直すより伸ばせ。親の物差しでは測れない手に余る息子の外での評価は上々
テレフォン人生相談 2021年9月14日 火曜日
自分が否定されて嬉しそう。
だけど朝も夜も母親と食卓を囲むことはないんだよなあ。
夫婦の協力はお見事だけど、お母さんはお母さん。
夜ふかししたり、学校を休めば次男くんにはご褒美があるみたい。
母親とのかけがえのない時間。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男52歳 妻43歳 長男12歳 次男11歳
今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談でえす。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
次男・・えっと・・子どものことなんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
小学、ん、う、5年生・・11歳なんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
自分がやりたいこと・・
今井通子:
うん
相談者:
以外は、基本的には、やろうとしなかったりであったりとかあ、
今井通子:
はい
相談者:
ま、ゲームばっかりしてるんで、ゲーム機をちょっと取り上げたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
それを・・ま、隠し場所から、また見つけて・・取って来て、隠れてやったりとか。
眠いとなったら、どんなに起、起こしても、起きなかったりとか。
今井通子:
はい(苦笑)
相談者:
で、怒ると・・拗ねて部屋に籠って、布団に潜り込んで、そのまま寝てしまうとか。
うーん、そういった・・ん、こと、が、えー、いろいろありまして。
で、ま、きょうだい喧嘩、の末に、ま、兄が・・1つ上の、兄がいるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
ええ、それが・・泣いて、来たもんですから、次男をきつく叱ったところですね、
今井通子:
はい
相談者:
「これは虐待だから警察に電話する」って言うんで(苦笑)。
今井通子:
はい
相談者:
あの、「110やぞ」つって教えたら・・あ、ほんとに、掛けまして。
ま、警察が・・えー、来たこともありますしい。
今井通子:
はい
相談者:
夜中の11時頃に、隠れて、部屋をゲームをしてたもんですからあ、ま、厳しく、叱って・・
「もう、出てってまえ!」って言ったら、ほんとに、(苦笑)出てってしまったりとか。
え、そういったことも、おー・・あるもんですからあ、
今井通子:
はい
相談者:
ま、非常にちょっと、お、困っておりましてえ・・
今井通子:
はい
相談者:
で・・ま、学校お・・にも相談をするんですけれどもお、
今井通子:
はい
相談者:
学校では、ま、友だちも多くて、
今井通子:
はい
相談者:
ま、勉強も普通程度にはできてる、ようで。
ま、今まで、先生から、なんか呼び出しをくらったりとかあ、ま、悪いこと言われたことは1回も・・ないんです。
今井通子:
はい
相談者:
で・・ま、逆に、その、困ってるお友だちとかに、い、男女問わず声を、掛けてあげたり・・してるようなもんですからあ・・
今井通子:
はい
相談者:
ま、先生、からのウケは非常に、いいんですけれども・・
今井通子:
あー、なるほどね。はい
相談者:
はい
ただ、ま、その・・反面というか・・ま、家ではちょっと、そんな状態・・にな・・ってるもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
学校に相談しても・・
「取り越し苦労じゃないか」とかあ、
今井通子:
はあ、ああ
相談者:
あの「学校では問題ないんで」、えー「もう少し様子見ましょう」なんてって言われるもんですからあ、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、うー、役所の、児童そ、談所のほうにも、ちょっと相談に行ったこともあるんですけれども、
「親に『出てけ!』って言われたら、普通出て、きますよね」みたいなこと言われるんです。
今井通子:
あ、そうなんですか(苦笑)。
相談者:
え・・(苦笑)決してそんなことはないと思うんですけれどもお、
今井通子:
ふうーん
相談者:
はい
でえ・・先月の初め頃に2日、連続で学校を・・休みましてえ、
今井通子:
はい
相談者:
えー、夜中まで漫画を読んだり?・・
今井通子:
はい
相談者:
してたことが原因だと・・思う、うんですね。
今井通子:
はい
相談者:
でえええ、ま、うちは・・あの、わたしも妻も、自営業しておりますのでえ、
今井通子:
あ、なるほどね。はい
相談者:
はい
飲食店を経営してるもんですから、妻は。
今井通子:
はい
相談者:
あの、夕方に、出て、ま、夜中に帰って来るような生活をしてるんですけれども・・
今井通子:
はい
ええっと、そうすると、まず、あなたはおいくつですか?
