくていいです。
相談者:
はあ、はい
田中ウルヴェ京:
とても危険です。
相談者:
うぅん
田中ウルヴェ京:
自分の、ちゃんと学んで来た人生での、反省点と、良かった点を、一生懸命伝えることが子育てです。
相談者:
なるほど。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
ありがとうございました。
田中ウルヴェ京:
はい、一旦加藤先生にお返しします、頑張ってください。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
うるべさんの回答で初めて泣いた。スムーズにいく育児はない。試行錯誤する様を子供に見せていく。参考になりました!