嫌いな地元、嫌いな親元で引きこもる女24歳。やりたいことより日常の土台作りを
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今あ、大原先生にいいこと伺いましたね。あの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
今、あなた土台がなかったんですよね。生きる。
相談者:
うん
加藤諦三:
それで・・お父さんに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ちょっとキツいけれども・・
相談者:
はい
加藤諦三:
嫌われてたんです。
相談者:
うん・・そうだと思います。
加藤諦三:
・・すごい。
大原敬子:
うん、すごい。
加藤諦三:
ほんとのことを理解できる・・
大原敬子:
ねえ
加藤諦三:
てのは物凄い強いことです。
大原敬子:
そうです。
加藤諦三:
・・お父さんがお酒飲んで愚痴こぼしていて止まらない。
愚痴っていうのはあ・・攻撃性の変装した姿なんです。
相談者:
・・ああー
加藤諦三:
お父さんが家でお酒を飲んでいるときね?
相談者:
はい
加藤諦三:
「お前らのこと、みんな嫌いだー」って言ってるんですよ。
相談者:
・・うん
加藤諦三:
だけどそれが言えないの。弱いから。
相談者:
あー
加藤諦三:
で、あなたは、だから、こ、嫌われながらの、成長だったわけですからあ・・人との関係はうまくできませんよ。
引きこもってしょうがないです、それは。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・だけど・・あなたはあ、大切なこと学びましたよ?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
まず自分ん、のパーソナリティが矛盾してるってことが分かりましたね?
相談者:
分かりました。
加藤諦三:
・・そして、同時に・・矛盾に、さらに敵意があるということも分かりましたね?
相談者:
分かりました。
加藤諦三:
矛盾と敵意が・・結びついて、あなたの心理は今・・不安の心理なんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
今どうしていいか分かんないって不安なんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけれども、そこで、土台をしっかり生きるんだということを、大原先生に、教えてもらいましたので、
相談者:
はい
加藤諦三:
そこのところをきちんと、実行していってください。
相談者:
はい
加藤諦三:
これから24歳
大原敬子:
うん
加藤諦三:
「自立したいでえす」・・なんて軽く言うんじゃなくて。
自立したいという気持ちがあるけれども・・同時に一方で、自分は自立を拒否してるという、
大原敬子:
うん
加藤諦三:
自分はこういう矛盾した人間なんだっていうことを正しく理解することで、
相談者:
はい
加藤諦三:
24歳からの人生は開けて行きます。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
よろしいですね?
相談者:
はい・・ありがとうございました。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい
加藤諦三:
愚痴は、攻撃性が変装した姿です。
仮に大学受験合格しても、直ちに自立の切符が手に入る訳ではない。それこそ、管理人さんの仰る通りに、自身のマネジメントが出来てないと、大学生活は詰み易い。
この人、恐らく小学校から高校にかけても居場所は無かったのではなかろうか。被害者の演技、目的を有るように見せ掛ける技術、やらない理由を探す根気が飛び抜けている。
「嫌い」が「引きこもりしたい」を上回ったら案外就職活動は行ける。実は自分もそうだったし、相談者を過去の自分と重ねて見ている。第三者から見たら単なる我が儘な奴であると自省。
独親に育てられたのですね、この人が楽しく生きられるといいな