相談者:
52歳です。
今井通子:
52歳
相談者:
はい
今井通子:
奥さまは?
相談者:
43歳
今井通子:
お兄さんは、えーっと、1年・・
相談者:
じゅ、12歳
今井通子:
12歳ですね?
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、男の子さんお2人?
相談者:
はい
今井通子:
はい
それで、おっしゃってたように自営でらして、
相談者:
はい
今井通子:
えー、奥さまが・・飲食店をやってらっしゃるの?
相談者:
あ、そうです。
今井通子:
で、あなた自身は?
相談者:
あ、わたしも、自営業しております。
今井通子:
はい
ご一緒に?
相談者:
別々です。不動産業しております、わたしは。
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、
相談者:
ですので・・
今井通子:
うん
相談者:
ま、比較的その・・時間、は、自由が、きくもんですから、
今井通子:
はい
相談者:
わたくしが・・ま、買い物して、夕食う、を作ったりと、であったりとか、
今井通子:
うん
相談者:
ま、習い事の送迎をしたり、
今井通子:
はい
相談者:
いー、して・・います。
今井通子:
そうですか、そうすると・・
相談者:
はい
今井通子:
どちらかというと・・お母さんよりお父さん・・が・・いろいろ面倒を看ている家庭ね?
相談者:
・・そうですね。たぶん、普通の家庭とは逆、になってる感じでしょうか。
今井通子:
ですね?その・・
相談者:
はい、はい
今井通子:
買い物したりお食事作ったり・・
相談者:
ええ・・はい
今井通子:
で今、お話をお聞きしてても・・お詳しいですもんね?
眠いと起きないとか。
相談者:
あー(苦笑)そう・・
今井通子:
か、隠れてね?ゲームやってるとかって
相談者:
う・・
今井通子:
お子さんの、監視というか、お子さんを見守っているのはどちらかというとお父さんのほうね。
相談者:
・・あ、そうですね。
今井通子:
うん
相談者:
あのお、うー・・普段、も、夕方から・・夜中まで、妻は、おりませんのでえ・・
今井通子:
そうですね。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると・・お昼間はちょっと、奥さま寝てないと・・体持たないでしょ?
相談者:
そうですね。ですので朝も・・(苦笑)あのお、わたしが、子ども起こしまして、
今井通子:
うん
相談者:
で、朝ご飯食べさせて、学校に行かせるっていう感じです。
今井通子:
なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
はい
・・で、ご長男は、どうなんですか?、言うことをよく聞くいい坊や?
相談者:
う、そうですね。長男はあ、ま、勉強は、苦手なんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
言われればすぐ動けますし、
今井通子:
はい
相談者:
ま、次男とは・・ま、正反対・・
今井通子:
はい
相談者:
な、感じです。
今井通子:
・・なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
たぶんー、ご長男のほうが・・親御さんと親しいんじゃないかな?
相談者:
そうかも・・特に・・えーとおおお・・次男、を、ま、妊娠してる、際に、
今井通子:
うん
相談者:
切迫早産で3ヶ月ほど・・おー、入院をしておりましたのでえ、
今井通子:
はい
相談者:
あの、その間(かん)は、ずっとわたしが、妻の実家にお世話になって、おりましたもんですから。
今井通子:
うーん
相談者:
ま、そういった意味も、おー、あって、ま・・長男との関係のほうが、ちょっと、濃厚かもしれない・・
今井通子:
うん、なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
ていうようなことで、今日のご相談としては、
相談者:
はい
今井通子:
ご次男を、どうしたいの?
