代襲相続人となった娘の半端ない叔母への不信。いぶかる相続放棄、疑う現金隠し
テレフォン人生相談 2021年7月3日 土曜日
本当は祖母のときもアンタら姉弟を交えないと遺産分割はできないんだけど。
まあ、預貯金だけだったんでしょう。
祖父の預貯金にしてもそのときと同じ。
叔母の行為は褒められたもんじゃないけど、故人の晩年に関わった特権なの。
問題にするにはゼロが一つ2つ足らない感じ。
法に照らせばアンタの主張は至極真っ当だし、亡くなってから懐に入れた叔母の相続放棄は取り消されないといけない。
でもそれって、相続人を増やすだけでアンタらにとってあんましメリットなさそう。
争ってもいいけど、労多くして功少なし。
失うもの(時間、費用、メンタル、関係性、etc.)多し。
そもそも、田畑を相続することと、農業を継ぐことは全く違うわけだが、どっち?
亡き父の職業、弟の今の職業は?
もし弟が農業をやってきたのなら、叔母らが相続放棄するかどうかなんて訊くまい。
継げば、再耕作して初出荷まで相当の出費だけがかさむ。
だから預貯金にもこだわるのは分からんでもないのだけど・・
そうなん?
相談者: 女35歳 夫35歳 姉と弟がいる 父は20年前に他界 父には3人の妹がいる 祖父は半年前に他界 祖母は3年前に他界
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えてください。
相談者:
えっと、35歳です。
加藤諦三:
35歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
同じ35歳です。
加藤諦三:
はい、分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
相続についてなんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
父が20年前に亡くなっておりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
祖母が3年前に、半年前に祖父が亡くなったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
その祖父母が亡くなって、ちょっと生じた問題、なんですけど・・
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしは、その、3人、えっと、きょうだい、姉と弟がいて、
加藤諦三:
はい
相談者:
えとお、父には、3人妹が・・おりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。で、えっと・・祖父が亡くなったあとに、弟が相続の話があると、あの、叔母たちに呼ばれて、
加藤諦三:
はい
相談者:
話を、しに行ったんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
そこで、相続人の関係図と・・あと、祖父所有の、家とか田畑・・などの一覧と、
加藤諦三:
はい
相談者:
それがどこにあるのかを示す、地図、をもらって、
加藤諦三:
はい
相談者:
「わたし達は相続放棄をするけど、あなた達はどうする?」と。
相続放棄・・
加藤諦三:
「わたし達」って、わたし達は誰で・・
相談者:
あ・・叔母・・達、3姉妹です。
加藤諦三:
叔母の話?、はい
相談者:
はい
で、ま、「相続、放棄してもいいし、しなくてもいいし」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
言われ、まして、
で、弟は・・ま、父が継ぐはずだった物なので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
相続の意思は、ありまし、たが、
加藤諦三:
はい
相談者:
その場では・・ちょっと明言を避けて。
その後やり取り、メールでする、ことになったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし達も、相続について・・初めて、自分に降りかかったので、
加藤諦三:
はい
相談者:
調べながら・・いろいろ考えていると、
建物とか田畑の、話(はなし)しかなかったことに、ちょっと不信感が出て来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、メールで、その、現金や預貯金・・とか保険、ま、借金・・など、ないのか?、と尋ねたところ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「ない」という、回答が・・来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
でも、ま、それでも不信感が消えることがなく、
銀行に・・祖父母の貯金の有無などを調べて・・あの、入出金の履歴とかの、調査もお願いしたんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
そうすると・・やはり、祖父母、どちらもちゃんと口座があって、
亡くなった次の日とかに、お金が下されてることや、
加藤諦三:
ええ
相談者:
祖母はもう、相続手続まで、済んでい、ることとか・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
分かったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その後・・相続放棄が完了したという、連絡を弟が、受けた、ということなんですけど、
加藤諦三:
弟が受けた、はい
相談者:
はい
わたしも話、を、聞いたり、メールで、とかしか、聞いてなかったので、
直接話す機会がなかったので、
祖父の家は隣りにあるんですけど、そのとき帰って来てたので、
話に行ったんですけど、
わたしの中で、その・・その土地は、結局、弟、が継ぐことになるので、
弟に負担、をかけたくないというのがあって、
やっぱり金銭的な面でもちょっと・・土地を継ぐ・・だけじゃちょっと不安が残るので、
その、お金もちょっと・・継がせて欲しい、な、ということを、叔母たちに伝えたんですけど、
・・やはり、お金はないということ・・
あと・・相続放棄を、なぜするのかがずっと腑に落ちていなくて、
で、その理由を、訊いたんですけど、
「相続放棄をするには」、その「期限があって、急いでしなければならなかった」と言われて、
で、「弟に、相続の話をしたときに」、その「すぐに『相続をする』と言ってくれなかったから・・も、相続放棄をする」と言われ、
・・で、「弟たちに話をするときから、相続放棄をする」って言っていたのに・・と訊くと・・
「そんなこと言っていないし、相続放棄、は、もう個人の問題だから」・・なんか話の、をすり替えられて・・
加藤諦三:
ええ
で、あなたの今日の、相談したいことというのは、どういう・・
相談者:
ああ、すい・・そうですね、すいません。
今後ですね、叔母たちと、もう一度話し合いを、話をしたいんですけど、
そのときに・・わたしのその、立場で、何が主張できるのか?
・・そういった・・
加藤諦三:
あ、あ、あなたは・・何を、望んでるわけですか?
相談者:
・・わたしはですね、
やっぱり、弟が、祖父母が住んでた家とか・・田畑を・・継ぐのはもう決まって、いるんですけど、
弟にその相続をすることで、負担を負って欲しくない・・ので、
えっと、
加藤諦三:
はい、分かりました。それじゃあ、要するにあなたは、
相談者:
はい
加藤諦三:
弟に負担をかけたくないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、わたしは・・今度、そのお、みんなして関係者が集まったときに、どういう主張ができるか?という、ふうに、
相談者:
はい
加藤諦三:
考えていいですか?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあのスタジオにべ・・
相談者:
はい、すいません。はい
加藤諦三:
弁護士の、中川潤先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
預貯金の心配ばかりしているけど、強欲なおばさん達(と相談者が思っているらしい)が相続放棄した土地って価値のあるものなのか借金などはないのか調べたのかな
管理人さんのイラストが分かりやすいです!
自分がどういう主張ができるか、という質問だったら、自分の疑念を裏付ける確たる証拠を集めて、突きつけるしか方法無いですよね。
その証拠を集めて、理論武装もして、叔母さん達に相対する事ができるかどうか?
土地だけ相続すると毎年の固定資産税を納めるのが大変。
田舎だと「負動産」になるので、相続放棄が手放すチャンスになりますよね。
リスナー歴がながいと、声質とか話し方とかが気になってきませんか?
気弱そうに話す裏をかいてしまう…。
叔母達とメールでやり取り?と、管理者さんの仰る通り、金額の桁が気になりました。
祖父の生前の年金の額によっては、100万単位はすぐ無くなるし、葬儀費用を考えれば、数十万はあっという間。
叔母達も悪気があるというより、相続放棄が妥当だと言っているのかも、ですね。