相談者:
・・やっぱり親ですのでえ、
今井通子:
ええ
相談者:
このまま・・うーん、の状態で・・えー、いいとは決して思わないもんですからあ、
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい。あのお・・やはり将来、的に・・にも、ちょっと心配・・なのでえ、
今井通子:
うーん
相談者:
どうしたらいいのか?ていうことをちょっと・・あのご相談させていただきたいかなと・・ま、父親としての関わり・・方というか。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
ま、学校でね?・・そのお、「取り越し苦労じゃないか」って言われちゃったりね(含み笑い)。
相談者:
あ・・ええ
今井通子:
「『出てけ』って言えば」役所でね、「出て行きますよ」って・・ヘ(苦笑)言われちゃうと・・相談相手、にならなかったですね。学校も役所も。
相談者:
&#△・・そ、そうなんです。そうなんです。そうなんです。
今井通子:
分かりました。じゃあ、ここでね?
相談者:
はい
今井通子:
ご、ご相談いたしましょう!
今回はですね、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願いいたします。
今井通子:
はい
(回答者に交代)
自分の子供に「褒めるところない…」
って衝撃的。なにかあるでしょ。笑
大人が隠したゲーム見つけてきただけでも「なんでパパが隠した場所分かったんだ?その推察力なら探偵になれるなあ!笑」って大袈裟に笑ってあげればよいのに。
学校では問題無いと言う判断
次男さんは年相応な普通の子供さんです。
何の心配もありません。
親として出来る事は、目先のことに捕われ無いで
叱ってばかりいるよりも
子供を長い目で見て待ってあげる事が大切です。
本ばかり読んで困った子だねえ!
絵ばかり描いて困った子だねえ!
野球ばかりやって困った子だねえ!
エレキばかりやって困った子だねえ!
レコードばかり聴いて困った子だねえ!
サッカーばかりやって困った子だねえ!
スケボーばかりやって困った子だねえ!
ゲームばかりやって困った子だねえ!
etc.etc.…
いつの時代も、親が理解できない遊びをする子供を悪く言うものだな。
相談者のお子さんは、学校の先生が問題ないと仰ってるのだからほっとけばいいのだ。
趣味と勉強を上手いことバランスよくやってる。
将来、要領よく仕事できそうじゃん
息子さんにゲームで勝ってから説教しようか。
年子で元来力の差がなく次男のほうが発達が早い兄弟関係が原因でしょう。
相談者は自我の未発達な長男のほうが素直で可愛く次男に問題があると思ってしまっている。
兄が弟にピーピー泣かされてそれを父親が叱りつけるって不健全ですよね。
なんとなくこの次男君は将来、何らかの事業始めて名を上げそう。
そして自分の会社に兄を雇って適正な仕事を与えて伸ばし、「やっぱりな~俺はガキの頃から兄貴はこういうのが得意だって解ってたんだよ」とか言いそう。
で、父親とは距離置いてそう(笑)。
学校では素行も悪いどころか、仲間を助けるような良い子で、成績もまずまずなら、なんの問題もない気がするけど。
隠したゲーム機を見つけたり、自ら110番するあたり、すごい利発。
将来大物になるのはこういう子では。
そうだ、次男よ
伸びるのだ
世の中には優れた人間と劣った人間がいて
劣った奴らは優れたものの価値を打ち消そうとアンチになる。
そうでもしないと生きていけないのだ
そのようなツマラナイ生き方を送らぬように
祈っているぞ!
昨日・一昨日の放送を聴いていて、個人的には一昨日の相談がパーソナリティー今井さん・ご相談相手三石さん、昨日の相談がパーソナリティー加藤さん・ご相談相手大原さんが正直良かったかなあという気がしました。
ゲームやりっぱなしの話でしたが、僕、正直ショックを受けて、途中聴くのをやめそうになりました。たまたま最近の新聞投稿欄で、タブレット授業に不信感を持つ60歳代私塾講師の投稿を思い出してしまいまして…。
あと、20年前の新聞投稿欄で、「IT大国よりも心の大国をめざせ」という高齢者の投稿も思い出してしまいました。これらの投稿を思うと、デジタルというか、ネットというのも、ちょっと考えものなのでしょうか。
確かに個性、パーソナリティーも大事と言えば大事ですが、やはりゲーム依存症に近いような感じさえあるので、ご相談者さんも精神神経科などに相談するなど、使い過ぎに気を付けるような治療があってもいいのでは?